野鳥観察vol.8 今年もやってきたコミミズク

2017/02/04 - 2017/02/04

毎年淀川河川敷にやってくるコミミズクたち。3年目となる今年も渡ってきてくれました。
毎年このシーズンが楽しみなのですが今年は様子が違いました。

予想していた通り、いつもの場所は雑草が高く生い茂り、狩りには不向きになったせいか個体が分散して河川敷のいろいろな場所で目撃されていたようです。

今シーズン、最も人気の高かった某ポイントに2週連続で訪問してみました。理由はわかりませんが、結局すぐにこのポイントから姿を消してしまいました。常連さん曰く、「今シーズン中、このポイントで最も飛んでくれた日が（私も訪問した）2月4日だった」そうなので、とてもラッキーでした。

その2月4日の模様が中心になっています。

エリア 高槻・島本(大阪)

年が明けて2017年。
ここ数年、毎年現れている場所に今年も飛来していました。

今年で3年目ですが、この通り雑草が生い茂り狩りもしにくくなっているはずです。

音を頼りに狩りをするため、開けた草原を好む生き物なのでこの状態では狩りは難しかったと思います。

案の定、今年はこの場所から早めに姿を消しました。

今年はなかなか近くに留まってくれませんでした。

この写真は陽が沈んでから明らかに人為的に折られた木に留まったときに撮影したものです。

誰が何のためにこんな木の切り方をしたんでしょうね。。。
コミミズクを見やすくするためなんでしょうけど・・。

毎年飛来する場所から南へ10kmほど南下したポイントに居ついた個体がなかなか素晴らしいということで、行ってみました。

この日は気分が乗らなかったのか、陽が沈んでからひょっこり現れました。

陽が沈んでからなので、高感度撮影開始です。

やっぱり毎年見ても全く飽きませんね、コミミズク。

関西に移住してから、本当に自然が近くなって有難いかぎり。

QOLがかなり改善されました！

2月4日に再訪。

まだ15:00だというのに、夜行性のコミミズクが至近距離を飛び回っていました！

この日はまるでカラスのように至近距離で観察できました。

そして周囲に人工物が多いので例年にはない写真も楽しめました。

観覧車とコミミズクの絡みは珍しいかも。。

この日もこの木に留まりました。お気に入りのようです。

よくこんなに人が多い場所に居ついたものです。周囲はカメラマンの他、ジョギングや散歩を楽しむ近隣住民でいっぱいでした。

場所を変えました。少し羽角が立ってますね。

遊歩道沿いに留まっているので、ジョギングしている人が何と2mくらいの距離からスマートフォンで撮影していました。かなり人馴れしている、または警戒心が薄い個体のようです。

続いてはイオンの看板との絡み。

ビル群をバックに。

この場所を選んだのは餌が豊富にあるからだとは思いますが、本当に意外な場所に現れて驚きました。

違う角度から。空抜けになってしまいましたが。

そろそろ陽が沈む時間です。

夕陽を浴びるコミミズク。

鉄塔をバックに。

割と愛嬌のある個体でした。

フクロウ類の観察はこの時間帯から面白くなってきます。

高感度撮影開始です。

下手でもいいので、都心部に生きるコミミズクならではの写真を撮りたいなと思いました。

後ろにある鉄塔に明かりが灯りました。

ずっと飛ばないでいてくれたおかげで、何とか鉄塔のライトと絡めて撮影することができました。

写真としての出来はさておき、珍しい光景を撮影することができました。

来年もこの周辺に飛来してくれたら嬉しいですね。