2017/05/14 - 2017/05/14
1011位(同エリア1586件中)
フラワーさん
5月14日(日)
この歳でついにモニュメントバレーの空気を吸った。中学生から西部劇症候群に罹患し、ヘンリー・フォンダ、ゲイリー・クーパー、カーク・ダグラス、バート・ランカスター、リチャード・ウィドマーク、ジョン・ウェインなどなど、とにかくかっこいい俳優に憧れた。映画館を出ると保安官になった気分であった。
多くの西部劇がここで撮影された「西部劇の聖地」である。
その中で実はジョン・ウェインの「駅馬車」にはあまり良い印象をもっていない。監督ジョン・フォードの色が濃く、先住民族を悪者に仕立て、騎兵隊を正義の象徴とした先住民族征伐みたいなもので、西部劇ではなく戦争映画の範疇であろう。幼心に理解したくない映画であった。
最も高い評価をしたのが「OK牧場の決闘」である。何回も何回も映画館に通った。
今回のツアーに参加した本当の決め手は、Tumbstone(トゥームストーン)に行けるからである。1881年に実際にガンファイトがあったトゥームストーンに行くのが72歳の夢であった。
話がそれた。
この日はモニュメントバレーを十分堪能したい。
写真はホテルの部屋から、モニュメントバレーのサンライズ。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
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うっすらと明るくなりかけたモニュメントバレー。
写真の時刻は5:08であるが、ここユタ州は6:08。
日の出は6:10ごろ。 -
イチオシ
凄い。
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観光客が外で眺めている。
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部屋のデッキから、朝日を浴びた赤い岩。
ナヴァホ自治国は東北6県の合計とほぼ同じ広さがある。 -
山小屋風な部屋の天井。
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思い出の部屋。
人間は水がないと生きられない。ここには川はなく井戸を掘っても水は出ないだろう。富永氏に尋ねたところ「20km離れた川からトラックで水を運んで、池に溜めている」とのこと。確かにナヴァホ村落の近くに溜池があった。
ナヴァホの人たちもホテルもその水を利用している。
帰国してから見た映画「捜索者」に出てくる川がその川に違いない。 -
陽もだいぶ昇り、新鮮な空気を胸いっぱい吸う。
寒くはない。 -
同行者の84歳のおじさまと談笑しながら下ってくるババ。
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ナヴァホの村。
シャイアン、スー、アパッチなど戦闘族は白人にほぼ惨殺されたが、ヴァホは穏健派だったため最悪の結果は免れた。
現在ナヴァホの人口が最も多い、また多く住む州はカリフォルニア、アリゾナ、オクラホマの順である。全人口は約280万人。
政府からの保護も受け、生活に困ることはないようである。 -
イチオシ
どこの国にも消したがる歴史がある。
この国が隠したい歴史は、ネイティブアメリカンと黒人奴隷に対する非情な仕打ちである。でも今は正義を装って大国然としている。
これ以上述べるつもりはない。何故ならアメリカという国が嫌いではないから。 -
このバスでツアーに出発。
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3シスターズ。
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近づいてきた。
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この雄姿。
ナヴァホの若者が、10$で乗せてくれる有名ポイント。 -
若々しくテンガロンに手を伸ばすババ。ご機嫌。
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馬に乗せてもらったのは人がいるところ。
「捜索者」にも映像が残る。 -
着いた時にはなかった露店が開店していた。
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「ネイティヴアメリカン」と呼ぶようになったが、その人たちは「インディアン」でいいようです。
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名称はあるが覚えていない。
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「ミッチェルメサ」かな。
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アーティストポイントで。
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写真家、画家、映画監督が好む絶景ポイント。
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2時間のバスハイクでじっくり観光した。
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地球は不思議な星だ。
何千万年もの浸食、風化によりテーブル状の岩山(メサ)や峻険な岩山(ビュート)を形造る。122~418mの様々な岩の台地を自然が作り上げた。
これがモニュメント(記念)バレー(平原)と呼ばれるようになった。 -
イチオシ
車窓から見えたメサ。
ジジだけが気付いた奇景。
左にステッキを持つ紳士、右に傘をもつ淑女。さらに右には二人の修道女。
メサの岩の陰影が作った傑作だと思った。 -
最後は高台でひと休みして、去って行くのであった。
左:レフトミトン 中:ライトミトン 右:ミッチェルメサ。 -
ビジターセンターの近く。
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ホテルと思われる建物。
スペアリブを焼く煙が流れてくる。 -
グールディングスロッジに隣接するミュージアム。
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多く西部劇がここで撮影された。
「ジョン・ウェインはなぜ死んだか」という本を読んだことがある。彼をはじめとしてヘンリー・フォンダ、ジェイムス・スチュアート、ゲイリー・クーパー、バート・ランカスター、カーク・ダグラス、リチャード・ウィドマークなど西部劇に出演した多くの名優の殆どは、何かしらの癌で他界しているという本である。
理由は繰り返されたネヴァダの原子力実験場から、放射能が偏西風に乗って飛ばされるというのだ。最も大きな被害を受けたのはユタ州南西端の町「セント・ジョージ」である。映画の撮影は長期間にわたるから、名優たちはかなりの放射能を浴びたことになる。本当だとすると恐ろしい話である。 -
この手の話も覆い隠されるのだろうか。
福島の原発事故はいつ解決するのだろうか。
こんないい写真には相応しくないコメントになってしまった。 -
ミュージアム。
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ナヴァホの民芸品。
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グールディングスご夫妻の住居。
1921年にハリー・グールディング夫妻がナヴァホから少額で土地を分けてもらい、住居を構えてナヴァホの人たちと白人社会の間で交易を始めた。
そしてナヴァホの人たちの生活を改善しようと努力して、1928年にはグールディングロッジと小さな空港を建設した。 -
グールディングス氏の肖像画。
ナヴァホに大きく貢献した。 -
部屋の調度品。
意外と質素である。 -
ダイニングルーム。
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ピアノ。
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岩の間でポーズをとる人たち。
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台所。
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ジョン・ウェイン キャビン。
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「黄色いリボン」の写真。
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映画「黄色いリボン」でジョン・ウェインが演じた騎兵隊大尉が、Nathan Brittles。
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フェニックスへの車窓。
これもナヴァホの民家。 -
フクロウ岩。
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車窓。
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マックはどこにでも。
アメリカで愛される所以。 -
荒涼とした原野を走る。
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ハンフリーズ山。
フラッグスタッフの近くだ。 -
雲もスケールが大きい。
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休憩所の自販機は盗難防止の鉄柵でガードされていた。
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アップダウンのある大地をひた走る。
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モールか。
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グレンデール方面。
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フェニックス近郊の山か?
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アサヒビール。
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この日の夕食は和食。いいね。
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「あかいはな」というレストラン。
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