2017/06/08 - 2017/06/10
1903位(同エリア5516件中)
イセさん
30代男の一人旅、東京から新幹線で福岡まで。
博多グルメの食い倒れ、太宰府ほかの神社めぐり。
飛行機に乗りたくないけど関東から九州に旅行したいという物好きの記録。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 新幹線
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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1日目。
自宅を5時半に出発し、6時過ぎに東京駅へ。
7時10分東京発、博多着は12時13分。5時間以上の新幹線旅。
そもそも新幹線を選択したのは飛行機が怖いからである。時間とお金がかかっても陸路のほうが安心できる。
5時間の新幹線旅で問題になるのは、暇つぶしの方法とトイレ。
暇つぶしはスマホでネット見たりゲームしたり、スマホフル稼働。
もちろんそうなると電源が必要になるので、自然、窓側の席になる。東海道新幹線だし。
そしてそこを選ぶとトイレの問題が発生する。
結果として、朝ご飯もトイレも新幹線に乗る前に済ませ、乗ってからは水を少し飲むくらいの旅路となった。
ビールなんて飲めるわけがない。これが他人と一緒なら気にしないでトイレに行けるのだが、一人旅の困った点だ。
今回は幸い、名古屋から新大阪の間までしか隣に人がおらず、それ以外の間は快適だった。
とはいえ他の席もガラガラだったというわけではなく、二人席も三人席もほとんど埋まっていたから、本当に運が良かったというしかない。
暇つぶし的にも、ソシャゲのイベントが佳境を迎えていたおかげで暇を持て余すこともなかったし。東京駅 駅
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といっている間に博多に到着。
5時間の旅は思ったよりも楽だった。でもそれは運が味方したから、という結論に落ち着いた。
泊まるホテルは、博多駅から少し歩いたところにあるキャナルシティのワシントンホテル。
同僚からもらった株主優待券で実質半額、2日間で1万円ほどだった。ありがたい。
キャナルシティまではスマホの地図アプリを見ながら歩くが、意外と近い場所にあった。しかしホテルの入り口が分かりにくい。
ホテルの案内板で確認してようやく入口へ。
12時半くらいでチェックインには早かったので、荷物だけをフロント横のコインロッカーへ預ける。
ビジネスホテルであっても、チェックイン前にフロントで荷物を預かってくれるところは多いけど、ここはコインロッカーらしい。気が楽でいいけど。
なお、小銭が足りなかったので結局フロントに話しかけ両替してもらった。
ついでにチェックインの時間が夕方くらいになるかもしれないと話をして、ホテルを出る。博多駅 駅
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1日目の目的は食事。お腹の許す限りひたすら食べること。
最初はもつ鍋と決めていた。店自体も事前に調べていた、カウンターだけのもつ鍋の店「麺もつ屋」。
味噌のもつ鍋とビール。5時間の新幹線の果てに待っていたビールの旨さたるや。
もつ鍋ももちろん旨い。最初から麺も入っているので鍋焼きうどん的な雰囲気でひたすら食べた。
他にも食べたいものがあったので追加等はせず、この店は終了。
鍋を作ってもらっている間、店員さんと少し話す。
自分は基本、一人旅のときに世間話はしない。人と話すのが苦手だからだが、向こうから話しかけてこられるとつい話してしまう。
観光で観るところは特にないから、太宰府行っとけばいいですよ、みたいなことを言われた。
博多のひとはみんなそう言う。元祖博多麺もつ屋 グルメ・レストラン
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「麺もつ屋」を出た後、腹ごなしに少し歩く。
神社めぐりのターゲットとして、近くにある櫛田神社と、知り合いに勧められた若八幡宮を設定していたので、歩いてみることにした。
櫛田神社に行く途中で川端商店街を通る。ちなみにこの商店街の入り口に櫛田神社の入り口もあったことに気付いたのは翌日のこと。
この日は商店街の途中を抜けてぐるっと回ってしまった。結果的に歩けたからいいけど。
櫛田神社でお参りし、御朱印を貰う。
その足で若八幡宮へ。
若八幡宮は厄除けとして有名らしく、そこのお守りがお勧めだと言われた。せっかくなので手に入れたい。
道自体は迷うほどではなかったけど、木曜日ということもあり周りに人がおらず、少し不安になった。
そして着いた若八幡宮は思ったよりも小ぢんまりとしていて、参拝客もいない。
お守りとか出してる場所にも人がいなかった。声をかけて出てきてもらい、木札を手に入れる。
身に着けておくのがよいらしく、財布にでも入れておいてくださいとのことだった。
早々に2つの神社を巡ってしまい、腹ごなしもしきったわけではないけど、街中に戻る。
途中、ネットで見たいくつかのうどん屋の1軒「かろのうろん」を見つけたので、入ってみた。
ここは写真撮影が禁止らしい。
食べたのは丸天うどん。ねぎ入れ放題がありがたい。
博多のうどんはやわらかいとの話だったけど、ここのはそこまででもなかった。普通だ。普通においしい。
「かろのうろん」を出て、再び川端商店街に入る。
中洲川端の駅のほうまで行って商店街の端に到達。博多座という建物にぶつかる。
商店街を逆に戻り、すぐそばにあるマックスバリュでお酒やお菓子を購入。
部屋に帰って、もう出たくないと思った時のためだ。かろのうろん グルメ・レストラン
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買い物後ホテルに戻りチェックイン。時刻は15時半くらい。あまりに早かったが、歩き疲れたのでシャワーを浴び一休み。
買ってきたお酒を飲みながらソシャゲのイベントをこなしたりうとうとしたりしていたら、20時近くになっていた。
せっかくキャナルシティにいるので、ここのお店にも行ってみようと思い立ち、「天ぷらたかお」へ。
その後キャナルシティの中を少しぶらぶらして、お土産屋で「博多通りもん」の5個入りを買う。食べてみたかった。
そして12時前に就寝。
2日目は太宰府。より歩くことになる。博多天ぷら たかお キャナルシティ店 グルメ・レストラン
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2日目もいい天気。この週の前半に九州は梅雨入りしていたが、結果的には1日も雨に降られることはなかった。
キャナルシティ・福岡ワシントンホテル 宿・ホテル
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朝7時半頃にホテルを出て、まずは太宰府へ向かう。
交通ルートはいくつかあるようだが、電車と違って乗り換えがなくて楽そうだったバスを利用。
太宰府ライナー「旅人」8時10分くらいの出発。
途中、空港に寄るためか、そこまでの客が多かった。空港を過ぎるとすっかり客は減った。
所要時間は40分ほどとあったが、結局10分くらい遅れ、9時過ぎに太宰府へ到着。太宰府ライナーバス 旅人 乗り物
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太宰府天満宮、平日の朝のわりには人が多い。
もう15年ほど前になる高校受験と大学受験のお礼参りをする。
御朱印を貰ってから、おみくじを引いた。
普段あまりおみくじはやらないが、なんとなく。太宰府天満宮 寺・神社・教会
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その結果大吉が出る。
細かい内容も、いいことばかりが書いてあって驚く。
おみくじは引いても大吉なんてほとんど出たことがなくて、だから引かないようになったのに。
道真さまありがとう。
今度、亀戸にも行きます。
お参り終了後、参道で「梅ヶ枝餅」を食べる。朝ご飯代わりだったけど、思った以上に熱くて、思った以上に餅だった。
餅とはいっても普通の饅頭だろうと思っていたので。
梅ヶ枝餅、何店舗も売ってる店があったけど、味やサイズや作り方は違うんだろうか。
その後、駅前のラーメン屋「暖暮」で福岡初のとんこつラーメンを食べる。
結局ここでしか食べなかったので違いはよく分からない。
店はカウンターだけの小さなお店で、10時過ぎだったけど半分弱埋まっていた。
店員が少なくて忙しそうだった。がんばってください。暖暮 太宰府駅前店 グルメ・レストラン
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食事後、今度は電車で戻る。
次の目的地は、「金印」のある「福岡市博物館」なので、一度天神まで戻って、地下鉄に乗り換える。
バスもそうだけど、SUICAが使えるのが本当に便利。さすが大都市。
途中乗り換えを挟んで天神へ、そこから西新駅へ。
西新駅から「サザエさん通り」を通って博物館に向かう。
ちょっと遠かったが、道は分かりやすいので迷うこともなさそう。近くに大学があるからか、若い子が多かった。 -
福岡市博物館、思っていたのよりよほど立派だった。
後で知ったことだが、昔この地でやった博覧会で使われた建物の一つだという。通りで立派なわけだ。
正面から見ると、真後ろにタワーが建っているのが見えるのも頷ける。
金印は思ったより小さく、そして思ったよりすぐあった。もう少しタメてから出てくると思っていた。
展示物は金印関連以外にもボリュームがあって興味深い。途中で歩くのしんどくなったけど。福岡市博物館 美術館・博物館
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博物館を後にして、西新駅から博多駅に戻る。
博多駅の駅地下でご飯を食べることが目的。
いくつかリストアップしていた福岡グルメの中で、まだ食べられていなかったゴマサバを目指す。
駅到着後、少しさまよい、駅地下の店「あじと」でゴマサバ定食を食べる。
ゴマサバ定食を頼んで、ゴマサバと塩サバが両方出てくるとは思わなかった。こういうものなのか。サバ推しか。あじと グルメ・レストラン
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食後、駅を出て徒歩でホテルまで戻る。この日も15時ころのホテル着。
部屋で少しだらだらして、16時過ぎくらいに食事に出る。さっき食べたばかりだが、せっかくの機会を逃したくないし、遅くなると混みそうだし。
まずは、キャナルシティの地下1階にある「UOKING」というお店。魚中心の居酒屋。
炙り明太子やらゴマサバ(ここでも)やらと、日本酒。鮨さくら キャナルシティ店 グルメ・レストラン
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鮨さくら キャナルシティ店 グルメ・レストラン
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2件目は、すぐ近くのうどん屋「ウエスト」。このチェーン店にも来てみたかった。
うどんも食べたかったけどさすがにキツく、丸天の単品やら酢もつやらごぼう天やらと焼酎。ジョッキの焼酎水割り400円は安い。ウエスト キャナル前店 グルメ・レストラン
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酢もつと焼酎水割りジョッキ。
ウエスト キャナル前店 グルメ・レストラン
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ごぼう天(たぶん)
2杯と4品で1700円。安い。ウエスト キャナル前店 グルメ・レストラン
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たらふく食べて飲んで、部屋に戻る。
明るいうちに酔っ払ってしまったので部屋で仮眠したものの、前日に引き続き20時くらいに目を覚ます。
どうせならもう少し飲みたい。
事前に調べて気になっていたバーがあったので、一応電話をして空席を確認してから、お店に向かう。
キャナルシティのそばにあるバー「COOPER」。
若いお兄さんが2人、カウンターの向こうで仕事をしている。
キャナルシティのそばにあるわりに静かで、隠れ家的な雰囲気を持つお店。
マティーニやギムレットを貰いつつ、客が自分だけだったのでいろいろと話に付き合ってもらう。
店長さんが実家(埼玉)近くの巨大モールの喫茶店で働いていたことがあるとか、自分の住んでる家(千葉)から近いところにある喫茶店がお勧めとか、まさかの地元トーク。
そんな中で、映画の「007」シリーズに出てくるマティーニ、「ボンドマティーニ」とか「ヴェスパー」とか言われるものを作ってもらった。
いい店だったので調子に乗ってカクテル5杯くらい飲んだ。その結果が翌日、最終日の二日酔いに繋がる。BRITISH BAR COOPER 住吉店 グルメ・レストラン
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9時ころに起床。
さて、起床したはいいが、記憶がない。
とりあえず部屋に戻ってるし着替えてもいるし、問題を起こした感じはなかったが、旅行先でまさかの深酒。
普段、一人旅していて誰かと喋ることがなかったので初めての経験だった。失態である。
3日目の予定は、「筥崎宮」だけ決めていた。あとは時間があれば、天神でやっているドラクエ11のイベントでも覗こうかと思っていた。
結果的にはイベントには行けなかった。仕方ない。
11時ぎりぎりまで部屋でだらだらしてチェックアウト。
最初の目的は、川端商店街を抜けた北側にある「石村萬盛堂本店」で「鶏卵素麺」を買うこと。
どこにあるか分からなかった本店が意外と近くにあることを知ったので、お店に出向いた。
和菓子の専門店らしく、広くきれいなお店。鶏卵素麺を探してふらふらしてたら、お茶と「抹茶鶴乃子」を出してくれた。
鶏卵素麺を買い、お茶を頂き、お店を出る。二日酔いでなければもう少し買いたかった。
その後、商店街に戻り、「バークレー」という喫茶店でハンバーグカレーとコーヒーで昼食。(写真はない)
これも「COOPER」の店長さんにお勧めしてもらったお店。二日酔いにカレーが効く。少し元気になった。
12時過ぎ、お店が混み始めたころに店を出る。
その足で中洲川端駅から筥崎宮前駅まで電車で移動し、筥崎宮へ。石村萬盛堂 本店 グルメ・レストラン
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筥崎宮には、アジサイやユリが見られる花園があったが、二日酔いの影響のため寄ることもできず。
時間があまりなかったのもあるけど。
お宮で御朱印を貰い、早々に退散。
体調が万全だったら、もう少しうろうろしたかったものだ。筥崎宮 寺・神社・教会
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筥崎宮から博多駅に戻ると、時刻は1時を過ぎていた。お土産を見てから食事をとる。
あまり食べられる気分でもなかったけど、帰りも5時間の新幹線なので、今のうちに食事とトイレを済ませておかなければ。
お土産には、通りもんの他、「梅の香ひじき」を購入。同僚のお勧め品。
それと、甥っ子に新幹線のおもちゃ。投げると痛いタイプのやつだけど大丈夫だろうか。
帰りの新幹線も3人席の窓側。
岡山を出たあたりで体調の不良具合がマックスを迎えたが、新神戸まで隣にだれも来なかったのでラッキー。
新神戸で隣に座ったおばさん2人組は、2時間半一切トークが途切れないまま、新横浜で降りて行った。すごいパワー。
この旅日記で気になることがあるとすれば、「片道5時間の新幹線旅ってどうなのよ」ということだと思う。
自分の感想としては、「意外とどうにかなる」。自分は比較的、すぐトイレに行きたくなるタイプだけど、それでも新幹線の中で食べたり飲んだりしなければ大きな問題にはならない。運よく隣がいなければトイレにも立てる。ただ、暇なことは間違いない。趣味が特殊だと隣に人がいるだけでゲームも電子書籍も開けない可能性があるので、電子でも活字の本を用意しておくほうがよい。
お尻も多少つらい気もするけど、お尻の肉が取れそうとかそういうレベルにはならない。さすが新幹線。クッションとかなくても、普通の体質なら大丈夫じゃないかと思う。
余談。旅のお供として、アニソンの定額アプリ「アニュータ」でひたすら早見沙織の歌を聴いていた。旅情に合う。
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