北アフリカのモロッコへ！！ その11 様々な予定変更でカサブランカへ。

2017/04/29 - 2017/05/03

マラケシュのスークを歩いている時、家内の携帯が鳴り、仕事の都合でなるべく早くパリに戻ることに。
カサブランカのエール・フランスにその場で電話して、パリ行の飛行機の変更をお願いした所、フルフライトであるため、空港に来てほしいとのこと。
よって、砂漠行きを諦めてマラケシュのホテル２泊分キャンセル。
翌朝一の列車でカサブランカに向かうつもりでした。
急な予定変更で夜に荷造りしていると、部屋のセーフティボックスが開きません。
暗証番号を入れて「OPEN」の文字が出てガチャンと音がするのですが開きません。
中にはパスポートや日本円、ユーロ、Eチケットの控えなどが入っています。
２４時を過ぎていましたが、フロントに電話をして開けてもらうように頼みました。
スタッフが部屋にやってきて開けようとしますが開きません。
スタッフ「明日の朝、メンテナンススタッフが来るのでそれまで待てないか？」
私「明朝なるべく早くホテルを出発してカサブランカ行の列車に乗りたいんですが。」
スタッフ「えー？？」

エリア マラケシュ(モロッコ)

• 旅行の満足度: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 鉄道
• 旅行の手配内容: 個別手配

今日もイスラムのお祈り「アザーン」の大音響で目が覚めます。

マラケシュ発カサブランカ行の列車は、５時が始発でその後はだいたい２時間毎。
５時の列車はむりにしても、７時か９時には乗りたい。

フロントで何時にセーフティボックスを開けられるのか尋ねると、８時には、、、と頼りない返事。
朝食を戴く時間はないと思っていたのですが、仕方なくホテルの屋上のレストランで朝食。

修理スタッフが到着したらすぐに呼んでもらるように頼んでおいて朝食を戴きました。

アラビア語のヨーグルト。

８時にメンテナンススタッフが到着。
このメンテナンススタッフがチェックイン時に会った英語の話せないスタッフです。
でもこのメンテナンススタッフでも開けられず。

このスタッフはどこかに電話してます。
修理屋さんを呼んでいたようで、１０時頃、つなぎの作業着を着た修理屋さんが到着。
でもこの修理屋さん、３０分ぐらいセーフティボックスをいじって両手を広げて「お手上げ」状態で帰っていってしまいました。
残されたスタッフは、「ホテルを解雇になってしまう！」と焦りながら開けようとしてます。

私は家内とスタッフを部屋に残し、フロントに行き、事の次第を説明しました。
我々はもう一刻も早くカサブランカに行かなくてはなりません。
ホテルマネージャーは私と一緒に部屋へ行ってくれたのですが、なんとマネージャーはスタッフに対し大声で怒鳴り散らすのみで戻ってしまいました。
ビックリです！

フロントに行って再びマネージャーと私で会話。
私「これはホテルの問題では？」
マネージャー「ホテルの問題ではない。スタッフのミスだ。彼の責任において何とかさせる。あなたたちが列車や飛行機などの交通機関に間に合わなかった時には、ホテルではなく彼を訴えてほしい」
私「えー？」
訴えるとかじゃなくて、早くセーフティボックスを開けてよーーー

すると家内から私のスマホに電話。
「開いたよー　部屋にあがってきてー！」
部屋に戻ると呆然と立ちすくむスタッフが「クビにならなくて良かったー」とだけ。

セーフティボックスの件があったので、チェックアウト時、２泊分のキャンセル料はかかりませんでした。

結局、昼前にマラケシュの駅に向かうことになりました。
２泊分のキャンセル料はあのスタッフが払わされたのでしょうか？？

ホテルがホテル負担で車を手配して駅まで送ってくれました。
昨晩、ファンタジアまで送迎してくれたスタッフと同じスタッフです。
車内で今朝あったことを話したら、、彼はホテルのスタッフではなくどこかの旅行会社に所属しているドライバーでした。

昼前に駅に到着。
カサブランカ行の列車のチケットの交換は、手数料もなくスムーズに行うことができました。
同じ一等車です。
２人の席は少し離れるとのことですが、そんなことよりカサブランカに行けることが嬉しいです。
12:45発の列車が取れたので、16時にCasa Voyageurs駅に到着予定です。

ここでカサブランカのエール・フランスへ電話。
チケットの変更のリクエストはどうなった？
少し待たされましたが、今日の便は無理だけど、
明日の便であれば大丈夫とのこと。
朝、なるべく早くエール・フランスの空港カウンターに来てほしいとのこと。

やったー！！！！

今日、カサブランカに着いたら、明日を待たずまず空港に行くことにしました。

日本で手配済みであったカサブランカ到着時にお世話になった送迎ドライバーに電話。
諸々変更になった事の次第を電話で説明し、これから乗る列車の時間を伝えたら、16時にCasa Voyageurs駅に迎えに来てくれるとのこと。
駅から空港経由でホテルまで乗せてもらうことに。
電話で料金交渉も済ませ、安心！！
送迎ドライバーは英語が通じるのでホッとします。

読めません。
でも自分が乗るべき列車は12:45発なので判ります。

読めません。

マラケシュの駅の構内。

二人で昼食を戴くことに。

駅構内のマックへ。

チキンバーガーとポテトとアイスコーヒーのセット。

チキンナゲットも。

ホームに出ます。

この列車です。

乗りこみます。


マラケシュさようなら。
砂漠に行きたかったな。。。

マラケシュに来るときは６人用のコンパートメントでしたが、今回は今風の車両です。

席が離れるといっても、家内とは一人用席の前後でした。

3時間30分の乗車。。
定刻より少し遅れCasa Voyageurs駅に着。

昨晩からのセーフティボックスのゴタゴタで疲れたため、列車内はほとんど寝てました。

送迎ドライバーさんはいるかな？？

Casa Voyageurs駅の駅舎。

今は１６時２０分。
時計は全く合っていません。

ドライバーさんと無事に会えました。

一路空港へ。

昨晩からのゴタゴタを話します。
英語が通じるのでホッとします。

空港に着きました。

エールフランスのカサブランカからパリへの便は１日４便。
明日の朝１０時１０分発の便に変更できました。
私たち夫婦の席は随分離れていますが、そんなこと気にしません。
チケットが交換できてよかったです。

40分ほど待ってもらいました。。

ホテルに向かいます。

車の中で続きをドライバーさんにお話ししました。

「大変だったねー」
と言われました。

ホテル着！
ホテルは「ＯＵＭ　ＰＡＬＡＣＥ」。


明日の朝のピックアップ時間を伝えてドライバーさんとはお別れ。。

チエックイン。
元々宿泊予定であったホテルです。
宿泊が２日早まりました。
変更ができて良かったです。
手数料は取られませんでした。

どんな部屋かな？

こんな部屋でした。

これよりカサブランカの街に繰り出してみます。