2017/05/27 - 2017/05/28
32位(同エリア374件中)
森 武史 さん
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- フォロワー495人
仕事の関係でインド・プネーに2ヶ月滞在することに。
3度目の週末は1泊2日でムンバイへ。
インドに来て、初めての遠出となりました。
この時期、ムンバイは酷暑。
でも、雨季の前に街並みを見ておきたかったので、暑さ覚悟で訪れてみました。
<基本情報>
■宿泊
ビスタ ルームズ アット CST SBS ロード
1泊 朝食付き 4,740円
■通貨レート
・クレジットショッピング 1INR=1.77円
- 旅行の満足度
- 4.5
- ホテル
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
PR
-
早朝6:00
プネーからムンバイへ出発。
まずは駅へと向かう。 -
新聞を仕分け中。
プネーの新聞は一部3~5ルピーほど。
10円以下だ。
低賃金の労働者がいるインドだからこそ、成り立つ価格かもしれない。 -
ホテルから徒歩10分ほどで駅に到着。
早朝にもかかわらず、人でいっぱい。 -
切符は70ルピー。約125円。
-
ホームが良くわからなかったけど、人がたくさんいる所へ向かってみた。
-
6:35 ムンバイ行きの列車が入線。
そして、この混雑。
体をねじ込んで、なんとか乗り込むことが出来た。 -
車内はぎゅうぎゅう。エアコン無し。
もっと優雅な列車の旅を期待してたんだが・・・
これで3.5時間は苦行だ・・・ -
ドアは開けっぱなし。
風が気持ち良さそう。
ある意味、ここが特等席。 -
行商のおじさん、乱入。
こんな混雑した車内でも物ともせずミネラルウォーターを売りさばいていた。 -
外は荒野。
雨季が来れば緑の大地に変わるそう。 -
やっぱりここが特等席。
-
こんなローカル路線に外国人が乗っているのが珍しいらしく、いろんな人が話しかけてくる。
「俺たちを撮ってくれ」
この後のインド滞在中にもしょっちゅうこういうシチュエーションに出くわすことになる。 -
3.5時間後。
終点の1つ手前のDadarという駅で下車。 -
さらにここからローカル電車に乗り換え。
チケットは券売機が使えたけど、運賃ピッタリじゃないと買えない模様。
片道5ルピー。
5ルピーコインを持ち合わせてなかったので、往復分を10ルピー札で購入。 -
行き先は1つ隣のMahim駅。
何人かに問い合わせて、行き先を確認して乗車。 -
切符。
プネーもムンバイも改札らしきものは無い。
おそらく無賃乗車も多いことでしょう。。。 -
車内は意外にも広々。
日本の電車より車幅が広いね。
あと、やっぱりドアが無い。 -
ドアが無いってのは、クリアな車窓が撮れるというメリットも。
-
半身を乗り出して風に当たる少年。
-
自分もマネしてみる。
前方にも同様の乗客。
インドでは良くみる光景の一部に自分も身を投じてた。 -
車窓からは線路沿いのスラムの家屋がひたすら続く。
-
5分後、下車。
・・・なんだけど、行きたかった駅と違う・・・
Sionという駅に到着してしまった。
でもGoogleマップを見るとそれほど遠からずだったので、自分の足を使って歩いてみることにした。 -
訪れたのはDharavi(ダラヴィ)というエリア。
ムンバイ最大の・・・
・・・というか、アジア最大のスラムと呼ばれているエリア。
映画「スラムドッグ・ミリオネア」の主人公の出生もこのエリア。
時代はだいぶ違うけど。 -
ただ、スラムと言ってもきちんとコミュニティは出来ている。
正しくは「低所得層が密集するエリア」と言ったほうが正しそう。
メインの通りにはバスも走る。 -
露店の雰囲気は独特のものがあるが、決して怪しい雰囲気ではない。
-
清掃係りの人もいる。
まぁ、それに追いつかないほどゴミは多いが。。。 -
鶏が野放しされていたりするところは、インドっぽい。
-
壺屋さん。
滞在先のプネーでもたまに見かける。 -
大通りから少し脇道へ。
ここも露店が続く。 -
海老や魚を売るおじさん。
これだけの量で生計を立てているのだろうか。
海老が売ってるあたりは、海が近いムンバイらしい光景かも。
滞在先のプネーでは海鮮系はまず見かけない。 -
ダラヴィには100万人が生活するとも言われている。
昨今は土地不足で、スラムも縦に伸びているとか。
実際、団地のような建物も多かった。
ここだけ見ると、スラムのイメージとだいぶ違うんだけど・・・ -
ゴミの量、川の汚さはやっぱり・・・って感じ。
まぁ、汚さはこのエリアに限った話じゃないんだけどね。 -
小さな広場にはクリケット少年。
スラム内のメイン通りを歩いて来たせいもあって、それほど普通の町と変わらない印象を受けた。 -
ダラヴィエリアを30分ほど歩いて、Mahim駅方面へ。
-
線路にかかる架橋の先が、Mahim駅になっている。
そして、この架橋がスラム地区との境。 -
列車のゆく先には大都会ムンバイの高層ビル群。
-
橋から見渡すと、線路沿いにはバラック小屋。
線路に散らばるゴミも凄まじい。
なるほど、このあたりがいわゆる「スラム街」のイメージになっているのか。 -
せっかく来たのだから、リアルなスラムも見おきたい。
少し悩んだ挙句、線路に降り立ってみた。 -
歩いてみて判明した想像以上のごみの量。
山羊がそこらで糞尿をまき散らしているので、臭いもなかなか・・・ -
それでも、子供たちは元気に遊んでる。
遠目にカメラを向けていたら・・・ -
あ、気付かれた!
-
こうなると、あとはもう、
「撮って、撮って!」状態。 -
4、5歳だと思うんだけど、とにかく、可愛い。
-
最終的に、嫌がる子まで引っ張り出されて、大撮影大会になった。
-
別の場所では洗濯物を干している最中。
線路の石に直置き。 -
ここにもいつの間にか子供たちが集まってくる。
-
やんちゃ3人小僧。
このポーズで撮れ・・・と。 -
ダラヴィ・エリア。
確かにスラムの光景がありました。 -
ただ、低所得層ではあるが、きちんと生活は出来ている感じ。
おそらく父親はきちんと仕事をしているし、屋根のある家で生活しているんでしょう。
つまり最下層の人たちではない。 -
さて、ダラヴィを後にして次の目的地へ。
ローカル電車に乗り込んで・・・ -
Maharakshmi駅で下車。
・・・そいや、切符買ってなかった。
さっき、往復で買ったから、良いかな。。。路線が違うけど。 -
駅を出てすぐ。架橋の上から見られる場所が・・・
-
ドービー・ゴート。
(ドビー・ガートと呼ばれることも)
インド独特のお仕事である洗濯屋さんが集まる場所。 -
時間は正午。
ちょうど洗濯物が一斉に干されている時間帯だった。 -
とにかく、ここはその洗濯物の量が圧巻。
大量のジーンズが干してあったり。 -
ここではドビーと呼ばれる洗濯屋さんが、ムンバイ中の洗濯物を洗っているそう。
ホテルのシーツなどもほとんどここでクリーニングされているらしい。 -
ただ、彼らの職業はカーストでいうところのアンタッチャブル層。
つまりカーストにも入れない最下層。
1日の賃金は100ルピー程度らしい。
大都市ムンバイを縁の下で支えている人たち。 -
エリア内に入るのはやめておいた。
入口で100ルピー払えば、見学させて貰えるという噂もあったけど、遠目から写真に収めるだけで十分だったし。
居住区も覗けた。生活レベルは先ほど訪れたダラヴィとそれほど変わらない気がした。 -
ドービー・ゴート
このアングルはガイドブックでも良く見かける絵だね。
ちなみにシンガポールのドービー・ゴートの名前の由来もここから。
かつて、インド系移民が洗濯業を始めた場所が地名の由来。
まぁ、雰囲気は全然違うけどね。 -
次の目的地へ向かう前に、クールダウン。
この時期、ムンバイは酷暑です。
ラベルが擦れて見えなくなっているスプライト
200ml 16ルピー(=30円) -
次の目的地はUberを利用することにした。
ムンバイはUber Poolというサービスがあって、
車をシェアして乗ることも出来る。
このときは、ムンバイ観光に来ていたインド人ご夫婦とシェア。 -
渋滞にハマって、予定の倍くらい時間がかかっちゃったけど、目的地到着。
レオポルド・カフェ。 -
理由は良く分からないが、ムンバイではかなり有名なカフェ。
2008年のムンバイ同時多発テロの標的にもなった。
2階はエアコン付き。 -
ここで、別の出張で来ているメンバと合流。
昼間だけどお酒も飲んじゃいます。
大瓶380ルピー(=680円)
なかなかのお値段です。 -
そして、インド人スタッフからのおススメがインド料理・・・
・・・じゃなくて、バッファロー・ステーキ。
ムンバイのあるマハラシュトラ州では牛肉の販売は一切禁止。
なので、このステーキは水牛のステーキ。
牛がダメで水牛はオッケーっていう解釈が、なんともグレーな感じはするけど、久々のお肉はやっぱり美味しい。
だた、普通の牛肉より硬いです。
これで500ルピー(=900円)くらいだったかな。意外とお手頃価格。 -
もちろんインド料理も。
定番だけどやっぱり美味しいタンドリー・チキン。
なかなか豪勢なランチになりました。
で、ちゃっかりご馳走になりまして・・・ラッキー。 -
食後は再び、分かれて一人行動。
ランチだけご馳走になるというロクでもない奴です・・・苦笑
レオポルド・カフェからインド門が徒歩圏内なので、向かってみることに。 -
インド門に近づくにつれて、人、人、人・・・
-
ほとんどザルのセキュリテイチェックを受けて、インド門の広場へ。
イギリス領インド帝国の時代に建造。 -
以下、ウィキペディアより。
1911年12月のデリー・ダルバール (Delhi Durbar) (国民会議)開催前にジョージ5世とメアリー王妃がムンバイに訪れたことを記念して建立された。
完成は1924年。 -
インド門の裏手からはエレファンタ島へ向かう船が。
これは明日、乗ってみることにする。 -
海をバックに巨大な門。
これは絵になるね。
観光客も多いわけだ。 -
広場からはタージ・マハル・ホテルも見えるけど、午後は逆光になってイマイチ。
これも明日あらためて見物することにする。 -
というわけで、インド門を後にして、宿のあるChhatrapati Shivaji Terminus方面へと向かうことに。
Chhatrapati Shivaji Terminus
チャトラパティ・シバジ・ターミナス
これ、旅行中、全然覚えられない名称でした。。。 -
Uberを使えば100ルピーほどの距離だけど、せっかくなのでバスにチャレンジ。
駅を求めて歩くこと数分・・・ -
バス停到着。
ムンバイはバス路線が多いようで、GoogleMapが提示してくるルートも豊富。 -
意外にもきちんと時刻表ベースで走っているようで、GoogleMapの路線表示どおりにバスが来た。
料金は車掌さんに前払い。
行き先を写真で示すと10ルピーとのこと。
約18円。うーむ、安い。 -
ただ、エアコンは無し。
エンジン音はうるさいし、振動は激しいし、決して快適な乗り物ではない。
でも、利用自体は簡単。路線も多いし、10分おきくらいで来るので利用価値は大。 -
下車したのはチャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅。
ムンバイのターミナル駅の機能も持つ大きな駅だけど、なにより建築物としても素晴らしい。 -
2004年に世界遺産に登録されている。
英国領時代の雰囲気と活気に満ちた街の雰囲気が妙にマッチしている。 -
建造は1888年。
観光用に撮影スポットが用意されているけど、全容を写すのは難しいほど大きな建物。
それでいて、装飾は細やか。
建物全体が美術品のようです。 -
お次は内部も。
チケット売り場は大きなアーチ。 -
プラットホームにはたくさんの人。
-
上から。
列車が次々と入線してくる。
そして、完全停車しないうちに、降り始める乗客たち。 -
ほぼ、無意味なセキュリティチェック。
ずーっと、ビービー鳴りっぱなし。
この駅も2008年の同時多発テロで標的になった。 -
終着駅ということもあって、とにかくたくさんの人が行き交う駅。
明日はここから列車に乗ってプネーまで帰る予定。 -
そしてこの駅も映画「スラムドッグ・ミリオネア」で度々登場する。
一番分かりやすいのはエンディングで踊るシーンじゃないでしょうか。
まさにこのアングルです。 -
再び外へ。
ここが駅の真正面。
入ることは出来なかった。 -
時間は17:00。
一旦、ホテルへチェックインに向かうことに。 -
宿は駅から徒歩圏内の場所に予約しておいた。
それにしても、ムンバイの街は原色で溢れていて綺麗。
空の青、木々の緑、バスの赤、そして無数のタクシーの黄色。
そういや、ムンバイ中心地ではオートリキシャは一台も走っていなかった。 -
宿は駅から徒歩10分ほど場所・・・
・・・のはずが全然見つからない。
途中、飛び込んだ旅行代理店で場所を聞いても知らないという。
結局、親切なスタッフがホテルに直接電話して聞いてくれた。 -
そして、判明した宿の場所が、なんとこのカフェの奥にある階段から2階に上がった場所でした。
表に看板も無いし、そんなの分かるわけないじゃん!
結局、宿さがしに1時間くらいロスしてしまった。 -
何が起こるか分からないのがインド。
まぁ、無事にチェックイン出来たので良しとしよう。
日本円で4000円くらいの宿だけど、かなりしょぼい。
ムンバイはホテルは総じて高いようなので仕方ない。
まぁ、エアコンとシャワーでクールダウン出来るだけで、まずは十分。 -
19:00
十分休憩したところで、再び外へ。
駅周辺を軽く散策してみた。 -
駅周辺はさすがに賑やか。
滞在しているプネーと違って、夜も気温が下がらない。
少し歩くと汗が吹き出てくる暑さ。 -
チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅、夜バージョン。
-
夜はライトアップされるんだね。
昼間とはまた違った美しさ。 -
現役の駅とは思えないね。
-
写真撮影をしている観光客、多数。
ムンバイの中でも屈指の見所ではないでしょうか。 -
時間は20:00
近くで晩御飯でも食べようかと。 -
宿の近くにあったレストラン。
メニューを少し見せて貰って、まぁ、ここでいっか、って感じで入店。 -
まずは、ビールでしょう。
170ルピー
ちなみにエアコン有りと無しでは値段が違います。
エアコン有りの席にしたんだけど、メニュー表の値段は全て10から20ルピーほど高くなっていた。 -
ムンバイらしい料理がどれか分からなかったけど、プネーには無いであろうエビのビリヤニ。
smallを注文しだけどかなりの量。
美味しかったけど、定番のチキンやマトンの方が好きかな。
あと、めっちゃ辛かった。 -
もう一品はレバーのティッカ。
これも初めてだったので。
ビールには相性いいね。 -
晩御飯はビール込みで650ルピー。
まぁまぁの値段だけど、ひとりご飯なので仕方ないかな。
最後にハーブを頂いて、この日は終了。 -
2日目。
この日はエレファンタ島へと行く予定。
その前に少し朝の散歩。 -
大都市ムンバイにも牛。
-
軽食の屋台はどこも人だかり。
-
めちゃめちゃ小さなお店だけど、妙に繁盛している。
ここで1つ頂くことに。 -
ポテトのサモサのようなスナック。
皮はサクサクで中身はホクホク。
スパイシーなソースもイイ。
これでたったの10ルピー。
コスパ最高。 -
サトウキビジュース屋さんは開店準備中。
-
8:00 チェックアウト
朝食は8:00からだったので食べなかったけど、パンとジャムがあるくらいだった。 -
エレファンタ島への船が出るインド門までドア無しバスで移動。
10ルピー。 -
インド門広場に到着。
昨日は逆光で影になっていたタージ・マハル・ホテルも鮮やかに。 -
インド門の真裏から出発する船でエレファンタ島へ。
往復で180ルピー。
実は広場に着くなり、客引きに捕まった。
今の時間はエレファンタ島には行けないからクルーズ船に乗れと言う。
そんなわけ無いだろうと振り払ったけど、悪徳業者もいるので注意。 -
船はお客がいっぱいになったら出発する感じ。
9:00が始発という情報だったけど、実際はもっと早くから出ているようだ。
あんまり時間はカチッと決まってない模様。 -
出発待ちの船。
沖にもたくさん停泊してた。 -
出発~
2階席は追加10ルピー -
ムンバイには軍港があるんだね。
海軍の船がいた。 -
遠くにはムンバイの高層ビル群。
-
大きな貨物船が通り過ぎたり・・・
-
大きなタンカーを横目に眺めたり。
ただ、2階は灼熱地獄だね。
10ルピー払って苦行のようだった。。。 -
40分ほどでエレファンタ島に到着しました。
-
と言っても、着いたのは桟橋。
島まで結構歩く。 -
島と桟橋を往復する列車もあるみたい。
帰りは乗ってみよう。 -
入島料5ルピーを払って、目指すは石窟。
長く続く階段を登るひつようがある。
最頂部まで運んでくれる籠屋さんのようなサービスもあり。
値段は不明。 -
20分ほどかけて階段を登りきった。
暑さもあって結構しんどい・・・
ここから先はさらに入場料が必要。
外国人は500ルピー。なかなかのお値段。 -
ちなみにインド人は30ルピー。
うーん、この価格差はしょうがないのかな・・・
ともかく、いざ石窟へ。 -
石窟はいくつかあるようだけど、彫刻が残っているのはこの石窟だけらしい。
-
損傷は激しいけど、巨大な彫刻は立派。
-
1987年にUNESCOの世界遺産に登録。
-
3面のシヴァ神
-
写真を撮りながらブラブラしていたら、インド人グループから
「写真いい??」
と聞かれたもんだから、撮ってあげようとしたら、
「いやいや、あなたと一緒に撮りたいんだよ」
・・・ってことで、見知らぬインド人と謎の記念撮影。
そんなに外国人が珍しいのかな。 -
お隣の石窟へ。
こちらも入口は立派だけど・・・ -
中はガランとしている。
石窟には多くの彫刻があったらしいけど、ポルトガル人が銃の練習の標的にして、ほとんど失われてしまった。
銃の練習って・・・ -
次の石窟へ向かおうとしていたら、遠くから呼ぶ声が。
声をかけてくれたのはさっき一緒に写真を撮ったインド人グループ。
おやつタイムにお誘いしてくれました。 -
家で作って持って来たんだって。
ホームメイドのローカルフードだね。
英語はあまり話せない人たちだったので、思うようにコミュニケーションは取れなかったけど、素敵な時間が過ごせました。 -
正直、石窟は最初の第一洞窟を見れば十分なんだけど、奥に続く道があるからには、行かねばと。
-
ちなみにおサルさんは見飽きるほどたくさんいます。
-
木陰の下では石工さんたちが作業中。
歩道の敷石を作っている模様。
ノミとハンマーで手作業です。 -
石を運ぶのはロバ。
一瞬、大都市ムンバイにいることを忘れてしまう。 -
最後の石窟はただの洞穴でした。
ここですれ違った少年にも一緒に写真を撮ってくれと頼まれる。
・・・謎 -
来た道を引き返し、桟橋まで戻ることにします。
サルの親子に癒される。 -
まぁ、太々しい佇まいのおサルさんもいますけど。
人間慣れしているので、近づいても全然逃げる気配がない。 -
木々の間から見えるのはアラビア海。
-
時間は11:00過ぎ
この頃には入場ゲートに長蛇の列。
エレファンタ島は朝イチで訪れるほうが良いですよ。 -
桟橋と石窟寺院をつなぐ道は土産物屋さんがひしめきあっている。
でも、あんまり商売っ気は無さそう。
客引きも控えめ。 -
麓まで降りて来たところで、休憩。
なにげにエレファンタ島にはレストランが多い。
そして、お酒が飲めるお店も結構ある。
ビールは500ml缶で170ルピー(=300円)
定価が130ルピーなので良心的なお値段。 -
島には牛さんもたくさんいる。
回転ゲートも器用に通過していった。 -
桟橋までは列車に乗って行こう。
料金はたったの10ルピー。 -
桟橋まで向かう途中にはマングローブの林も。
・・・というか、こんなゴミだらけのマングローブ林は初めて見た。。。 -
自転車くらいの速さで桟橋へと向かいます。
海風が気持ちいい。 -
桟橋到着。
振り返ればさっきまでいたエレファンタ島。
結構な距離。 -
そして、船着き場はこの人だかり。
午後になって、これからエレファンタ島へ向かう人はピークに。 -
12:00
エレファンタ島を後に。
滞在は3時間ほど。
結構のんびり回ったので、2時間もあれば十分かもしれない。 -
帰りは屋根のある1階席で。
-
帰りは行きより時間がかかって、乗船時間は1時間ほど。
そして、桟橋大混雑で船が接岸するのにかなり時間を要した。
ガイドブック等では所要時間40~50分と書いてあるけど、
ゆとりを持って移動したほうが良さそうです。 -
エレファント島で今回のムンバイ観光はすべて終了。
あとはプネーに戻るだけ。
インド門広場の前に停車していたローカルバスに乗って、駅へと向かいます。 -
車窓から。
ローカルバスはエアコン無しで快適とは言えないけど、車窓の景色はなかなかイイ。 -
駅前のバスターミナルに到着。
ローカルバスは赤色が多いんだけど、乗って来たバスはなぜか白色でした。 -
窓口でチケットを購入。
時間があるので、少し腹ごしらえ。
コロッケのようなスナック。12ルピー(=20円)
実はこれ、「コーラ」って注文したつもりだったのに、
コロッケを手渡され・・・
名前が似てるんだろうか・・・
まぁ、お腹減ってたので結果オーライなんだけど。
コーラは別のお店で改めて購入。 -
列車は14:43発 Sinhagad Express 11009号
14:00くらいには列車が入線。 -
ドアと格闘する人たち。
ドアの留め金がバカになっているのかなかなか開かない。
必死に開けようとする理由は暑いから。
停車中の車内はサウナのような暑さ・・・ -
そうそう、エレファンタ島でアディダスのキャップ買ったんだよね。
100ルピー(=180円)
アディダスですよ・・・ -
出発前には次から次へと行商がやってくる。
こちらは茹で落花生屋さん。 -
1つ買ってみた。
10ルピー(=18円)
広告紙をくるっと巻いて、そこに落花生を盛り付けて、ハイと手渡され。
この落花生、塩加減が絶妙でかなり美味しかった。 -
やがて、列車は出発。
しばらくはムンバイの都会らしい景色が続く。 -
次第に郊外へ。
途切れることの無い、ゴミロード。 -
プネーはムンバイよりも高地にあるので、遠くに山々が続く景色も。
-
停車駅では線路からも行商がやって来る。
列車が動き出す直前までお客と行商のやりとりが続く。 -
車内は車内で次々と行商が。
多いのは水やスナックだけど、良く分からない日用品なんかも売りにくる。 -
プネーまでは3.5時間ほど。
後半はこんな荒野の光景が多くなる。
今は茶色の大地だけど、雨季が来ると緑に変わるらしい。 -
17:45
意外にも定刻通りに宿最寄りのChinchvad駅に到着。 -
ホテルまでは徒歩10分ほど。
-
18:30 ホテルに帰着。
1泊2日ムンバイ観光終了。
3.5時間の列車はなかなか大変だったけど、いい経験になりました。
日本から観光でムンバイまで行こうと思ったらコストも結構かかるしね。
今回の電車代は往復140ルピー。
たったの250円です。
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この旅行記へのコメント (7)
-
- Lilyluckさん 2018/07/07 00:30:48
- 初めまして
- 8月にムンバイに観光で行こうとしていて、たどり着きました。
スマートに冒険されていて感動しました!
私はインド映画が好きなので、今回ムンバイに行くのですが
滞在されていたというプネーもよくロケ地に使われるし、3時間半で気軽に行けそうですね。(でも私はローカル線はさすがに無理なので、CleartripでACchiarを予約しようと思います^^;)
ムンバイ市内のローカルバスに乗られたとは、是非マネしたいと思いました。
引き続き他の旅行記も拝見します。
- 森 武史 さん からの返信 2018/07/07 16:11:35
- Re: 初めまして
- はじめまして。
ムンバイに行かれるんですね。
ムンバイ市内の移動は比較的簡単です。ただ、バス番号はヒンズー語なので、少し覚えて行った方がスムーズかと思います。
プネーはローカル線だと格安ですが、結構キツイですね。車をチャーターしたほうが無難でしょうか。
デカン高原は雨期に入って緑が綺麗だと思います。ただ、街は渋滞しますので、のんびり回られると良いと思います。
他、旅行記がご参考になれば幸いです。
- Lilyluckさん からの返信 2018/07/08 14:10:51
- Re: 初めまして
- お返事ありがとうございます。
バス番号がHindiとは。挫折したテキストブックを引っ張り出してみます。
8月はやっぱり雨季ですね。
雨季のアドバンテージで緑に癒されるのも良いかもしれません!
楽しみです。
-
- ローラン・ペリエさん 2017/06/17 08:37:04
- 魅惑のムンバイ参考になりました
- ANAのムンバイ線に乗って行ってみたいと思っていました。経済成長が著しいインドにおいても、スラムを見ると格差を感じてしまいました。ムンバイはオートリキシャーが走っていないんですね。カレーも食べたいし、魅惑の国です。暑い中インドでのお仕事お疲れ様でした。
- 森 武史 さん からの返信 2017/06/25 11:59:55
- RE: 魅惑のムンバイ参考になりました
- インドはデリーを中心とする北部の方が、観光客には人気かもしれませんが、ムンバイも活気があって興味深い街ですね。ただ、5月、6月は40℃近い酷暑ですし、それを過ぎると雨季になって観光には不向き。やはりビジネスの需要が多いのかもしれません。
ANAは10年も前からムンバイ線を就航してますが、機材も大型化しましたし、今後も乗客は増えるのではないでしょうか。
個人的には初めてムンバイでしたが、一度訪れた街は今後行きやすくなりますね。VISAがあるうちにふらっと再訪するかもしれません(笑)
-
- izumiさん 2017/06/16 07:04:38
- お疲れ様でした。
- インドの電車さすがです!インド人が日本の電車何回もドア確認してるの見たらバカバカしいと思うでしょうね。笑 あんな混んでてスリや痴漢はないのだろうか?
スラムらへんの子供達。意外にもガリガリではないですね。しかし、衛生上決して良くはない所でも人間は生きている。免疫力ってすごいですね。食べ物もそうですが、私はバリ島の屋台でなくきちんとしたレストランで気をつけて食べても、毎日お腹壊してました。泣 免疫力なさすぎの私はインド絶対無理ですね。笑
お腹大丈夫でしたか?笑
泊まられたホテル?はあれで4000円は高すぎますよね。インドの物価からしてもありえません!
最後のコーラ→コロッケ。笑えました!笑 私は以前台湾のバーガー屋さんで「フィッシュ」と言ったらティッシュを出されました。冗談かと思いましたが、真面目にです。なので魚が泳ぐジェスチャーをしました。恥ずかしいやら呆れるやら。
- 森 武史 さん からの返信 2017/06/25 11:08:26
- RE: お疲れ様でした。
- izumiさん
電車もバスもドアが無いのはある意味、合理的。
まぁ、エアコン車じゃないということもありますけどね。
スラムはいわゆる途上国のスラムとは違うものだと思います。
低所得層の集落で、インドにおいては国民のほとんどが「低所得層」ですので。
イメージを悪くしているのはゴミの多さではないでしょうか。
ゴミに対する感覚はどうも他の国と違う気がします。
結果として、衛生状態も悪くなっていると思うのですが、インドの人たちの免疫力は強いんでしょうね。
インドにはもうしばらく滞在します。
ときどき覗いて頂ければ幸いです。
ではでは。
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