【駅からハイキング】青べか物語の浦安　歴史文化＆まちなかさんぽ

2017/05/30 - 2017/05/30

JR東日本の駅からハイキング、京葉線新浦安駅のコースに参加しました。
マンションが立ち並ぶ埋立地というイメージでしたが、少し歩くと古い下町情緒が残るエリアがありました。

エリア 浦安(千葉)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル 徒歩

新浦安駅。よく通り過ぎるけど、降りたのは初めて。

駅ビル「アトレ」に入っているインドカレー屋さん「ゴングル」でランチ。
平日ランチ、キーマカレーとナン、アイスチャイのセット972円を頼んだ。
キーマカレーは程良い辛さでスパイシー。アイスチャイは甘くなくて、ガムシロップが別についてきた。甘くないチャイもさっぱりして美味しい。

ゴングル アトレ新浦安店 グルメ・レストラン

団地の前の若潮公園。

車止めのポールが魚で可愛い。

境川。ボートが並んでいる。

東水門。川沿いは遊歩道が整備されている。

途中の橋にあったオブジェ。たぶん「ベカ舟」かな？
浦安で昔使われていた、海苔採り用の小舟。

川が狭くなってきた。道も狭くなって、もうこの辺りは埋立地ではなくて、昔からある古い町だろう。

旧濱野医院。昭和初期の洋風建築。可愛い建物だ。
中の見学は土日のみらしい。

旧濱野医院 名所・史跡

道路の排水溝に、子供が描いたらしき絵が並んでいる。良い雰囲気の下町。
浦安にこんなところがあったんだな。

旧宇田川家住宅。明治2年に建てられた民家。

旧宇田川家住宅 名所・史跡

中の見学は無料。商家として使われてきたそうだ。

清瀧神社。「きよたき」ではなくて「せいりゅう」と読むらしい。
御祭神は大綿津見神（おおわたづみのみこと）という海の神様。元は漁師町だもんね。

狛犬は子連れ。「子授け」という旗も。

拝殿の奥の本殿がすごかった。かなり古そうで、彫刻すごい。

本殿の石造りの扉。
マイナーな神社かと思ったら、ずいぶん立派で驚いた。

富士塚があった。昔は富士山が良く見えたんだろうな。

西水門。境川が旧江戸川と別れるところにある。

水門の向こう側は旧江戸川。

船宿吉野屋。山本周五郎「青べか物語」に出てくる船宿千本のモデルらしい。読んでないけど。今でも釣り船を出しているけど、今日はお休みだったみたい。

船圦緑道。「ふないり」と読むらしい。船圦川を埋め立てた後に造られた緑道。
小川が流れていて、植物が植わっている。

岩の上に魚のオブジェ。

ウナギ？！

看板のすぐ下に、ウナギが！……と思ったら、どうやら造り物。まあ、こんなところにいるわけないか。
さっきの岩の上の魚と一緒でオブジェなんだね。

稲荷神社。

神社の建物自体は比較的新しい感じだったんだけど、本殿の彫刻が珍しかった。
狐がかごで行列している？　狐の嫁入りかな？

猫実の庚申塔。1715年に猫実村の信者が建てた、と解説版に書いてあった。
300年も前だ。

庚申塔にはたいてい「見ざる、言わざる、聞かざる」の三猿が刻まれている。
猿と関係があるからか、入口にも猿の像。扇子持っていて愛嬌がある。

ここにも猿。

豊受神社。狛犬が独特の風情。たてがみがサラサラっぽい？
大銀杏もすごく大きかった。

ここにも富士塚。

富士塚の奥のほうには天狗もいた。
清瀧神社、稲荷神社、豊受神社を浦安三社というらしい。

浦安市郷土博物館へ。無料で入れる。

浦安市郷土博物館 美術館・博物館

屋外展示が良い感じ！
昔の浦安の町を再現してある。左が船宿、右がたばこ屋。

たばこ屋の店内。

道には貝殻。漁師町らしい。

手前が長屋、その向こうが魚屋、奥が豆腐屋。

長屋は6畳一間。庶民はこういうところに住んでたんだろうな。
他にも昔の浦安の漁業やベカ舟についての展示があった。

この後、駅まで戻ってウォーキング終了。