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2015年5月、コート・ダジュールのニースから列車でマルセイユに着きました。<br />今回は港を描くつもりなので少々長逗留となりました。以前は旧港の近くやサン・シャルル駅近くのホテルに宿泊していましたが、今回は現地の友人宅に厄介になりました。<br />旅行の目的が観光ではなく、スケッチをすることが目的なので、観光で訪れる方にはあまり参考にならないかもしれませんが、ご容赦ください。<br />ちなみに、一般的なマルセイユの観光でしたら、旧港やその近辺、丘の上に立つノートルダム・ドゥ・ラ・ギャルド寺院、旧港の西に位置する旧施療院やとの近辺、また船でイフ島を訪れるのが一般的です。あまり時間がなく効率的に回るためには旧港から出るプチ・トランに乗るのがいいと思います。<br /><br />まずは、旧港から眺めるノートルダム・ドゥ・ラ・ギャルド寺院を描きました。港にはたくさんのヨットが係留されており、大変描きずらい風景ですが、数日かけて昼間の風景と夕暮れの風景2枚を描きました。<br />旧港は大きな港ですが、ノートルダム・ドゥ・ラ・ギャルド寺院の向こう側(東方面)に小さな漁港があります。この小さな漁港も絵になります。<br /><br />また、マルセイユの町から東に車で20~30分のところにあるカシの町や、逆に西に30分ほどのところにあるマルティーグの港も描いてきました。<br />また、レスタック地区(セザンヌが良く描いた場所)、エクスの町とのほぼ中間にあるギャルだンヌの町、カランクなども訪れて水彩で数枚描きました。<br /><br />南仏名物のペタンク(ブール)をご存知でしょうか。南仏を旅していると、町や村の小さな広場でおやじさん達がわいわい騒ぎながら鉄のボールを投げて遊んでいるのをよく見かけます。それがペタンクです。<br />マルセイユの町にペタンク・グッズの専門店「ブール・ブルー」という店があり訪れました。大きくはないですが、中にはペタンクができる小さなコートも用意してありました。店のご主人に、ペタンクのボールが作られる工程、どのくらいの重さのボールが良いかなと・・・いろいろ教えてもらいました。<br />ご主人と差しで一本勝負のペタンクをやったところ、私が3ポイント獲って勝ちました。(わざと負けてくれたのかも…)ちなみに私もペタンク・ボールを2セット持っています。しかし日本に持って帰るお土産にするには少々重いので注意してください<br /><br />絵(油彩)を描く方へのご注意ですが、溶き油やブラシ・クリーナーは飛行機に持ち込めないので、着いた地で調達しなければなりません。それを忘れて写生地に行ってしまうと絵が描けません。今ではネットで画材店がどこにあるのかが分かりますので便利になりました。南フランスやアルザスの町ならどこに画材店があるのか大体覚えていますので、もし分からなけれはご照会ください。<br />

マルセイユとその近郊のスケッチ旅行

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2015/05/06 - 2015/05/16

140位(同エリア427件中)

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peintre

peintreさん

2015年5月、コート・ダジュールのニースから列車でマルセイユに着きました。
今回は港を描くつもりなので少々長逗留となりました。以前は旧港の近くやサン・シャルル駅近くのホテルに宿泊していましたが、今回は現地の友人宅に厄介になりました。
旅行の目的が観光ではなく、スケッチをすることが目的なので、観光で訪れる方にはあまり参考にならないかもしれませんが、ご容赦ください。
ちなみに、一般的なマルセイユの観光でしたら、旧港やその近辺、丘の上に立つノートルダム・ドゥ・ラ・ギャルド寺院、旧港の西に位置する旧施療院やとの近辺、また船でイフ島を訪れるのが一般的です。あまり時間がなく効率的に回るためには旧港から出るプチ・トランに乗るのがいいと思います。

まずは、旧港から眺めるノートルダム・ドゥ・ラ・ギャルド寺院を描きました。港にはたくさんのヨットが係留されており、大変描きずらい風景ですが、数日かけて昼間の風景と夕暮れの風景2枚を描きました。
旧港は大きな港ですが、ノートルダム・ドゥ・ラ・ギャルド寺院の向こう側(東方面)に小さな漁港があります。この小さな漁港も絵になります。

また、マルセイユの町から東に車で20~30分のところにあるカシの町や、逆に西に30分ほどのところにあるマルティーグの港も描いてきました。
また、レスタック地区(セザンヌが良く描いた場所)、エクスの町とのほぼ中間にあるギャルだンヌの町、カランクなども訪れて水彩で数枚描きました。

南仏名物のペタンク(ブール)をご存知でしょうか。南仏を旅していると、町や村の小さな広場でおやじさん達がわいわい騒ぎながら鉄のボールを投げて遊んでいるのをよく見かけます。それがペタンクです。
マルセイユの町にペタンク・グッズの専門店「ブール・ブルー」という店があり訪れました。大きくはないですが、中にはペタンクができる小さなコートも用意してありました。店のご主人に、ペタンクのボールが作られる工程、どのくらいの重さのボールが良いかなと・・・いろいろ教えてもらいました。
ご主人と差しで一本勝負のペタンクをやったところ、私が3ポイント獲って勝ちました。(わざと負けてくれたのかも…)ちなみに私もペタンク・ボールを2セット持っています。しかし日本に持って帰るお土産にするには少々重いので注意してください

絵(油彩)を描く方へのご注意ですが、溶き油やブラシ・クリーナーは飛行機に持ち込めないので、着いた地で調達しなければなりません。それを忘れて写生地に行ってしまうと絵が描けません。今ではネットで画材店がどこにあるのかが分かりますので便利になりました。南フランスやアルザスの町ならどこに画材店があるのか大体覚えていますので、もし分からなけれはご照会ください。

旅行の満足度
4.0
観光
3.5
ショッピング
3.5
同行者
一人旅
交通手段
鉄道 高速・路線バス 徒歩

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  • マルセイユ旧港の西側先端からノートルダム・ドゥ・ラ・ギャルド寺院方面を描きました。

    マルセイユ旧港の西側先端からノートルダム・ドゥ・ラ・ギャルド寺院方面を描きました。

  • 同じ場所からの夕景。とは言っても午後9時頃。

    同じ場所からの夕景。とは言っても午後9時頃。

  • マルセイユ サン・シャルル駅

    マルセイユ サン・シャルル駅

  • マルセイユ旧港

    マルセイユ旧港

  • ヴァロン・デ・ゾフェルの港。とても小さな漁港です。<br />この近辺のレストランのブイヤベースは最高とのこと。<br />旧港近くにもたくさんブイヤベースを出すレストランはあるが、観光客相手のため本来のブイヤベースではないとのこと(友人のフランス人によると)。

    ヴァロン・デ・ゾフェルの港。とても小さな漁港です。
    この近辺のレストランのブイヤベースは最高とのこと。
    旧港近くにもたくさんブイヤベースを出すレストランはあるが、観光客相手のため本来のブイヤベースではないとのこと(友人のフランス人によると)。

  • ヴァロン・デ・ゾフェルの港風景を水彩で1枚。

    ヴァロン・デ・ゾフェルの港風景を水彩で1枚。

  • ギャルダンヌの町。マルセイユとエクス・アン・プロヴァンスの中間に位置します。電車でも行けます。ギャルダンヌ駅を降りて大きな工場の横を進むと町に着きます。<br />町そのものは大した町ではありませんが、町を見下ろす丘にかつてセザンヌが描いた場所を表示する案内板が立っています。

    ギャルダンヌの町。マルセイユとエクス・アン・プロヴァンスの中間に位置します。電車でも行けます。ギャルダンヌ駅を降りて大きな工場の横を進むと町に着きます。
    町そのものは大した町ではありませんが、町を見下ろす丘にかつてセザンヌが描いた場所を表示する案内板が立っています。

  • セザンヌがここから描いたという案内板。(私の絵ではありません)<br />当時の風景と少々変わってしまっている建物もあります。<br />セザンヌはこの丘のいくつかの場所から描いています。

    セザンヌがここから描いたという案内板。(私の絵ではありません)
    当時の風景と少々変わってしまっている建物もあります。
    セザンヌはこの丘のいくつかの場所から描いています。

  • 「ギャルダンヌのセザンヌ遊歩道」入口の表示

    「ギャルダンヌのセザンヌ遊歩道」入口の表示

  • マルティークの町。<br />鉄道では行けないと思います。<br />とても静かな漁港で、のんびりと描けます。

    マルティークの町。
    鉄道では行けないと思います。
    とても静かな漁港で、のんびりと描けます。

  • マルティーグを描いた作品(油彩)。

    マルティーグを描いた作品(油彩)。

  • カシの町。<br />マルセイユから東に車で30分くらい。<br />この港も絵になります。

    カシの町。
    マルセイユから東に車で30分くらい。
    この港も絵になります。

  • カシの港

    カシの港

  • カシの町

    カシの町

  • カシを描いた作品(油彩)

    カシを描いた作品(油彩)

  • ペタンク用具店

    ペタンク用具店

  • ペタンク用具店のおやじさんと

    ペタンク用具店のおやじさんと

  • マルセイユの友人宅<br />寿司を作ってもらいました。<br />酢が全然足りませんでした。

    マルセイユの友人宅
    寿司を作ってもらいました。
    酢が全然足りませんでした。

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