2017 大河ドラマのブームも終わり静けさの戻った「備中高松城跡」

2017/03/28 - 2017/03/28

天下統一を目指す信長の中国攻め、城主・清水長左衛門尉宗治が治める備中高松城は難攻不落の沼城でした。
織田軍総大将である羽柴秀吉が敢行した水攻めは、太閤記や映画、テレビで何度も紹介されております。

小豆島の帰りにこの地を訪れてみましたら誰もおりません。
数年前のNHKの大河ドラマの放映後には観光バスが押し寄せ、連日多くの観光客が見えられたそうです。
（利用したタクシーの運転手さんのお話）

短時間ですがゆっくり見て回りながら、世の移ろいを感じさせられました。

エリア 岡山市(岡山)

• 旅行の満足度: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 船 タクシー JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

新岡山港行のフェリー

土庄港を11時発
ごま油のかどや製油、小豆島が創業の地でした。

フェリーから小豆島港を

12時前、児島湾大橋が見えます。

新岡山港で、乗ってきたフェリー

両備フェリー 乗り物

新岡山港からバスで岡山駅、山陽本線で倉敷駅下車

倉敷郵便局と倉敷本町郵便局で風景印をゲット、急いで駅に戻り伯備線で総社駅に到着

総社駅 駅

桃太郎線で備中高松に向かいます。

14:54発の岡山行

15:10備中高松駅着

備中高松駅 駅

備中高松駅で

今回の旅で最後の「高松郵便局」風景印

印影は、備中高松城趾・清水宗治首塚と最上稲荷仁王門

岡山空港発 16:55 の便で羽田に戻るのであまり時間がありません。
タクシーで城跡に寄り３０分位見学して空港に向かいます。
高松城跡

三の丸跡

高松城水攻め　案内盤

400年以上前、この地に３万もの軍勢、想像もできません。

本丸方面を見ていますが殆ど高低差がありません。
どうしてこんな所に築城したのでしょう。

蓮池と本丸への橋
運転手さんのお話では、初夏からお盆頃まで綺麗な花が見られるそうです。

宗治蓮と呼んでいるようです。

二の丸跡

橋を渡り本丸に

本丸の跡です。

清水宗治の首塚

清水宗治公の辞世の句碑
「浮世をば 今こそ渡れ 武士の 名を高松の 苔に残して」

こちらは、お城跡の研究を成された郷土史家のようです。

清水宗治城跡の碑
毛利元徳の書

本丸跡で

公園内は、清水宗治公が眠っているように静かです。
散歩していた地元の方、お一人にお会いしただけでした。

15:40 そろそろ空港に向かいます。
もう少し時間があれば資料館も見たかったのですが。