2017/04/14 - 2017/04/16
23位(同エリア917件中)
nekochanさん
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イースターのお休みは家でごろごろしていることが多かったのですが、2食付のホテルが安かったので、アルザスに初めて出かけました。ホテルは、ガイドブックには星が一つ付いている町、Guebwillerにあります。ゲブヴィレールは人口11500人、arrondissementという郡の郡庁所在地(って言うんですかね)です。コルマーからだいたい南に30キロのところにあります。4月14日から3泊して、アルザスの南の方を回ることにしました。
14日は午後ゲブヴィレールに着いて、町を少し回りました。16日午前中、ゲブヴィレールからさらに奥のFlorival、花の谷の小さな町を訪ねました。この谷はさくらんぼと桃の花が家を埋め尽くす時期が一番きれいとガイドブックにはあります。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
13時ころフランスのサービスエリア、Aire du Haut Koeningsboug、オークニクスブールで昼食をとりました。
遠くにお城が見えます。
桜の花がきれいに咲いていました。 -
14時ころGuebwillerのホテルに到着しました。Hotel L'Angeです。
写真で見たのと違って建物がグレーになってる。塗りなおしたのかな。 -
ホテルのロビー。
資料がいっぱいありました。 -
この建物はホテルになる前は、産科の病院だったそうです。
だからホテルの名前もL'Ange 天使なんですね。 -
泊まった部屋。
部屋はわりと狭かったのですが、コーヒーセットやお水もあってよかったです。チェックインのときウェルカムドリンクとしてスパークリングワインのサービスもあったし。 -
荷物を置いて町に出てみます。
ホテルからすぐそばのEglise Notre-Dame。ノートルダム教会。
イースターのミサがあって中には入れません。後で来ます。 -
ホテルのレセプションの女性が、今、イースターマーケットをやっているので行ってみたらというので、来ました。
イースターマーケット!初めて聞きました。アルザスではクリスマスの他にイースターにもマーケットが出るんですね。
イースターと言えば、うさぎ。
うさぎは子沢山で生命の象徴だからイースター、復活祭のシンボルなのです。 -
違う種類のうさぎ。
うさぎがイースターエッグを運んでくるということになっています。 -
子ヤギ。
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いくらかお金を払って、動物と遊べるようです。
子供たちが遊んでいました。わたしは写真を撮っただけ。 -
売っているものやお店の雰囲気はクリスマスマーケットに似ています。
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イースターの卵とうさぎの飾りつけ。
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Hotel de Ville。市庁舎。
最初、毛織物製造業者の家だったそうで、後期ゴシックの建築です。五角形の出窓は1514年のものです。
建物の前に子供向けの遊具が出ています。 -
Eglise St. Leger。サンレジェ教会。
12世紀終わりから13世紀の初めにMurbach(後で訪ねるところです)の修道院の教区教会として建てられました。
一部の14世紀16世紀に作られた部分を除いて、この教会は後期ロマネスク建築です。 -
中に入ってみます。
けっこう大きな教会です。 -
町のメインストリートをホテルの方向に戻ります。
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Ancien couvent des Dominicains。昔のドミニコ会修道院です。
もともと1294年に作られたドミニコ会の修道院でしたが、フランス革命のあと、教会財産が国有化されて、修道院の建物が倉庫や病院として使われたこともあるそうです。
1993年にHaut-Rhin Department オーラン県の所有になり、音楽ホールとして使われているそうです。
なんだかすごい経歴を持つ建物ですが、閉まっていて入れませんでした。
入場料がかかるようです。 -
ノートルダム教会が開いていたので入ってみました。
正面の上のほうに見えているのは、Sporerという彫刻家が1783年に作ったマリアの昇天のレリーフです。 -
Chaire、ドイツ語でKanzelという説教壇です。
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ホテルの近くに移動遊園地が来ていました。ゴーカートが見えます。
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ここよりも市庁舎とイースターマーケットのほうが子供たちでにぎわっていました。
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ホテルの向かい側にある山。
ブドウ畑が広がっています。 -
Schlumberger シュルンベルジェというワイン農園のブドウ畑です。
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7時から夕食です。
テーブルが決まっていて、いつも同じテーブルで食べました。 -
Salade Coslow
コールスローのサラダ。
キャベツのサラダですね。ドイツのキャベツのサラダとは違う味です。 -
Brochette de cabillaud et Gambas
Puree de courgettes au basilic
鱈とえびの串焼き。ズッキーニのピュレーとバジリコ。
乾燥してるように見えますが、えびはしっかりとした身でおいしかったです。
アルザスってドイツに近いけど、やはり食にこだわるフランスなんだ~と実感しました。 -
Fromage Calcio Cavallo
ヤギのチーズ。
横に添えてあるのは、クミンとはちみつ。
チーズに良く合いました。 -
Tiramisu
ティラミス。(ここまでがコース)
あとコーヒーを頼んで2時間くらいかかりました。 -
これはフランスのホテルの朝食でよく見る自分で卵をゆでる器械。
はりがねの部分は取り外しができるようになっていて、その下の部分に卵を入れてお湯の中に入れて待ちます。
ここのホテルでは6分ゆでると決まっていました。
沸騰していないお湯で6分ゆでると卵が半熟のままずっと暖かく、卵がいいのもあってとてもおいしいゆで卵でした。 -
16日は、朝、ホテルから薦められたCave ワインやさんに行きました。
一度買ったワインを部屋に持っていってから出発です。
今日は天気が持ちそうということで、Florival(花の谷)という別名を持つ Vallee de Guebwiller を回ることにしました。
まず来たのは、Abbaye de Murbach ムルバック修道院です。
駐車場に車を置いて、修道院のほうに進みます。
門が見えてきました。 -
この修道院は727年にケルト系教会の修道士によって建てられたということです。9世紀までには大きな勢力を得て、ドイツのヴォルムスからスイスのルツェルンに渡る200以上の村や町を勢力下に置きました。1759年に修道院はGuebwillerに移転し、修道院付属聖堂も建てられました。フランス革命の際、修道院は廃止されました。
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バロックの入り口から中に入ると僧院の部分です。
18世紀に修道院の後ろの部分が取り壊されて、12世紀からのchoeur 内陣と呼ばれる祭壇の部分だけが残っています。 -
取り壊された後ろの部分です。
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ここから5分でLorette礼拝堂につきますという看板。
すばらしい眺めですとあるので、行ってみます。 -
林の中の道を登ってきたら、本当にいい眺めでした。
花が少しだけ咲いています。 -
もう一枚、Murbachの修道院。
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これがLorette礼拝堂です。
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中に入ったところ。
1998年に改装したそうできれいです。天井にたくさん星が描いてあります。
そろそろ次の町に移ります。 -
車でLautenbachという小さな町に来ました。
おそらく8世紀に建てられたベネディクト派修道院が町の起こりです。
Collegiale Saints-Michel-et-Gangolphe。長い名前です。だいたい1100年に建てられた修道院付属聖堂です。
イースターの日曜日のお昼時のせいか、町に人が全然いません。 -
別の角度から写した教会です。
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教会の説明の看板です。
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中に入ります。
祭壇の部分。
ステンドグラスは15世紀のものだそうです。 -
外に出ました。
ガイドブックにゴシックの回廊も見るべきとあります。 -
ここですね。この回廊は16世紀のものだそうです。
このあとは、Riquewihr リクヴィールとKaysersberg ケゼルスベールです。
うわー、時間がなくなりそう。急いで出発です。
ここまでおつきあいいただきありがとうございます。
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