さわやか東北大縦断・前半

2017/06/22 - 2017/06/23

「２泊３日北東北４県を大縦断して驚きの価格！！」に釣られて申し込み。
母への誕生日プレゼントと言いながら自分も楽しんでいるのですが…

旅行するなら東北へと思いつつ、高齢の母を連れての旅となると、制約が多くて悩むところ。
私の運転では東北までは遠すぎる。現地でレンタカー利用も慣れない車では大変そう。
結局、静岡発着、往復東北新幹線利用のツアーに参加となりました。
このツアー、宿泊は２泊とも温泉ホテル。
行ってみたかった白神山地十二湖が入っている。
静岡発着なので地元の駅から新幹線に乗ればOK.
添乗員さんも付いていて安心。
さあどんな旅になるのでしょうか？
表紙は五能線車窓からの日本海の海岸。海上には雲が出てちょっとどんより。

エリア 白神山地(青森)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

福島からはバス。このバスに乗って3日間の大移動。
このバスのガイドさんが上沼恵美子と綾小路きみまろを足して２で割ったような方。３日間バスの中では笑いっぱなし。
乗り降りの時に必ず声をかけてくれる感じのよいドライバーさんとゆかいなベテランガイドさんで旅が何倍にも楽しくなった。

ツアー参加者は平均年齢67,8歳ぐらいかな？
皆元気な中高年。また珍しく男性の方が多い構成。
母が一番の高齢者。
最初の訪問は仙台郊外の大崎八幡宮。

半年間の罪穢れを祓い清め、茅の輪をくぐり、延命長寿を祈願する。
水無月大祓式が6月30日に行われるそう。
私たちも羽のくぐり方の説明を読んでやってみた。
ご利益があるといいのですが・・・

水無月大祓式
「この神事は、 私たちが一年間無事に過ごすことを祈念して６月と１２月に行われております。 特に一年の半分にあたる６月30日の大祓式は古来より「水無月の祓」ともいわれ、「水無月の夏越の祓する人は千歳の命のぶとこそきけ」 とうたわれてまいりました。皆様方の無病息災を祈り、ご案内致しますのでお申し込みお待ちしております。」神社のHPより

国宝の御社殿。

仙台から東北自動車道、秋田自動車道を経て角館へ。
この時点でもう４時半。３０分ほどの散策タイム。
足の悪い母と私で人生発の人力車体験。
説明も楽しくすてきな１５分間になった。
料金3,000円。

足の悪い母のために人生初人力車。
引き手はベテランお姉さま。
説明も良かった。
暑くもなく寒くもなく快適人力車。
15分はあっという間。

移動距離が長いので時間もなく田沢湖は車窓見学で
初日のお宿は駒ケ岳グランドホテル。
山のお宿で写真はないが、温泉の泉質は良かった。
難は湯の花が汚らしい感じのこと。
浴槽の底はぬるぬるで気にする人は入れないと言っていた。
部屋は足の悪い母のために和洋室を用意してもらえた。
特にリクエストした訳ではなかったのに優しい添乗員さんの配慮に感謝！

夕食は「秋田三大肉食べ比べ御膳」

朝食はゆったりと。
お魚が美味しかった。

2日目。
できれば乳頭温泉にも入りたかったけれど、やっぱり7時出発のオプションはきついのでパスした。
オプションのために遅めの出発だったので、朝食バイキングもゆったり。
青森県に向けて最初に寄ったははたはた館。
ここでお弁当を積み込み車内食。

鶏飯のお昼。とっても美味しかった。
でも昨日も今日も車内でのお弁当はきつかった。
テーブルのあるところでゆったりと食べたい！

やってきました白神山地。キュロロというレストハウスが散策の出発点。
お目当ての青池までは６００メートル１０分の道のり。
バスガイドさんが案内してくれた。

青池は本当に青い。
小さな池。

手すりがあって上にも展望台がある。上からの撮影。

添乗員さんがブナ林の散策コースを案内してくれたが、私たちは来た道を戻る。
これはお隣の鶏頭湯ノ池。こちらは広い池。

新緑が美しい。
水の色もエメラルドグリーン。

バスは青池を後にして、次はお楽しみの五能線乗車。
十二湖駅からの乗車。

これが私たちが乗ったローカル列車。身延線と同じワンマンカー。

車窓からの風景。
ちょっと雲が多くて残念。
でも波もなく穏やかな日本海。
列車は「身延線と同じ」と言う人もいたけど、身延線の車両はもっと近代的。

途中でリゾート白波とすれ違う。
あちらは豪華な車両。

降車駅「あきた白神駅」近くの海岸線。

再びバスに乗り今夜のお宿泊地「湯瀬温泉」を目指す。
途中休憩に寄ったレストハウスに隣接した大太鼓の館。
このあとまさかの道間違いで30分のロス。
工事中の高速道路が多くてドライバーも大変。
お宿到着は7時過ぎになり、食前の温泉はあきらめて即夕食。