2017/05/10 - 2017/05/10
30位(同エリア835件中)
sio爺さん
5月の東京訪問の続編になかなか着手できなかったが、ようやくまとめてみることにした。ダイジェスト版は既にアップしているので、続編としては訪問地を個別に掲載していきたい。
今回は東京国立近代美術館で、ここは何といっても展示作品の多くが撮影可能というのがいい。特別展のほかに所蔵作品展をやっており、常設展示とは違うようだが、展示する作品数もけっこう多く、作品のレベルも高いと思う。藤田嗣治のほか、鏑木清方や上村松園の作品も展示されているのは驚いた。
- 旅行の満足度
- 4.5
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メトロ竹橋駅で降りて、少し歩くと見えてくる。
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ここで入場券を購入。
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冨田溪仙 ≪紙漉き》
この大作がいきなり迎えてくれる。 -
加山又造 ≪春秋波濤≫
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原田直次郎 ≪騎龍観音≫
この作品は重要文化財に指定されている。 -
和田三造 ≪南風≫
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中村彝(つね)≪エロシェンコ氏の像≫
重要文化財指定。 -
関根正二 ≪三星≫
三星とは冬の星座、オリオン座の中央に並ぶ三つの星のこと。三人は左が姉、右が恋人、中央が関根自身ともいわれている。(以上、作品解説文より) -
古賀春江 ≪海≫
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安井曽太郎 ≪金蓉≫
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館内では、このように展示されている。
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星野空外 ≪春≫
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岸田劉生 ≪自画像≫
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岸田劉生 ≪道路と土手と塀≫
重要文化財指定。 -
萩原守衛 ≪女≫
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萩原守衛 ≪女≫
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萩原守衛 ≪女≫
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高村光太郎 ≪手≫
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ポール・セザンヌ ≪大きな花束≫
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アンリ・ルソー
≪第22回アンデパンダン展に参加するよう芸術家達を導く自由の女神≫ -
パブロ・ピカソ ≪ラ・ガループの海水浴場≫
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ナターリア・ゴンチャローヴァ ≪スペイン女≫
インパクトがあった。 -
藤田嗣治 ≪自画像≫
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藤田嗣治 ≪五人の裸婦≫
藤田嗣治は1920年代のパリで大成功を収めた画家。人気の秘密は、まるで日本画のようなしっとりした白い下地と細く美しい墨色の線描で。この作品にもその特徴がよくうかがわれる。
五人の女性はそれぞれ、布を持つ=触覚、耳を触る=聴覚、口を指す=味覚、犬を伴う=嗅覚と、人間の五感を表すともいわれる。中央を占める女性は、絵画にとって一番重要な視覚。(以上、作品解説文より) -
藤田嗣治 ≪動物宴≫
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長谷川利行 ≪岸田国士像≫
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上村松園や鏑木清方の作品が展示されている会場
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川崎小虎 ≪萌出づる春≫
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上村松園 ≪母子≫
作品解説には「一点の卑俗なところもなく、清澄な感じのする母子像を追及した松園による母子像」と記載されている。
「序の舞」(東京藝術大学蔵)に次ぐ、二点目の重要文化財指定。 -
大作が並んでいる。
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鏑木清方 ≪木場の春雨≫
鏑木清方の作品が二点、鎌倉の美術館では決してできないが、堂々と撮影できる。 -
鏑木清方 ≪晩涼≫
作品解説によると、描かれるのは泉鏡花の小説「きぬぎぬ川」のラストシーン。
惜しむらくは、作品の画像はもっと大きく撮るべきだった。掛け軸の大きさに合わせると、このようになってしまった。 -
寺島紫明 ≪三人≫
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ガラスケースに作品が8枚、展示されていた。
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どれも見事な作品だ
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今回は絵画を中心に見たが、見応えたっぷりだった。
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