2017/04/29 - 2017/05/03
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nichiさん
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マラケシュであと2泊して砂漠にも行く予定でしたが、家内の仕事の都合でなるべく早くパリに戻ることに。
旧市街のカフェに入り、ゆっくり座って落ち着いてマラケシュのホテルのキャンセルと、砂漠行きのキャンセルと、カサブランカ行の列車の予約変更とエール・フランスの便変更と、パリのホテル手配の電話を2人でしまくります!!!
カサブランカからパリへのエアーチケット変更とマラケシュからカサブランカへの長距離列車のチケット変更の手続き以外、ある程度旅程変更の目途がたったので、馬車に乗って旧市街から新市街へ。
旧市街と違い普通に都会でありパリっぽさもある新市街を歩き回り,
お茶してからタクシーで旧市街のホテルに戻りました。
全ての手配はできませんでしたが、夜はマラケシュのホテルで申し込んでいた「ファンタジア」へ。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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フナ広場で馬車が並んでいる所で交渉します。
私たちは新市街に行ってみたかったので英語で交渉です。
新市街までいくら?
最初の馬車の料金提示は100DH=1,200円。
次の馬車に向かおうとすると「待て!いくらならいいんだ?」
的なことを言っているらしいのですが、無視して次の馬車に行きます。
次の馬車の料金提示は500DH=600円
私は、400DH=480円でいかが?
と英語と片言フランス語と身振り手振りのごちゃまぜ会話です。
結局450DH=540円で交渉成立です
この価格が観光客にとって高いか安いかはわかりません。
しかし、交渉するのが楽しいです。
英語は全く通じませんが、、、、、(笑) -
パッコンパッンと馬車がすすみます。
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馬車の椅子は、ふかふかの椅子で、座りごごちのいい椅子です。
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少し高い位置から見る旧市街もなかなか素敵です。
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馬車のおじさんはフランス語で色々話しかけてきますが、さっぱりわかりません。
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旧市街から見て新市街は北西にあります。
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道の案内看板はアラビア語。
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隣の馬車を抜きます。
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結構、馬車が多く走っていることに気づきます。
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我らの馬車はほかの馬車よりスピーディです。
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対向車も馬車。
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馬車のおじさんがフランス語で話しかけてくるのですがさっぱりわからず。
唯一わかったのが、
「nouvelle ville!」
ここから新市街ということですね? -
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新市街の中央で馬車を降りて家内と記念撮影。
20分ほど乗ってました。
450DH=540円支払いました。 -
こんな馬車に乗ってきました。
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新市街は旧市街と違い大都会です。
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普通にスターバックス。
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様々なナショナルブランドのお店が並んでます。
ナイキやアディダスに入りTシャツの価格を見ると250DH=3,000円前後。
客層はほとんどがフランス人。 -
お店の店員はモロッコ人よりフランス人が多い感じがします。
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2時間ほど家内と様々なお店を見て歩きました。
家内は少しだけ自分のお土産を購入してました。 -
こんなお洒落なお店も。。。。
店内は基本的には全てのお店が撮影禁止なのでご紹介はできませんが、このお店の家具・インテリアは少しフレンチでカッコよかったです。
店主のフランス人のおばさまもカッコよかったです。 -
近代的でおしゃれなマラケシュの新市街。
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新市街は旧市街と違い英語が通じます。
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だからお買い物も楽ですが、旧市街のような「料金交渉」はありません。
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さんざん新市街を歩き回って少しお買い物もして疲れたのでここで休憩です。
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英語メニューがありました。
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店内はこんな感じ。
これもマラケシュ。 -
洗練された感じですね。
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私はアップルティ
家内はアイスミントティ -
タクシーでホテルに戻ります。
20DH=240円で旧市街まで!
と言うと50DHと言います。
では次の車に行こうとすると
待て待て!40DHでどうだ?と言います。
私が「Non!」と言って次の車に行こうとすると
20DHでOKとのこと。
結局この車に乗りました。 -
メーターは作動しているのかな?
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タクシーでホテルに戻り、旅程変更の確認します。
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旅程変更の手続きはできることは全部やりました。
マラケシュからカサブランカへの長距離列車のチケット変更は明日の朝窓口で行うことに。
なるべく早くマラケシュの駅に行きましょう!
また、カサブランカからパリへのエール・フランスのチケット変更は、現状フルフライトであるためカサブランカのエール・フランスの窓口で交渉することに。。。
さあマラケシュ最後のお楽しみである「ファンタジア」へ。
「ファンタジア」はモロッコのお祭りのこと。
マラケシュでは、観光客向けにイベントとして「ファンタジア」がいくつかの場所で開催されています。 -
ファンタジアは前日にホテルで申し込みました。
ファンタジアは旅行会社やホテルで申し込まないと行くことができません。
一人500DH=6,000円×2人
ホテルからの送迎とモロッコのコース料理とショーを見るお金が含まれます。(飲み物は別です)
日本で申し込むと一人8,000円~10,000円でしたので、こちらで申し込んで正解でした。
送迎のドライバーは英語が堪能でした。 -
車から見える夕陽が綺麗です。
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20時過ぎてますがこんな景色です。
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マラケシュのダウンタウンを抜けて田舎を走ります。
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道端には真黒な黒人の方々がたむろしています。
ドライバーは
「彼らはモーリタニアやマリからきたアフリカ人だ。職を求めてモロッコに来ている。真面目に働くアフリカ人もいるが、中にはモロッコの治安を乱している人もいる。」
ここまで数日モロッコに滞在して思ったのですが、モロッコの方々は明らかにアフリカ人と自分たちを別として考えています。
モロッコ人にとってアフリカ人は、黒人を中心とした北アフリカ以外に住む人たちのことを指します。
自分たちはアフリカ人ではなく、モロッコ人であると言います。
誇り高い国民なんですね。
モロッコは色々な意味でアフリカ諸国よりもフランスに近い理由も少しわかった気がします。 -
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大きな壁が右側に現れました。
この壁の中が会場だそうです。
マラケシュにはこのようなファンタジアがいくつかあるそうですが、ここが一番大きくてショーのレベルが高いそうです。 -
旧市街から約20分でファンタジアの会場に到着。
ガンガン、外国人旅行者が車で到着しています。
観光バスの団体で来られる旅行者もいます。 -
入口で馬上の兵士から銃を渡される家内。
この銃は本物??
記念撮影を促しているようです。
夫婦それぞれ撮影をしてチップを20DH=240円支払いました。 -
さあ中に進みます。
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ここがモロッコで一番大きなファンタジアである
「シェ・アリ」の入口。
送迎ドライバーの方とはここでお別れ。
終わった時の待ち合わせ場所を確認して私たちだけで入りますが、
私「チケットはないの?」
ドライバーさん「必要ない。入ればスタッフに案内されるよ」
とのことです。 -
子羊がいます。
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昔のベルベル人の砦をイメージしているそうです。
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砂漠で生きるベルベル人のテント。
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ベルベル人といっても様々な部族があり、部族ごとに衣装も歌の発声法も違います。
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こちらのベルベル人の女性に呼ばれて家内が近づくと、踊りを教えてくれました。
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コブラをイメージしてますね。
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こちらに進むように促されます。
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ここは何?
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洞窟の中の牢屋。
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ベルベル人の宝石
これは本物?? -
説明書きが無いのでわかりません。
あったとしてもアラビア語かフランス語で判らないのですが、、、 -
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ラッパの音が聞こえます。
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ここでラッパを吹いている人がいました。
これはお客様のお迎えの音楽なんですね。
音階は難解ーーー
ベルベル人の音楽んなんでしょう。。。 -
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ベルベル人の結婚式の様子。
蝋人形のレベルが少し低いです。 -
おおきなグランドに出ました。
ショーが行われるサッカー場ぐらいの大きさのグランドを大きなテントが囲んでいます。 -
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様々な衣装のベルベル人がいます。
みんな自分の部族の衣装を着て自分の部族の歌を歌っています。 -
ベルベル人は部族によって衣装が違います。
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様々なベルベル人の前を通って進みます。
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皆、それぞれの部族の歌を歌っています。
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裏声などが主体の部族もいます。
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打楽器が入り、リズミカルな部族もいます。
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ちょっと豪華なベルベル人グループの演奏。
砂漠に上に絨毯をひいてその上で演奏している光景を想像してしまいます。 -
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我々が通されたのはこのテントです。
このようなテントがグランドを囲んで20以上もあります。
このテントのスタッフは英語が話せます。
あとで判ったのですが、ほとんどのテントがフランス語を話すスタッフがいるテントで、英語を話すスタッフがいるテントは少ないようでした。 -
テントの中は広く、
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8人掛けテーブルが12ケありました。
100人弱は入るテントということです。
このようなテントが20以上あります。 -
私たちは8人掛けのテーブルに2人だけで座ることに。。。
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モロッコのビールを注文。
モロッコは外国人向けの施設でしかお酒を飲めませんが、外国人向けにビールを作っているんですね。 -
食事が始まりました。
まずはハリラスープ。
ものすごく大きなボールに入ったスープが各テーブルに配られます。
小さなボールに分けて戴きます。
とても2人では飲みきれません。
美味しいのでこのボールで2杯づつ戴きましたが、ほとんど残してしまいました。 -
羊の串焼き。
これで1人前。
スパイシーで美味しかったけど、少し飽きるかな、、、、
これは8人前は出てきませんでした。(ホッ!) -
色々な部族が様々なテントを廻り始めました。
テントの中は約半分ぐらい(50人ぐらいかな?)お客さんで埋まってます。
写真に撮るのを忘れましたが、トマトやピーマン、タマネギをクミンのドレッシングで和えたモロッカンサラダも戴きました。
これは2人とも完食。 -
コロナビールがありました。
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どんどんベルベル人が唄いながら踊りながら近づいてきます。
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独特のリズムが面白いです。
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この部族は常に裏声で歌ってました。
ヨーデルのようです。 -
この部族は打楽器を抱えて踊りも派手です。
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ドーンと出てきました。
この大きなタジン鍋は? -
クスクスです。
8人掛けの席に何人座っていようが8人分出てきてしまいます。
お隣の左隣の席は現地ガイドさんを含めドイツ人の8人のグループです。
私たちと同じ量のクスクスが出てました。
2人きりで座っている我々の席にこの大きなタジン鍋が置かれ、ドイツ人グループは我々を見て大爆笑。
その声を聴いて右隣の5人の中国人グループも大爆笑。
2人で8人分は無理です。
食べきれません。。。 -
祖粒状のパスタと、鶏肉と羊肉と数種類の野菜を煮込んであるタジン鍋です。
取り分けて、スープをかけて戴きます。
2人なのに8人前も出てきちゃうのがなんとももったいないです。
スパイシーで美味しいのですが、ほとんど残しちゃいました。
食べきれません。 -
この部族は声が大きく響きが心地いいです。
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最後にフルーツ。
オレンジのみ戴きました。 -
ショーが始まるので外に出るようにスタッフから促されます。
出ると、ベルベル人の部族がそれぞれの部族の歌を唄いながら行進中。
迫力あります。 -
次々とベルベル人が続きます。
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テントに近い所の席に座ります。
サッカー場ほどのグランドをぐるっと囲む感じです。 -
テントで夕食を終えた観光客が、一斉に外に出てきてテントの近くに座っています。
恐らく1,000人ぐらいでしょうか? -
何かが始まるようです。
アラビア語のアナウンスでよくわかりません。 -
突然6頭の馬が全速力で走ってきました。
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ブレブレ
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一斉射撃でズドーン!!
馬は急ブレーキをかけて停まります。 -
騎馬がゆっくり戻ってきます。
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ライフル銃を掲げ、勇ましいです。
入場の時に記念撮影したアラビアン兵士ですね。
ということは、記念撮影で家内が持たされた銃は本物だったんですね。 -
ゆっくり整列して戻っていきます。
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この一斉射撃のショーが4回繰り返されます。
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何やらステージが出てきて中で女性が踊っています。
これがベルベルダンス??
音楽の音は割れてるし、踊りは遠くて見えないし、そもそも暗いし。。
このあと、空飛ぶ絨毯が空中のレールを走ったり、子供だましと言うか滑稽な感じになってきました。 -
暗くてよく判りませんが、馬のアクロバットショーが始まりました。
馬上で様々な技を競い合います。
全速力の馬の上で立ち上がったり逆立ちしたり、、、
全速力で馬を走らせながら馬上から地面のタオルを拾ったりと。 -
先ほどのアラビアン兵士と違い爽やかなアクロバットショーのスタッフです。
このアクロバットショーは見ごたえがありました。 -
ショーのフィナーレはベルベル人たちと全員で行進。
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最後は花火でショーはおしまい。
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楽しかったです。
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拍手の中を兵士の騎馬とアクロバットショーの騎馬が一緒に整列してかえって行きます。
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これぐらい明るくしてショーをやってくれれば見やすかったのになぁー?
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とにかく全体的に暗い中で開催される氏よーでしたが、なかなか未体験のことも多く楽しめました。
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さあ帰りましょう。
送迎ドライバーとの待ち合わせ場所に向かいます。 -
アクロバットショーに出演していた人たちは人気者で、皆、観光客と一緒に撮影をしています。
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ベルベル人のお見送り。
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ベルベル人の歌は楽しかったです。
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送迎ドライバーと待ち合わせ場所で会ってホテルに戻ったのは23時30分。
結構遅い時間までかかりました。
ホテルに戻り事件勃発!
ホテルで荷造りしていると、部屋のセーフティボックスが開きません。
暗証番号を入れて「OPEN」の文字が出てガチャンと音がするのですが開きません。
中にはパスポートや日本円、ユーロ、カサブランカまでの列車のチケット、パリのホテルのバウチャー、Eチケットの控えなどが入っています。
24時を過ぎていましたが、フロントに電話をして開けてもらうように頼みました。
スタッフが部屋にやってきて開けようとしますが開きません。
スタッフ「明日の朝、メンテナンススタッフが来るのでそれまで待てないか?」
私「明朝少しでも早くホテルを出発してカサブランカ行の列車に乗りたいんですが。」
スタッフ「えー??」
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