2017/05/20 - 2017/05/23
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ミズ旅撮る人さん
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2017年5月に香港に行って来ました。香港の旅行記はたくさんあるし、観光地をただ紹介するだけではおもしろくないので、ピンポイントで情報を掲載する雑記帳として書いてみようと思います。
前回は九龍半島の情報だったので、今回は香港島です。中環のミッドレベル・エスカレーターを上がって坂の街をそぞろ歩きます。飲茶の昼食をとって、トラムで遊んでピークトラムでビクトリアピークへ。
2階建てトラムは、坂道を歩き回って疲れた時の最高の休憩場所です。どこまで乗っても2.3ドルの均一料金。眺めは最高。多少うるさいけれど、寝たまま終点まで行っても問題なし。そんな話をして行きたいと思います。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 観光バス 船 徒歩 飛行機
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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中環(セントラル)の中心。ティファニーが見えるのがランドマークです。
香港でも最初に開かれた由緒ある場所で、お向かいにあるペダービルなどは、古いイギリス様式の建物がそのまま残されています。
返還前には、ペダービルにはブランドのアウトレット製品を扱う店がたくさん入っていて、先ずはここを目指したものです。
2階建てトラムの真下には地下鉄の中環駅があります。 -
2階建てトラムは、後ろ乗り、前降りです。オクトパスカードをかざすとゲートが開いて乗ることが出来ます。
すぐ横に階段があるので、2階に上ります。人気の先頭が空いていればラッキー!
こんな風にトラムが列を作っていたら、先頭の空いている車両を探して乗るのも一つの手。但し、行先に注意して。途中止まりもあります。 -
先頭に座れたら、こんな眺めが見られます。香港島は、トラムもバスも2階建て。だからすれ違いが迫力です。
カーブでよろけたらどうなるんだろう?ガタンゴトンと決していい乗り心地ではないけれど、やっぱり乗りたい2階建てトラム。 -
中環で一番便利なのが、このミッドレベル・エスカレーター。
ミッドレベルと呼ばれる山の上の高級住宅地まで何本ものエスカレーターを乗り継いで上って行かれます。ヒルサイド エスカレーター (中環至半山自動扶梯) 建造物
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ただ、1本しかないので、朝10時に上から順に下りが上りに切り替わって来ます。
上から1本1本、このおじさんが手動で切り替えて来るので、一番下のエスカレーターが切り替わるまで20分掛かります。
おじさんは、切り替えるエスカレーターの上側で下り客を止めます。 -
今乗っている人が下に着いたのを確認したら、スイッチを切り替えます。そして、何事もなかったかのように上って行くのです。
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斜面はエスカレーターの方向にだけではなく、交差する道路も結構な急坂です。
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たまたま、エスカレーターの下をオープントップバスが通りました。このまま乗り移れば別の旅が出来るかも。
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エスカレーターから見る町は、得体の知れない奇妙な魅力を放っています。違う世界を覗き見ている様な。
エスカレーターは住宅地まで続いていますが、もう店もなく、ただの車道に行き着いて終わりな上に、下りは階段になるので、ソーホー辺りで下りるのが無難だと思います。
今回はハリウッド・ロードの一つ上の道を西に歩いて行きました。 -
こんな坂の角。お尻がムズムズします。よく車が滑らないで上って来れるなあ。おお、こわ!
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よく、あんな高い所に、細いビルを建てる気になるもんだ。
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角のセブンイレブン。香港のセブンイレブンはものすごく増えました。ほとんど、どの道沿いにもあります。
近い店は、店を出て角を曲がるともう次のセブンイレブンが見えるといった状態。コンビニではオクトパスカードが使えるので、飲み物などをちょこっと買うのも楽。日本の「おーいお茶」や「濃い茶」などが普通に売っています。 -
力こぶと刺青だけで、何かわかる。でも、なんでここ?
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もう一つわからない名所。家並みらしいものが描かれているだけで、さて何なんだろう?
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ハリウッド・ロード近辺でトイレを探すなら、この建物をどうぞ。
ここは、小部屋ごとに、レッスンをする教室だったり、作品を売る店だったりのビルです。日曜日なので閉まっているかと思いましたが、使うことが出来ました。
地図を貼り付けておきます。門を入って左側から建物に入り、更に左の突き当りまで行って階段を上がると女性、下ると男性用トイレがあります。ソーホーファーマ 地元の料理
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もう一つ、公衆トイレはこの階段の中ほどにあります。
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白い建物の1階。右が女用で、左が男用です。中国人は、トイレの入り口が男女並んでいると恥ずかしいのだそうで、どこに行っても入り口があっちとこっちに離れています。
香港のトイレは概ねどこも綺麗です。トイレットペーパーは便器に入れずにゴミ箱に入れる所もあります。 -
文武廟。背後の高層マンションとの対比がすごいです。
文武廟 寺院・教会
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願い事の短冊を吊るした提灯。
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この渦巻線香が名物です。ものすごい煙が発生するので、外に換気坑があります。
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そしてご本尊様。
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キャットストリート(泥棒市)。午前中だとあまり店が出ないのかな?
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懐中時計や香炉、ネックレスなど雑多なものが売られています。でも、アンティーク風のものが多いみたい。
キャット ストリート (摩羅上街) 散歩・街歩き
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キャットストリートは、撮影禁止の表示のある店が結構あるので、遠くから撮ります。
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STOPと書いてあっても、本当に止まってくれるのか心配になるような坂道。
そう言えば、香港で自転車は見掛けないような気がします。こんな坂ばかりでは、自転車は使えないですね。 -
ハリウッド・ロードで、遠くにエスカレーターが見えるこの交差点を左に下ります。
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交差点から50mほど下ると見えるメロン色の店「泰昌餅家」。有名なエッグタルトの店です。
今回、初めて食べてみました。元々グルメではないので、グルメ紀行は出来ないんですが、敢えて、ここのエッグタルトを推奨します。
店内正面にあるショーケースの中にトレーに並んでエッグタルトはあります。泰昌餅家 (中環店) 専門店
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たった9ドルのタルトは、紙袋に入れて手渡してもらうと、まだホヤホヤに温かいのが先ずわかります。
そして、取り出してみると、クリーム部分がふるふると震えるのです。私は固まったものしか知りません。
タルトはサクサクで、そういう意味では、タルトなのに、パイに近い触感です。
あまりに美味しいので、店先で食べて、即、もう一つ追加購入してしまいました。
エッグタルトを頬張っていると、欧米人の団体がガイドに連れられて入って行きました。いいガイドさんだなあ。私なんて、香港9回目で初めて来たよ。もっと早く来ればよかった。 -
ポッティンジャー・ストリート。ここもロケ地などで有名な石段の道。
でも、本来ここには露店がずらっと並んでいた筈・・・雨がちらついているから?日曜だから?店が殆どなくて残念。 -
「陸羽茶室」1933年創業の由緒ある店。店の前にはドアマンがいて、2階へ上る階段を案内してくれます。
他の店に比べて、結構高級レストランなのに、何故か毎回ここに来てしまいます。ここは、かつて英国領だった頃の香港の雰囲気をそのまま残している数少ないレストランだからかもしれません。陸羽茶室 中華
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メニューは、オーダーシート式で、中国語表記ですが、外国人には、英語表記のオーダーシートを持って来てくれます。
蓮の葉に包んだご飯は、おこわではなく五目飯でした。お茶はプーアル茶をどんどん継ぎ足してくれます。
最初にお茶で、すべての食器を洗い、それを捨てるための壺も用意してくれます。無作法者は使い方を知らないと見て取ると、壺はさっさと下げられてしまいました。すみません、無調法です。 -
中環の中心に戻って来ました。マンダリンオリエンタルホテルと太子大厦との間の道路は、日曜日にはこうしてテント村と化します。
これは、香港名物の「メイドの休日」。夫婦が共働きのため、外国人のメイドを雇うのが香港人。年々その数は増え続け、2017年現在34万人もいるのだそうです。
昔はフィリピン人が殆どでしたが、今ではタイ・フィリピン・インドネシアの順に多いのだそうで、国ごとに集まる場所が固まっているようです。イスラムの被り物をしている女性が集まる所もありました。あまりに数が増えて、収拾がつかなくなってきたため、メイドのテリトリーが場所を区切って指定されました。足元にテープが貼ってあって、そこから手前には誰もはみ出さない様子は見事です。 -
2階建てトラムの先頭に陣取りました。
中環は、交通量が多くて、道路を横断するのがたいへんなので、ビルとビルとがこうして繋がっているところがいくつもあります。
これは、上手く使えると便利なのですが、どことどこが繋がっているのか、観光客にはわかりません。
交差点に信号がなくて渡りにくかったり、歩道をぐるっと柵が取り囲んでしまっていて、車道を渡れないようにしている場所もあり、思うように真っすぐ歩けないのが中環や、尖沙咀などの繁華街です。
頭上の通路の中にたくさんの頭が見えます。あれもメイドたちで、日曜日は中環から銅鑼湾に掛けては、香港人よりメイドの方がたくさんいる状態になります。
どこもかしこもシートを敷いておしゃべりに興じる女性ばかり。銅鑼湾のそごうなどは、とても店内に入る気にはなれないくらいの混雑ぶりでした。 -
2階建てトラムのオープントップを見つけました。「遊覧電車(ツアートラム)」と書かれています。
尖沙咀のオープントップバスより、おもしろいかもしれないな。今のネーザンロードはつまらないから。 -
前方のレンガ造りの建物がウエスタン・マーケット(西港城)です。ここに行くには手前のこの位置にある停車場で下りてもいいのですが、せっかくこの先でトラムがクランクを曲がるので、それを体験してから降りるとおもしろいと思います。
ウエスタン・マーケットは、1階が土産物や喫茶があり、2階はすべて布地屋さんです。
色柄はもちろん中国人好みの品なので、イマイチなのと、予想外にお値段が張ります。3階はレストランになっています。西港城 Westem Market ショッピングセンター
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北角(ノース・ポイント)の春秧街です。2階建てトラムで西から東へとのんびりやって来ました。
午前中、坂道を歩き回って足が疲れたので、2.3ドル均一料金のトラムは、いい休憩場所です。
今回は北角が終点のトラムに乗りました。終点が英皇道から一つ北側に反れた春秧街にあるのです。
ここは、古くからの地元御用達の生鮮市場です。春秧街 散歩・街歩き
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果物の種類の豊富なこと!ちょっと買ってホテルで食べようと思っていたら忘れちゃった。しまった。
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魚は氷の上に並べられていました。鮮度は良さそうなのですが、暑い香港で生で陳列されているとちょっと怖いな。
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肉屋さん。この塊を買って帰って、皆さん自分でさばくのね。メイドさんが欲しくなるのもわかる。
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この晩は、パンダバスのツアーでビクトリアピークに上りました。
しかし、霧がすっぽりピークを包み込んでしまったため、ピークタワーでさえ、こんな有様。下界などどこにあるのやら。ピーク タワー (凌霄閣) 建造物
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ピークタワーには有料の展望台がありますが、こんな天候ではお金を払ったって、見えないものは見えないと思うのですが、それでも登って行く人がたくさんいました。
ここは、タワーから出て左に歩いて行くとある東屋。
ツアーだと大抵ここに連れて来られます。天気が良ければ、結構よく見える場所なのですが・・・太平山獅子亭展望台 散歩・街歩き
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山を下りて向かったのが、アバディーンの水上レストラン。
2016年12月に地下鉄南港島線が開通し、アバディーンに地下鉄で行かれるようになりました。とは言え、地下鉄の駅から水上レストランのある入江までは、かなり距離があるので、やはりバスの方が行きやすいと思います。 -
かつて香港の代表的な夜景で知られた水上レストラン。
あの頃は、背後に聳え立つ高層マンションなどもなく、船着場から水上レストランまでの水路にこんなに船が係留されることもありませんでした。
今では、狭い湾内にようやく浮いている肩身の狭い状況に見えます。ツアーの食事は、船で水上レストランに行って海鮮料理をいただくのが定番だったものですが・・・ -
九龍半島の尖沙咀に戻って、オープントップバスに乗車します。
地下鉄尖東駅の真上辺り、シェラトンホテルの前を西に向かっています。
「崇光」と書かれているのが、シェラトンに入居しているそごうです。その向こうに見える工事中の建物がペニンシュラホテルです。 -
ペニンシュラホテルの角を曲がると尖沙咀のメインストリート、ネイザンロードです。iスクエアの前を通ります。
この辺りは、やたらと宝飾品屋ばかりになりました。「周生生」とか「六福珠寶」とか「周大福」など。 -
以前は安い化粧品を売る「莎莎(sasa)」「屈臣氏(ワトソンズ)」「化粧城」「卓悦(ボンジュール)」などがたくさんあったのですが、今もかなり多いとはいえ、以前の規模ではなくなっています。
特に尖沙咀の店の主流は金を扱う店ばかりになりました。 -
オープントップバスは、九龍半島をグルグル回って夜景を楽しみます。
この日は、雨が降ったりやんだりでした。バスに乗車する時に、真っ赤な薄いビニールのレインコートをくれましたが、まるでゴミ袋を被っているようで、濡れた座席のシートにしました。使い捨てのレインコートって、初めて見ました。
幸いツアー中は雨は降らず、二階の先頭に陣取りました。でも、前半分には、屋根はないものの、側面にガラス張りの覆いがあり、水滴がついてとても見づらいのです。他の客はみんな後ろの覆いのない席に固まっていました。
先頭では、覆いの上にカメラを出して撮影しました。 -
ここで、オープントップバスは停まり、ネオンの看板を入れて記念撮影をします。ここが一番看板のある所かと思うと寂しさひとしおです。
以前、九龍半島のネオンサインは、点滅を禁止されていました。それは、九龍半島を横切って飛ぶ飛行機が着陸誘導灯を見分けやすくするためでした。
かつての香港空港は、九龍半島のすぐ東隣にある啓徳空港でした。香港に着陸する前の、すぐ下に市街地が見えるスリルは忘れられません。 -
これがオープントップバスです。女人街のそばで下りることも出来ます。
日本人には大して珍しくも無くなった香港のオープントップバスと思ったのですが、意外にもオフシーズンにも関わらず、21人も乗車していました。パンダツアーは日本でネットで予約も出来るので、利用しやすいのでしょう。
今回はここまで。次回は、アフタヌーンティーの様子と、バードガーデンを紹介します。
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