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朝5時30分、マラテヤ着。<br /><br />早朝の町をぶらぶらしながらホテルを探し、テキトーなところを選んで飛び込む。<br /><br />それからホテルの兄ちゃんに情報をもらう。やはり2回バスを乗り継いで、そこからタクシーかツアーしかないらしい。<br /><br />この町からも団体ツアーは出ているけど、夜明けと日没専門だそうな。日没ツアーはもう間に合わないし、夜明けのツアーではあすじゅうにイスタンブールに入れない。<br /><br />しょうがない、現地で探そう。<br />

ネムルトからイスタンブールへ・空港に着いたら飛行機がいらっしゃらなかった件

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2017/05/18 - 2017/05/19

1位(同エリア31件中)

旅行記グループ コーカサス・トルコ単独行

6

31

鯨の味噌汁

鯨の味噌汁さん

朝5時30分、マラテヤ着。

早朝の町をぶらぶらしながらホテルを探し、テキトーなところを選んで飛び込む。

それからホテルの兄ちゃんに情報をもらう。やはり2回バスを乗り継いで、そこからタクシーかツアーしかないらしい。

この町からも団体ツアーは出ているけど、夜明けと日没専門だそうな。日没ツアーはもう間に合わないし、夜明けのツアーではあすじゅうにイスタンブールに入れない。

しょうがない、現地で探そう。

旅行の満足度
5.0
同行者
一人旅
交通手段
タクシー
旅行の手配内容
個別手配

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  • ドムルシュでまずはアドゥヤマンまで移動。<br />思ったより長くて、3時間ほどかかってしまう。<br /><br />緑豊かな平原を越えて、えんえんと走る。麦畑、それに牧草地が続く。集落がぽつぽつ現れる。<br />遠くに見える水系はユーフラテス川の支流だ。

    ドムルシュでまずはアドゥヤマンまで移動。
    思ったより長くて、3時間ほどかかってしまう。

    緑豊かな平原を越えて、えんえんと走る。麦畑、それに牧草地が続く。集落がぽつぽつ現れる。
    遠くに見える水系はユーフラテス川の支流だ。

  • なんとかバスを乗り継いで、正午前にキャフタとゆう町に着いた。<br />終点のオトガルでドライバーに尋ねる。<br /><br />「ネムルトに行くツアーはないか」<br /><br />「あー、だったらあいつだ」<br /><br />すぐ紹介してくれた。人のよさそうなオッサン。<br /><br />「ガイド付きで160リラだ」<br /><br />「ハウロングタイム」<br /><br />「4時間だ。ロングなら6時間」<br /><br />ショートとロングがあるんだ。なんだかヒトヅマフーゾクみたいな話になってきたなぁ。<br /><br />しかし4時間なら、きょうじゅうにマラテヤに帰れるな。ショートで行きましょうか。

    なんとかバスを乗り継いで、正午前にキャフタとゆう町に着いた。
    終点のオトガルでドライバーに尋ねる。

    「ネムルトに行くツアーはないか」

    「あー、だったらあいつだ」

    すぐ紹介してくれた。人のよさそうなオッサン。

    「ガイド付きで160リラだ」

    「ハウロングタイム」

    「4時間だ。ロングなら6時間」

    ショートとロングがあるんだ。なんだかヒトヅマフーゾクみたいな話になってきたなぁ。

    しかし4時間なら、きょうじゅうにマラテヤに帰れるな。ショートで行きましょうか。

  • すぐにクルマに案内される。<br />ドライバーはセラーツという青年だった。去ってゆくオッサンを指さし、<br /><br />「あれは俺のアニキだ」<br /><br />なるほど、兄弟でやってるわけか。<br />

    すぐにクルマに案内される。
    ドライバーはセラーツという青年だった。去ってゆくオッサンを指さし、

    「あれは俺のアニキだ」

    なるほど、兄弟でやってるわけか。

  • セラーツは、ピンクのシャツ、高そうなサングラスでキメた、シュッとした好青年だった。英語は片言なので、むしろ通じる。<br /><br />が、町を出たところで、クルマが急停止した。振り返ってセラーツがゆう。<br /><br />「今、日本人がヒッチハイクしてたぜ」<br /><br />マジですか、でもええではないか、旅は道連れ。<br /><br />「ノープロブレムだ、乗っけてやろうよ」<br /><br />駆け寄って来たのを見ると、若い女性だった。こりゃまたびっくりである。<br />窓から覗き込んで、<br /><br />「アイワントゴー・ネムルト」<br /><br />行き先、まさにそこなんですけど。ドンピシャなんですけど。<br />セラーツが<br /><br />「これはチャーターだ。50出せるか」<br /><br />うーん、と女の子が悩む。<br /><br />「なんなら、30でもいいぜ」<br /><br />ええとセラーツさん、ワシがチャーターしたクルマなんですけど。<br />でも彼女の方は30ときいて<br /><br />「オーケー」<br /><br />乗りこんできたんで、日本語で尋ねる。(→根拠はないが)<br /><br />「日本人かい?」<br /><br />女の子は助手席のハゲが東アジア人であることに驚いたが、綺麗な英語で<br /><br />「香港です、マイネームイズ・マーシャ」<br /><br />化粧っ気のない顔をほころばせた。<br />聞けば、アジアをヒッチハイクで旅してるんだと。高校卒業後、親戚がいるオーストラリアでバイトをして資金を貯め、1年半前にオーストラリアを出たそうな。<br /><br />「9月に大学に入ります。そこまで旅を続けます」<br /><br />陸続きで移動し、イランからやって来た。その前はイラクにいた。これからヨーロッパに行き、南北アメリカを見て、香港に帰るのだとゆう。<br /><br />ワシとセラーツは顔を見合わせる。にわかには信じがたい話だが、マーシャの無邪気な表情を見てると、どうも事実であるらしい。<br />

    セラーツは、ピンクのシャツ、高そうなサングラスでキメた、シュッとした好青年だった。英語は片言なので、むしろ通じる。

    が、町を出たところで、クルマが急停止した。振り返ってセラーツがゆう。

    「今、日本人がヒッチハイクしてたぜ」

    マジですか、でもええではないか、旅は道連れ。

    「ノープロブレムだ、乗っけてやろうよ」

    駆け寄って来たのを見ると、若い女性だった。こりゃまたびっくりである。
    窓から覗き込んで、

    「アイワントゴー・ネムルト」

    行き先、まさにそこなんですけど。ドンピシャなんですけど。
    セラーツが

    「これはチャーターだ。50出せるか」

    うーん、と女の子が悩む。

    「なんなら、30でもいいぜ」

    ええとセラーツさん、ワシがチャーターしたクルマなんですけど。
    でも彼女の方は30ときいて

    「オーケー」

    乗りこんできたんで、日本語で尋ねる。(→根拠はないが)

    「日本人かい?」

    女の子は助手席のハゲが東アジア人であることに驚いたが、綺麗な英語で

    「香港です、マイネームイズ・マーシャ」

    化粧っ気のない顔をほころばせた。
    聞けば、アジアをヒッチハイクで旅してるんだと。高校卒業後、親戚がいるオーストラリアでバイトをして資金を貯め、1年半前にオーストラリアを出たそうな。

    「9月に大学に入ります。そこまで旅を続けます」

    陸続きで移動し、イランからやって来た。その前はイラクにいた。これからヨーロッパに行き、南北アメリカを見て、香港に帰るのだとゆう。

    ワシとセラーツは顔を見合わせる。にわかには信じがたい話だが、マーシャの無邪気な表情を見てると、どうも事実であるらしい。

  • 緩やかな丘を登り、最初にたどり着いたのはカラクシュという遺跡。丘の上に石塔がにょっきり建っている。うーん、ようわからん。<br /><br />どうやらネムルトのツアーのコースに入っているらしい。

    緩やかな丘を登り、最初にたどり着いたのはカラクシュという遺跡。丘の上に石塔がにょっきり建っている。うーん、ようわからん。

    どうやらネムルトのツアーのコースに入っているらしい。

  • そこから10分ほど走ると「ローマンブリッジ」。<br />(あとで「地球の歩き方」を見たら「ジェンデレ橋」という名前だった)<br /><br />やはり定番の遺跡らしい。<br /><br />山を割った渓谷から流れ出る流れに、寄り添うように掛けられた石橋。

    そこから10分ほど走ると「ローマンブリッジ」。
    (あとで「地球の歩き方」を見たら「ジェンデレ橋」という名前だった)

    やはり定番の遺跡らしい。

    山を割った渓谷から流れ出る流れに、寄り添うように掛けられた石橋。

  • マーシャはおおいにはしゃぎ、セラーツに写真を撮ってもらっていた。<br /><br />「この川泳げるぜー、水着持ってきてるかい?」<br /><br />「持ってきてないですぅー」<br /><br />当然ながらワシにはそんなこと聞いてこない。<br />海パンは持ってないけど、なんでしたらフルチンで泳いで差し上げてもいい。<br />

    マーシャはおおいにはしゃぎ、セラーツに写真を撮ってもらっていた。

    「この川泳げるぜー、水着持ってきてるかい?」

    「持ってきてないですぅー」

    当然ながらワシにはそんなこと聞いてこない。
    海パンは持ってないけど、なんでしたらフルチンで泳いで差し上げてもいい。

  • で、なぜかワシがふたりの写真など撮ってあげるのであった。<br /><br />こらセラーツ、お前が一番楽しんでどーする。ちょっとまけろ!<br /><br />

    で、なぜかワシがふたりの写真など撮ってあげるのであった。

    こらセラーツ、お前が一番楽しんでどーする。ちょっとまけろ!

  • アルメサイアのレリーフ。これはワシも知ってる。<br />右のフルチンはヘラクレスで、左はコンマゲネの王様。<br /><br />つまりはギリシア神話の英雄と現実の王が握手してるわけですね。<br /><br />高さは3メートルといったところか。山の中腹にぽつんとある。

    アルメサイアのレリーフ。これはワシも知ってる。
    右のフルチンはヘラクレスで、左はコンマゲネの王様。

    つまりはギリシア神話の英雄と現実の王が握手してるわけですね。

    高さは3メートルといったところか。山の中腹にぽつんとある。

  • レリーフの真下にはトンネルが暗い口を開けており、その上にのっかた大岩にはびっしりギリシア文字が書かれていた。<br /><br />好奇心旺盛なマーシャは、カメラを構えてトンネルに突入を試みる。やめといたほうがいいよーお嬢さん。

    レリーフの真下にはトンネルが暗い口を開けており、その上にのっかた大岩にはびっしりギリシア文字が書かれていた。

    好奇心旺盛なマーシャは、カメラを構えてトンネルに突入を試みる。やめといたほうがいいよーお嬢さん。

  • 文字はなんとか判読できるけど、保存状態はそろそろ限界ではないか。<br /><br />しかしまぁ、キリストが生まれる前に書かれた文字が、ずっと屋外にあって、まだ読めるのだから、それもすごいなぁ。<br /><br />以前読んだ本に、考古学者がユーフラテスの沿岸を一生懸命発掘して、「世界最古の農業の痕跡」を探している、なんてことが書いてあったっけ。<br /><br />かつて、ここは世界の文明の最先端だったんだな、なんてことを考える。

    文字はなんとか判読できるけど、保存状態はそろそろ限界ではないか。

    しかしまぁ、キリストが生まれる前に書かれた文字が、ずっと屋外にあって、まだ読めるのだから、それもすごいなぁ。

    以前読んだ本に、考古学者がユーフラテスの沿岸を一生懸命発掘して、「世界最古の農業の痕跡」を探している、なんてことが書いてあったっけ。

    かつて、ここは世界の文明の最先端だったんだな、なんてことを考える。

  • クルマはずんずんと高度を上げる。やがて植物相が変わる。<br />耕地は尽き、荒蕪の地が始まった。<br />めざすネムルトダーウ(ネムルト山)は標高2000メートルにある。<br /><br />「冬季は閉鎖される」とあるから、ここらへんも冬は雪に覆われるんだろう。その雪がユーフラテスに注いで、「肥沃な三日月地帯」になるわけですね。

    クルマはずんずんと高度を上げる。やがて植物相が変わる。
    耕地は尽き、荒蕪の地が始まった。
    めざすネムルトダーウ(ネムルト山)は標高2000メートルにある。

    「冬季は閉鎖される」とあるから、ここらへんも冬は雪に覆われるんだろう。その雪がユーフラテスに注いで、「肥沃な三日月地帯」になるわけですね。

  • 町を出て1時間半、3人がに乗ったクルマはネムルトダーウにたどり着いた。<br /><br />ここら辺で一番高い山の山頂に、石を組み、神殿を作り、そして去って行ったナニモノかたちの遺跡だ。

    町を出て1時間半、3人がに乗ったクルマはネムルトダーウにたどり着いた。

    ここら辺で一番高い山の山頂に、石を組み、神殿を作り、そして去って行ったナニモノかたちの遺跡だ。

  • 強い風が吹いていた。それがまたむちゃくちゃ冷たい。さすが標高2000メートルだ。<br /><br />セラーツはふもとのビジターセンターにクルマを止め、<br /><br />「オレはここでメシを食うから、あんたたちだけで行ってきなよ」<br /><br />へいへい、と歩き出すが、これがまた長い上り坂だ。<br /><br />ゲンナリしてたら、ドルムシュが山頂近くまで往復6ラリで営業していた。<br /><br />結局、マーシャのぶんも出してあげる鯨の味噌汁(汚物系ハゲ57歳)。

    強い風が吹いていた。それがまたむちゃくちゃ冷たい。さすが標高2000メートルだ。

    セラーツはふもとのビジターセンターにクルマを止め、

    「オレはここでメシを食うから、あんたたちだけで行ってきなよ」

    へいへい、と歩き出すが、これがまた長い上り坂だ。

    ゲンナリしてたら、ドルムシュが山頂近くまで往復6ラリで営業していた。

    結局、マーシャのぶんも出してあげる鯨の味噌汁(汚物系ハゲ57歳)。

  • ドルムシュを降りてからも、のぼりが続く。ピラミッドの頂上をめざして登っている気分だ。<br />風は冷たいから汗はかかないけど、デブなので足が痛い。<br /><br />いっぽう、マーシャは若いうえに細身であるから、ひょいひょいと登ってゆく。<br /><br />お嬢さんお嬢さん、おじさんを、見捨てていかないでおくれ。

    ドルムシュを降りてからも、のぼりが続く。ピラミッドの頂上をめざして登っている気分だ。
    風は冷たいから汗はかかないけど、デブなので足が痛い。

    いっぽう、マーシャは若いうえに細身であるから、ひょいひょいと登ってゆく。

    お嬢さんお嬢さん、おじさんを、見捨てていかないでおくれ。

  • のぼりきると、突然、神殿に出た。<br /><br />ライオンだのワシだの女神だの、首だけの石像が、山頂にドスンと置かれている。<br />

    のぼりきると、突然、神殿に出た。

    ライオンだのワシだの女神だの、首だけの石像が、山頂にドスンと置かれている。

  • 石像たちは、全員が胴体から切り離され、みんな同じ方向を見つめていた。<br /><br />ここはコンマゲネ王の墳墓だそうだ。<br />だとしたらこの石像たちは王に殉死を賜った者たちの墓碑銘なのかしらん。

    石像たちは、全員が胴体から切り離され、みんな同じ方向を見つめていた。

    ここはコンマゲネ王の墳墓だそうだ。
    だとしたらこの石像たちは王に殉死を賜った者たちの墓碑銘なのかしらん。

  • 他に観光客の姿はなかった。山頂には警備員がひとり張り付いているだけだ。<br /><br />石像のはるか向こうに、山麓の村がちいさく見えている。

    他に観光客の姿はなかった。山頂には警備員がひとり張り付いているだけだ。

    石像のはるか向こうに、山麓の村がちいさく見えている。

  • どうやらヒマらしく、ライオンが低い声で聞いてくる。<br /><br />「コラそこのハゲ、どこから来た」<br />

    どうやらヒマらしく、ライオンが低い声で聞いてくる。

    「コラそこのハゲ、どこから来た」

  • いっぽう、マーシャは気持ちいいくらいコーフンし、写真を撮りまくり、ビデオも撮影していた。<br />自分の世界旅行を現在形で両親への報告も兼ね、動画サイトに投稿してるんだという。<br /><br />・・・若いっていいなぁ。これからキミは何者にでもなれる。<br /><br />などと感慨にふけりつつも、ふと気づく。<br /><br />マーシャが若いっていうより、ワシが年を取ったんだな。

    いっぽう、マーシャは気持ちいいくらいコーフンし、写真を撮りまくり、ビデオも撮影していた。
    自分の世界旅行を現在形で両親への報告も兼ね、動画サイトに投稿してるんだという。

    ・・・若いっていいなぁ。これからキミは何者にでもなれる。

    などと感慨にふけりつつも、ふと気づく。

    マーシャが若いっていうより、ワシが年を取ったんだな。

  • こいつらにあったら、今回の旅はオシマイだ。<br /><br />さあ、とっとと帰ろう。

    こいつらにあったら、今回の旅はオシマイだ。

    さあ、とっとと帰ろう。

  • マーシャとはメールアドレスを交換して、夕方の町で別れた。その夜、メールが来た。<br /><br /><br />This is Marsha, the girl from Hong Kong traveling for 2 years. <br /><br />Thank you so so so so so much for today! i will never forget it. I wish you the best health and fortune for you and your family. Hope your travels keep getting more and more amazing! <br /><br />Remember to contact me when you come to Australia! Hope to see you again soon in Japan

    マーシャとはメールアドレスを交換して、夕方の町で別れた。その夜、メールが来た。


    This is Marsha, the girl from Hong Kong traveling for 2 years.

    Thank you so so so so so much for today! i will never forget it. I wish you the best health and fortune for you and your family. Hope your travels keep getting more and more amazing!

    Remember to contact me when you come to Australia! Hope to see you again soon in Japan

  • 君が日本人だったら、ワシはどんなに嬉しいだろう。<br /><br />日本の若者は、すっかりおとなしくなっちゃったんだ。<br />君みたいに全力で世界を見ようって若者はもういないんだ。<br />代わりにワシみたいなオッさんが、世界を歩いているんだ。<br /><br />日本に来たら歓迎するよ。ウチの部屋は三つ空いている。もし君がパートナーを連れて来たら、二人で泊まっていいよ。<br />

    君が日本人だったら、ワシはどんなに嬉しいだろう。

    日本の若者は、すっかりおとなしくなっちゃったんだ。
    君みたいに全力で世界を見ようって若者はもういないんだ。
    代わりにワシみたいなオッさんが、世界を歩いているんだ。

    日本に来たら歓迎するよ。ウチの部屋は三つ空いている。もし君がパートナーを連れて来たら、二人で泊まっていいよ。

  • 旅の10日目。<br /><br />マラテヤ空港を9時に飛び立ち、1時間でイスタンブールのアタチュルク空港に到着。<br /><br />帰国便は午後7時半だから、正味半日、イスタンブールの町を観光できる計算だ。<br /><br />リュックを背負ったまま、まだじっくり歩いたことのない新市街へ向かう。旅の最終日だ、留守を守ってくれたかーちゃんにお土産を買おう。<br /><br />トラムを降り、ガラタ塔を左に見て、ぼちぼちと階段を上っていく。前回(2014年)、ここまで歩いて、雨だったんで引き返したんだよなー。<br /><br />とりあえずタクシン広場まで行ってみよう。<br /><br />

    旅の10日目。

    マラテヤ空港を9時に飛び立ち、1時間でイスタンブールのアタチュルク空港に到着。

    帰国便は午後7時半だから、正味半日、イスタンブールの町を観光できる計算だ。

    リュックを背負ったまま、まだじっくり歩いたことのない新市街へ向かう。旅の最終日だ、留守を守ってくれたかーちゃんにお土産を買おう。

    トラムを降り、ガラタ塔を左に見て、ぼちぼちと階段を上っていく。前回(2014年)、ここまで歩いて、雨だったんで引き返したんだよなー。

    とりあえずタクシン広場まで行ってみよう。

  • 土曜日なので人出は多い。世界中から観光客が押し寄せる町なんだからさもありなん。<br />だけど、日本人の姿を見ない。中国人も見ない。前回は極東からのツアー客がいっぱい歩いていたのにな。<br /><br />代わりに、と言ってはなんだけど、マシンガンぶら下げたポリスの方々が、そこここで立哨している。うっかりお尻ペンペンなんぞしたら、タタタタって撃たれて人生が終了しそうだ。<br />ここでウケをねらっても意味ないからトーゼンそんなことはしない。<br />

    土曜日なので人出は多い。世界中から観光客が押し寄せる町なんだからさもありなん。
    だけど、日本人の姿を見ない。中国人も見ない。前回は極東からのツアー客がいっぱい歩いていたのにな。

    代わりに、と言ってはなんだけど、マシンガンぶら下げたポリスの方々が、そこここで立哨している。うっかりお尻ペンペンなんぞしたら、タタタタって撃たれて人生が終了しそうだ。
    ここでウケをねらっても意味ないからトーゼンそんなことはしない。

  • 新市街の路地に、感じのいいレストランを見つける。<br />天蓋におおわれ、みなさま昼間っからビールを飲んでいる。<br /><br />もう旅の最後だ、ここでリラ使っちゃうか。

    新市街の路地に、感じのいいレストランを見つける。
    天蓋におおわれ、みなさま昼間っからビールを飲んでいる。

    もう旅の最後だ、ここでリラ使っちゃうか。

  • 空気が乾燥してるから、ビールがやたらうまい。<br />この旅で1バーレルは飲んでるな。

    空気が乾燥してるから、ビールがやたらうまい。
    この旅で1バーレルは飲んでるな。

  • イスタンブール名物、マッスルのライス詰め。<br />これがあれば永遠にビールが飲めてしまう。

    イスタンブール名物、マッスルのライス詰め。
    これがあれば永遠にビールが飲めてしまう。

  • 午後3時。そろそろ空港へ戻ろう。<br /><br />が、なぜだか歩いても歩いてもトラムの駅に戻れない。さては角を曲がるうちに方向感覚が狂ったらしい。ってか、もともと方向オンチなんだけどね。こんなんでよく個人旅行やるよまったく。<br /><br /><br />すると、あろうことか、化粧の濃いおねーさんたちが路上に立つ一画に出てしまう。<br />その中でも、とびきりお化粧が濃くって、鼻にピアスをしたお姉さまが、ニッコリと英語でゆう。<br /><br />「おいそこのハゲ、遊んで行け」<br /><br />ちょっとボーイッシュで、声もハスキーだ。<br />まだ若いんだろうキミ。親御さんは知っているのかい、なんてフーゾク嬢に説教するスケベオヤジの心境になるワシ。<br />貞操の危機ではあるが、使えるものは全部使わなくてはならない。よって図々しく尋ねる。<br /><br />「道に迷った。トラムの駅まで戻りたい」<br /><br />すると鼻ピアス、フンと言って、ワシの持ってる地図を取り上げて、<br /><br />「全然違う。お前はイマココ。あっちは逆方向だ。そこを曲がったらでかい通りに出るから、ライトサイドだ」<br /><br />ありがたい。なんていい人。<br />時間があれば深いお付き合いもやぶさかではないが、旅の空ゆえ失礼つかまつる。お仕事のますます盛んならんことをご祈念申し上げ、シメの挨拶とさせていただきます。<br /><br />「いやいや、今遊んでいきな」<br /><br />ごめんねー、今日は母がイナカから出てきてるの、だから帰らなくちゃ。またねー。<br /><br />でもって空港に着くと午後5時半だった。あと2時間。<br /><br />とっととセキュリティを通過し、カタール航空のカウンターに向かう。

    午後3時。そろそろ空港へ戻ろう。

    が、なぜだか歩いても歩いてもトラムの駅に戻れない。さては角を曲がるうちに方向感覚が狂ったらしい。ってか、もともと方向オンチなんだけどね。こんなんでよく個人旅行やるよまったく。


    すると、あろうことか、化粧の濃いおねーさんたちが路上に立つ一画に出てしまう。
    その中でも、とびきりお化粧が濃くって、鼻にピアスをしたお姉さまが、ニッコリと英語でゆう。

    「おいそこのハゲ、遊んで行け」

    ちょっとボーイッシュで、声もハスキーだ。
    まだ若いんだろうキミ。親御さんは知っているのかい、なんてフーゾク嬢に説教するスケベオヤジの心境になるワシ。
    貞操の危機ではあるが、使えるものは全部使わなくてはならない。よって図々しく尋ねる。

    「道に迷った。トラムの駅まで戻りたい」

    すると鼻ピアス、フンと言って、ワシの持ってる地図を取り上げて、

    「全然違う。お前はイマココ。あっちは逆方向だ。そこを曲がったらでかい通りに出るから、ライトサイドだ」

    ありがたい。なんていい人。
    時間があれば深いお付き合いもやぶさかではないが、旅の空ゆえ失礼つかまつる。お仕事のますます盛んならんことをご祈念申し上げ、シメの挨拶とさせていただきます。

    「いやいや、今遊んでいきな」

    ごめんねー、今日は母がイナカから出てきてるの、だから帰らなくちゃ。またねー。

    でもって空港に着くと午後5時半だった。あと2時間。

    とっととセキュリティを通過し、カタール航空のカウンターに向かう。

  • だがしかし。<br />もう2時間を切っているのに「Departure」にカタール便のロゴがない。<br /><br />やむなくインフォメーションに出向き、予約のプリントをお姉さんに見せて、<br /><br />「カタール航空なんだけどー」<br /><br />お姉ちゃん、変な顔でプリントを受け取り、しげしげと見て、ゆう。<br /><br />「アナザーエアポート」<br /><br />もう一つの空港だと。<br />そーいえば、イスタンブールには国際空港がもう一つあるって聞いたことがあるなー。<br /><br />「じゃーそっちにいくよ」<br /><br />タクシー乗り場までテコテコ歩き、待っていた客待ちのおっさんに<br /><br />「アナザー・エアポート」<br /><br />「オーケー、乗りな」<br /><br />「ハウロングディスタンス」<br /><br />南浦和と北浦和くらいの距離かしらん。<br /><br />「アバウト、ワンハンドレッド・キロメートル」<br /><br />が・が・がちょーーーーーーーーーーーーーん。<br /><br />目の前が暗くなる。にょうどーもリアルにオープンザゲートだ。<br /><br />「ししししし、7時半のフライトなんよ」<br /><br />おっさん、さすがに顔をしかめる。<br /><br />「可能性はある。300リラ」<br /><br />オーケーだ、間に合ったらボーナス200!<br /><br />「ヨシ、乗んな」<br /><br />そのまま高速に乗って、疾走を始めた。<br />メーターを見ると、時速190キロで走ってるではないか。新幹線かよ。パーマンだって時速は98キロだい、パーマン2号も遅れるな。<br /><br />このままタクシーが空を飛ぶんではないかしら、浦和までビューーんと飛んでく鉄人28号ではないかしら。夜の町にがおーだ。<br />

    だがしかし。
    もう2時間を切っているのに「Departure」にカタール便のロゴがない。

    やむなくインフォメーションに出向き、予約のプリントをお姉さんに見せて、

    「カタール航空なんだけどー」

    お姉ちゃん、変な顔でプリントを受け取り、しげしげと見て、ゆう。

    「アナザーエアポート」

    もう一つの空港だと。
    そーいえば、イスタンブールには国際空港がもう一つあるって聞いたことがあるなー。

    「じゃーそっちにいくよ」

    タクシー乗り場までテコテコ歩き、待っていた客待ちのおっさんに

    「アナザー・エアポート」

    「オーケー、乗りな」

    「ハウロングディスタンス」

    南浦和と北浦和くらいの距離かしらん。

    「アバウト、ワンハンドレッド・キロメートル」

    が・が・がちょーーーーーーーーーーーーーん。

    目の前が暗くなる。にょうどーもリアルにオープンザゲートだ。

    「ししししし、7時半のフライトなんよ」

    おっさん、さすがに顔をしかめる。

    「可能性はある。300リラ」

    オーケーだ、間に合ったらボーナス200!

    「ヨシ、乗んな」

    そのまま高速に乗って、疾走を始めた。
    メーターを見ると、時速190キロで走ってるではないか。新幹線かよ。パーマンだって時速は98キロだい、パーマン2号も遅れるな。

    このままタクシーが空を飛ぶんではないかしら、浦和までビューーんと飛んでく鉄人28号ではないかしら。夜の町にがおーだ。

  • やがて薄暮の中。<br />タクシーは「もうひとつの国際空港」サビハ・ギョクチェン空港に滑り込む。<br /><br />息せき切ってカタール航空のカウンターに駆け込むと、優しそうなお姉さんが心から残念そうに、<br /><br />「クローズよん」<br /><br />が・が・がちょーーーーーーーーーーーーーん。<br /><br />ワシが持っているのは「最安値・再発行不可・乗り遅れは紙屑」のバッタチケットなのであった。<br /><br />「・・・あすの同じ便になんとか乗せていただけないでしょうか」<br /><br />お姉さん、にっこり頷き、カタカタパソコンをたたき、<br /><br />「あいてますよん。6000リラよん」<br /><br />おおおおおーーーー、2万円か、それならリザーブだ!!!!!<br /><br /><br />・・・わけない。<br />・・・ケタひとつまつがえてた。20万やんけ。<br /><br />にょーどーリアルオープン、再びなのだった。<br /><br />本日の教訓。「おうちに着くまでが遠足です」<br /><br /><br />最後に、ドライバー氏とヤケクソの記念撮影を敢行した。残念そうにゆう。<br /><br />「オレはベストを尽くしたんだ」<br /><br />うんうん。時速190キロはたまげたよ。<br />ちょっと生命の危機は感じたけど、面白かったぞ。<br /><br />ちなみに、こんなあほな客、たまにいるのかい?<br /><br />「いない」<br /><br />そらそうだな。<br /><br />(翌日の片道チケットは、ネットで最安値4万円台からありました)<br />

    やがて薄暮の中。
    タクシーは「もうひとつの国際空港」サビハ・ギョクチェン空港に滑り込む。

    息せき切ってカタール航空のカウンターに駆け込むと、優しそうなお姉さんが心から残念そうに、

    「クローズよん」

    が・が・がちょーーーーーーーーーーーーーん。

    ワシが持っているのは「最安値・再発行不可・乗り遅れは紙屑」のバッタチケットなのであった。

    「・・・あすの同じ便になんとか乗せていただけないでしょうか」

    お姉さん、にっこり頷き、カタカタパソコンをたたき、

    「あいてますよん。6000リラよん」

    おおおおおーーーー、2万円か、それならリザーブだ!!!!!


    ・・・わけない。
    ・・・ケタひとつまつがえてた。20万やんけ。

    にょーどーリアルオープン、再びなのだった。

    本日の教訓。「おうちに着くまでが遠足です」


    最後に、ドライバー氏とヤケクソの記念撮影を敢行した。残念そうにゆう。

    「オレはベストを尽くしたんだ」

    うんうん。時速190キロはたまげたよ。
    ちょっと生命の危機は感じたけど、面白かったぞ。

    ちなみに、こんなあほな客、たまにいるのかい?

    「いない」

    そらそうだな。

    (翌日の片道チケットは、ネットで最安値4万円台からありました)

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この旅行記へのコメント (6)

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  • mistralさん 2017/07/16 10:27:06
    衝撃の結末。
    鯨の味噌汁さん

    おはようございます。
    旅は家にたどり着くまで気を抜いてはいけない!
    よい教訓を、ありがとうございます。

    イスタンブールのギョクチョン空港、
    以前パリを経由して帰国しようとフライトを予約。
    通常ではないコースだったので
    ギョクチョン空港まで緊張してたどり着いたことを
    思い出しました。
    ボスボラス海峡を超えてアジアサイドへ。
    ちょっとした旅!のようでした。

    その道を190キロで疾走!
    ドライバーの努力も虚しく終わったんですね〜
    そこにたどり着かれるまでにも
    たくさんの難関をくぐり抜けられてきて
    まずは日本に無事帰国されていることが
    何よりのことと、、、

    衝撃の最後でしたので驚きましたが
    ネムルトの荒涼とした景観
    たくましく一人旅する香港の女の子との出会い
    そこから日本の若者たちに思いをはせる鯨さん
    善良そうなドライバーたち
    しみじみとした気分で旅行記を
    味あわせていただきました。

    mistral

    鯨の味噌汁

    鯨の味噌汁さん からの返信 2017/07/17 08:52:13
    RE: 衝撃の結末。
    mistral様、

    おはようございます。いつもおてがみありがとうございます。

    ギョクチョン空港、使われたことがあるんですね。ようまた、あんなアシア側のどイナカに作りやがりますよねぇ。あとで地図を見てボーゼンとしました。イスタンブールなのかよそもそもってな感じ。ボスポラス海峡も渡ったはずなんだけど、覚えとらんです。だってホントにお空を飛んでるみたいでしたから。

    あそこで迷わなければ…あそこでビールを飲まなければ…と後から思いましたが、ヒコーキ代がメチャメチャ痛かったことを除けば、もう一日イスタンブールを観光できたんでよしとします。

    いつもの同行二人と違い、ピンでの旅行はまた違った楽しさがございます。マーシャちゃんもケイコさんも、ワシの「華麗な女性遍歴」の1ページに、一方的に加えておくことにいたします(おいおい)






    > 鯨の味噌汁さん
    >
    > おはようございます。
    > 旅は家にたどり着くまで気を抜いてはいけない!
    > よい教訓を、ありがとうございます。
    >
    > イスタンブールのギョクチョン空港、
    > 以前パリを経由して帰国しようとフライトを予約。
    > 通常ではないコースだったので
    > ギョクチョン空港まで緊張してたどり着いたことを
    > 思い出しました。
    > ボスボラス海峡を超えてアジアサイドへ。
    > ちょっとした旅!のようでした。
    >
    > その道を190キロで疾走!
    > ドライバーの努力も虚しく終わったんですね〜
    > そこにたどり着かれるまでにも
    > たくさんの難関をくぐり抜けられてきて
    > まずは日本に無事帰国されていることが
    > 何よりのことと、、、
    >
    > 衝撃の最後でしたので驚きましたが
    > ネムルトの荒涼とした景観
    > たくましく一人旅する香港の女の子との出会い
    > そこから日本の若者たちに思いをはせる鯨さん
    > 善良そうなドライバーたち
    > しみじみとした気分で旅行記を
    > 味あわせていただきました。
    >
    > mistral
  • フィーコさん 2017/06/21 00:11:32
    ネムルトターゥ
    鯨さん こんばんは!

    個人旅行、いろいろありますね。

    おかし~い たくさん笑わせて頂きました!

    ネムルトターゥ、9年前位、クラブツーリズムがツアーを出した事があって。
    それから一般的に全然ならなくて。

    個人で訪れるのは難しそうですね。

    フィーコ

    鯨の味噌汁

    鯨の味噌汁さん からの返信 2017/06/21 09:41:36
    日本人ツアーも以前は来たそうですが
    フィーコ様、

    おはようございます。お楽しみいただけてうれしいです。

    >ネムルトターゥ、9年前位、クラブツーリズムがツアーを出した事があって。
    >それから一般的に全然ならなくて。

    おおおー、やっぱりそうなんですねー。
    イスタンブールからヒコーキでのツアーはあるみたいですね。アドゥヤマンに降りて1泊して、夜明けを見てトンボ返りするの。
    バスは安いけど、往復で2日とかかかりそうですから、ツアーにならんですよね。苦行。

    >個人で訪れるのは難しそうですね。

    うんうん。
    でもアドゥヤマンかキャフタまでくれば、けっこうホテルでツアーは紹介してもらえるのかなーと。
    ネムルトダーウは「貸切」でしたが、道中ではけっこうツーリストを乗っけたミニバンを見かけました。
    宿をキャフタに取れば、もっとラクだたんじゃないかなーと反省してますの。
  • コタ(Kota)1号さん 2017/06/20 22:33:01
    ぷぷっ...

    鯨 様


    朝から もう仕事が始まっているのに、腹がよじれる程 笑ってしまいました....

    机で肩を揺らしながら、涙を堪えている私を、周りのブラジル人スタッフが、怪訝そ〜うに、じ〜っと見ています....


    コタ@朝から幸せな気分です。

    鯨の味噌汁

    鯨の味噌汁さん からの返信 2017/06/21 09:20:56
    深夜残業かと思いきや、地球の裏側からでしたねー
    コタ様、

    > 朝から もう仕事が始まっているのに、腹がよじれる程 笑ってしまいました....

    おおおー、地球の裏側からお仕事中にもかかわらず、笑っていただきありがとうございます。

    > 机で肩を揺らしながら、涙を堪えている私を、周りのブラジル人スタッフが、怪訝そ〜うに、じ〜っと見ています....
    >
    > コタ@朝から幸せな気分です。

    今回は我ながらカラダ張ってますものねぇ。張らなくてもいいとこで張ってる(泣)

    やっぱ一人旅は難しいなーと。
    二人だったらどっちかが気づいてたよね。

    脳みその劣化が日々快進撃状態のため、これからはもう少し慎重になろうと思いました。

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