2017/06/01 - 2017/06/02
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walkingmanさん
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四国88ヶ所霊場の写しのひとつ、知多四国88ヶ所を歩いてきました。かかった日数は7日。梅雨の時期なのに天気に恵まれ、むしろ暑いほどでした。
4,5日目は知多半島の先っぽから常滑まで歩きました。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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知多半島の先っぽ、師先の宿で6時に朝食を用意していただき、06:40にお遍路4日目をスタートしました。しばらくはおだやかな海を見ながら国道247号線を進みます。早朝は交通量が少ないので気持ちよく歩けました。
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番外霊場浄土寺。36番から3km。
ここは亀の寺らしいです。亀の像がデンと鎮座されております。 -
境内の紫陽花がきれい。もっとも、ここ連日晴れで雨の気配はありません。
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40番影向寺。浄土寺から3.8km。
境内に冷たいお茶の機械を置いてくれていたのがありがたい。お賽銭を少し多めに入れさせていただきました。 -
41番西方寺。40番から2.5km。
ちょうど工事中でした。 -
西方寺の前は海水浴場。泳ぐにはまだはやいですが、裸で焼いている人もいました。
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42番天龍寺。41番から1.3km。途中、軽い上り道です。
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境内に愚痴聞き地蔵様。ちゃんと耳を大きく作ってあるところが可笑しい。お顔も優しそう。
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43番岩屋寺。42番から0.7km。
大きな本堂。徳川家の紋がひるがえっているから幕府の庇護を受けたのかも。 -
いくつかの伽藍が並ぶ境内。どれも立派。手水場もしっかりしていました。
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番外霊場岩屋寺奥之院。岩屋寺から0.3km。
高野山の奥の院と規模は比べられないけれど、ちょっと似ている。苔むした墓石や深い木々。知多四国には南国の明るい雰囲気のお寺が多いのでここだけ異質。似たような寺院の連続にややマンネリ感を感じていただけに、いいアクセントになりました。 -
大宝寺への道。上り坂が数百メートル続きました。知多四国の道は概ねなだらかだけど、ここだけは坂らしい坂でした。
ガイドマップには『急な上り坂』と注記してあったけれど、そこまでではありません。 -
44番大宝寺。奥之院から4.8km。
ここも山の中の寺。木蓮で有名らしいけれど花の季節ではないので参拝者は僕だけ。境内は静かです。写真の仏様になぜだか惹かれました。決して技巧的ではなくて細工もあまいけれど、なんか好き。 -
45番泉蔵寺。44番から2.4km。
境内で一緒になったお遍路さん。読経のあとに尺八を吹きだした。平成の虚無僧?。四国遍路をしたときには鐘やほら貝を持参している人を数度見かけたことがあるけれど、尺八おじさんは今回がはじめて。 -
46番如意輪寺。45番から0.8km。
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この黒い箱の中は香炉。四辺のふたがパカッとあくようになっていて風の影響が少ない向きの蓋を開ければ三方が風よけになるという仕組み。
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蓋を開けるとこうなります。雰囲気がでない気がしないでもないが、風の強い日には線香に火がつかなくてイライラするからいいアイデアだと思いました。
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この石段の上が持宝院。大変な階段のように見えるけれど、たいしたことはない。
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47番持宝院。46番から1.1km。
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48番良参寺。47番から4.2km。
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伊吹の木の根元にあらわれた幹のこぶが子供を抱いているように見えるところから子抱観音とされています。確かに子供を抱いているように見える。これに気がついた人はいい感性をもっているね。
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吉祥寺への道。ちょっとだけ木々に囲まれた暗い道がありました。自然っぽいけれど、残念なことに足元はコンクリート。
知多四国は行程の99.99%は舗装路。やっぱり土道がいいなあ。僕はお寺参りよりも歩く過程を楽しみたくて知多四国に来たので、舗装路ばかりというのはかなりがっかりでした。 -
49番吉祥寺。48番から2km。
お賓頭盧様はあちこちで見かけますが、こちらのは姉さんかぶりをしていました。作ったのは地元の人かな?。愛情が感じられます。 -
56番瑞境寺。余分なものがない美。49番から0.6km。
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52番密蔵院。52番から0.2km。
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大師堂の注意書き。扉を少しあけておいてくださいという掲示は珍しい。小動物の侵入を防ぐために扉を閉めてくださいというのはしょっちゅう見かけるのだけれど、逆に開けておいてというのは初めてです。
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53番安養院。52番から0.3km。
このあたりはお寺の密集地帯で、札所間はわずかな距離しかありません。 -
50番大御堂寺。53番から0.2km。
ここと51番の野間大坊は同じ敷地。 -
51番野間大坊。ここは大きな寺。参拝者は多そうだけど、僕にはイマイチの印象。というのは…
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お守りが20種類以上はある。こういうのを見ると儲け主義にはしっているような気がして一気に冷めてしまう。
『交通安全』や『受験守り』はいいとして、『ペット守り』ってペットに付けるの?。『孫授かり守り』って息子(娘)夫婦には大きなお世話だったりして。『部勝守り』ってクラブ活動と掛けてる?。年配者とか学生とかターゲットを絞って、受けそうな種類のお守り袋を作っているところに商売っ気を感じてがっかりするのは僕だけでしょうか。さらにわからないのは『夢守り』とか『へのかっぱ守り』とか。勢いで作っちゃったのかな。 -
如意輪寺にも同じのがあったけど、あっちは無料だったぞ。チョコチョコって回して100円!。
お遍路4日目は野間大坊までの予定だったけど、体力は残っているし、時刻もまだ16:50なので、もう少し進むことにしました。 -
55番法山寺。51番から1.3km。
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お納経受印のすすめ。隣のイラストがかわいい。
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17:50に知多奥田駅に着きました。55番から2.1km。
この近くにも札所があるのだけれど、18時ギリギリになってしまうのでお参りは明日にしました。
今夜は半田泊まりなので列車で移動します。内海・野間地区にも宿はあるのだけれど、一人で泊まるに適当な宿がみつからなかったので、半田に宿をとりました。知多四国はわりと交通の便がいいので、比較的短時間で都市にアクセスできる。今回の旅では宿はすべて前日に予約をとりました。仮に近くの宿が満室でも名古屋まで出てしまえばいくらでも泊まるところがあると思うと、前日手配で十分だと思います。
半田で泊まったのはまたもやサンポートホテル。
4日目は約33km歩きました。 -
翌日、名鉄で知多奥田駅へ戻ります。
お遍路5日目、最初は07:30に57番報恩寺。 -
国道247号。案外交通量あり。
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今回のお遍路は毎日天気に恵まれました。今日も晴れ。気持ちよく広がる海と空の間に挟まれてセントレアが見えます。
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番外霊場曹源寺。57番から7.7km。
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58番来応寺。曹源寺から0.2km。
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ぽっくり地蔵。ぽっくりあの世へ行けるようにお願いするのだそう。首が埋もれています。
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59番玉泉寺。58番から0.2km。
きれいなお花。 -
多くのお寺でソテツを見かけました。知多は暖かいのですね。
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60番安楽寺はちょうど工事中。邪魔にならぬようチャチャッとお参り。59番から1.5km。
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61番高讃寺。60番から2.2km。
こちらの仁王様の腕はパワフル。 -
天井に明治36年の西国巡礼の板絵が奉納されていました。
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こちらは昭和11年。明治の絵と見比べると服装の変遷が興味深いです。
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62番洞雲寺。61番からは1km。
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イナックスライブミュージアムは62番から常滑の中心部にむかう途中にあります。イナックスの企業ミュージアムなのでタイルに関する展示が主。世界のタイルがありました。僕には意外と面白く感じたけれど、陶器に興味があるかないかで評価がかわるんじゃないかなあ。
写真は世界最古のタイル。どうやって判定したの?。 -
染付便器のコレクションなんて、陶器メーカーならでは。
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朝顔柄の朝顔便器というは、ひょっとして洒落?。
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お遍路に戻り64番宝全寺。62番から1.8km。
雑草が目立ち残念な境内。 -
燭台も残念。垂れたロウがこびりついている。
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63番大善院。64番から0.7km。
いぶきの大木が大きく枝を茂らせています。 -
寄り道して常滑民族資料館。焼き物の製作に用いられた、機械化が進む前の道具がたくさん展示されていました。土を掘る道具や運ぶ道具、陶器の形を作るための道具など。入場無料です。
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65番総持院。63番から0.6km。
62番からしばらくは常滑の市街地にある札所を巡っていくのですが、町の中心部にかかわらず、階段や坂が多いです。暑い時間帯ということもあって、ちょっと疲れました。道が入り組んでわかりにくいのも疲れの遠因かも。 -
常滑観光の名所のひとつ、土管坂。インスタ映えしそうな場所だけに、若い女性達が写真を撮るのに夢中でした。
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常滑のシンボル、大きな招き猫。
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招き猫の裏はちょっと悲しい。
常滑市街でこの他にも陶器の店とか窯元をのぞき、観光を楽しみました。 -
再び歩き遍路へ。午後から風がでて、しかも向かい風の中を1時間近く歩いて体力消耗。
幟のはためき具合からも風の強さがわかります。 -
66番中之坊寺。65番から5.2km。
実際には常滑市内を観光で回り道しているので、8kmほどは歩いたかなあ。 -
陶器でできている。さすが常滑。
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67番三光院。66番から1.1km。
時刻は17:30。今日はここまで。 -
今日の宿はこちら。見た目は古そうだけど部屋は改装されていました。
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ここは大野町駅のすぐ近くの宿で交通は便利だけど、周辺に店がないという情報があったので、(駅そばだから店がないというのはちょっと信じがたかったけれど)、保険のつもりで途中でハンバーガーやおにぎりを買っておきました。歩き遍路中はできるだけ軽い荷物で済ませたいで、食べ物の持ち歩きはしたくないのだけれど。
実際に大野町駅に来ると、駅前に居酒屋が1軒あるだけ。駅周辺に住宅もたくさんあるのにコンビニがないなんて意外。保険をかけて食べ物を用意しておいてよかった。
5日目は常滑観光を含めて約25km歩きました。
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知多四国2017
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