2017/06/05 - 2017/06/05
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j-ryuさん
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◆福島・四季・彩々・Part,66・惜春の候
☆福島の四季折々の花や自然を紹介している
◆福島・四季・彩々も回を重ねPart,66になりました。
旅行記というよりまるで山野草図鑑のようですが
自生地への行き方や自生場所を旅行記らしく具体的に書いてしまうと
貴重な山野草の自生地が公然と巷に知れ渡ってしまい
盗掘の恐れが出てきます。
一番悪質なのは山野草を販売目的で盗掘するやからで
Net上ではいかにも種から栽培したかのように記載し販売しながら
実は殆どが盗掘という業者や個人が多数います。
栽培が困難なのに生態もよく知らずに根こそぎ盗掘する無知な人もいるし
なかなか厄介な問題です。
楚々とした山野草の美しさや魅力を知ってもらいたい反面
具体的な自生場所を紹介できないのがジレンマです。
保護地として指定されていたり、管理が行き届いていれば
公表もやぶさかではありませんが山野草の危機的状況をご理解していただき
ご覧いただければ幸いです。
『手に取るな、やはり野におけ 蓮華草』 滝野瓢水(1684-1762)俳人
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
PR
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☆福島県天栄村羽鳥湖周辺地図
※Google Mapに加筆。
https://www.google.com/maps/@37.2876207,140.1168405,8778m/data=!3m1!1e3羽鳥湖 自然・景勝地
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☆ハルリンドウ(春竜胆/リンドウ科リンドウ属)
羽鳥高原湿地のハリリンドウを愛でてきました。
ハルリンドウ(春竜胆/リンドウ科リンドウ属)は本州~九州の平地や山あいの
湿地など湿った場所に自生します。 -
☆ハルリンドウ(春竜胆/リンドウ科リンドウ属)
なぜか当地では平地ではあまり見られませんが
羽鳥湖高原に点在する湿地ではたくさん見ることができます。
草丈7~8cm、根生葉があり茎は根本から枝分かれし花が咲きます。 -
☆フデリンドウ(筆竜胆/リンドウ科リンドウ属)
フデリンドウを↑ハルリンドウと混同しがちですが
フデリンドウは北海道~九州まで広く分布し、
里山や林のやや乾いた明るい草地に自生し
草丈は5~7cm、根生葉がなく1本の茎の先で枝分かれし花が咲きます。 -
☆ハルリンドウ(春竜胆/リンドウ科リンドウ属)
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☆ハルリンドウ(春竜胆/リンドウ科リンドウ属)
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☆ハルリンドウ(春竜胆/リンドウ科リンドウ属)
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☆ミズバショウ(水芭蕉/サトイモ科ミズバショウ属)
湿地では水芭蕉も咲いていました。
ハルリンドウも湿地を好みますが水没するような場所は苦手のようです。 -
☆ミズバショウ(水芭蕉/サトイモ科ミズバショウ属)
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☆ミズバショウ(水芭蕉/サトイモ科ミズバショウ属)
水芭蕉は湿地なら水の中でも、水が無くても大丈夫。 -
☆ラショウモンカズラ(羅生門蔓/シソ科ラショウモンカズラ属)
羽鳥湖高原の渓流沿いでラショウモンカズラ(羅生門蔓/シソ科ラショウモンカズラ属)が花盛りです。
ラショウモンカズラ本州~九州の山間部の少し湿った川沿いなどに自生し
草丈は30cmくらい花の大きさは3~4cmほど、シソ科の中では最大級の花です。
ランナー(匍匐・ほふくけい)で増え群生を作り、ラベンダー(シソ科)に似たいい香りがします。
花色は紫がほとんどですが稀に桃色もあります。
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☆ラショウモンカズラ(羅生門蔓/シソ科ラショウモンカズラ属)
名前の由来は
平安中期の頃、京都朱雀大路南端にあった羅生門に棲みついた鬼が夜な夜な悪さをし人々を困らせていたので
源頼光(みなものよりみつ)の家臣の渡辺綱(わたなべのつな)がその腕を斬り落とし鬼を退治したそうな。
その鬼の腕に似た花というので羅生門蔓と名づけられたそうです。 -
☆ラショウモンカズラ(羅生門蔓/シソ科ラショウモンカズラ属)
ラショウモンカズラの名前の由来がらみで
渡辺(渡部、渡邊)姓は節分に豆まきをしなくてもいいそうな。
都の鬼とは酒呑童子との説があり
酒呑童子は渡辺綱(わたなべのつな)らに成敗され
酒呑童子配下の鬼・茨木童子が仇をとるために渡辺綱らをを襲撃したものの
返り討ちに遭い、腕を切り落とされてしまった。
それで渡辺綱らの強さに驚愕し、2度と渡辺綱の前には姿を現さなかったとか。
それ以来、渡辺一族は鬼にめっぽう強く鬼が逃げるので
節分に豆まきは必要なくなったのだとか。 -
☆ユキザサ(雪笹/ユリ科ユキザサ属)
羽鳥湖高原ではユキザサ(雪笹/ユリ科ユキザサ属)も花盛りでした。
ユキザサは日本全国の里山~深山の木漏れ日が差すような林床に自生し
あまりま大きな群生はせず疎らにまとまって生えています。
葉っぱを笹に小花を雪に見立てた風情ある名前です。
清楚で香りもいいんですよ(^^♪。
ユキザサの背後に咲いているのはラショウモンカズラです。
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☆ユキザサ(雪笹/ユリ科ユキザサ属)
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☆ユキザサ(雪笹/ユリ科ユキザサ属)
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☆ユキザサ(雪笹/ユリ科ユキザサ属)の実
ユキザサは秋には真っ赤な実を付けます。
春の白さとは対照的な美しさですね。
美味しそうに見えますが有毒という記述も・・・
そう書かれるとさすがに味見する勇気はないですよね(^_^);。 -
☆涌井の清水へのルートマップ。
※Google Mapに加筆。
https://www.google.com/maps/@37.2871358,140.113621,10104m/data=!3m1!1e3
羽鳥湖高原の帰り道に同じ天栄村の涌井の清水に立ち寄りました。
福島県天栄村の涌井の清水へは国道294号線が羽鳥湖方面と猪苗代湖方面に分岐する八十内集落の少し手前の京谷原集落を目指します。
京谷原集落に入ると防火用水のある分岐路に涌井の清水への看板があるので、それに従い500mくらい進むとダートの無料駐車場(約15台分)あがり、その右奥手が涌井の清水です。 -
☆新緑萌える涌井の清水
涌井の清水の山野草と言えば何と言ってもこの春すでに紹介済みの
リュウキンカ(立金花/キンポウゲ科リュウキンカ属)ですが
萌えるよな新緑の時期もお薦めです。 -
☆新緑萌える涌井の清水
名残りのリュウキンカがまだわずかに咲いています。 -
☆新緑萌える涌井の清水
涌井の清水は、湧水量毎分2,200L、面積約500㎡と言われ、
水底から途切れることなく砂が浮き上がる様子は神秘的で、
日照りで降雨の少ない気候でも水量に変わりなく、魚も生息し、
昔から魚を獲ったり、池をかき回すと洪水となって襲ってくると言い伝えられ、
人々から恐れられていました。 -
☆新緑萌える涌井の清水
シモクレンがちょうど見頃でした。
以前は清水の周囲に木道や橋が整備されていたのですが
今は朽ち落ち撤去されその痕跡さえありません。
おそらくシモクレンは中国原産なのでその頃植栽されたのでしょう。
たしかに見栄えはしますが、この周辺に元々自生していなかった植物を
植栽するのはいかがなものかと思います。
おそらくその当時は生態系とか植生分布の大切さなど
認識が無かったのでしょう。 -
☆新緑萌える涌井の清水
それでもシモクレンは勝手に増殖することは殆どないので
環境破壊にはなりませんが、
中には山野草園とのたまいながら平気で外来植物を植えている所もあり
あまりの環境意識の薄さに愕然とすることがあります。
せめて外来植物がその園から移出しないよう
徹底した管理をお願いしたものです。 -
☆新緑萌える涌井の清水
その昔、成務天皇のころ(4世紀半ば?)、この沼に住む大蛇が水を湯の如く熱し人々に害を与えるので、
この池を治めた石背国造初代の建美依米命がこれを憂え、
沸湯御前神社を祀り、人々の平和を願ったといわれています。
江戸時代には、この沼が雨乞いの霊地として領主の白河藩主の耳にも入り、
慶安元年(1648年)の大早魃のときに藩主榊原忠次の命により、
また、宝永元年(1704年)の旱魃には
藩主松平基知らが領民を救済するために、大祈祷を行わせた記録があります。
(現地案内板より) -
☆新緑萌える涌井の清水
漆黒の沼底が水鏡となり新緑の頃は特に緑のグラデーションが美しいです。 -
☆新緑萌える涌井の清水 ハルリンドウ(春竜胆/リンドウ科リンドウ属)
ハルリンドウ(春竜胆/リンドウ科リンドウ属)も見頃になっていました。
前の週に同じ天栄村羽鳥湖高原の“立矢川の滝”の帰りにも立ち寄ったのですが
そのときは生憎まだ蕾でした(写真下) -
☆新緑萌える涌井の清水 ハルリンドウ(春竜胆/リンドウ科リンドウ属)
ただハルリンドウは夜や薄暗いとき、雨天のときなどは
開花している時期でも花を閉じるので
リンドウ科の花を撮るのは晴天時がお薦めです。 -
☆新緑萌える涌井の清水 ハルリンドウ(春竜胆/リンドウ科リンドウ属)
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☆新緑萌える涌井の清水 ハルリンドウ(春竜胆/リンドウ科リンドウ属)
ハルリンドウやフデリンドウは越年草で美しいからと言って持ち帰って植えても
来年再び開花することはありません。
越年草は種がこぼれ発芽し、冬越しし翌年に開花するサイクルを繰り返す植物のことでハルリンドウは自生地から種を持ち帰り採り蒔きしても容易に発芽せず
栽培がかなり難しいそうです。 -
☆新緑萌える涌井の清水
水没朽木で孤高のショウジョウバカマが咲いていました。 -
☆新緑萌える涌井の清水
寿命が尽きた朽木に新しい命が芽生え世代交代が始まっています。
こんな小さな朽木にも自然の節理が働いているんですね。 -
☆新緑萌える涌井の清水
新緑のグラデーションが神々しいほど美しい水鏡。
時おり沼底から湧水の水泡が立ち上がり水鏡に波紋が広がります。
対岸の左側に素朴な社の沸湯御前神社が少し見えています。 -
☆新緑萌える涌井の清水
赤茶色のゼンマイの胞子葉が印象的な水辺。 -
☆新緑萌える涌井の清水
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☆新緑萌える涌井の清水
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☆新緑萌える涌井の清水 チゴユリ(稚児百合/イヌサフラン科ホウチャクソウ属
水辺ではチゴユリ(稚児百合/イヌサフラン科ホウチャクソウ属 )も見頃でした。 -
☆新緑萌える涌井の清水 チゴユリ(稚児百合/イヌサフラン科ホウチャクソウ属
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☆タキネツクバネウツギ(滝根衝羽根空木/スイカズラ科ツクバネウツギ属)
隣り村の山中でタキネツクバネウツギが見頃になりました。
タキネツクバネウツギはツクバネウツギの変種で、
福島県の阿武隈山地の滝根町で発見された固有種です。
東北地方南東部~ 関東地方北東部の標高300-1,000mの山地に分布します。 -
☆タキネツクバネウツギ(滝根衝羽根空木/スイカズラ科ツクバネウツギ属)
よく分枝して樹高約1mになりますが、下刈りにあい地べたを這うようなタイプを多く見かけます。
葉は対生し、長さ2~4cmの広卵形または長楕円形で、先はやや尾状に尖り
縁には粗い鋸歯がある。5月~6月枝の先端に紅色の花を2個つけます。 -
☆タキネツクバネウツギ(滝根衝羽根空木/スイカズラ科ツクバネウツギ属)
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☆タキネツクバネウツギ(滝根衝羽根空木/スイカズラ科ツクバネウツギ属)
タキネツクバネウツギの母種のツクバネウツギ(衝羽根空木/スイカズラ属ツクバネウツギ)は関東以西~九州の山地、丘陵地帯に自生し、樹高は1~2m
花色は白や薄い黄色が基本で内側に黄色い網状紋があります。
ツクバネウツギの名は、花冠が落ちたあとの5枚の萼が羽根つきの衝羽根(つくばね)に似ていることからついたものとされます。 -
☆タニウツギ(谷空木/スイカズラ科タニウツギ属
当地の山ではピンク色のウツギと言えばやはりよく目立つタニウツギです。
タニウツギ(谷空木/スイカズラ科タニウツギ属)は北海道と本州の日本海側に分布すると多くの資料に書かれていますが、福島県では奥羽山地の分水嶺の東側太平洋水系の山にも多く自生します。
山の中でも沢や谷など湿気のある場所に多く生えるのでタニウツギと呼ばれます。
ピンク色が基本ですが白っぽい花も稀にあります。 -
☆タニウツギ(谷空木/スイカズラ科タニウツギ属
この季節、山々ではウツギの仲間が花盛りです。
でも名前にウツギ(空木)と付いていてもその科や属は
ユキノシタ科、アジサイ科、スイカズラ科、フジウツギ科となどと様々。
基本的には木(茎)の中が空洞やスポンジ状になっていて
花がラッパ状に咲く花を〇〇ウツギと呼ぶことが多いようです。
でもこれらに当てはまらないウツギもあるのでやっかいな名前の花たちです。 -
☆ホタルカズラ(蛍蔓/ムラサキ科ムラサキ属)
近くの里山でホタルカズラ(蛍蔓/ムラサキ科ムラサキ属)が見頃になりました。
日本各地の明るい山林に自生しますが、数はあまり多くないようです。
佐賀や東京では絶滅し宮崎、富山では絶滅危惧種1類。
他多くの県で絶滅危惧種2類に指定されています。
町内の里山では3ヶ所ほど確認していますが
あまり標高の高い山奥ではなぜか見かけません。 -
☆ホタルカズラ(蛍蔓/ムラサキ科ムラサキ属)&ツマグロヒョウモン雄♂
ツマグロヒョウモンの雌♀は前翅先端部が黒色で、斜めの白帯を持つ。 -
☆ホタルカズラ(蛍蔓/ムラサキ科ムラサキ属)
ホタルカズラはルリソウ(ムラサキ科ルリソウ属)と同じように
咲きかけや蕾はピンクや薄紫色ですが
時間とともに目の覚めるようなコバルトブルーに変化していきます。
でもピンク色や薄紫なのは半日ほどです。
周囲の白い小さな花はオオヤマフスマ(大山衾/ナデシコ科オオヤマフスマ属)です。 -
☆ホタルカズラ(蛍蔓/ムラサキ科ムラサキ属)
野生の花とは思えないとても美しい花です。 -
☆ホタルカズラ(蛍蔓/ムラサキ科ムラサキ属)
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☆ホタルカズラ(蛍蔓/ムラサキ科ムラサキ属)&ツマグロヒョウモン雄♂
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☆ホタルカズラ(蛍蔓/ムラサキ科ムラサキ属)
蔓(かずら)とは蔓(つる)のことで
ホタルカズラは花後にランナー(匍匐茎)が伸びてきて子株ができ
地を這うように増えていきます。
このランナーを蔓(つる)とみなし
青紫の星のような花を蛍の光にみたてた命名です。
園芸センターでよく似た花のミヤマホタルカズラが売られていています。
いかにも山奥の山野草っぽい名前ですがそれは欧州原産の園芸種です。 -
☆ホタルカズラ(蛍蔓/ムラサキ科ムラサキ属)&ツマグロヒョウモン雄♂
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☆ヒメハギ(姫萩/ヒメハギ科ヒメハギ属)
今年も町内の里山でヒメハギ(姫萩/ヒメハギ科ヒメハギ属)が見頃を迎えした。
ヒメハギはハギの名が付いていますが、
秋に咲くマメ科の萩の仲間ではありません。
草丈はわずか10~15cm、茎は地を這い花茎が少し立ち上がり
枝先に小鳥が飛んでいるような7~8mmの可愛い花を咲かせます。 -
☆ヒメハギ(姫萩/ヒメハギ科ヒメハギ属)
北海道~九州まで広範囲に分布しますが数は多くないようです。
里山や草地の明るくやや乾いた斜面などに自生し
草丈が低く花も小ぶりなので枯れ草などに隠れて中々見つけにくい花です。
初めて見つけた時はスミレの仲間かと思って近づいたほどです。
草丈が低く花も小さいので這いつくばって撮らなければならずいつも難儀します。 -
☆ヒメハギ(姫萩/ヒメハギ科ヒメハギ属)
ヒメハギの花は構造が複雑なので大雑把に説明すると
左右に一番大きく開いているのはガク片で
中央に3つの花ビラがあり、真ん中が舟型で左右が羽のように開いています。
舟形の先に薄紫のフリルのような付属体があり、昆虫がそれに乗ると
シーソーの原理で舟型が開き中から黄色いシベが現れます。
オシベ8本がメシベ1本を取り囲み下部が癒着しているので1つに見えます。 -
☆ヒメハギ(姫萩/ヒメハギ科ヒメハギ属)
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☆ヒメハギ(姫萩/ヒメハギ科ヒメハギ属)
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☆棚田の夕日
今年も町内のお気に入りの棚田の夕景を撮ってきました。
私の町の棚田は日本の棚田100選に選ばれるような絵に描いたような階段状の棚田ではなく、丘陵地帯に広がるなだらかな棚田です。 -
☆棚田の夕日
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☆棚田の夕日
子供の頃(何年前?笑)は田んぼ1枚1枚がもっと小さな田んぼで
もう少し棚田らしかったのですが
機械化に対応できるよう圃場整備が進み大きくなだらかになってしまいました。
圃場整備(ほじょうせいび)とは、耕地区画の整備、用排水路の整備、土層改良、農道の整備、耕地の集団化を実施することによって労働生産性の向上を図り、
農村の環境条件を整備する,農林水産省や都道府県の公共事業のことです。 -
☆棚田の夕日
向こうの山並みは奥羽山脈の最南端の山々。
左にパンすると那須連峰ですが、
この時期は夕陽が沈む辺りにシンボリックな山が無いのが残念です。 -
☆棚田の夕焼けと飛行機雲
飛行機雲の帯が短いってことは水分が少ないカラッとした高気圧天気です。
この分では天気予報通り明日も晴れそうです。 -
☆棚田の夕焼け
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☆棚田の夕焼け
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☆棚田の夕日
翌日も予想通り雲一つない晴天になりました。
田んぼに水が入ったばかりの鏡田と夕陽のコラボレーションは
幸運が重らないとなかなか見られないので
2日連続で見に行きました。
でも一日違いで田んぼでは田植えが済んでいました。
まだ苗が小さいので鏡田に大きな影響はありませんが
苗の生長とともにだんだん鏡田の輝きが無くなっていきます。 -
☆棚田の夕日
田舎なので田んぼその物はそこらじゅうにありますが
夕日が映える棚田はありそうで案外少ないんです。
田舎とは言え、JRも高速東北道も通るし県内では面積が一番小さな町で人口密度は郡山市に次いで2番目、
住宅や電柱などが入らない田んぼって中々見当たりません。
そんな中で数少ない棚田ビューポイントなんです(^^♪。 -
☆棚田の夕焼けと飛行機雲
この日も運良く飛行機雲ができました。
昨日より明らかに尾ひれが長いので水分が多くなってきているのでしょう。
おそらく晴天はこの日限りでで明日からは下り坂かな。 -
☆棚田の夕焼けと飛行機雲
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☆棚田の夕焼けと飛行機雲
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☆棚田の夕焼けと飛行機雲
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☆羽鳥湖高原のクリンソウ(九輪草/サクラソウ科クリンソウ属)
天栄村羽鳥湖高原にクリンソウ(九輪草/サクラソウ科クリンソウ属)を見に行ってきました。
日光中禅寺湖畔・千手ケ浜のような素晴らしい大群落ではありませんが
我が家から一番身近な自生地です。 -
☆羽鳥湖高原のクリンソウ(九輪草/サクラソウ科クリンソウ属)
クリンソウは北海道、本州、四国の山地の、谷筋や渓谷の湿地などに自生し草丈(花茎を含む)が30~80cmにもなり、日本のサクラソウ科の植物のなかでは最大です。
花は花茎を中心に円状につき、それが数段に重なる姿が仏閣の屋根にある「九輪」に似ているのが名前の由来です。
花色は濃い紅紫色が基本色でピンクや白、絞り咲きなどの交雑種も多いです。 -
☆羽鳥湖高原のクリンソウ(九輪草/サクラソウ科クリンソウ属)
クリンソウは有毒植物だそうで千手ヶ浜では鹿さえ食べないので
クリンソウだけが増えていったそうですが
羽鳥湖周辺に日本鹿はいないので千手ヶ浜のような群落は期待できないかも。
でも昨年、羽鳥湖高原の西部林道で初めて日本鹿を見たので
そのうち羽鳥湖周辺にも出没するようになるかも。 -
☆羽鳥湖高原のクリンソウ(九輪草/サクラソウ科クリンソウ属)
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☆羽鳥湖高原のクリンソウ(九輪草/サクラソウ科クリンソウ属)
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☆羽鳥湖高原 明神滝
クリンソウを堪能したあとは車で15分くらい北にある明神滝にも立ち寄りました。
一番の目的は滝の傍らに咲くトウゴクミツバツツジとのコラボレーションです。
1週間前に立矢川の滝へ行く前に下見したときはまだ蕾だったので
満を持しての再訪です。
ところが一番の見頃が過ぎてしまった上に
トウゴクミツバツツジじたいの花付きが良くありません(ーー;)。 -
☆羽鳥湖高原 明神滝
トウゴクミツバツツジ (東国三葉躑躅/ツツジ科ツツジ属)は樹高1〜4m、本州(山形宮城〜中部)に分布し、関東の山地(標高1000m以上)に多いことからトウゴクの名がつきました。
代表種ミツバツツジのオシベは5本ですがトウゴクミツバツツジは10本あるのが見極めポイントです。 -
☆羽鳥湖高原 明神滝
トウゴクミツバツツジの傍らにはヤマツツジもありましたがまだ蕾でした。 -
☆羽鳥湖高原 明神滝
トウゴクミツバツツジがあまり咲いてい無くて新緑だけでも十分美しいけど
やはり少々ガッカリ(-"-)。 -
☆羽鳥湖高原 明神滝
明神滝は会津布引山を源流とする黒沢にある滝で落差、
幅とも8mほどの小ぶりな滝ですが滝は2筋にわかれ落ち中々優美な滝です。
滝の真ん前には橋が架かっていて
橋の上から滝を見下ろせるお手軽滝です。
この写真から上は橋上や橋のたもとから撮ったものです。 -
☆羽鳥湖高原 明神滝
明神滝は橋から見下ろすようにも撮れますが、
間近に撮るには川底まで降りたほうがいいと思います。
橋のたもとに川原へ降りる踏み跡があります。 -
☆羽鳥湖高原 明神滝
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☆羽鳥湖高原 明神滝
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☆羽鳥湖高原 明神滝
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☆羽鳥湖高原 明神滝
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☆羽鳥湖高原 明神滝
明神滝の名前の由来は滝の左岸頂上にある直立した大きな一枚岩の傍らには、
宗像三神の一つ田心姫命が祭られています。その御神体は蛇体であるとされ、
日照りの時でもこの社に祈ると、必ず雨が降ると言い伝えられ、
いつしか明神滝と呼ばれるようになったそうです。
田心姫命が明神と言うより、中世頃から神が本来の名前で呼ばれることは少なり、
神様の名前を省略し通称で「明神」や「権現」などと大まかに言うそになったそうで、
天栄村の明神滝も神のご利益がある滝という意味で『明神滝』と呼ばれたと思われます。 -
☆羽鳥湖高原 明神滝
川の中の岩のあちこちにナルコスゲが繁茂し
川風に揺れる様は涼やかで風情があります。 -
☆羽鳥湖高原 明神滝
シャッタースピードをもっと遅めに設定すれば
渓流の流れがもっとシルキーになりますが
ナルコスゲがブレブレになるので
程ほどの折り合いをつけました。 -
☆羽鳥湖高原 明神滝
上記写真よりシャタースピードを落とせば
流れのシルキー度はましますが植物の葉がブレブレです。
動きのある写真としてはいいかも知れませんね。
これで◆福島・四季・彩々・Part,66・惜春の候はお仕舞いです。
いつも最後までお付き合いくださり、さらに投票までしていただき
ありがとうございます。
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