2017/06/09 - 2017/06/10
56位(同エリア797件中)
ショコラさん
1泊2日の旅行初日は花三昧の1日。
大町のラ・カスタ ナチュラル ヒーリング ガーデンでバラや初夏の花々を楽しんだあと、カモミール(和名カミツレ)の花畑を見るため池田町の《カミツレの里》へ。
去年からずっと見てみたいと思っていたカモミールの白い絨毯。旅の2週間ほど前から、カミツレの里併設のお宿の facebook で開花状況をチェックしていました。花の開花は年によって変わるので気がかりでしたが、どうやら今年は例年通りのようで、見頃に行き合わせることができました。
★「カミツレの里」について(カミツレ研究所サイト内)
http://www.kamitsure.co.jp/village/
*例年の見頃:5月下旬から6月上旬
- 同行者
- カップル・夫婦
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ラ・カスタ ナチュラル ヒーリング ガーデンから車で20分ほどで「カミツレの里」に到着!
カミツレの里では、国産のジャーマンカモミールが栽培されています。運営しているのはカミツレ研究所というところで、このカモミールからエキスを抽出し、スキンケアやヘアケア製品、入浴剤などが製造されています。製品のブランド名は「華密恋(かみつれん)」。八寿恵荘 宿・ホテル
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このハーブガーデンは、併設のお宿のキッチンガーデン。育てられたハーブは宿の夕食や朝食に使われているそうです。この日の夕方、収穫しているスタッフの姿を見かけました。
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ハーブガーデンに彩りを添えているチャイブ。
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こちらが併設の宿《カミツレの宿 八寿恵荘》。今日ここに泊まります。
ちょうどチェックインの時間になっていましたが、早くカモミールが見たくて、荷物を車のトランクに入れたまま、先に花畑へ。 -
で、花畑では――
カモミールが満開です~! -
一面まっ白~~!
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イチオシ
白い小さな花が、丘一面を覆ってる♪♪
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念願のカモミールの花畑がやっと見られた。うれしい。。。
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中心の黄色いぷっくりふくらんだところが、とってもキュート。
よく見ると、虫さんが休憩してました(笑) -
丘を見上げると、木に何か見えました。
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ツリーハウスだ!
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お宿の facebook に載っていた写真はこれだったのか!
あそこまで行ってみよう。 -
丘を登っていくと、
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カモミールの花畑が一層よく見えました。
あたりにはカモミールの香りが広がっています。リンゴの香りにたとえられることが多いようですが、うーん、わたしにはちょっと薬っぽい香りに感じられます。まあ、実際、薬草ですものね。 -
どこもかしこもカモミールで埋め尽くされています。
カモミールは効能が高く、民間薬として重宝されていますが、コンパニオンプランツとも呼ばれ、側に生えている植物を元気にする効果もあるそうです。 -
おひさまを浴びるカモミールたち。
綺麗です。。。 -
ツリーハウスの真下まで来ました。
めちゃくちゃ立派~~! -
なんと、このツリーハウス、登ってもいいようです!
もちろん、登りますとも~! -
では、さっそく!
ツリーハウスに登るなんて初めてだ。 -
途中の踊り場から見た眺め。
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階段のあとはこの梯子。かなり急です。
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ツリーハウスに上がりました。
大きな窓があって明るい。 -
木がニョキニョキ~。正真正銘のツリーハウス!
内部は思っていたより広く、大人3~4人くらい座れるスペースがあります。
あとでお宿のリーフレットを見たら、これは大人のために作られたツリーハウスとのこと。これこそ大人の隠れ家だ。 -
窓を開けると、カモミール畑が見渡せました。
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いい眺め~。
ほんとに丘が真っ白です。 -
まだここにいたいけれど、でもカモミールももっと見たい。
名残惜しいけれど、そろそろ降ります。
この梯子、ほとんど直角。 -
イチオシ
地上に降りました。
この風景、絵本の世界に紛れこんだかのようです。 -
このカモミールの絨毯にダイブしたい気分(しないけど)。
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丘の向こうにもうちょっと行ってみます。
梅雨入りしたのに晴れてくれてよかった。お天気の神さま、ありがとう! -
丘の先には、さらにカモミール畑が広がっていました。
お宿のスタッフの話によると、自社の畑はここだけでなく、この山の上のほうなど数か所あるそうです。
自社製品の製造のためには、これでもまだ足りず、北海道から岡山までカモミールの農家と契約をしているとのこと。
ちなみに、自社のカモミールはすべて無農薬で栽培しているそう。 -
カモミール畑から顔を出した(ように見える)ツリーハウス。
時計を見たら、かれこれ1時間くらい歩き回っていました。
そろそろチェックインしようと思います。
この宿については次の旅行記「花*花*花の長野旅(3)」でまとめます。 -
今年、お宿では宿泊者限定で、カモミールの収穫体験のイベントが実施されていました(参加は無料)。
こんなうれしいイベント、もちろん参加しますとも!
参加希望者は夕方5時にフロントに集合。
お宿は全8室で、この日は宿泊者全員が参加したのではないかと思います。
参加者が揃ったところで、お宿のスタッフの引率で畑へ。 -
収穫の前に、スタッフがカモミールについていくつか説明をしてくださいました。
ここの会社では、カモミールは花だけでなく、葉と茎も(つまり地上部すべて)収穫してエキスを抽出しているのだそう。なので、なるべく丈が高く育つように苗の植え方にも工夫をされているようです。 -
スタッフの方が花を摘んで、中心部の花托の中を見せてくださいました。この中にとっても小さな種がたくさんあるそうです。
お話の中でもっとも驚いたのが、「カモミールは夜になると寝る」ということ。
夜間に花びらを閉じる花はありますが、カモミールの場合は閉じるのではなく「開ききる」、つまり花びらを真下に下ろして、黄色い部分をむきだしにして寝るのだそうです。なんて無防備な~!! -
朝になると下ろしていた花びらを持ち上げて、水平に広げるというわけ。
つまり、花びらを毎日上げ下げしているってこと。
で、花の終わりに近づくと、もう花びらを持ち上げることができなくなって、下ろしっぱなしになり、そうなると収穫の時期なのだそう。
なので、昼間は畑は真っ白だけど、夜に近づくとだんだん黄色くなっていき、夜から朝にかけては真っ黄色になっているそうです。
いやー、初めて知りました~! これは明日の朝が楽しみです。 -
お話を聞いたあとは、さあ、収穫です。
お宿が用意してくれたビンに入るだけ摘んでいいとのこと。
これだけ摘みましたー! -
収穫後、畑を見ると、カモミールたちが花びらを下ろし始めていました。
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花びらをまだ開いたままの宵っ張りさんも(笑)
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お部屋に持ち帰って、一晩このように飾りました。
お宿では事前にペーパータオル、油紙、麻紐が用意されていて、翌日、ペーパータオルに水を含ませ、油紙にくるみ、麻紐で結んで持ち帰りました。
帰宅後も5日ほど元気に咲いてくれていました。 -
―翌朝―
一面黄色のカモミール畑が見たくて、早起きしました。
お宿の側の土手のカモミールが黄色くなっている~。
ここの土手に咲いているものは、種が飛んできて勝手に咲いたものだそうです。 -
みんな花びらを下ろしています。
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畑に行ってみると――
ほんとに、一面真っ黄色!! -
こんなふうになるんだ~!
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黄色い頭がなんともかわいい♪
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昨日とはぜんぜん違う風景です。
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朝日を受けて黄金色に輝いています。
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おはよう! ツリーハウスさん。
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カモミールさん、そろそろ起きる時間ですよ。
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花びらを広げ始めた子も。
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このあたりの子たちはお目覚めのようです。
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ちょっと色が変わってきました。
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だんだん白くなっていきます。
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早起きさんチーム。
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こちらはお寝坊さんチーム(笑)
カモミールの花畑を満喫した2日間でしたが、うかつにも虫よけスプレーをしていなかったわたしは、ブヨに3か所(足)刺され、旅行から帰ったあと、病院に行く羽目に……(泣)
旅行記「花*花*花の長野旅(3)」につづく。。。
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この旅行記へのコメント (5)
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- ドロミティさん 2019/05/02 00:48:45
- 可愛すぎる~~(((*_*)))
- ショコラさん、こんばんは^^
お久しぶりです。
カモミールの可愛らしいお写真とお話しを拝見して
今までも大好き(飲むのが)でしたが、今度は
カモミールが愛おしくなりました♪
またお邪魔しまーす! ドロミティ
- ショコラさん からの返信 2019/05/08 00:08:39
- RE: 可愛すぎる??(((*_*)))
- ドロミティさん、こんにちは!
コメントありがとうございます〜。
返信が遅くなってしまってすみません!
GWにカナダへ行っていて、昨夜帰国しました。
まだ時差ボケと旅の疲れで頭がぼーっとしています(まあ、ぼーっとしているのはいつもですが ^^;)。
カモミールティーがお好きなんですね♪
お花も可憐でとてもかわいかったです。朝と日中で花の開き方がちがうのもおもしろくて。
カモミール畑に併設されているお宿では、ウェルカムドリンクはもちろんカモミールティーでした。夕食はカモミールづくしのお料理で、お風呂もスキンケア&ヘアケア用品も、カモミールエッセンスがたっぷり入っていて、身体全体でカモミールを楽しむことができました。
カモミールがお好きな方にはとくにおすすめの場所です。
ドロミティさんも、機会がありましたらぜひぜひ〜。
ショコラ
- ドロミティさん からの返信 2019/05/08 01:02:20
- RE: RE: 可愛すぎる??(((*_*)))
- ショコラさん、おかえりなさい。
お疲れのところ、ご丁寧なお返事ありがとうございます。
カモミールのお花畑、とても興味があります♪
老親の健康が心配なのでこのGWも今夏の旅行も予定が立てられず、
しばらく長期に家を留守にするのは難しそうなので、国内の2,3泊で
行けるところを考えているんで、こちらもメモさせていただきます!
でも今年はお花の時期に間に合わないかな〜。
カナダの旅行記も楽しみにまたお邪魔します♪
ドロミティ
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- ハッピーねこさん 2017/06/25 18:11:20
- 興味深いレポートでしたー!
- ショコラさん、こんにちは。
一面のカモミール畑、ステキですー!
ツリーハウスも、中はあんな風になっているんですね〜。
ほんと、大人の隠れ家的で贅沢な空間って感じです。
そしてカモミールの生態とか、コンパニオンプランツであることなど
すっごく興味深かったです。
ネットで見てみたら、コンパニオンプランツって相性もあるんですね。
カモミールはチンゲンサイやキャベツやカブなどと好相性で、害虫予防したり
育成促進したり、風味を高めると書いてありました。
いや〜、植物って奥深いですね〜。
続きも楽しみでーす。
あ、足は大丈夫でしたかー?
お大事にされて下さい。
- ショコラさん からの返信 2017/06/26 23:01:02
- RE: 興味深いレポートでしたー!
- ハッピーねこさん、こんにちは。
コメントありがとうございます〜。
コンパニオンプランツには相性もあるんですね! 風味を高める働きまであるとは知りませんでした〜。教えてくださってありがとうございます。ほんと、植物の世界ってすごいですね。
お宿のスタッフの方がおっしゃっていましたが、カモミールはとても生命力のある植物だそうで、種の落ちたところでそのまま育つこともよくあるらしいです。お宿の周辺で畑じゃないところにもたくさん咲いていて、それらは種が飛んで咲いたものだそうです。可憐な小さな花なのに、けっこうたくましいみたい。
足のこと、お気遣いくださってありがとうございます。ブヨに刺されたのはこれで2度目。1度で懲りたはずなのに、虫よけスプレーを忘れるなんて、ほんとアホです。今回もゾウの足みたいになりました(泣)
旅先で蜂に刺されたこともあり、どうも虫に好かれるみたいです(^^;;)
ショコラ
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