「横須賀しょうぶ園」と「衣笠山公園」に行ってきました！

2017/06/17 - 2017/06/17

６月の花といえば、アジサイかしょうぶやアヤメ。
しょうぶは潮来方面の水郷地区が有名ですが、ちと遠い。

どっかに無いかと探していたら「横須賀しょうぶ園」の案内が京急線内に吊り広告であったような・・・。
そこで、この土曜日、早速出かけてみました。
ついでに近くの「衣笠山公園」にも行ってきました！

エリア 横須賀(神奈川)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

横須賀しょうぶ園は、横須賀市阿部倉にある市立の公園です。
自宅からはマイカーで１時間も掛からずに到着しました。

ただ、この時期は駐車場が満車で（ＨＰによりますと９０台分の規模）、入場に１０分ほど待ちました。

写真は「すいれん池」。

スイレンが咲いていました。

すいれん池を見ながら徒歩３分ほどで入口に到着。

横須賀市立しょうぶ園 公園・植物園

入場料は大人＠３１０円です。

ちなみに、駐車料金も３１０円（１時間）、以後３０分ごとに150円です。

なお、入園料は４月～６月は有料。
７月から翌年の３月までは、無料になります。

いくつか出店があって、家内はさっそく麩饅頭を購入。

管理棟。
この中に売店、トイレ、レストランがあります。

ＨＰの『れすとらん「里山」でお食事をされた方は、駐車場料金が無料になります』を見ていたので、ひとまずランチ（笑）。

手打ちそばが売りのようですが、夫婦揃ってのカツカレー。
＠１２００円。
熱々でしたが、味自体はまぁ普通でした。

もらったパンフで、園内の様子を予習します。

またまた、家内はソフトクリームに並んでいます。

この辺りでは有名な関口牧場産らしいです。

しょうぶ苑です。

この公園のしょうぶ苑は大きく分けて、正面入口を入って右側と左側に２か所あります。
今、右側の方にやって来ています。

バラやチューリップほどの派手さは無いですが綺麗に咲いています。

しょうぶ苑の横にはアジサイも植えられていて、そろそろ見頃を迎えつつあるようです。

水車が風情あります。
後ろにアジサイ、前にはしょうぶが咲いています。

それではしょうぶを観てまいりましょう。

「旭鶴」という種類だそうです。

こちらは「神路の誉」。
濃い紫が特徴的で、ビロードのような厚みさえ感じてしまいますね。

このように花名が記載されていて分りやすい。

苑はいくつかに区切られていて、間を遊歩道が通り、しょうぶを近くから観ることができます。

綺麗ですね。

バラやチューリップなどのように色のバリエーションこそ少ないものの、ほぼ日本で一番盛んに品種改良されてきた花。

白も綺麗。

「長井清流」と言う種類。

これは・・・。

「朝戸開」だそうです。

「朝一番に戸を開けて花菖蒲の圃場を見たとき、一輪の花がまさに咲き始めており、その鮮明なブルーがパッと眼に飛び込んで来たから・・・」この名がついたそうです。

重量感のある白いしょうぶ。

目を転じると、このようなアジサイもありました。

赤が強く出て珍しい。

再び、しょうぶ苑を歩きます。

回りはこの様な森のような感じになっていて、新緑が目に眩しい。

この様な感じで、しょうぶの間を歩きます。

「神楽獅子」。

「滄園」。

「江戸錦」。

最初、「しょうぶはねぇ・・・」と言っていた家内も写真を撮り始めました。

「和」を感じる花ですね。

「神路の誉」。

再び「朝戸開」。

ここには淡いピンク色のアジサイ。

小高い山みたいなところが展望台です。
目指しましょう。

しょうぶ苑の間を通って気持ちいい。

展望台は、整備された階段があって上りやすい。
日陰で気持ちいです。

展望台で一休みして反対側に降りて来ました。

アジサイ。
「墨田の花火」に似た品種です。

このエリアは「ふじ苑」。

九尺藤。

なるほど、藤はマメ科の植物だということが分ります。

ふじトンネル。

季節にはここの藤も有名で、多くの人が来園するようです。

藤棚。

マメ科の証・・・（笑）。

藤の脇には何種類かのアジサイ。

ガクアジサイの一種。

これも、ガクアジサイの一種。

アジサイの向こうに、さっきとは別のしょうぶ苑が見えてきました。

淡い紫が綺麗です。

濃い紫。

「金冠」。

珍しく黄色っぽい種類。

こちらも苑の中に遊歩道があって、近くでしょうぶを楽しむことが出来ます。

可愛らしい種類。

こんな感じでゆっくり歩くことが出来ます。
ただ、日差しは強かった・・・。

大きい木々の下だと、日陰が気持ちいい。

「長井清流」。

濃い紫。
「紫衣の誉」。

この色と質感！
高級な風呂敷みたい（笑）。

「江戸錦」。

しょうぶは基本的に水を好むので、バラやチューリップなどに比べると、近くに寄れないし、色のバリエーションも少ないですが、「横須賀しょうぶ園」を満喫しました。

折角、横須賀まで来たので、このまま帰るには勿体無いということで、何処に行こうか・・・。

記念艦三笠でもいいし、三浦海岸方面でもいい。
でも、三笠は日を遮るところが無いので暑いのではないかと、近くの「衣笠山公園」に来ました。
１０数台分の駐車場があります（無料）。

横須賀市ＨＰによると、1907年（明治40年）に、日露戦争の戦死者を慰霊するために記念碑を建て、桜が植えられ、今ではその桜が２０００本を超え、桜の名所として「日本さくら名所100選」に選ばれています。

衣笠山公園 公園・植物園

人気のＴＶアニメ「ハイスクール・フリート」は横須賀が舞台だそうです・・・。

お写真どうぞ～は、ハートツツジ。

「ホタルブクロ」。
キキョウ科の多年草で、初夏に 大きな釣り鐘状の花を咲かせます。

「オカトラノオ」。

サクラソウ科の多年草で、花穂の先端が虎の尾のように垂れ下がります。
こんな花、初めて観ました。

「ヤマユリ」。

山歩きをしていると突然現れる怪しいユリですよね。

大楠山へと続くハイキングコースもあり、この日も何人かのハイカーを見かけました。

公園に隣接する衣笠城址は、11世紀のはじめに築城された、三浦氏の拠点です。

衣笠山展望台に上がってみます。

衣笠山展望台 名所・史跡

３６０度、この方向に何があるかが記載されていて面白い。

アンカレッジやニューヨークなど、近くから遠くまで・・・。

方向的には、羽田・品川方面を向いています。

最近では、東京湾を行き来する旅客船や貨物船を眺めるシップ・ウォッチングが流行っているとか。

これは、猿島～房総方面です。

海側は視界が開けていますが、反対の衣笠城址側は木々が生い茂り、殆ど何も観ることができません。

展望台を降りて、駐車場に戻っている時の一枚。
木の間から東京湾が見えました。

木漏れ日の中、いい森林浴になりました。
この日は３０℃近くに気温が上がりましたが、日陰は気持ちいいものでした。

以上、初夏の「横須賀しょうぶ園」と「衣笠山公園」を楽しみました。