広島市現代美術館と蔦屋家電

2017/06/16 - 2017/06/16

　広島市現代美術館へ村野藤吾の特別展を見に行きました。館内の展示品は著作権の問題があるので撮影できませんが、現代美術館の建物は有名な建築家の黒川 紀章が設計した物です。
　そして帰りには広島駅前に出来た新名所、蔦屋家電へ寄りました。広島らしくないお洒落な空間に家電や本だけでなく生活雑貨も素敵にディスプレイされて、とても楽しい空間になっていました。

エリア 広島市(広島)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 4.0
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 観光バス 新幹線 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

宮島名物？の揚げもみじが、広島駅で食べられます。
フローズンドリンクにはミキサーで粉砕されたもみじまんじゅうが溶け込んでいると知り、好奇心でフローズンセットを注文してみました。
揚げもみじは普通にもみじまんじゅうの天ぷらです。衣がサクサク♪
フローズンバナナチョコもみじは通常のドリンクより粘性の高いドロッとした食感です。

紅葉堂 新幹線名店街店 グルメ・レストラン

現代美術館へ行くため、広電で比治山下へ向かいます。片道160円。

※当時の運賃です。現在は値上げされています。

広島駅電停 (広島電鉄) 駅

比治山下電停に着きました。通りの向こうには京橋川が見えますがそちら側には行きません。
反対側の小さな山の坂道を登ります。

比治山下停留場 駅

アクセス案内によると、電停から徒歩7～8分程の道。
山の中の曲がりくねった道路を進んで行き、やっと現代美術館にたどり着きました。
美術館の駐車場は満車の表示が見えました。そんなに人気展なのか？

現代美術館の手前にいた、エサを拾っているカラスとそれを見つめるネコ。

「彫刻の丘」と名付けられた場所。木の向こうに見え隠れしている物体も芸術作品

おなじく「彫刻の丘」にあった作品。
これを撮影していると背後からニャーニャーという可愛い声が。

振り返るとネコさんがいました。かなり近づいて撮っても逃げません。

ようやく広島市現代美術館の建物が見えて来ましたよ。

広島市現代美術館 美術館・博物館

美術館正面

美術館の正面にあるムーアの広場。
奥に見えるアーチはヘンリー・ムーアの作品。

ムーアの広場の端から見渡せる、比治山周辺の町並み。

ムーアの広場と美術館の間の階段は新旧ふたつの階段。
戦後まもなくつくられた旧階段と、その一部を削って新しく整備された部分からなっています。
歴史を積み重ねた上に現代がある事を象徴的に表現しているのだそうです。

入り口前の空間。
アプローチプラザというらしいです。

アプローチプラザからムーア側へ振り返ってみる。

奥にはカフェもあるようです。

館内の展示は撮影しなかったので、持ち帰って撮ったチケット半券。
一番の目的の特別展「村野藤吾の建築」の展示内容はおもにトレーシングペーパーに描かれた設計図面と、真っ白い厚紙で再現された建築模型。
銀行建築のイメージが強い村野さんですが和風建築や集合住宅などいろいろと手がけられているのですね。
現実には建設されずに案だけで終わった建物なども模型で見られて楽しかったです。
模型作家さんが作り出す詳細な部分の緻密な再現に脱帽。

特別展の入場料を払うとついでに見られたコレクション展「光ノ形／光ノ景」正直言って芸術にうとい我々にはよく判りませんでした。なんだか面白い形の作品があるなといった感想です。

美術館の外に出て彫刻の小道と呼ばれる場所を歩きます。

生い茂る緑にかこまれたＥＶＥ。リンゴを手に持っていますね。

この像の作者は佐藤忠良(さとう　ちゅうりょう）
見覚えのある名前だと思ったら、幼少期を北海道で過ごした事がある縁で道内各地に彼の作品が展示されているようです。

見下ろすと階段モニュメントがあります。かっこいいですね。
あの階段に立つには少し回り道をしなければいけませんが。

美術館の外壁に沿って歩いていると中途半端な階段が現れました。
あの四角い小窓を覗いてみなさいと言う事ですね！

小窓を覗いてみると、なんという事でしょう！
光庭と呼ばれる素敵な空間がありました。

まるでお城の石垣のように見える美術館の外壁。なんだか遺跡を探検しているような気分です。

すぐ近くの橋を渡ると比治山スカイウォーク

比治山スカイウォークとはなんぞや？と思ったら見晴らしの良いエスカレータでした。
ずっと下っていくと、ほんの少し歩くだけでショッピングセンターの連絡通路にたどり着きました。
どうりで、美術館はガラガラなのに駐車場が満車だったわけだ(苦笑)

イオンのおかげで昼食を安くすます事ができました。セルフサービスのうどん店です。
レシートを見るとなぜか広島サティです。
まだ広島にサティあったんだ～ってそんな訳ないでしょ。

丸伊製麺 麺や グルメ・レストラン

スカイウォークからよく見えます。幼稚園らしき場所に何故か設置された謎のキャラクター。

平成6年に広島で開催されたアジア大会のマスコットキャラクター「ポッポとクック」だそうです。

まだ「まんが図書館」を見ていない。
エスカレーターを上ってさっき来た道へ戻りましょう。

先ほど見下ろしていた階段モニュメントの前に来ました。
一番手前の四角い石柱からは水がたえず流れていて涼しげな水音が聞こえます。

階段モニュメントの向かいに、まんが図書館があります。
無料で漫画が読めるのは良いのですが、蔵書数はあまり多くありません。
「ガラスの仮面」の最新刊を読もうと思っていたのですが、47巻までしかありませんでした。48巻と49巻は貸し出し中だったのでしょうか?

広島市まんが図書館 名所・史跡

現代美術館の周囲はネコちゃんが多いですね。

まんが図書館のすぐ正面がバス停なのでバスで広島駅まで戻る事にしました。
めいぷるーぷバスは一乗車200円(先払い)です。
一日乗車券は400円らしいので、市内観光するなら一日乗車券がお得ですね。

広島駅前に来ました。

蔦屋家電です。広島駅から地下連絡通路で来たので建物の遠景は撮っていません。
家電は他店のポイントを貯めているからエディオンでは買わないわと言う人でも、来てみて楽しい広島の新名所です。
フロアは広々と設計されているので観光客の方がスーツケースを転がしながら来ても楽々通れる広さです。

店内は撮影できないと思っていたら、一階には撮影ＯＫのディスプレイがありました。
レトロなテレビですね。

撮影ＯＫのレトロな洗濯機。

そして撮影ＯＫのレトロな冷蔵庫。

これら３つの撮影ＯＫのレトロな家電たちは、実は朝ドラ「ひよっこ」のオープニング映像で登場するミニチュアを手掛けるアーティストさんの作品がちりばめられているのです。
洗濯機の上がビーチサイドに大変身！

昔の洗濯機はローラーを手動で回して洗濯物を脱水していたらしいですね。
タオルが滝になっちゃった！？
レトロなテレビと冷蔵庫にも小さな人々が乗っていて何かをしています。
みんなも実際に確かめてみてね！

帰りに広島駅で買いました。
広島のお土産お菓子といえばこれ！メープルもみじフィナンシェ。
メープルシロップの味がしっかり浸みていて美味しいのです。
ラングドシャもあるのね♪

ご当地モケケの広島県バージョンにカープ柄を発見したので購入してみました。