米国グランドサークルを巡る旅（前編）

2016/09/19 - 2016/09/23

アメリカって広いですよね。
ニューヨーク、ロスアンゼルス、サンフランシスコ、マイアミ、シカゴなど、大都市それぞれが独特な雰囲気を持っているので、何度訪問しても飽きることがない。そうなると、車がないと移動できない中部エリアの訪問はなかなか実現にいたらない。

今回は、アメリカ在住の友達が同行してくれるとの機会を活かし、満を持してのグランドサークルツアーを決行。

まずは、出発点となるラスベガス到着からモニュメントバレーまでの前半をお送りします。

エリア モニュメントバレー周辺(アメリカ)

• 旅行の満足度: 5.0

9月19日夕方、NRT→SFO便にてサンフランシスコ到着したのが当日の午後2時前。そのまま国内線に乗り継いで、ラスベガス到着は午後3時。

今回の旅は車移動となるので、空港にてレンタカーを借りる。
移動が楽なように大き目の車を借りたので、1日あたり保険も含めて1万円くらい。

レンタルした車で今宵のホテル「BALLY'S」へ。
何度か出張でラスベガスに来たときの定宿なんですが、ロケーションが抜群の割りに古い建物だからなのか、全体的に相場が安いラスベガスの中でも格段に安いんですよね。。。古いと言ってもぜんぜん快適に過ごせますが。

一泊13,000円（ﾘｿﾞｰﾄ税込）でした。

明日は朝早くからの移動となるので、お決まりのベラッジオでの噴水ショーを見て、ご飯を食べて早々に就寝しないとね。移動疲れもあるし。

ベラージオ ホテル ホテル

ご飯は何を食べようかなぁと、同行の友達と相談してたら、なんとあのゴードンラムジーのハンバーガー屋があると言うではないか！

ゴードンラムジー。

アメリカンアイドルのシェフ版、マスターシェフで三人の審査員の一人として出演していて良く見ていました。その後はヘルズ・キッチンとかでも活躍してましたね。

正直彼の偉業ってウィキペディアでしか知らないので、日本でいう周富徳さんクラスの位置づけなんかなと勝手に想像してました。

せっかくのチャンスなので、彼がプロデュースしているというハンバーガーレストランへ行くことに。オープン当初はすごい行列が出来ていたそうですが、今はどうでしょうか。

ゴードン ラムゼイ バーガー アメリカ料理

来て見ると、やはり観光都市ラスベガスだけあって、未だに行列がありました。でも昔ほどではないと（友達談）。

20分ほど待って店内へ。

メニューを眺めると、彼の出演したテレビ番組「ヘルズ・キッチン」の名前を模したハンバーガーがあるではないですか。
これを頼むしかないですよね♪

構成は通常のバーガーの構成に、ソテーしたハラペーニョがサンドされているのが特徴ですね。そうハラペーニョが地獄の辛さを演出ってわけです。

それがこちら。

15ドルくらいだったかな。

まぁ、アメリカのレストランでハンバーガー料理を頼むと大体このくらいですよね。見た目は小さそうですが実はボリューム満点でした。
あと、これ、超絶美味い！！！！
今まで食べたハンバーガー料理でトップクラスの美味さでした。
さすが、ゴードンラムジー(*´∀｀*)

特に感動したポイントは、バンズに挟んである具材が全てソテーされているところ。ハラペーニョ、トマトはもとより、ピクルスまで。
ソテーすることで余分な水分が出てこず、かつ料理の温度を下げることなく、美味しくいただけます。この細かい配慮にさすがってうなってしまったわけです。

最初はミーハーな店なんだろうなぁとしか思わなかったけど、その実力を思い知りました。

ゴードン ラムゼイ バーガー アメリカ料理

翌20日

朝7時にチェックアウトしていざ出発。
今宵の宿があるグランドキャニオンまで向かいます。

まずは、ラスベガスの撮影ポイントと言ったらココ！
これから出発するのですが、「ＷＥＬＣＯＭＥ」側で撮影。

これ、周囲に人がいないように撮影してますが、俺の目の前には数十人の人が、順番待ちしてこちらを睨んでますｗｗｗ

皆、同じアングルで撮影したいので、我慢して待ってるんですね。でも、ある意味理にかなっている。横から勝手に中○人とかに見切られる事もないですしねｗ

ラスベガスからグランドキャニオンまでは、キングスマン経由で430キロ。
途中休憩入れながら4時間ほどかな。

ここで、同行者からのご提案。

途中、セリグマンという街があって、ここが映画「ＣＡＲＳ」の舞台になってるので、行ってみないか？との提案。

ネットでセリグマンの写真を検索してみると、アニメ映画のキャラたちがいたるところで観光客をお出迎えしているような雰囲気を演出した写真がいっぱい。

ということで、一路セリグマンへ。
途中雨が降り出してきた。
今日はグランドキャニオンに着いたら夕日を見る予定なのにこの天候で大丈夫なのか。。。。と不安に駆られながらもセリグマンに到着。

天気は雨。

でも、いろんなところに、コスプレカーがあって楽しい！

ビショビショになりながらいろんな車たちと一緒に写真を撮りました。
ランチもこの街で済ませ、一抹の不安をかかえながら、グランドキャニオンへ。

途中、どんどん雨がひどくなってくる。

セリグマンに立ち寄ったことと、雨天による注意深い運転のため、グランドキャニオンに着いたのは夕方。本当は夕日を見たい所だけど、雨が止む気配が無い。ここでグランドキャニオンの写真を撮っておかないと後々の予定がずれ込む致命傷に。

雨雲レーダーを睨みながら相談すること10分。
どうも明日は天気が回復するらしい。
無理に雨の中訪問せず、その代わり、明朝日の出に合わせてグランドキャニオンに行こうということで、今夜のお宿、「レッド・フェザー・ロッジ」にて就寝。
ホテルに隣接する、メキシカンレストランで夕飯を済ませておやすみなさい。

レッド フェザー ロッジ ホテル

朝5時。
時差ぼけとかもあるので、そんなに早起きは苦じゃないｗ

外に出ると、森の中のひんやりした空気と透き通った空が。
絶好の観光日和。
昨夕の判断は間違ってなかったと。

では、グランドキャニオン国立公園に入りましょう。

サウスエントランスから公園内へ。
車一台につき25＄の入場料を払いましょう。
これで、数日間の入場許可が与えられます。

グランドキャニオンには多くのビューポイントがあるので、車をどこに停めるか悩みどころなんですが、個人的には、ここの駐車場が便利だったなぁと。
一番のポイント、マーサに近いっていうのもあるのですが。
他のポイントには、このターミナルから巡回バスに乗って行けますし。

グランドキャニオン国立公園 国立公園

やってきました。
グランドキャニオン！
ここは、ヤバパイポイント（Yavapai Point）だったかなぁ。

後々の移動スケジュールの都合上、滞在二時間でしたが、正直足らなかったなぁ。
机上の地図を眺めながら行程を組んだんだけど、来て見ないとわからないこの広さ。半日は必要だと痛感しました。

しかし、当初の行程から数時間遅れているので、後ろ髪引かれながら、次なる目的地で今回のメイン、モニュメントバレーへ出発。

グランドキャニオン国立公園 国立公園

グランドキャニオンを発ったのち直ぐにスコールが！！！
危ない危ない。

デザートビュードライブをモニュメントバレーへ向かう道すがら、道路上に、ビューポイントの看板を発見。

周囲を見てもただ、だだっぴろい平地が広がるだけにしか見えないのに、ビューポイント？と一瞬思うんですが、良く見ると、その平地のが割れているような筋が走っているのが分かる。

そう、その割れ筋がどんどん侵食されて、最終的にグランドキャニオンのようになるんですね。平地といいながら、実はまだ走っている場所は標高数百メートル以上ありますからね。

ここは Little Colorado River View Point

裂けるような谷間に怯えながらパチリ。

午後4時。

ようやく、到着しました。
モニュメントバレー！！！！

アメリカ横断ウルトラクイズ世代の俺には、バラ撒きクイズの聖地として始めて目にしたその光景が衝撃的で、思えばそのときから、夢に抱いていた場所だったのかもしれません。

道中何度も雨に降られながらも、現地に着いたらご覧の虹がお出迎え。
あー、なんて美しいんだ。モニュメントバレー。

ちなみにこのエリアに入るにはナバホ税というのがあって、車一台あたり20ドル払わないといけません。

モニュメントバレー ナバホ トライバル パーク 国立公園

もう言葉が出ません。
夢にまでみたこの景色。

はるばる来ましたよ。この眺めを独り占めするために。

モニュメントバレー ナバホ トライバル ビジターセンター 散歩・街歩き

ホテルはもちろん、最高の眺めを提供してくれるThe View Hotel。

三階建てのホテルですが、最上階はスタービュールームといい、バルコニーの天井部分が出っ張ってないので、視界が広がり最高の眺めを提供してくれます。
しかし、一泊36,000円也（泣

ホテルの部屋自体はさほど広くはないけど、ここは眺めにお金を払ったと思えば。
そうそう何度も来れる場所でもないですしね。

ザ ビュー ホテル ホテル

周囲にレストランが無いので、ホテル内で済ませます。
この豆料理が美味しかった。あと、鶏の半身を蒸し焼きにしたやつも。
ちなみに料理を頼むと、サラダとスープのビュッフェが付いてきます。
一人当たり20ドルくらいだったかな。

ザ ビュー ホテル ホテル

モニュメントバレーの夜景。

いろいろ、ネットで写真をあさりましたが、夜景ってあまり見たことが無かったような。満月による陰影が神秘的な光景を演出してました。これも、このホテルに泊まったから見れた風景ですよね。

明日は、フォレストガンプポイントを皮きりに、アンテロープキャニオン経由でラスベガスに一気に帰ります。

ザ ビュー ホテル ホテル