2017/04/11 - 2017/04/12
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オーヤシクタンさん
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第61部-263冊目 4/7
皆様、こんにちは。
オーヤシクタンでございます。
日本縦断をする為に、スタート地点となる日本最北端の街.稚内へ陸海路で向かっています。
この度、新日本海フェリーに新造船が就航しました。
その新造船に乗って、新潟からフェリーで北海道へ向かいましょう。
拙い旅行記ですが、ご覧頂けたら幸いです。
表紙写真‥新潟~小樽を結ぶ、新日本海フェリーの新造船「らべんだあ」。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
平成29年4月10日~13日 3泊4日
4月11日(火) 第2日目-2 曇り後雨
4月12日(水) 第3日目-1 雨
①新日本海フェリー らべんだあ.小樽行
新潟.11:45~(船中泊)~小樽.4:30
★宿泊‥新日本海フェリー:らべんだあステートA(和洋室)。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
新日本海フェリー‥16810円
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 船
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
朗報です。
平成29年3月‥
新日本海フェリーに、新造船「らべんだあ」14125tが、新潟~小樽航路に就航しました。 -
10:30
てな訳で、取材にやって来ました。
新日本海フェリー「らべんだあ」14125t。
就航してまだ1ヶ月‥
ピッカピカの新造船です。 -
ご覧願います。
船首がストンと垂直に落ちたデザイン。
垂直ステムと言う新しい船首デザインです。
このデザインは、小笠原航路に就航した新造船.おがさわら丸にも採用されました。
この垂直ステムの採用によって、高速化と低燃費化を実現しています。 -
後ろからも見てみましょう。
全長が197.5m・総トン数14125tあります。
前船の「フェリーあぜりあ」20563tより、小さくなりましたが、それでも間近で見ると、大きい船です。
ワクワクしてきました。 -
11:08
では、乗船しましょう。 -
いつもなら、案内所で個室のキーを受けとる富裕層の上級船客を横目に、下級船室に向かうのですが、今回は違いますよ。
505号室は‥
あっ、ここですね。 -
ジャーン!
新造船就航を祝って、個室にしました。
ステートルームA(和洋室)です。
この部屋一人なんて贅沢だなぁ。
ステートA(アウトサイド和洋室)‥14960円~ -
ベッドがふたつ並び‥
-
奥は、絨毯スペース。
のんびりできますね。
冷蔵庫もあります。 -
重要アイテム「窓」です。
日本海の眺めを堪能しましょう。 -
ウォッシュレットトイレに洗面台。
-
シャワーブースもあります。
-
備品です。
日本茶。
湯沸かしポット。
ドライヤー。 -
レターセットに、
船旅の友‥G〇RO袋です。
個室にスタンバイされているG〇RO袋は、プレミアム仕様になっています。 -
船内案内図です。
それでは、恒例の船内視察を始めましょう。
レッツゴー。 -
「らべんだあ」の船客区画は、4~6階です。
4階から見ていきましょう。
乗船すると、3層吹き抜けのエントランスホールが船客を迎え入れてくれます。 -
案内所です。
個室利用のお客様は、こちらでキーを受け取ります。
又、空室があれば、等級変更もこちらで承ります。 -
船旅の友‥G〇RO袋は、案内所にスタンバイされています。
こちらは、スタンダード仕様のG〇RO袋です。 -
ロボット。
「らべんだあ」のご案内をしてくれます。 -
船長様の制服レプリカ。
コスプレを楽しむ事ができます。 -
航海スケジュールです。
新潟港 11:45
↓
粟島(新潟県) 13:33
↓
飛島(山形県) 15:26
↓
男鹿半島(秋田県) 17:33
↓
艫作埼 (青森県) 18:50
↓
大島 (北海道) 21:13
↓
奥尻島 (北海道) 23:09
↓
茂津多岬 (北海道) 0:07
↓
神威岬 (北海道) 2:14
↓
積丹岬 (北海道) 3:45
↓
小樽港 4:30
新潟~小樽.692キロ。
16時間45分のクルージングです。 -
船舶衛星公衆電話です。
新潟小樽航路は、陸から比較的近い場所を航行するので、携帯は比較的つながりますが、圏外になる事もあるので、これは重要です。 -
コインロッカーと貴重品ロッカー。
大部屋の場合、貴重品はここに収納しておくと安心ですね。 -
アミューズボックス。
カラオケを楽しむ事ができます。 -
小さいですが、ゲームコーナーがあります。
-
コインランドリー。
長旅だと洗濯物が貯まるので、これは重宝しますね。 -
こちらは、日本の物流を支える長距離トラックドライバー様の専用ルームです。
一般のお客様は入れません。 -
ペット連れのお客様も安心。
ペットルームと、ドッグランがあります。 -
船尾のヘリポートスペースがドッグランになります。
-
自販機コーナーです。
ビールやドリンク系か中心で、船旅の必需品とも言える、カップ麺自販機がなくなってしまいました。
又、給湯室も撤廃されています。
お湯はレストラン営業中に店内の給湯器から貰うようになり、勝手が悪くなってしまいました。 -
「らべんだあ」はバリアフリーに対応しています。
バリアフリートイレに‥ -
体の不自由なお客様用の浴室があります。
-
トイレ。
ピッカピカですよ。 -
もちろんウォッシュレットも完備しています。
-
洗面室。
前船より狭くなりました。 -
喫煙室。
船内は個室も含め、全面的に禁煙です。
喫煙はこちらでお願い申しあげます。 -
こちらはツーリストAの船室で、私が普段使うのは、このタイプの船室です。
ちょっと、覗いてみましょう。
ツーリストA‥8630円~ -
階段式の2段ベッドになっており、こちらは下段です。
他船より通路が狭くなってしまったように感じるのは気のせいでしょうか。 -
こちらは上段。
階段であがります。
プライバシーが重視された構造になりました。 -
こちらは、ツーリストCです。
一番エコノミーな船室ですが、階段式2段ベッドで、見た目はツーリストAと変わりません。
何が違うか船員様に伺ってみると、寝具が違うそうで、ツーリストAはキルトケットですが、ツーリストCは毛布1枚になるそうです。
「らべんだあ」には、フェリーの主役とも言える大部屋雑魚寝の2等船室はありません。
ツーリストC‥6480円~ -
映画の上映が3回あります。
今までの船にはシアタールームがあったのですが‥ -
映画上映は、エントランスホールで行われます。
今までの船にあったシアタールームは「らべんだあ」には設置されませんでした。 -
エレベーターです。
船内の上下移動に便利ですね。
5階にいってみましょう。 -
5階です。
閉まっていますが、こちらはカフェコーナーです。
新日本海フェリー特製のピッツァを始めとした軽食や、ドリンク類の販売をしております。
主なメニューを見てみましょう。
ズワイガニのピッツァ‥1200円
マルゲリータ‥800円
ビーフカレー‥700円
ミートソースパスタ‥650円
かけそばorうどん‥390円
ライスバーガー‥300円
生ビール‥550円
ソフトドリンク‥各200円 -
レストラン。
新潟名物.たれカツ丼や、北海道の食材を使った十勝ホエー豚のジンギスカンや丼。
新日本海フェリー特製のビーフシチューやビーフカレーなど、海を眺めながらゆったりとお食事が楽しみ頂けます。
主なメニュー
十勝ホエー豚丼(昼)‥980円
特製ビーフカレー(昼)‥700円
たれカツ丼(昼)‥880円
十勝ホエー豚ジンギスカン(夕)‥980円
ホエー豚トンカツ‥(夕)‥690円
特製ビーフシチュー‥690円
本日のお刺身(夕)‥480円~ -
グリルでは、日本海の厳選食材を使用した、ランチとディナーがあり、ワンランク上の優雅な食事をお楽しみ頂けます。
私には高嶺の花ですが、ちょっと見てみましょう。
ランチ‥北の海鮮丼.2500円。
海鮮丼
あおさ海苔と湯葉巻新丈の吸い物
以下追加+1000円
茶碗蒸し蟹庵掛け
自家製焼焼売
桜アイス トマトジャム掛け
※要予約。 -
ディナー‥和洋創作懐石.5250円。
先付・小樽産鰊マリネとホワイトアスパラのサラダ仕立て
オリジナルマスタード添え
スープ・真狩産越冬人参スープ
お造り・帆立貝盛り 牡丹海老 あしらい色々
魚料理・桜鱒のコンフィよもぎソース 温野菜と共に
肉料理・牛バラ肉のキャベツ包み 春の香り
食事・蟹飯 香り物 汁椀(帆立稚貝)
デザート・オーセントホテル謹製 オレンジタルト.バニラアイス添え チョコレートソース掛け
コーヒーor紅茶
オーセントホテル小樽.副総料理長監修のディナーコースです。
※要予約。 -
売店です。
北海道や新潟のお土産品を取り揃えています。 -
日本海を眺めるプロムナードデッキも狭くなってしまいました。
個室重視となったので、前船よりパブリックスペースは省略化されたそうです。 -
長い船旅でも、小さなお子様を飽きさせません。
キッズルームで遊びましょう。 -
こちらは、左右にドアがたくさん並んでいますね。
-
ツーリストSの船室です。
おひとり様に最適な個室となっています。
各個室にはテレビが設置されています。
ツーリストS‥10180円 -
こちらは、フォワードサロンです。
全等級のお客様にご利用頂けます。
入ってみましょう。 -
こちらは展望サロンで、船体前方にあるんです。
どんな眺めか、見てみましょう。 -
はい、こんな眺めです。
操舵室にいる気分を味わえます。
雨が降ってきちゃいましたね。
あっ!何か来るぞ。 -
ズームしてみると‥
佐渡汽船(新潟~両津)の「おけさ丸」5862tですね。
佐渡島から戻って来ました。 -
外に出てみましょう。
こちらは、オープンテラスです。
新日本海フェリーは、航海中は、安全上サイドデッキの立ち入りを規制していて、今までの船舶のオープンデッキは開放感がイマイチでしたが、「らべんだあ」のオープンデッキは広くなり、開放感がグッと向上しました。 -
雨がシトシトと降っています。
船のデッキって、雨に濡れると滑りやすく危険でしたが、「らべんだあ」のテラスに使われる床タイルは、雨に濡れても滑りにくい素材になり、安全面が向上しました。 -
オープンテラスでは、バーベキューをお楽しみ頂けます。
今日は、寒いから無理です。 -
エントランスホールの階段を昇って、6階に上がって来ました。
-
6階から下を眺めます。
近年のフェリーでは、吹き抜けのエントランスは当たり前になりつつありますが、やっぱりゴージャスですね。 -
こちらは、スイート及びデラックスAの上級船室のエリアです。
スイートルーム・デラックスルームAをご利用の上級船客以外の出入りはご遠慮願いますと書いてあるので私は入れません。
こちらから眺めるだけてす。 -
スポーツルームです。
ここで運動をすれば、欧米のクルーズ船に乗っている気分になれる事、まちがいありません。 -
浴室は6階にあります。
こちらは、脱衣所です。
ロッカーは100円玉が必要です。
忘れずに持っていきましょう。 -
脱衣所の隅には、マッサージチェアがあります。
10分200円です。
体のコリをほぐしましょう。 -
大浴場です。
船旅の醍醐味と言ったら、風呂に入れる事でしょう。
ジャグシー風呂で日本海をまったり眺めながら入る風呂は最高です。
※夜間、人がいない時に撮影。 -
サウナもありますよ。
心も体もリフレッシュできますね。 -
この船の目玉施設!‥露天風呂です。
船上で露天風呂に入れるなんて贅沢ですね。
新しく就航した「らべんだあ」は省力化が進んだものの、充実した設備になりましたね。
これで、恒例の船内視察を終了します。 -
そろそろ、出航時刻です。
出航の儀(単に眺めるだけ)に参列する為、デッキに出ました。 -
佐渡汽船のジェット船「つばさ」が両津に向けて出航していきました。
さいならぁ~ -
11:42
ロープが外されました。
まもなく出港です。 -
ゴゴゴゴォー
巨大な船体が陸から離れていきます。 -
みなさん、手をふって見送りをしてくれました。
雨の中の作業、お疲れ様でした。
さいなら~。 -
新潟よ。
さらばじゃ。 -
船内クイズラリーに参加しました。
全問正解したものの、今回は抽選で外れて景品ゲットならず。
残念‥ -
12:35
出港から50分。
佐渡沖を航行中。 -
天気は悪く、多少の波がありますが、ほとんど揺れを感じません。
さすが、最新鋭の船です。 -
ぼんやりと日本海を眺める筆者。
-
13:17
島が見えますね。
新潟県の粟島です。 -
15:53
新潟を出港して、4時間8分。
秋田県由利本庄沖を航行中。 -
16:40
遅くなりましたが、昼食です。
ひじきご飯‥250円
ホタテだし塩麺‥108円
サッポロクラッシックビール‥280円
綾鷹お茶‥130円
パン -
ぐうたら昼寝。
これだから船旅はやめられない。 -
フォワードデッキからの眺め。
限りなく広がる大海原を堪能しましょう。 -
18:39
青森県西津軽の深浦沖を航行しています。
残念ながら今日は、日本海の夕日は見えませんでした。 -
風呂に入って‥
-
夕食を食べにレストランへ。
最近、ありがちなバイキング形式ではなく、料理1品1品によって価格が違うカフェテリア形式です。 -
19:33
夕食です。
新日本海フェリーに乗ったらコレ!
新日本海フェリー特製ビーフシチューを頂きましょう。
食パンは備蓄食料を持ってきました。
特製ビーフシチュー‥680円
シーフードサラダ‥600円
金の食パン2枚入‥128円
サッポロクラッシックビール‥280円 -
19:47
「らべんだあ」は北へ北へと向かっています。
津軽半島十三湖沖を航行中です。 -
すっかり暗くなりました。
夜の航海を楽しみましょう。
あっ!赤く光る物体が近づいてくるぞ。
なんだろ? -
ズームしてみましょう。
小樽を10:30に出港した、新日本海フェリー「ゆうかり」 18229 tです。 -
19:53
新日本海フェリー同士の反航です。
ボオォォォ~#
先に、我々の「らべんだあ」が汽笛を鳴らしてエールを贈ります。
そして‥
ブオォォォー#
次に「ゆうかり」が汽笛を鳴らしてエールを贈ってくれます。
感動の一幕です。
お~い!
‥と、言っても何も見えないですね。 -
夜の反航風景。
幻想的でしたね。
さいならぁ~。 -
20:57
新潟から9時間12分。
津軽海峡口を越えて、北海道の松前半島と渡島大島間沖を航行しています。 -
22:03
北海道江差沖です。
奥尻島が見えてきました。
そろそろ寝ましょう。 -
1:31
新潟から13時間46分。
北海道積丹半島の付け根に位置する岩内沖を航行中。
これから、積丹半島をぐるっと回りこんで小樽に向かいます。
もうちょっと、寝ようっと‥ -
3:32
北海道余市沖まで、やって来ました。
小樽まで、残り1時間です。
えっ!もう着いちゃうの。 -
4:21
新潟から16時間36分。
長らくのご乗船、大変お疲れ様でした。
本船「らべんだあ」は定刻通り小樽港に入港します。 -
まだ、夜が明けていません。
接岸の儀(単に眺めるだけ)に参列する為、デッキへ‥
タグボートが出動し、最終の接岸体制に入りました。 -
あぁ~
楽しい船旅が終わってしまうよ。 -
4:28
接岸完了。
パチパチパチ‥ -
4:33
小樽に到着しました。 -
4:40
名残惜しいですが、下船します。 -
5:05
毎度の事ですが、あっと言う間の船旅でしたね。
この後、稚内に向けて旅は続きます。
また、次回お会いしましょう。
ご覧下さいまして、ありがとうございました。
つづく。新日本海フェリー 乗り物
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この旅行記へのコメント (10)
-
- Akrさん 2017/07/18 20:56:19
- 「2等雑魚寝」が無いとは!
- オーヤシクタンさま
こんばんは。Akrでございます。
新日本海フェリーに新造船が就航したのですね。長距離フェリーの定番「2等雑魚寝」が無いとは!時代の流れでしょうか?プライバシーや防犯上の事由なんでしょうかね?
逆に全個室でゴージャスな感じもしますね。本当に隅から隅まで撮影されていて、船会社の公式HPよりお詳しいです。探究心にはいつも感心してしまいます。
小樽の早朝着は、朝寝坊にはキツいですね。私なんかは寝台列車でも夜が明けてからグダグダする時間が大好きなものですから…でも、広い北海道をツーリングやドライブで回るには1日を効率よく使えて良いですね。
北海道上陸後の陸路移動も楽しみです。
失礼しました。
-Akr-
- オーヤシクタンさん からの返信 2017/07/19 09:10:18
- RE: 「2等雑魚寝」が無いとは!
- Akr様、おはようございます。
オーヤシクタンでございます。
ご覧下さいまして、ありがとうございます。
新日本海フェリーに新造船が就航しました。
すべての乗り物にいえるのですが、立派になっているのですが、20年前の乗り物と比較すると、チャチくなっているんですね。
バスや列車も昔の車両は重厚感がありました。
これは、フェリーも同じで、最近の船はプラモデルのようになっちゃうんですね。
今回就航した「らべんだあ」の前船は「フェリーしらかば・フェリーあぜりあ」と言う船なんですが、カネをかけて建造した船です。
「らべんだあ」も立派な船ですが「フェリーしらかば・フェリーあぜりあ」と比較すると、ちょっと落ちたなぁとも感じてしまいました。
ですが、露天風呂・スポーツジムなど、今まではなかった設備も登場しました。
音や振動もほとんどなく、「えっ!船にのっているの」と思ってしまうほど、静かで快適です。
船と言ったら、大部屋雑魚寝の2等船室が当たり前でした。
ただ広い部屋に、枕とマットが並べて敷かれ、G○RO用なのか?洗面器がポンと置かれていて、混雑期はマグロのように人が横たわる光景は過去のものになりつつあります。
「らべんだあ」も大部屋2等船室は姿を消してしまいました。
最近は階段式2段ベッドの2等寝台が下級クラスの主役の座についています。
これは、船客のニーズに合わせている事が大きな要因なんですが、それだけでなく、2等寝台にしたほうが、運賃がとれるんです。
鉄道は、みんな特急にして特急料金で増収をはかろうとしています。
東武の快速がなくなってリバティを走らせたのは、その事があると思います。
船も寝台や個室にして付加料金で増収を狙っているとおもいますが、船客のニーズにあっているので、これはこれでいいのかなとも思っています。
大部屋はなくなりましたが「らべんだあ」にはツーリストCと言うエコノミー船室があります。
ツーリストAと見た目は変わらない階段式2段ベッドですが、約6500円と安いんです。
ツーリストAとCの違いは寝具だけなので、安いのがいい人はツーリストCを選びたいところなんですが、このツーリストCはたったの18名分しか枠がありません。
繁忙期は争奪戦になるのでは‥
なんだか、今は亡き急行はまなすのごろんと指定席に似ていますね。
さて、バブル時代最後のフェリー、太平洋フェリー「きたかみ」のリプレースがついに発表されました。
今まで、色々なフェリーに乗って来ましたが、「きたかみ」に勝るバブリーな船はありません。
ただ、「きたかみ」も船齢30年近くになろうとしています。
再来年の冬に新造船に交代の予定です。
すいません、熱く語ってしまいました。
次はようやく、スタート地点の稚内です。
これを言うとネタバレになっちゃうのですが、バス会社にお勤めのAkr様必見の内容です。
次もよろしくお願いします。
ありがとうございました。
オーヤシクタン。
-
- BTSさん 2017/07/18 07:08:53
- オジサンも乗りた〜〜〜い!
オーヤシクタンさまへ
おはようございます。
新造船の取材お疲れさまです。
新日本海フェリー「らべんだあ」は、豪華客船ですね。(オジサンの過去に乗船した比較)
今回は就航記念も兼ねてステートルームA(和洋室)ですね〜かなり奮発しましたね。(笑)
気になったのは、露天風呂・サウナ・レストランです。
潮風に当りながら入る露天風呂は、さぞ気持ちの良いことでしょう。また、サウナがあるのは魅力的で飲兵衛には嬉しいですね〜一杯目の生ビールが美味しく飲めますから。レストランは本格的なコース料理や豪華海鮮丼などが用意されているのもポイントが高いですね。全ての乗船客を飽きさせないように設備・メニューなど色々と工夫がされていると思います。
オーヤシクタンさんの旅行記を拝見したら乗りたくなってしまいました。
まだ、未計画ではありますが、いつか北海道の路線を乗り潰しに行く時に乗りたいです。
古町で買った「ひじきご飯」は昼食用だったんですね〜カップラーメンとの相性は良いことでしょう。オジサンもフェリーしまんとでカップラーメンを食べましたが、普段食べるのとは味が違うんですよね〜不思議です。
いよいよ日本列島縦断が始まりますね〜続きを楽しみにしています。
BTS
- オーヤシクタンさん からの返信 2017/07/18 21:18:44
- Re: オジサンも乗りた~~~い!
- BTS様、こんばんは。
オーヤシクタンでございます。
新日本海フェリーは、閑散期だと一人でも個室の貸切料金が不要なんです。
同じ国内長距離フェリーでも東九オーシャンフェリーは、シンプルスタンダード1本で勝負しているのに対して、新日本海フェリーは、色々と特色をもたせたサービスを提供しています。
色々なフェリーに乗って、違いを見るのも楽しみにしています。
船に露天風呂‥
そこまで、やってくれるのか‥
と思っちゃいますよね。
これは、今回乗った新潟~小樽航路と、苫小牧~敦賀に就航する、新日本海フェリーのすいせん、すずらんと、同グループである阪九フェリー(泉大津~新門司)に就航する、いずみとひびきに露天風呂があります。
ぜひ、乗ってみて下さい。
古町のおばあちゃんから買った、ひじきご飯は懐かしい味がしました。
あれで、250円!
船旅にはカップメン。
カップメンをすすっている自撮り画像が定番になってきました。
時間は、飛行機の10倍以上かかるのに、いつもあっと言うまに着いてしまう。
船旅のマジックですね。
次は、稚内に、ようやく到着です。
いつも、ありがとうございます。
オーヤシクタン。
-
- Tagucyanさん 2017/07/17 22:27:08
- 船旅、いいですね
- オーヤシクタン様
こんばんは。
「らべんだあ」の乗船記をじっくり見させていただきました。
船会社のHPでもそれなりに様子はわかりますが、このようなリポートだと、よりリアルですね。
私が乗った長距離フェリーといえば、那覇−鹿児島、松山−小倉、小笠原航路、新潟−小樽ぐらい。ここにおられる皆様に比べるとたいしたことないと思いますが、その数少ない乗船の中にこの航路が含まれています。ダイヤも当時とほぼ同じでなつかしいです。
最新のフェリーは、雑魚寝2等船室ってないんですね。あれが醍醐味と思いつつ、プライベート等の関係で時代に合わなくなってきているということでしょうか。
オーヤシクタンさんの利用された船室も、かなり快適そう。わずか1泊なのが惜しいくらいですね。
新潟から小樽行きのダイヤは、今も昔も小樽着が朝4時台で、寝ぼけ状態で下船した印象があります。たぶんトラック輸送の関係だと思いますが。
でもそのおかげで早朝の小樽も見学できるし、そのあとの予定が立てやすい利点もありますね。
小樽から稚内までどのように移動したのか、楽しみですね。
---
Tagucyan
- オーヤシクタンさん からの返信 2017/07/17 22:52:55
- RE: 船旅、いいですね
- Tagucyan様、こんばんは。
オーヤシクタンでございます。
鹿児島沖縄航路に小笠原航路‥
かなり、ハイレベルな航路に乗船されているのですね。
小笠原も昨年、新造船に変わりました。
ただっ広い部屋に、マットと枕が並べられて、そこにマグロのようになって横になる姿と、船室にポンとおいてあった洗面器は近年の新造船では見られなくなりました。
今回、新潟〜小樽に就航した新造船「らべんだあ・あざりあ」は前船の、フェリーしらかば・フェリーあざれあと比べると小型化(それでも大きいですが)、船内設備も省力化されていますが、立派な船です。
ちなみに、前に新潟航路に就航していた「ゆうかり・らいらっく」は、敦賀〜新潟〜秋田〜苫小牧航路に転属となりました。
スポーツジムにサウナ・露天風呂まであって、あの船で日本縦断したくなっちゃいました。
小樽4時と言うのは、おっしゃる通りトラック輸送の絡みですね。
あの時間に着くと、その日のお昼すぎまでに、稚内、釧路などへ移動できるので、考え方によっては便利です。
次はようやく、スタート地点の稚内に着きます。
いつも、ご覧くださいましてありがとうございます。
次回もよろしくお願い申し上げます。
オーヤシクタン。
-
- まむーとさん 2017/07/17 21:47:08
- お金の使い方がお上手です。
- オーヤシクタンさん、こんばんは!
新しい船の完璧な案内を楽しまさせて頂きました。
今までの経験の比較は流石です。
改善もあり改悪もある時代の流れをしみじみと感じます。バブル時代に作られた船は贅沢三昧だったのでしょう。
お安いお部屋もカプセルルームのようで楽しそうです。雑魚寝スペースがなくなり、小さな家族連れの場合は、オーヤシクタンさんの泊まれたお部屋に泊まるのが良さげなんでしょうかね。
プレミアムG〇RO袋
あっ、私前回の飛行機旅行の時にチーズ盛り合わせがあり、しかしお腹いっぱいで食べられず、でも二人分を捨てるのも忍びなく、、、、
その袋に思い帰りして夜食に致しました。
私にはもしもの時の役立つお助け袋になりました♪
- オーヤシクタンさん からの返信 2017/07/17 22:38:16
- RE: お金の使い方がお上手です。
- まむーと様、こんばんは。
オーヤシクタンでございます。
前に太平洋フェリー「きたかみ」を紹介しましたが、あちらは、船歴27年と老齢ながらも、バブル時代の船なので、細かい所までバブリーな豪華船でした。
最近の船は、豪華は豪華ですが、あの時と比べるとショボい感じは否めませんね。
大部屋に陣どって、みんなマグロのように横になる光景も珍しくなってきました。
やはり、個室は人気があるようです。
私も今回は奮発して個室にしましたが、快適です。
飛行機のエコノミーとビジネスのような料金差もなく、部屋にトイレやシャワーがあって、ホテル並みの部屋ならコスパは悪くないですね。
家族連れには、私が泊まったステートAの和洋室が一番いいんじゃないかと思います。
ベッドとはいえ、大部屋なのでお子様がぐずったりした時などを考えると、個室のほう親も楽なんじゃないかと思います。
G○RO袋プレミアム仕様‥
なんてことない、飛行機と同じものなんですが、あれ、本来の用途以外にも使えますよね。
私も飛行機に乗ったら、必ずもらっていきます。
食べきれない食材を入れて持っていくのにも重宝する‥
それ、わかります。
あの袋、結構高いんですよ。
次は、小樽から稚内へ移動し、やっと、旅のスタート地点に立つ事になります。
次回もよろしくお願いします。
オーヤシクタン。
-
- とのっちさん 2017/07/17 09:22:04
- 船の取材はやはり本家が一番!
- オーヤシクタンさま
おはようございます。稚内まで順調すぎるくらい進んでいますね。
船の取材、やはり本家には敵いません。出港の儀までバシャバシャ何十枚も撮られましたね。長距離フェリーは非日常感満載です。1枚目にポスターを出しといて、2枚目に同じアングルで、「てな訳で、取材にやって来ました。」の流れがすばらしいです。うわぁ、さすがこの人と思ってしまいました。船首が垂直なのも何か特徴的ですね。私が乗ることができるレベルの船はだいたい船首がパカっと開いて車が吐きだされるタイプばかりです。
最近の長距離フェリーは雑魚寝がないのですね!時代の流れでしょうか?上等船室から毛布の寝台まで、客の経済力に合わせて選べるのがフェリーのすばらしいところです。鉄道にそのアイデアが失われ、新幹線の普通車でも乗れないのに、グリーン、グランと上等ばかりです。時間の使い方もゆったりで、まさにクルージングですね。食糧持ち込みもすばらしい。ラーメンが食える交通機関はなかなかないですね。とはいえ、北海道まで1昼夜で着くのでワープの1つとして考えておきたいと思います。新日本海フェリーは年末年始が運休ですが…
稚内までのルートも楽しみにしております。ちょっとED76見てきます。
とのっち
- オーヤシクタンさん からの返信 2017/07/17 17:43:42
- Re: 船の取材はやはり本家が一番!
- とのっち様、こんにちは。
オーヤシクタンでございます。
稚内まで行くのに、何日かけているんだ?
と、思われてしまいますが、新日本海フェリーに新造船が就航したので、取材をしました。
船首がパカッと開くタイプが最近の主流で、瀬戸内海航路で多く見られますね。
垂直ステムは、三菱重工が開発した船首で、小笠原海運や新日本海フェリーのように外洋をガンガン航海しなくてはならない海運会社向けのような気がします。
そして、大部屋雑魚寝の2等船室が減り、個室や寝台が多くなりました。
正直申しますと、2等大部屋より寝台の方が高くなります。
列車と同じで、付加料金をとる事によって、フェリー会社は増収を狙っているような気もするのですが、船客のニーズにも合っているので、ヨシとしたいです。
今回は奮発して個室にしました。
オフシーズンだと、一人でも追加料金なしで個室にできるのは、うれしいサービスでした。
快適度が、まったく異なります。
いつもの事ながら、あっと言う間についてしまいました。
次の作品でようやく、稚内に着きます。
まだまだ、続きます。
宜しくお願い申し上げます。
オーヤシクタン。
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