花＊花＊花の長野旅（１）～バラの季節に＠ラ・カスタ ナチュラル ヒーリング ガーデン

2017/06/09 - 2017/06/09

先月ＧＷに長野へ行ったばかりなのに、また長野へ。ＧＷは長野南部でしたが、今回はカモミールの白い絨毯が見たくて長野中部へ１泊で出かけました。

カモミールの花畑があるのは、池田町の《カミツレの里》（カミツレはカモミールの和名）。その近くには以前訪れたことのある〈ラ・カスタ ナチュラル ヒーリング ガーデン〉があります。このガーデンはとても素敵だったので、カミツレの里へ行く前に立ち寄ることにしました。

旅行の数日前に甲信越地方は梅雨入りしていましたが、旅行した２日間は幸運にも晴れてくれました。お天気の神様に感謝。

★《ラ・カスタ ナチュラル ヒーリング ガーデン》
　http://www.alpenrose.co.jp/garden/index.html
　※予約制で、希望日の午前か午後のどちらかを選択
　 （前日までにインターネットか電話で予約）
　※入園料：大人・高校生　1,000円／小・中学生　500円／乳幼児　無料（要保護者同伴）
　　＊特別イベント期間中は別途料金が設定されます
　※１日の入園定員100名まで。

エリア 大町(長野)

• 同行者: カップル・夫婦
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝７時に自宅を出発。

途中、中央道の諏訪湖サービスエリアでちょっと休憩。
駐車場から諏訪湖が見えました。

清々しい青い空。

まずは安曇野のカフェでランチをして、それからガーデンへ向かいました。
※安曇野でのこのランチの様子は、翌日のランチと合わせて「花＊花＊花の長野旅（４）」の旅行記でまとめます（どちらのお店もとてもよかった）。

ランチのあと、12時半頃ガーデンに到着。
エントランス手前のチケットブースで予約者の名前を告げて、チケットを購入。

ガーデンはヘアケアやスキンケア製品を製造販売している〈アルペンローゼ〉という会社が運営しています。ガーデン名にある「ラ・カスタ」はこの会社の製品のブランド名です。

で、来園プレゼントとして、２種類のヘアケア製品（シャンプー、コンディショナー、ヘアエッセンス）のサンプルをいただきました。

写真左がホワイトローズ・シリーズ、右がアロマエステ・シリーズ。このブランドのヘアケア製品は香りがよくて好きです。値段がもうちょっとお手頃だといいんだけど。

ラ カスタ ナチュラル ヒーリング ガーデン 公園・植物園

このガーデンは、「ナチュラルヒーリング」の名が示しているように、五感で感じることを目指した美と癒しのガーデンとのこと。来園者がゆったりくつろげるように、入園者数を制限しているそうです。園内では、草花350種、樹木250種(3,700本)が育てられています。

写真はガーデンマップ。すべて見て歩いたら１時間はかかるくらいの広さがあります。

ガーデン内はいくつかのエリアに分かれていて、それぞれにテーマがあります。

入口の手前に今見頃の花々の案内がありました。

チケットブースのスタッフの方が「スパニッシュ・ビューティーもまだ見頃ですよ」とのこと。
バラの名前はあまり詳しくないので、それがどんなバラなのかわかりませんでしたが、とにかく楽しみ。

ここがガーデンのエントランス。

迷宮へいざなわれていくような雰囲気。

ラ カスタ ナチュラル ヒーリング ガーデン 公園・植物園

★ボーダーガーデン

エントランス入ってすぐの小路。その先には緑に覆われたストーンブリッジ。

～ボーダーガーデンの花々～

*ユリ（テニフォリウム・プミルム）

鮮やかな赤い小輪がたくさんついています。

左はジギタリス、右はキンギョソウ（レンブラント）。

真っ白のポピーが風になびいていました。

*ジギタリス（パムズチョイス）

花が鈴なり～。上のほうも今にも開きそう。

*アリウム

花の中でもとくに好きなアリウム。まだ咲き始めで、見頃にはちょっと早かった。
ぼんぼりがたくさん並んでいるところを見たかったな。

*ジギタリス（イルミネーション）

白樺林から見た眺め。

おとぎの国みたいだ。

白樺木立ちのそばのストーンゲート。

石造りのアーチを色とりどりのバラが取り巻いています。

赤はフォースオブジュライ、白はアルバ・セミプレナのようです。

ピンクは名前わからず。

新緑に鮮やかなバラが映えて綺麗だ～。

ストーンゲートの近くに咲いていた美しいバラ、ブルーフォーユー。

*ペンステモン・スモーリー

白樺木立ち

そばには澄んだ小川が。

ガーデン内を流れる水は全て北アルプスの天然水だそう。

パイナップルみたいな形の花。

調べてみたら、どうやらこれはフレンチラベンダーらしい。
こんなラベンダーもあるんだ～。

先端の紫の葉がウサギの耳のようにも見える。

このパーゴラを覆っているのはキングサリ。

５月に来ると、鮮やかな黄色の花が咲き誇っているのが見られるそうです。近くに住んでいたら毎月来るんだけどなぁ。

パーゴラの先にある大ガゼボ。

いつまでのここに座っていたくなります。

*カルミア

カルミアの蕾はまるで金平糖みたいで、とてもかわいい。

先ほどの白樺林からもちらりと見えたこの建物は〈ヒーリングファクトリー〉。お洒落な洋館で、とても工場には見えません。

ちなみに、１階が化粧品工場、２階は体験工房とショールーム、右端の塔は展望塔になっていて、上まで登ることができます。

緑と花の素敵な小路。

*アークトチス

★シーズンガーデン

季節の花を集めたガーデン。さまざまな花がこぼれんばかりに咲いています。

*オステオスペルマム

花いっぱいのガーデン♪

天国みたい。。。

花壇の上段はサルビア。白、紫、ピンクの３色があって綺麗です。

花の周りをハチがブンブン。刺されないようにしないと（過去に旅先で刺されて大変な目にあったことが……）。

キンギョソウ？

角度を変えて。

ファクトリーの前はオープンカフェになっています。
あとでここでお茶しよう。

シーズンガーデンの裏側には、さまざまなバラが咲いていました。

手前の純白のバラは、オールドローズのアルバ・セミプレナ。

青空に向かって花びらを広げたポピー。

気品を感じるバラ。名前わからず。

咲いたばかりの瑞々しいバラ。こちらも名前わからず。

ピンクと黄色のグラデーションのバラ、ボルデュール・カマユ。

左のバラに覆われているのはカフェのブース。

こぼれんばかりに咲いているこの美しいピンクのバラが、スタッフが言っていた〈スパニッシュ・ビューティー〉でした！

満開です～。近づくといい香りが♪

お茶をする前に、展望塔に上ってみます。

ファクトリーの玄関前から見た眺め。青と緑の世界。

展望塔から北アルプスが一望に見渡せました。

前回来たときは曇りだったので山並みが見えなかったけれど、こんな素晴らしい眺めだったんだ。

展望塔からガーデンもよく見えます。

ファクトリー２階のテラスから見た眺め。

お天気があまりによくて、日差しが痛い。６月初旬の長野で、気温が30℃近くになるとは思わなかった。

２階の体験工房の窓から北アルプスの山並みが見えました。

額縁のような風景。

展望塔から下に降りて。

暑さで喉がカラカラ。

このオープンカフェでお茶します。

こちらのブースでオーダーすると、席まで運んでくれます。

ブースをつたうバラが本当に綺麗です。

メニューには地元産のフルーツジュースやハーブティーもあります。


★ヒーリングカフェ

ヒーリングカフェ グルメ・レストラン

このテラス席が雰囲気いいけれど、暑いので、ファクトリー１階の庇の下の席に座ることに。

カフェの前にあったこれは？

調べたら、黒法師という多肉植物だそう。
今、多肉植物がブームだから、育てている人もけっこういるかも。
バラみたいな形でおもしろい。

カフェで注文したのは、アイスコーヒーと、

アイスクリーム。

右がラベンダーイチゴ（夫）、左がオレンジミックス（わたし）。

ラベンダーイチゴは何とも表現の難しい味（香りはラベンダーで、味はイチゴとハーブのミックスみたいな）。
オレンジミックスは甘酸っぱくてとてもおいしかった。

ひと息ついて、散策再開。

手前のこの花、ミソハギに似てるけど、ちがうよな。まだ６月だし。
色がとてもビビット。

緑が鮮やか。

★メドゥガーデン

あのベンチに座って読書したくなる。

名前わからず。

キンセンカ？

★ヒドゥンガーデン（秘密の庭）

この白いバラの門がその入口。

門をつたうバラ（ジャクリーヌ・デュプレ）。

*バラ（アルバ・セミプレナ）

ガーデン内のほかの場所にも咲いていたこのバラは、ラ・カスタの商品「ホワイトローズ・シリーズ」に使われているバラだそう。

外国のガーデンにワープしたかのよう。
高木や灌木に囲まれ、隠れ家的雰囲気。まさしくヒドゥンガーデン。

ヒドゥンガーデンには白系の花がたくさん咲いています。ホワイトガーデンとも言えそう。

ほんのりピンクの色がさしたバラ。花びらがティッシュペーパーみたい。
名前わからず。

*カンパニュラ

大ぶりのシャクナゲ。

これもジャクリーヌ・デュプレかな。

シャクヤク？

あちこち歩いていたら、白樺林に出ました。白樺とオンリー・グリーンの世界。

木陰にひっそりと咲いていた小さな花。

*リナリアフラメンコ

くっきりした色の花。フラメンコはナイス・ネーミング。

★ロックガーデン

★ウッドランド

周囲はどんぐり系の樹木。

ボリューミーなバラ。

★アロマガーデン

以前ウォールガーデンだったところが、今年リニューアルしてアロマガーデンになったそう。

精油の原料になる植物や香りのよい植物が集められていて、触って楽しむことができます。

こちらはレモンバーベナ。
葉を触ると、あのロクシタンのレモンバーベナの香りがしました。

*ユーカリ

自宅で使っている入浴剤クナイプのユーカリと同じ香り～。

触って香りを確かめるのが面白くて、あっちの葉、こっちの葉と触りまくりました。

ハーブたちの横でひっそりと咲いていたバラ。

*ジャーマン・カモミール

おひさまを浴びて、小さな花びらをいっぱいに広げています。
これからこのカモミールの花畑を見に行くのだと思うと、胸がわくわく。

ここに来たのは２回目ですが、１回目の９月とは咲いている花々がまったくちがい、今回もとても楽しめました。

バラのシーズンはガーデンが一層華やかなので、とくにおすすめの季節です。


「花＊花＊花の長野旅（２）」につづく。。。

この旅行記へのコメント （2）

• ハッピーねこさん 2017/06/17 02:31:13

  可憐でかわいらしい！

  ショコラさん、こんばんは。
  お久しぶりです、ハッピーねこです。
  
  カモミールの和名がカミツレ、そうだったんですねー！
  カミツレ、聞いたり目にすることはありましたがカモミールだったとは！
  初めて知りました。
  カモミールティーのパッケージなどの写真やイラストで見るばかりでしたが、
  本物は更に可憐でかわいらしいですね。
  
  お天気上々でお花や緑が美しく、最高のガーデン巡りでしたね！
  当然でしょうが専門家によってお手入れされているお庭は素晴らしいですね。
  私もどこかお花いっぱいのお庭を訪ねてみたくなりました。
  
  ハッピーねこ

  ショコラさん からの返信 2017/06/17 17:02:18

  RE: 可憐でかわいらしい！

  ハッピーねこさん、こんにちは。
  
  ご無沙汰してしまってすみません。
  
  旅行記を見てくださってありがとうございます。
  コメントもくださってうれしいです〜。
  
  カモミールの和名がカミツレだってこと、わたしも知ったのはけっこう最近かも。実際に見るのはこれが初めてだったのですが、とてもかわいい花でした。とくに中心の黄色いぷっくりふくらんだところがキュートで。
  
  ここのガーデンは本当に手入れが行き届いていて、隅々まで美しいという感じです。予約・定員制なので、ゆっくり見て回れて、とても贅沢な時間を過ごせました。近くに住んでいたら毎月でも行きたいくらい。
  
  ＧＷから花の追っかけ旅が続いていて、来週末はまたも長野へ今度はバラ専門のガーデンへ行ってきます。
  
  ハッピーねこさんはＧＷは東ドイツとプラハだったのですね。のちほど旅行記にお邪魔させてもらいます〜。
  
  ショコラ