母娘2人旅第4弾！初めての四国・香川を大満喫！【2日目前編：小豆島＆安さにびっくり！絶品トーストが食べられる喫茶店】

2015/10/25 - 2015/10/27

2017.06.18
2日目は小豆島と金刀比羅宮を1日で回ってきました。
まずは小豆島～喫茶店編を投稿します。
こううん駅・駅長のじろうくん。
昨年の3月に亡くなっていたことを知り、とても悲しいです。
それまでずっと伏せをしていたのに、帰ろうとしたら歩いてきてくれて
見つめてきたあの姿が今でも目に焼きついています。
どうか安らかに眠ってほしいです。

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香川旅行2日目です。
この日は1日で小豆島と金刀比羅宮を巡るというハードスケジュールです。

まずはホテルから歩いて高松港へ。

エリア 小豆島(香川)

切符を購入したら、AM7：50発の高速艇「サンオリーブシー」で
小豆島へ向かいます。

45分ほどで小豆島の草壁港へ到着。
ほとんど寝ていたので船の中での記憶はありません…。

小豆島での移動は車が便利らしいのですが、
運転ができない私達は路線バスで移動。

島内の主要観光地をカバーする「小豆島オリーブバス」を利用して
島を巡ります。

AM9：00草壁港発のオリーブバスに乗り終点の紅雲亭で下車。
紅雲亭からロープウェイで、日本三大渓谷の一つと称される
「寒霞渓」へ行きます。
寒霞渓は小豆島を代表する景勝地。
1300万年以上前の火山活動で形成され、約200万年にわたって
浸食された渓谷だそうです。

こううん駅（紅雲亭）には駅長のじろうくんがいます。

近くに貼り紙で、目と耳の状態が良くない事が
書かれていました。長生きしてほしいです。
すやすやと気持ち良さそうに眠っていたので、
起こさないように少し離れた所からズームして撮影しました。

寒霞渓のサイトに10％オフの割引券があるので、
これを利用してチケットを買い、ロープウェイに乗ります。
通常は12分間隔なのですが、多客時は6分間隔になるそうです。
紅葉の時期になるからなのかこの日も6分間隔だったので、
往復ともすぐに乗れてよかったです。

約5分の空中散歩を楽しみます。
この日は天気も良かったのでロープウェイからの眺めは最高でした。

10月下旬なので紅葉にはまだ早いと思っていたのですが、
思っていたよりも色づいていてとても綺麗でした。

霞んでいますが瀬戸内海も見えます。

紅葉のピーク時にはもっともっとさらに美しい光景が
広がるのだと思います。
でも11月になるとロープウェイは2時間待ちになったりするそうです…。

空中散歩が終わり山頂駅に到着。

第2展望所からの眺め。ちょっと霞んでいますが、
瀬戸内海が見える最高の眺めでした。

写真を整理して気づきましたが、山頂には2ヶ所の展望台があると
知っていたのにどうやら私達は第2展望所しか行っていなかったようです。
第1展望所からの景色も見たかった…。

山頂から数分歩いて「鷹取展望台」へ向かいます。
映画「八日目の蝉」のロケ地だそうです。

見晴らしが良くてここからの眺めも素晴らしいです。

山頂の展望所に比べると人がいなくて静か。

ちょうど誰もいなかったので景色を独占できました。

ロープウェーで下る前に山頂駅のトイレへ寄りました。
ここのトイレは何と総工費1億円。
1億円をかけたトイレはどんなものなのか見に行くと
密かに決めていたのです。

観光地のトイレって汚い・臭いっていうイメージがあるのですが、
ここのトイレは広くてとっても綺麗で清潔。
トイレが綺麗なのは嬉しい事です。

今となっては珍しくないですが、このトイレは「冷房完備」
「床暖房」「ウォシュレット」等の設備もあります。
1億円＝超豪華なトイレではなく、「快適なトイレの提供」が
コンセプトらしいです。

ロープウェーに乗ってこううん駅（紅雲亭）まで戻ります。

綺麗です。いつか紅葉の時期に来てみたい。

駅に着くとじろうくんが小屋から出てきていました。

触る事はせず近くから見ていました。
伏せた状態で動く様子がなかったのに、私達が立ち去ろうとしたら
てくてくと歩き始め、こちらに寄ってきて見つめてくるのです。
もうそれが凄く可愛くて愛しかったです。

寒霞渓を見た後は「道の駅　小豆島オリーブ公園」を
目指します。
AM10時20分紅雲亭発のバスに乗り草壁港へ戻ります。
そしてAM10時42分草壁港発・土庄行きのバスに乗り、
1つ先のバス停「オリーブ公園口」で下車。
ここから坂道を登っていくと「道の駅　小豆島オリーブ公園」
に到着です。

お目当てはギリシャ風車。

ここは絶好の撮影スポットだそう。
瀬戸内海や空の青さと白い風車のコントラストがとても美しいです。

ギリシャ風車越しに見える空と海は最高の眺め。
あまりにも良い天気だったので、芝生に寝転がって
お昼寝したい衝動に駆られました。

園内には約2,000本のオリーブの木とハーブが植えられているそうです。

園内にはギリシャ風車以外にも色んなスポットがあるのですが、
母は「ギリシャ風車を見られたからもう満足」との事。
金刀比羅宮にも行かないといけないので、
まだ着いたばかりだというのに早くもオリーブ公園から帰る事に。
オリーブ公園には20分ぐらいしかいなかったかも…。
そしてバス停の「オリーブ公園口」に戻りました。

バスの出発まで少し時間があったのですぐ近くにある
「オリーブビーチ」を見る事にしました。

10月下旬という事で海水浴の季節でもないので誰もいませんでした。

キラキラ輝く青い海と白い砂浜がとても綺麗でした。

AM11時26分オリーブ公園口発、土庄港行きのバスに乗車。
PM12時20分土庄港発の「第一しょうどしま丸」という
フェリーで高松港まで戻ります。

フェリーの所要時間は1時間ほど。
中には売店があってうどんを食べている人も結構いました。
さすが香川。
フェリーから眺める景色もきっと素晴らしかった事だと思いますが
爆睡してしまい、気づけば高松港に着いていました。

朝から何も食べていないのでお腹が空きました。
金刀比羅宮に向かう前に軽く食べる事に。
目当てのお店は高松港から歩いて行くには遠かったので、
ここで初めて高松琴平電気鉄道、通称「ことでん」に乗りました。

写真は「ことでん　高松築港駅」
高松港の近くにあります。ことでんの出発地点です。

高松築港駅から琴電琴平駅までは往復で1,240円。
1日フリーきっぷは10円安い1,230円だったので
フリーきっぷを購入。
切符のデザインが2種類あるとの事。
せっかくなので2種類買ってみました。

ことでんは「琴平線」「長尾線」「志度線」の3つの路線があり、
今回は琴平線を利用。白と黄色の可愛い車体です。

瓦町駅で下車し、南新町商店街の中の2階にある「南珈琲店」へ
向かいます。PM14時頃訪問。
平日の14時なら空いているかなと思いきや混んでいてびっくり。
常連さんらしきお客さんがいっぱい来ていました。
店内は思っていたより広く、床もテーブルも木が使われていて
落ち着いた温かい雰囲気。
お客さんの年齢層は高め。喫煙OKで色んな雑誌が置いてあったり
電話ボックスがあったりとレトロな喫茶店という印象。
でも綺麗で清潔感があり居心地が良いです。

メニューはコーヒーが15種類ほど、紅茶が2種類、
ジュースは1種類。
食べ物はトーストが4種類と、夏季限定でコーヒーゼリーが
あるようです。
何よりもその安さにびっくり。一番安いコーヒーが300円、
トーストは220円！
高いコーヒーでも450円、高いトーストは320円。
良心的なお値段でとても嬉しいですが、こんな安くて
やっていけるのかと思わず心配になってしまいました。

「カフェオーレ（アイス）」（300円）

砂糖を入れるか注文時に聞いてくれます。
入れると伝えると、最初から砂糖を入れた状態で持ってきてくれました。

甘党な私はもっと甘くても良いぐらいですが（砂糖多めでと
お願いすればよかったのですが）、とても飲みやすくて
美味しかったです。

「バタートースト」（220円）

母と分け合って食べました。かなりの分厚さ。
このパンが最高に美味しいのです。
自家製なのかどこかから仕入れているのか分かりませんが、
買って帰りたいぐらいに本当に美味しかった。

分厚いパンは両面がこんがり焼かれていて外がカリッと、
中はふわふわもっちりとしていて素晴らしい食感。
ほんのり甘みも感じられます。

「ジャムトースト」（220円）

バタートーストは、口に入れるとバターがでジュワっと
溢れてたまりません。
ジャムトーストはたっぷり塗られたジャムの甘みが最高です。
シンプルな美味しさとボリュームに大満足。

お借りしたトイレがとても綺麗で広くて感激。
お店の雰囲気の良さ、接客の丁寧さ、コーヒーやトーストの
美味しさと安さに感動。こんな喫茶店が近所に欲しいです。
朝から歩きまわって疲れた体がとても癒されました。

地元の人達に愛されているんだろうなというのが伝わってくる温かい
雰囲気の素敵なお店でした。
あの分厚いトーストをもう一度食べたいです。
母もこちらのお店をとても気に入っていました。
ご馳走様でした。