雨と風と虹の島、冬のラロトンガ旅行

2017/06/15 - 2017/06/21

UAマイラー、25000マイルで行ける桃源郷。

オークランドの右斜め上、ハワイの南下に位置する
クック諸島に行ってきました。

青い空、蒼い海、そよぐ潮風。。。
『抱いていた夢』は打ち砕かれ
灰色の空・白い海・吹き荒れる風。。。

ビーチでのんびりは出来ませんでしたが
それでも、雨の合間にやりたかったことをして
天気が今ひとつのわりには満足した旅行となりました。

宿は町の中心アバルアにある
簡易キッチン・バスルーム付き　
独立した離れの部屋
一泊\5000ちょっとのAirbnbを利用しました。

①　　6/15 【NH879 HND/SYD】 ★機内泊
②③　6/16 【NZ60 SYD/RAR】 ★機内泊/ラロトンガ泊
④　　6/17　ラロトンガ泊
⑤　　6/18(6/19) 【NZ45 RAR/AKL】 ★オークランド
⑥　　6/20　【NZ719 AKL/SYD】【NH880 SYD/HND】 ★機内泊　

1NZD＝\76 (2016.4)

エリア ラロトンガ島(クック諸島)

16日の朝、
シドニーに到着。

オパールカードに２０ドルを入金して
＃400のバスでボンダイ・ジャンクションへ。
そこで電車に乗り換えてシティセンターへ出た。

とくにしたいことも思いつかず
The Rocks（ザ・ロックス）から、
Milsons Point（ミルソンズポイント）までハーバーブリッジを渡る。

そのまま流れで昔住んでいた
ノースシドニー界隈をセンチメンタル・ジャーニー。

１６日、二度目の朝。
ラロトンガに到着。

フリーズドライの食品を幾つか持ち込んだ。

みなさん、それぞれのお出迎えの人たちと合流。
私は自力。

ふと見ると、到着フロアーに
Polynesian Rental Cars & Bikesのオフィス。
スクーターを借りたいこと申し出ると
アバルアの店舗まで送ってくれた。

ここで手続き。
ヤマハ・シグナス125CCをゲット。

15NZD＋1NZD(ヘルメット代)
2日間で32NZD
保証金*50NZD

島には
鮮明な色の花がよく似合う。

雨が上がるとつかの間、青空

でも、雨雲はこってりと覆いかぶさり
ときどき虹のアーチを作った。

雨にぬれながら
スクーターを走らせる。

一周３２ｋｍ
制限速度50キロ

あおってくる車は皆無

幹線道路を外れて中に入ると
ダレもいない砂利道

でも、ベコさ、いた。

もさもさの木

なんだか嬉しそう。
植物にとっては恵みの雨

ここ数年
ラロトンガの交通法が一新したよう。

以前はバイクの免許がなくても、比較的簡単に借りられたスクーター、
現在、国際免許でバイクのライセンスを提示するか、
警察署に行って筆記と実技のテストを受け、免許を取得しなければ
ならなくなった模様。
そのコストも以前よりも高くなったと聞いた。
ツーリストにはヘルメットが義務付け。

今回、中型二輪の国際免許を持参した。

土曜日のみ開かれる
プナンガ・ヌイ　カルチュラル・マーケット

ここで朝から
チキンとフライドポテトをがっつり頂く。

おすそ分けをひそかに待つ
お行儀のいい犬

人々の
交流の場、マーケット

空港脇の横道にある畑側エンド。

ラロトンガでぜひやりたかったこと。。。
そう、ここはラロトンガのマホビーチ?

ここから、空港が丸見え。
搭乗が完了したとか
機体の様子が伺える。

ひとりで待っていると……。

タキシング最中に
オージーご一行様、ジョイント

飛行機も人も準備万端!

と思ったら
滑走路脇、パトカーが監視していたので
フェンスから少し離れた。

さぁ
ボーイング 787-9型機（ドリームライナー）
その威力はいかに!?

止めてあったスクーターが根こそぎ

マホビーチを彷彿

みんな、見事にぶっ飛ばされて
満足顔で散っていった。

トンガもそうだったけれど
天国って本当にありそうな気になる
明るいお墓。

聖なるブラック・ロック付近で
たそがれるラロトンガの人

あいまいなサンセット

日曜日
最終日にして朝からすっきり晴れた。
残念だけど今日の午後、この島を後にする。

午前中
宿から歩いて行ける教会に……。

白で盛装した子供たちがたくさん。

そよ風と生演奏が心地よい
とにかく陽気なミサだった。

日曜日も運行している時計回りのバスに乗り
島を一周しながら空港へ向かおうとしたら
ご家族連れに声をかけられ
逆ヒッチで空港まで。。。

早く着き過ぎたけれど
心が柔らかい人がいっぱい、ラロトンガ。

ムリビーチでもなくフルーツ・オブ・ラロトンガでもなく
唯一、まったりしたのが
最終日、搭乗を待つ間の空港前に広がる海でした。

昨日とは反対の海側エンドからテイクオフ

なんだか、すべてがのんびりしていて
文明の利器、ネットからも解き放たれ、
しばし無になれた３日間。

海以外でも
結構楽しめた懐の深い島でした。

さようなら、ラロトンガ。
Meitaki Maata

オークランド
そそくさと入国し、空港ホテルにチェックイン。
そしてスーパーのcountdownへ一直線。
実はここでの買い物をとても楽しみにしていました。

今度いつニュージーランドに来られるかわからないので
ARATAKIのはちみつとWhittaker’sのチョコレート
そしてクッキータイムをプチ大人買い。
値段も手ごろなLINDAUERのスパークリングワインも免税範囲で。

翌朝、預け荷物と手荷物をずっしりさせ、
シドニー経由で帰国しました。

北半球で連発している物騒なこととはまるで無縁
楽園のような冬のはじまり南半球のほほん旅でした。



　　　　　　　　　　　　　　　　　　終わり