ミヤマキリシマが美しい・久住の峰々と坊がつる

2017/06/07 - 2017/06/10

1700m級の山が8座も連なる九州.九重連山。
かつて芹洋子さんが歌ってヒットした「坊がつる賛歌」
人みな花に　酔うときも残雪恋し　山に入り涙を流す山男
雪解（ゆきげ）の水に春を知る
みやまきりしま　咲き誇り山紅に大船の峰を仰ぎて山男
花の情けを知る者ぞ
　この歌詞に惹かれて憧れの地となっていた「坊がつる」。ミヤマキリシマ満開のこの時期に、ここを訪れることができるとあってわくわくする山旅となった。
　6月7日早朝、大阪南港からフェリーで別府港に着いたがあいにくの雨。そこで当初に予定していた牧ノ戸から久住山をへて法華院温泉をめざすルートを変更して、初日に長者ヶ原から雨が池越えから坊がずるに下り法華院温泉に宿泊。2日目（8日）に大船山へピストンの後、法華院温泉から北千里を通過して久住別れから久住山へ、そして牧ノ戸へ下ることに変更した。

エリア 久住高原(大分)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

登山初日、あいにくの雨、天候の様子見をかねて九酔渓の日本一の吊り橋「九重夢委大吊橋」を訪れた。

雨の「山なみハイウェー」を長者ヶ原へ向かう

激しい雨の中をずぶぬれになりながら法華院温泉に14時過ぎに到着した。雨に濡れそぼるミヤマキリシマが美しく雨の中の山行を楽しめた。

ミヤマキリシマが美しい『雨が池』

雨に曇る『坊がつる』

法華院温泉に14時過ぎに到着

2日目、快晴の中大船山へ、そして久住山をめぐる
2日目、法華院温泉を早朝6時30分出発、大船山をめざす。「坊がづる」はもやっていました。

朝、6時30分法華院温泉を出発。「坊がつる」の木道を行く

段原あたりからは、満開の「ミヤマキリシマ」の群落が見事です。

朝、8時40分、大船山に登頂、大船山頂上より久住山を望む

大船山頂上。

頂上より法華院温泉と「坊がつる」を見下ろす

頂上直下の御池

10時10分に大船山より坊がつるに下り、今上った「大船山」を仰ぐ

さらに坊がつるからこれから目指す「久住山」方向を仰ぐ。久住山はここからは見えない。

法華院温泉の裏手の断崖に咲くミヤマキリシマ

荒涼とした風景に一変する北千里浜、硫黄山の影響。有毒ガスの噴出も

久住別れに到着

久住山頂上、中学生の宿泊研修の集団に遭遇。卒業旅行らしい。それにしてもみんな元気。

久住山より三俣山・硫黄山を展望。硫黄山の荒涼とした風景は日本離れした風景

久住山からの下山ルート扇の鼻分岐

山一面、ミヤマキリシマ

ミヤマキリシマの満開

15時30分、牧ノ戸の展望台まで下山。登ってきた久住の連山を振り返る

牧ノ戸の芹洋子の「坊がつる賛歌」歌碑と久住山