2017年5月　３泊の　ウィーン　《６》　ペーター教会　シュテファン教会　通り一遍の　観光です。

2017/05/04 - 2017/05/04

2017年5月4日　早朝からの　ウィーンの　街歩きです。

オペラハウスの前から　トラムに乗り　リンクを半周、
ルプレヒト教会、アンカー時計と見て歩き　足のおもむくまま
ペーター教会、シュテファン大聖堂へと　移動します。

エリア ウィーン(オーストリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 旅行の手配内容: 個別手配

紀元前15年ごろから　ゲルマン民族を制圧しながら　進行してきたローマ帝国。
最終的には　ドナウ川がローマ帝国の北方境界線となり
この辺りには　ローマ軍の　宿営地ができました。
ヴィンドボナの都市（ウィーン）の起こり　です。

ヴィンドボナは　度々のゲルマン民族や他民族との攻防、　そして5世紀には　
フン族により制圧されます。　

混乱の中　再び秩序を取り戻したのが　８世紀後半に現れた
カロリング朝のカール大帝でした。

ペーター教会の成り立ちは　定かでないようですが
この　カール大帝によって　建造された、とも　言われているようです。

外観は　こじんまりとした　ペーター教会です。

内部は・・・すごいです。

バロック装飾で　キンキラ～～。

かつては　ロマネスク様式であった教会は　18世紀初め　バロック建築の巨匠、ルーカス・フォン・ヒルデブラントの設計で　再建されました。

主祭壇。

聖使徒ペテロと聖ヨハネによる　生まれつき足の不自由な男の癒しの場面
が　描かれた　中央祭壇画。

聖家族の祭壇画

聖ミヒャエル・・・ミカエル・・・・ミッシェルの　祭壇画

入口　上部のパイプオルガン。

天蓋フレスコ画

パイプオルガン。

ペーター教会を出るとすぐ横に　エルメス。
歩行者天国の　グラーベン、広場の様な　通りに　あります。

ヨゼフの泉。

ペスト記念柱。
1679年に猛威を振るったペストの終息を記念して、
マリア・テレジアの祖父である当時の皇帝レオポルド1世によって立てられました。

レオポルドの泉。

12世紀の終わりに　ローマ時代の堀があった場所が埋められ、
現在の　グラーベン通りに　なったそう。

シュトック・イム・アイゼン広場。

シュトック・イム・アイゼン（釘の刺さった株）が　この広場の何処かに
飾られている・・らしい。

堂々たる　ゴシック様式の　シュテファン大聖堂が　建っています。

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトとコンスタンツェ・ウェーバーの結婚式が行われ、また葬儀が行われた聖堂です。

ロマネスク様式の残る　西のファサード。

ティンパヌム（タンパン）
キリストを祝福する天使？　勝手に　名付けました・・・

内部は　重厚。　高い天井。　広い堂内。

ゴシックのリブ・ヴォルト。

聖母マリアの画。

説教台。

マドンナ像。

主催壇に描かれているのは、この寺院の守護聖人になっている聖シュテファンが殉教する場面です。

主祭壇の　左側には　ヴィナー・ノイシュタットの祭壇。

1447年にヴィーナーノイシュタットのベルンハルトシトー修道院の為に
作られた　木彫祭壇画。

主祭壇　向かって右に　フリードリッヒ３世の棺。

1452年に神聖ローマ皇帝に即位して、ハプスブルク家発展の基礎をつくった
フリードリッヒ３世の石棺。

柱には聖母子像。

ここから　尖塔へ上るらしい・・・

向かって右側、ケルントナー通り。

シュトック・イム・アイゼン（釘の刺さった株）は　この
ケルントナー通りと　グラーベン通りが　交差するあたりに　あるそうなんですが・・・

昨夜の　写真で　見つけました。

右側の　建物の角っこ。

アップして見ますと・・・分かりにくいですね～～～

写真の男性の後ろ、建物の角の所に　保護されて　飾られていました。

色々な　言い伝えのある・・・シュトック・イム・アイゼン（釘の刺さった株）
悪魔と取引した・的な　伝説・・・

ホテルに　戻ります。

ノイアーマルクト広場に面した　洒落た建物の　一階、二階に入っているのは
レストラン　PRIMI。

宿泊しているホテルの　正面には　20時まで開いている　スーパーが　あります。

ハプスブルク家歴代皇帝および一族の納骨所となっているカプツィーナ教会、
リモア、スワロフスキー、スィーツのお店　OBERLAAオーバーラー、なども
広場に面していて　とても便利。

ホテルの　近くにあるにも関わらず　カプツィーナ教会には　なぜか
行きませんでした。

あまりに近すぎて　頭から　抜けていたようです・・・残念。

さて　朝の散策に　２時間。　ホテルに戻り　朝ごはんです。

お腹ペコペコ。

朝食は　このプレートが　用意されていました。

見た目より　結構　量があり　残してしまいました。

少し休憩してから　シイシィ美術館へ　歩きます。