母娘2人旅第4弾！初めての四国・香川を大満喫！【初日：出発＆玉藻公園&北浜alley＆人生で一番美味しいたらこパスタ編】

2015/10/25 - 2015/10/27

2017.06.04
2015年の10月に母と二人で行った香川旅行記を投稿します。
何故第4弾なのかというと、この旅行以前に母と3ヶ所の国内旅行を
しているのですがまだ投稿できていないのです…。
そして国内旅行にあまり惹かれない妹はお留守番の為、
2人旅となっています。

初日はマリンライナーから眺めた瀬戸内海の美しさと
ディナーで訪れたイタリアン「ピッコロヂヂ」の素晴らしさ。
香川なのにイタリアン！？って思うかもしれませんが、
本当におすすめのお店です。
あんなに美味しいたらこスパゲティは初めてでした。
宜しければご覧ください。

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【スケジュール】
10月25日：東京駅出発→高松駅到着→玉藻公園→北浜alley
10月26日：小豆島→金刀比羅宮
10月27日：栗林公園→高松駅出発→東京駅着

2015年10月に2泊3日で母と香川旅行へ行ってきました。
母も私も初めての四国です。
美味しいものをたくさん食べて、素晴らしい景色も
たくさん見る事ができて、お天気にも恵まれて…
充実した楽しい旅行でした。
うどんの美味しさと安さにびっくり。
また香川には是非とも行きたいです。

まずは初日編。香川へは飛行機ではなく新幹線＋快速列車で
行きました。
地元の駅を出発してAM9時半過ぎに東京駅へ到着。
改札内セントラルストリート（1階）の「駅弁屋 祭」で駅弁を購入。
TBSの「マツコの知らない世界」で、東京駅の祭で買える駅弁として
紹介されていた福豆屋の「海苔のりべん」と三大鶏めしが
気になったのですが、この日たまたまなのか置いてあったのは
三大鶏めしの一つ、北九州駅弁当の「鶏めし（かしわ）」だけ。
海苔のりべんを買う気満々だった母は残念がっていました。

母は結局番組とは関係のない海鮮の駅弁を買い、
私は「鶏めし（かしわ）」を購入。

AM10時30分東京駅発の「のぞみ25号」に乗車。
岡山へ向かいます。

エリア 高松(香川)

早速駅弁を食べます。
「鶏めし（かしわ）」（900円）

炊き込みご飯の上に鶏肉・錦糸卵・刻み海苔の3色が
乗せられたお弁当。見た目がとても綺麗です。
ご飯の中に牛蒡とにんじんが入っているのですが
これが食感の良いアクセントになっていました。
鶏肉が甘めの濃くてしっかりとした味付けで美味しいです。
錦糸卵もふわふわで海苔も香りが良くて炊き込みご飯との
相性も最高。
ご飯の量が多いのでこれでお腹いっぱいになります。

おかずも種類がいっぱい。
他の人のブログ等を見ると唐揚げやエビフライが入っていたので
時期によって変わるのかも。
大好きな唐揚げが食べたかった…。
でも、つくね串もほんのり甘くて適度な歯ごたえがあって
美味しかったですし、高野豆腐はふわふわ、玉子焼きも
甘みがあって好みの味でした。
そして花豆煮。甘くてふっくらとしていてとても美味しかった。
密かに気に入ったおかずです。
唐揚げが入っていなかったのは残念でしたが、
ボリュームたっぷりの美味しいお弁当で大満足。
ご馳走様でした。

ちなみに母が買った駅弁は「北の海鮮鮨」（1,190円）

美味しかったみたいです。

PM13時55分、岡山駅に到着。下車してマリンライナーに乗り換え。
PM14時12分発の「快速マリンライナー37号」で高松駅へ
向かいます。

このマリンライナーは瀬戸大橋を渡るという事で、
乗るのが非常に楽しみでした。
マリンライナーは高松側の先頭車両のみが2階建てになっていて
1階が普通車指定席、2階がグリーン席となっています。
他の車両は1階建ての自由席です。
2階のグリーン車からの眺めが良いと聞いたので、
今回は往復グリーン車を利用。

瀬戸大橋は2階建て構造で上が高速道路、下が鉄道になっているので
柱がちょっと邪魔になってしまうのが残念。

柱が入らないところを狙って撮ってみました。

グリーン車にしてよかったです。最高の眺めでした。

瀬戸内海がキラキラと輝いて本当に綺麗。

母もこの景色を見られて喜んでいました。

PM15時5分。無事に高松駅に到着しました。
駅舎が顔のデザインになっていて可愛い。
何だか癒されます。

2日間宿泊するホテル「パレス高松」へ向かいます。

お風呂に入って寝るだけなので安さを重視しました。
ツイン2泊・食事なしで合計14,200円。
1泊1人3,550円なのでかなり安いと思います。
古くて狭いホテルでしたが、フロントの方の対応も
親切で良かったですし、部屋も狭いけれど綺麗。
駅やコンビニも近いので便利でしたし、警察署の裏にあるので
治安も良く女性でも安心。そしてこの安さ。
十分に満足できるホテルでした。
ただ、お風呂とトイレが本当に狭いので男性は窮屈に
感じるかもしれません。

荷物を整理したらいよいよ香川観光スタートです。

香川観光スタート。
まず向かったのはJR高松駅から徒歩5分の「玉藻公園」です。

ガイドブックによると、日本三大水城の一つである高松城跡を公園として
開放しているとの事。
入園料が200円かかるはずなのですが、この日は何故か無料でした。

菊花展が開催されていて園内にはたくさんの菊が展示されていました。

「鞘橋」（さやばし）

この橋を渡って「天守台」へ向かいます。
男性達が下を見ていたので私達も見てみると魚が泳いでいました。
このお城は堀が海と繋がっているので鯛やチヌ等、
海の魚がいるのです。

「天守台」に登ってみました。

想像よりも素晴らしい眺めでした。瀬戸内海も見えます。

左下に写っている緑の屋根が鞘橋です。

こちらは「披雲閣庭園」です。

平成25年10月17日に国の名勝に指定されています。

立派な松の木がたくさん植えられていました。

「艮櫓」（うしとらやぐら）

昭和25年8月29日に重要文化財に指定されています。
艮櫓は元々東の丸の北東の隅にあった櫓で、北東の方角を
「丑寅」という事からこの名前があるそうです。

西入口から入園しましたが帰りは東入口から出ました。
東入口には「旭門」と「旭橋」があります。

日曜日でしたが人が少なくて落ち着いた雰囲気。
のんびりと見学できてよかったです。
手入れも行き届いていて綺麗でした。駅からも近く程よい広さなので
お散歩するのにちょうど良い場所かも。

そのまま歩いて「北浜alley」へ向かいました。
玉藻公園からは徒歩で10分～15分程度なのですが、
この日は風が強くて寒かったので歩くのがちょっと辛かったです。

ガイドブックによると、昭和初期に建てられたレトロな倉庫街を
複合施設にリノベートしたのだそう。
カフェ・レストラン・雑貨店等が集まっていますが、
店舗数は多くないのでそんなに長く時間を潰せないかも。

外観は錆だらけのトタン板なのですが中に入ると
オシャレな雑貨屋だったりして、そのギャップが面白かったです。
見ていて楽しい雑貨がたくさん並んだ「Element」
（エレメント）というお店が良かったです。

高松駅のビッグキヨスクでお土産の下見をする為に
駅へ戻りました。
歩き疲れたので下見の前に休憩をしようという事で、
高松駅2階にある「UCC カフェプラザ COM高松店」へ。

PM17時30分頃に訪問。
店内はコーヒーの良い香りが漂っています。
喫煙席と禁煙席に分かれているようで、禁煙席を希望したのですが
ほぼ満席状態。
まだカップが下げられていないテーブルがあったので
店員さんがすぐに下げてくれて案内してくれました。

コーヒー・紅茶・ジュースの他に軽食もありましたが、
ディナーの予約をしてあるのでここではドリンクだけの注文です。
禁煙席は女性がほとんどでワッフルを頼んでいる人が多かったです。
外が寒かったので温かいものを飲むつもりだったのですが、
ミックスジュースが気になったので注文。

「神戸ミックスジュース」（630円）

バナナに黄桃・洋ナシ・葡萄・パイナップル・みかんを加えた
ミルクベースのミックスジュース。
バナナがやや強めで甘みがあります。
でも甘すぎず、後味がさっぱりとしていてとても美味しいです。

母が頼んだ「生チョコカフェ・オー・レ（ホット）」（538円）

UCC自慢のカフェ・オー・レにコーヒーと相性の良い
生チョコクリームを合わせたもの。カップが大きくて量がたっぷり。
少し飲ませてもらったのですが香りが良くてふわふわ。
生チョコクリームのおかげでコーヒーが得意ではない私でも飲みやすく
美味しかったです。
ただ、ぬるかったようで母はそれを残念がっていました。

暖かい店内と美味しいジュースで体が復活。
ご馳走様でした。
この後は駅内にある「ビッグキヨスク」という
コンビニ＋お土産屋さんへ。
香川や四国の名産がたくさん置いてある広いお店で、
お土産を買うならここはとてもオススメです。
とりあえずこの時は何も買わず、どんなものが置いてるのか、
いくらぐらいなのかをチェックして翌日改めて行く事に。

ホテルに戻りちょっと休んでお楽しみのディナーへ出発です。

お楽しみのディナーです。
初日のディナーは「ピッコロヂヂ」というイタリアン。
片原町駅の近くでライオン通りにあるという事なのですが、
ホテルから歩いて行ける距離なのか電車を使う距離なのかが分からず、
とりあえず歩いてみる事に。そしたら近くてびっくり。
15分もかからないぐらいだったと思います。

ホテルを出て兵庫町商店街～片原町商店街と歩いて行きます。
（ちなみにこの商店街の総称は「高松中央商店街」で、
上記の2つをはじめ全部で8つの商店街で構成されているそうです。）
この日は風が強くて寒かったのですが、アーケードに覆われているので
風が防げて助かりました。
片原町商店街を歩いているといきなり高級ブランド店が現れます。
商店街の中に高級ブランド店というイメージがなかったので
びっくりでした。

写真にはティファニーとコーチしか写っていませんが、
ヴィトンやグッチ、ボッテガもありました。

ドーム屋根になっていました。

片原町商店街を曲がってライオン通り商店街に入り、
ピッコロヂヂへ向かいます。イタリアの国旗が目印。
予約していたPM19時に合わせて訪問。
入口には「予約されたお客様のみの対応になります」
というような事が書かれていて、店内に入ると私達の予約席以外は
既に満席。
観光客らしき人はいなくて皆地元の人達のようです。

ご夫婦で切り盛りしているらしく、こじんまりとした店内は
4人掛けテーブル3卓と2人掛けテーブルが2卓。
壁にはイタリアの写真や地図が飾られていました。
オシャレなイタリアンというよりは、ホッとするような温かい
雰囲気のお店です。

メニューは特にパスタが充実。15種類ぐらいはあったと思います。
他にもオードブル・サラダ・スープ・ピザ・グラタン・
お肉料理やその日のおすすめ料理と、幅広く揃っていて
どれにしようか迷ってしまいます。
飲み物もソフトドリンク以外にビールやワイン、
アルコールも置いてありました。

「オレンジジュース」（320円）

さっぱりとしていて美味しかったです。

母が頼んだ「赤ぶどうのジュース」（320円）

香りがまるで赤ワインのようでした。
一口飲ませてもらったのですが大人向けの味。

「スップリ」（600円）

とろけるチーズが入ったライスコロッケ。
外がカリカリで中にはケチャップライスととろ～りチーズが入っています。
もう間違いない組み合わせ。
熱々カリカリな食感が最高で、中のケチャップライスと
とろけたチーズがとても美味しかったです。

「トマトとバジリコのスパゲティ」（1,320円）

食べてびっくり。本当に美味しい。
濃厚なトマトソースと口の中で広がるバジルの香りがたまりません。
どちらかの味が主張しすぎる事なく、本当に絶妙なバランスで
仕上がっているのです。
麺の茹で加減も最高で、パスタとソースがしっかりと絡んで
とても美味しかったです。
母も気に入ったようで「美味しい美味しい」と喜んで食べていました。

「たらこのスパゲティ」（1,000円）

これもまた素晴らしい美味しさ。
たらこスパゲティってこんなに美味しいものなのかと感動しました。
とにかくたらこがたっぷりで濃い。
たらこ好きにはたまらない美味しさでした。
生クリームなのか牛乳なのか何なのか分かりませんが、
ソースがクリーミーで凄く美味しいです。
そして後から辛さがやってきます。
海苔の風味としめじの食感も良いアクセントになっています。
こちらも麺の茹で加減が絶妙で、パスタとソースがしっかりと絡んで
最高でした。

デザートも自家製で4種類ありました。
「クレームブリュレ」（480円）

表面がカチコチ。めちゃくちゃ硬いです。
下はなめらかとろ～りとしたカスタードかと思いきや、
ムースのようなしっとりとした何とも言えない不思議な食感。
こんなクレームブリュレは初めて。
バニラビーンズたっぷりで美味しかったです。

「かぼちゃのプリン」（480円）

デザートはこちらの方がお気に入り。
かぼちゃの味をしっかりと感じられるプリンでした。
とろとろな柔らかいプリンではなく、硬めの食感なのも好み。
なめらかさの中にもかぼちゃ独特のざらつきがあり、
かぼちゃの味が濃厚で美味しいです。
添えられている生クリームは甘さ控えめでした。
かぼちゃの自然な甘みとカラメルソースのほろ苦さのバランスが
絶妙でとても美味しかったです。

何を頼んでも美味しいお店でした。特にパスタは最高。
今でもあのパスタの美味しさが忘れられません。
しっかりとした味付けと麺の絶妙な茹で加減がとても好み。
接客をして下さった奥様が教えてくれたのですが、
ご主人がソースもドレッシングもデザートも全部一人で
作っているそう。
こだわりがあるので全部一人でやらないと気が済まないらしく、
その為には今のお店の広さが限界なのだそうです。
食べてみるとそれも納得。
凄くこだわって丁寧に作られている事が感じ取れるような味というか、
本当にどれも絶妙な美味しさなのです。

特にパスタの美味しさが素晴らしいです。
そして一人でこなすには確かにこれぐらいのこじんまりとした
お店でないと対応しきれないだろうと思います。

他のパスタも食べてみたいのに場所は遠い香川…。
このパスタの為だけにまた香川へ行きたいぐらいです。
こんな素敵な美味しいお店が近くにある方が心から羨ましい。
小さなお店なので夜は予約してから行く事をオススメします。
ご馳走様でした。