2017/05/05 - 2017/05/05
64位(同エリア127件中)
ROSARYさん
- ROSARYさんTOP
- 旅行記793冊
- クチコミ408件
- Q&A回答133件
- 821,347アクセス
- フォロワー61人
2017年のGWはコーカサス3国へ。中でもアルメニアが第一の目的でした。
その10は、首都エレヴァンから東に30Kmほど離れたガルニ神殿と、ゲハルト洞窟修道院へ。
ガルニ神殿はアルメニアに残る唯一のヘレニズム時代の建築物(20世紀になって復元されたもの)。
アザト川の渓谷の奥にあるゲハルト修道院は4世紀に遡る古い修道院。標高1760mの地に建つ現在の修道院は、13世紀に建てられたもの。石を積み上げた通常の聖堂のほかに、岩山を上から掘り進んでつくった洞窟修道院があります。アザト川上流域の景観と合わせて世界遺産に指定されています。
・ガルニ神殿
・ガルニ神殿の浴場とモザイク
・ゲハルト修道院へ
・下のガヴィットとゲハルト聖堂
・プロシアン家の廟とアストヴァシャシン聖堂
・泉が湧き出すアヴァザン聖堂
表紙写真は、2頭のライオンと、牛をつかむ鷲のレリーフが印象的なプロシアン家の廟。右奥はアストヴァシャシン聖堂です。このあたりは岩山をくり抜いてつくられた洞窟修道院です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- ユーラシア旅行社
PR
-
ガルニ神殿。おおかみ?の毛皮に出迎えられました。
このあたりはアザト川の上流、標高1400mほどの丘の上。 -
ハチュカルが置かれています。
-
丘を背景に、端正な建物が。
アルメニアに唯一残る、ヘレニズム様式の建物です。もとは紀元1世紀に建てられた神殿ですが、その後壊され、20世紀になって再建されたものだそう。ガルニ神殿 寺院・教会
-
イチオシ
小型のパルテノン神殿、と言う感じですね。
-
ここでプロの歌手による女性のポリフォニーを聞かせていただきました。
とても良く響く建物です。 -
屋根の裏側にも彫刻が施されていました。
-
ガルニ神殿の前には、昔の教会の遺構も。
-
アザト川の渓谷。
-
3世紀のローマ浴場の跡もありました。
-
かすかに残るモザイク。
-
りんごの花が咲く美しい渓谷。パノラマでどうぞ。
(クリックすると大きな写真が開きます) -
ガルニ神殿の見取り図。
-
ガルニからさらにアザト渓谷を遡って、ゲハルト洞窟修道院へ。
途中、牛たちが我が物顔に道を横切ります。 -
岩山にかこまれて。上の方にも洞窟が見えます。
-
岩山を背景にしたゲハルト修道院。
4世紀に遡る、由緒ある修道院です。 -
向かい側の切り立った崖には十字の印。
人里離れた場所だということが身にしみます。
ゲハルトとは「聖槍」のこと。今はエチミアジンの宝物庫に収められている、キリストの脇腹を突いたと言われている槍が、かつてはこの修道院に置かれていたのです。迫害を逃れて、こんな山奥まで! -
門から見たゲハルト修道院。手前の四角いところがガヴィットです。
手前に見える丸い石は、地震の時でしょうか、上から落ちてきたものだそう。ゲガルド修道院 寺院・教会
-
修道院への入口が見えてきました。
-
入口には繊細なレリーフ。
どこかケルトの模様とも相通じるところがあります。 -
槍を彫り込んだ入口の扉。
-
ガヴィットの天井。
これらの建物は13世紀に作られたもの。ムカルナス文様はアラブの影響でしょうか。 -
十字架が彫り込まれた石の柱。
-
ガヴィットに置かれていたハチュカル。
-
ガヴィットからゲハルト聖堂へ。
このあたりはまだ、石を積んで作られた、通常の建て方です。 -
主聖堂のアプスと天井。
ここも祭壇にカーテンがかけられ、現在も生きている聖堂であることがわかります。 -
祭壇の礎石。
-
鉄製のシャンデリア。ここにも旧約のザクロと新約のブドウが配されています。
-
ガヴィットにもどり、左手の入口を入ると・・・
そこはプロシアン家の廟。このあたりからは岩山を上から彫り抜いたものだそう。 -
天井部分。装飾的なレリーフが刻まれています。
横の方を見ると、岩山を彫り抜いたことがわかりますね。 -
イチオシ
壁に刻まれたハチュカル。
そしてちょっとアルカイックな人形や小鳥のレリーフ。
一枚岩を彫り抜いたものだということが、ここからもよくわかります。 -
イチオシ
ライオンと鷲、そして牛のレリーフも可愛い感じ。
-
右奥のアストヴァシャシン聖堂にはいってみます。
こちらの天井も、岩をくり抜いて作られています。
ドームの下にアーチがならび、四周をムカルナスがふちどります。そして柱。
これらを全て一枚岩を彫って作ったものだとは! -
アプスとドーム。ほんとうに見事です。
-
祭壇の礎石はややプリミティブ。
-
でもその脇のハチュカルは、法螺貝を吹く人の姿もユーモラスで、心が和みます。
-
一旦ガヴィットに戻り、左奥の入口から入ると、そこはもひとつの洞窟、アヴァザン聖堂。
アプスと祭壇。石の力に圧倒されそうです。 -
アヴァザン聖堂の天井。ここはムカルナス模様に彫り込まれています。
-
アヴァザン聖堂の霊廟でしょうか。壁と一体になっています。
-
アヴァザン聖堂の奥からは水が湧き出しています。
聖なる水と言われ、病を癒やすそうです。 -
右上、タイル状の岩の上から、水が流れ出していました。
ちょっと手につけて、口に含んでみました。 -
外に出て。主聖堂の横の部分です。
-
壁の上の方にもレリーフ。二頭の牛ですね。
-
主聖堂の裏手。
ここにもアルメニア教会の特徴である、深いニッチが彫り込まれています。 -
その裏、岩山を上ったところにもハチュカル。
この奥に上のガヴィットがあったのですが、時間の余裕がありませんでした。 -
もう一度、槍の扉にもどって。
-
ゲハルト修道院の見取り図。
-
修道院から駐車場に降りる道。
春の訪れを告げる花。 -
イチオシ
プラムの花でしょうか。ここもまた桃源郷です。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
その他の都市(アルメニア) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
その他の都市(アルメニア) の人気ホテル
アルメニアで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
アルメニア最安
1,401円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
0
48