2017/04/30 - 2017/05/07
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2度目のフィンランド5日目。この日もまさかの晴れだったので、本当はヌークシオに行きたかったのですが、疲れすぎて息も絶え絶えだったので(苦笑)、スオメンリンナ島に行きました。
http://www.suomenlinna.fi/ja/
スオメンリンナ島は、この島に住んでる人もいるため、フェリーも市民の足としての普通の乗り物として存在しています。しかも5ユーロで12時間有効。何回でも乗船可能。なんでも高いフィンランドとしては格安な気がした。。。
しかもフェリーライドはとっても楽しい!海から見るヘルシンキは、陸で歩き回っているのとはまた違った風景。かつ、時々浮かぶ島にあるコテージがまた風情がある!
そして、スオメンリンナ島に着いてからも、楽しい。これはもちろんお天気のおかげだけれど、海に本当に癒されました。途中、城塞の上を歩き回れる場所があるのですが、そこから見る海の眺めが、絶景。いろいろなことが本当にマジで吹き飛ぶ感じ。
森のように歩きづらくもないので、ちょっとしたウォーキングに最適!
夏場は地元の人にも人気のピクニック・スポットだそうです。
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朝、起きてこの日の朝食はカレリア・パイ。
薄く延ばしたライ麦入りのパン生地の中に、ミルクで似たお米(粥)が入っている、と内容だけ聞くと決しておいしそうに聞こえない食べ物なのですが、これ、今回のフィンランド旅行でハマりまくっていました。。。
外の皮がパリパリなのに中はしっとりしていておいしい。
こうやって作るらしい→ http://e-food.jp/recipe/europe/karelianpie/
たいがいのパン屋さんに売っています。ホテルの朝食にも出ているのを見たことがあります。
エッグバターを添えて食べると本当はもっとおいしいらしい。
実は、中身が人参のもの(色がオレンジ)とジャガイモのものもあり、食べてみましたが、、、やっぱりお米のが一番だと思う。
とにかくお勧めしたい食べ物です笑。 -
さて、今日はまた晴れた!ので、ネイチャースポットに行くべく、スオメンリンナ島へ。
フェリー乗り場に行きました。場所はオールドマーケットホールの近くの港のところです。この建物は割と目立つので、港に行き、この建物を目指していけば大丈夫です。
観光用のJT Lineと普通の交通網としてのHSLフェリーがありますが、私はHSLフェリーで行きました。フェリー乗り場もJT LineとHSLで違います。
JT Line → http://jt-line.fi/eng/index.php
HSLフェリー → http://www.suomenlinna.fi/en/visitor/how-to-get-there/hsl-ferry/
写真はHSLの方。ここでフェリーが来るのを待ちます。
20-40分間隔で来るので、そこまで待つという感じにはならないかなと思います。
時刻表 → https://aikataulut.reittiopas.fi/linjat/en/hLautta_Kauppatori.html
チケットはこの建物のところに券売機があるのでそこで買います。 -
この日もいい天気だったなあ。
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港のマーケットもやっています。
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フェリー乗り場。フェリーの時刻が出ています。
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スオメンリンナからフェリーが来た。
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いざ乗ります。
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乗り場の前に改札のようなものがあるのでそれを抜けて船内へ。
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出発。海から見るヘルシンキの街は初めて。なんだか、いつもとはちょっと違って見える。
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どんどんヘルシンキの街から離れていきます。
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船は1階と2階があり、もちろん私は2階に。
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海から見る大聖堂とカモメ。
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スカイウィール。とアッラスシープール。
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ヘルシンキはこうやって見るとやっぱり港町だなと思います。
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どんどん岸から離れていく。
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カモメも。
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これは、確か、ヘルシンキの高級住宅街だったような。
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子どもたちも遠足?かたくさん乗っていました。
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シリヤライン?ヘルシンキは本当にありとあらゆるフェリーが行きかっています。
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時々このような感じで島に遭遇します。これは多分普通の住宅ではないと思うけれど。。。
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こういう離島のコテージをときどき見かけます。たぶん、ここにコテージを持っている人というのは、相当お金持ちなのではと想像。
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そうこうしているうちに15分ほどで、スオメンリンナ島が見えてきました。
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どんどん岸に近づいてくるよ。
スオメンリンナの要塞 建造物
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スオメンリンナ島は実は、すっごい広く、資料館とかもあるので、1日居てもいいくらいな場所な気がします。
週末にはガイドツアーもあるので、本当だったらぜひ参加したかった。 -
こことかは、時間がなかったので、私は行けずじまいでした。
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船着き場の目の前のピンク色の建物。この建物の中にインフォメーションセンターがあり、パンフレットや地図をもらえます。
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スオメンリンナの教会。中には入れず。教会の周りの鎖に錨とか船に関するものがあった気が。結構いかつかったな。
スオメンリンナ教会 寺院・教会
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教会の前の公園。さわやかな朝。
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これは住宅かな。普通の家の雰囲気でした。
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窓際のデコレーション。かわいい。
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赤レンガの建物がそこかしこにあります。
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いくつか島を通っていきます。
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島の中には至る所に、標識が立っているので迷うことはありません。また、ブルー・ルートというものが存在し、その名の通り、青い標識が出ているので、それに従えば、一通り島が回れるというルートがあるので、それを単純に追っていけばいいということもあったりします。
HSLのフェリーは、スオメンリンナ島での発着箇所は1箇所ですが、JTラインはいくつか止まる場所があります。
そういう意味で、端まで行ってまた端まで戻ってこなくていいという利点もあります。 -
ただ、ブルールートは、結構直線的に島を横断していくルートなので、それ以外の部分を案外いろいろ飛ばしまくっていくので、やはり、地図は案内所でもらっておいた方がいいです。
https://citynomadi.com/wall/Suomenlinna
私はうまくダウンロードできなかったけど、アプリの地図もあるみたいです。 -
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ところどころこうした要塞らしい、洞穴みたいなところがいくつもあります。
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要塞っぽい石垣。
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水鳥が憩っていた。
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これ、日本では見たことない鳥な気が。
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海に出ました。
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こんな感じでいい感じに芝生があり、座れる。
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やっほー、絶景。
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青い海を見ていると全てのことがどうでもよくなる(笑)
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この日の海は本当に青くて、きれいでした。
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真夏はこの辺でピクニックを楽しむと良さそう。
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Airbnbのホストに一人でスオメンリンナに行ってきたよ、と言うと、「スオメンリンナには普通一人で行きません。みんなでピクニックとかするところです。」と真顔で言われ、ソロツーリストにはちょっと辛かった。。。
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カモメも。
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要塞っぽい光景が広がります。要塞の上の部分は歩いて回れるのでこれが結構楽しい。
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要塞のへり。
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キングスゲート。王様がここから上陸したそうな。
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こんな感じで修復している場所もいくつかあります。
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こちらはヘルシンキの市街地が遠く彼方に見える方面。
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敷地が本当に広い。
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ドック。
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さて13:00くらいになったので、船着き場へ戻ってきました。正直、時間足らなかった。もうちょっといたかった、、、のですが、この日は、博物館に行くと決めていたので、泣く泣くヘルシンキ市街にゴーバック。
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近くには、軍艦?っぽいものも。
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さよなら、スオメンリンナ。
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Viking Lineに遭遇しました。
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戻ってきた。
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ウスペンスキー寺院も。手前はアッラス・シープール。次の次の日ぐらいに再オープンの予定だったけど、なんか工事中真っ只中で、準備間に合ってるのか?と疑問に思うレベルだった。
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エスプラナーディで、港の屋台で買ったサーモンのライ麦パンオープンサンドをほおばる。おいしすぎて、写真を撮るのを忘れた笑。
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でも、去年の秋訪れたときとは、まったく違った息吹を感じられるシーズン。とってもよかったな。
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ヘルシンキ(いや、フィンランド?)随一の高級ホテル、ホテル・カンプ。
ベルボーイが、モデル級のイケメンで、思わず二度見(爆)。
ジャスティン・ビーバーもコンサートをやったとき、ここに泊まったそうな。
でも、見た目はそんなに華やかではなく、普通の老舗ホテルという感じ。 -
そういえば、ほっとんどストリートの写真を撮ってなかったわと思い、ストリートの写真を撮ってみた。大通りはこんな感じでやっぱり都会です。
ホテルもショッピングモールもいっぱいあるし。 -
カンピショッピングセンター近くの住宅。デザインがモダン。
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さて、今回の旅で訪れなければいけなかった場所がここ。HAM(ヘルシンキ市立美術館)。
カンピショッピングセンターのすぐ横にあります。この白い丸いアーチ状の建物が目印。
https://www.hamhelsinki.fi/ja/
お目当ては、フィンランド独立100周年記念のエキシビション
Modern Life!展
https://www.hamhelsinki.fi/en/exhibition/modern-life/
7/30までやっています。ヘルシンキ市立美術館テンニスパラッチ 博物館・美術館・ギャラリー
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カラフルなエントランス。やっぱり北欧。
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入ると何と1階は映画館でした笑。
Tom of Finland(フィンランドで有名なセクシー・ゲイ(日本だといわゆるハードゲイ)のイラストを描いていたアーティスト)の映画もやっていました。
たぶんこれ。
https://youtu.be/gxPRRzZkpus
この人のイラストは、フィンランドの切手にもなっている( http://www.visitfinland.com/ja/kiji/finland-gay/ )くらいで、フィンランドではかなり有名。
ただ、フィンランドで見てしまうと字幕がないので、いつか日本で見れたらなと思いました。
HAMは2階に入っています。 -
HAM入口。意外とこじんまりしています。横に貼ってあるステッカーは、入館の際にもらうチケット替わりのもの。チケットの代わりにこれをもらい衣服のどこかに貼り付けます。当然展示を見終った後は用無しなので、普通はポイと捨てることになるわけですが、、、HAMはこんな風にボードがあって、貼り付けられるようになっていました。こんなとこにもアートがあるという。。。おもしろい。
そういえば、HAMのスタッフさんはみなマリメッコのあの有名なストライプ柄のシャツを着ていました。男女ユニセックスなので、みんなお揃いの黒白シャツ。かっこいい。 -
実は、HAMはModern Life!展以外にもいくつか展示をしていて、その他の展示も回りました。
現在やっている展示は下記から見れます。
https://www.hamhelsinki.fi/en/exhibitions/
日本の人が特に興味があるのではと思ったのが、ムーミンの生みの親として知られるトーベ・ヤンソンのフレスコ画。こちらは今年初めに公開されたものですが、常設展なので、ムーミン、トーベファンの方にはお勧めの展示です。
広さとしては、それほど広くはありませんが、トーベさんの新たな一面を知ることができる貴重な場だと思います。
https://www.hamhelsinki.fi/en/exhibition/tove-jansson/
日本では、トーベ・ヤンソンは圧倒的に「ムーミン」で有名ですが、彼女は実は画家としても非常に才能を持った人で、実は、街のレストランや学校や企業のホールの壁などにこうやって、フレスコ画をいくつか残しています(現在はHAMに移動しちゃっている訳ですが。)。 -
実は、何を隠そう、初期のムーミントロールもこっそりと描かれています笑。
HAMのホームページには、ヘルシンキ市内のトーベゆかりの地を巡るモデルルートの案内もあります。私は行けずじまいでしたが、興味がある方はぜひ。
https://reitit.hamhelsinki.fi/en/trail/the-life-path-of-tove/
また、ヘルシンキにはムーミンカフェ(Mumin Kaffe)もいくつかあります。
http://suomi-isshoissho.com/mumin-kaffe-caffe-information-how-to-go-6699
こちらも私は時間がなく、行けなかったのですが、次回はぜひ行ってみたい。北欧は、ムーミンでも変に子どもっぽいアレンジになり過ぎていないのが、個人的に素敵だなと思います。 -
私は、実はムーミンの作品より、こちらのフレスコ画の方が結構好きだったりしました。たおやかな美しさというか、上品な美しさが、引き立っていた。
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これは、レストランのホールの絵だったかな。
展示には説明カードが設置されており、このトーベの展示については日本語もありました。さすが。 -
これはどこかの企業の休憩室の絵だった気がします。
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ここにもムーミントロールがいるよw
さて、写真を撮り損ねてしまったのですが、実はこの展示には、トーベが小児病院の待合室までの階段に描いたムーミンのキャラクターたちの壁画のレプリカの展示されています。↓この記事の下の方。
https://www.moomin.com/en/blog/tove-jansson-gallery-at-helsinki-art-museum/
この壁画はコンペで選ばれたそうですが、トーベさんは、このコンペに「遊び(Lek)」という偽名で応募していたそうです笑。
病院側の希望は、ただでさえ、子どもたちにとっては怖い場所である病院で、待合室に子どもたちが行きたいと思わせるような絵にする、ということだったそうですが、トーベさんはムーミンやその仲間たちがお出かけするような様子を描いて、見事その期待に応えたのでした。
トーベさんのスケッチや、実際にトーベさんがこの絵を描いている様子をとらえた写真も展示されています。
トーベさんの優しさが感じられる展示でした。 -
Lovebirds :)
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偶然ですが、貴重な機会に遭遇。
想像できるかと思うのですが、これらのフレスコ画はもともと、どこかのホールなど美術品の維持という意味ではベストとは言い難い場所にあったため、経年劣化が進んでいます。
ここに展示されている上記のフレスコ画たちは、写真のような修復士の修復を経た上で展示されています。
下記サイトで一番上に出ている「電気(Electricity)」という絵は実はまだ修復が完了しておらず、私が来館したときまだ一部修復中でした。
https://www.hamhelsinki.fi/en/exhibition/tove-jansson/
曜日によるようですが(しかも時間も午後の数時間だけ)、こんな風に修復士さんが修復の様子をデモンストレーションしてくれる時間があります。
若干修復士さんには、迷惑かもしれませんが、話しかけても大丈夫なようです(近くにいたフィンランドのおばちゃんが彼女に話しかけていたので、私も話しかけてみた。)。
彼女はこのとき、絵の剥離していた部分を埋める作業をしていたそうです。ただ、オリジナルの作品と全く同じ色で修復をしてしまうとどこを修復したかわからなくなってしまうので、オリジナルとちょっと違う色で修復していると言っていました。
見た目20代前半のかわいい女の子でしたが、こうやって、トーベさんのアートが再生するんだ、、、とちょっと感慨深かったです。 -
その後、お目当てのModern Life!展へ。展示は割と真面目にみていたのですが、写真はこれ1枚しか撮っていなかった。。。
Modern Life!展と聞いて、いったいどんな内容なのかなと思ったのですが、ざっくりいうと、デザインでフィンランドは繁栄した、みたいな展示でした笑。
というと身も蓋もないですが、でも、日本と実は同じ敗戦国だったり(なので、賠償金を支払っていた時期もある。)、実は「貧しい国」であった時期も結構あったり、経済的な苦境に陥っていた時期もあったのですが、でも、そんな逆境の中、デザインだったりいろいろなクリエイティビティを他国に輸出することで、世界におけるプレゼンスを築いていったんだという内容でした。
ヘルシンキ五輪も戦後からのターニングポイントになったと書いてありました。
展示は、 Eliel Saarinenがデザインしたシカゴのトリビューン・タワーの模型から始まるのですが、このほかにもトロントのCity Hallなどもフィンランド人建築家の作品だそうです。トリビューンタワーなどはその後のいわゆるsky scraperと呼ばれる摩天楼タワーの先駆けとも呼べるもので、高い建物がフィンランドにはほとんどないのに、各国にはフィンランド人建築家がデザインした高層ビルが建っているという面白い現象があると書いてありました笑。
もちろん、イッタラ、アラビアなどのテーブルウェアのデザインやデザインチェアーの展示もあります。そして、お約束のマリメッコも。
マリメッコも、ジャクリーン・ケネディが着用したことで、国際的に認知されるブランドとなったわけですが、フィンランドのクリエイティブさで自国をブランディングする、というハードではなく「知恵」で勝負するという姿勢は、なんだかかっこいいなと思いました。そして、それを輸出して成長すると言うのはある意味したたかでもあります笑。
この展示を見て、改めて、フィンランドの「デザイン」がフィンランドという国に与えた影響について勉強できてよかったです。
展示自体もあまり写真ではわかりにくいかもしれませんが、ディスプレイのそこかしこに「デザイン」を感じることができて、フィンランドっぽかったです。 -
さて、また写真を撮り忘れたのですが、実は、わたしが行ったときには、Tyko Sallinen( https://en.wikipedia.org/wiki/Tyko_Sallinen )という画家とEva Törnwall-Collin( https://www.hamhelsinki.fi/en/exhibition/eva-toernwall-collin/ )という女性画家の展示もやっていました。
Tyko Sallinen ? HAM’s roots(8/27まで)
https://www.hamhelsinki.fi/en/exhibition/tyko-sallinen-hams-roots/
Tyko Sallinenは、フィンランドが独立した20世紀初めのころに画家として活躍していたそうですが、彼の描くフィンランド人女性はいわゆる「フィンランド人らしさ」→ 他の北欧諸国とは違って「モンゴロイド風」の鼻が低くのっぺりとした顔立ちをリアルに表現したものだったらしく、当時論争になったそうです。
こういうところにもフィンランドらしさという点が絡んでくるのかとちょっと興味深く思いました。
またもう一つの女性画家であるEva Törnwall-Collinの展示も、今までは彼女の夫であった画家であるMarcus Collinに隠れてあまり表に出ることのなかった彼女の作品を展示ということで、ちょっと面白かったです。
この後に行ったアテネウム美術館でも感じたのですが、フィンランドって女性画家がそもそも多い気がし、積極的に女性画家の作品を展示しているような気がします。こんなところにも北欧らしさが出ているのでしょうか?
写真は、下に降りてみたらワークショップスペースみたいなところがあり、ちょっと写真を撮ってみました。
HAMがあるフロアにはお洒落なデザイナーチェアーやソファがあり、ちょっと一休みできます。 -
さて、次に訪れたのは、これもぜひ行きたいと思っていたアテネウム美術館。中央駅のすぐ目の前という好立地にあります。
http://www.ateneum.fi/?lang=en
アテネウム美術館は実は曜日によって開館時間が違っていて、火曜日と金曜日は10:00~18:00、水曜日と木曜日は10:00~20:00(!)、土日は10:00~17:00.
私が行った日は、木曜日だったので、20:00まで開館。という事実を前日に知り、スオメンリンナとHAMを合わせても、間に合ったのでした。確か入館したのは、18:30くらいだったと思います。
2014年には、ここでトーベ・ヤンソンの生誕100年を記念した展示も行われました(その後日本にもツアー)。この展示でフィンランドの人にもトーベが児童書の作家としてだけでなく、アーティストとしても非常に優れていたという評価がなされるようになったそうです(とタンペレの観光局の方に聞きました。)。アテネウム美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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アテネウム美術館が入っている建物は外からの見た目も豪華ですが、入ってすぐの階段もなかなかゴージャスです。ウィーンの美術史美術館をちょっと思い出した。
実は、この壁に描かれている絵、アテネウムのクラシックコレクションの絵が現代的に描かれた、やや漫画チックな絵になっています。
しかし、私は運が悪かったのか、私が行ったときは、下記のフィンランドのアートの展示しかやっておらず、最上階はクローズだったのに、、、15ユーロ取られました。
http://www.ateneum.fi/nayttelyt/stories-of-finnish-art/?lang=en
フィンランドの美術館って正直結構お高い。HAMも10ユーロ取られた。。。
現在はアルヴァ・アールトの展示もやっているそうです。
http://www.ateneum.fi/nayttelyt/alvar-aalto/?lang=en
いいなあ。これ見たかった。 -
そして、最大の悲劇が、、、日本で2回も展示会を見にいってしまったヘレン・シャルフベック(Helene Schjerfbeck)の「快復期」の絵が地方の美術館に旅行中だったこと。。。独立100周年企画の一環でした。
http://www.ateneum.fi/nayttelyt/classics-on-tour-2017/?lang=en
再会できると思って楽しみにしていたのに(号泣)。でも致し方ない。
アテネウムには2、3点彼女の作品が展示されていました。
もう一つの失恋して失意の彼女が色濃く反映されていると言うこちらの「ロマの女」は再会することができました。
この作品も、大失恋したシャルフベックの話を知っているだけに、何というか見ているだけで彼女の心の痛みが伝わる、何とも切ない作品です。失恋をしたすべての人へみたいなメッセージ絵画に自分には見えた笑。 -
快復期の本物に出会うことはできませんでしたが、ここで、レプリカ(?)には再会することができました。
みなさん、お目当ての絵があるかどうかは、来訪前にチェックしましょう。
仕方がないので、ミュージアムショップで快復期のノートを買った(爆)
エキシビションのカタログも置いてあるのですが、以前、ジャポニズムの展示もあったみたいです。こんなところで日本に出会った。 -
ここの展示もやはり、フィンランドの画家たちのコレクションかつ独立100周年絡みもあってか、フィンランドのアートの歴史をたどる、みたいな展示になっていました。
フィンランドの民族叙事詩、カレワラ( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%AC%E3%83%AF%E3%83%A9 )も出てきます。音楽付き。
そして、前述しましたが、シャルフベックもそうですが、、、画家の女子率が高いのにびっくり。画家のセルフポートレートコーナーがあるのですが、女性結構いました。 -
さて、そのままAirbnb宅に帰ろうかとも思ったのですが、カイサニエミ公園で、駅で買ったバゲットとスムージー(やたらハマってた)で夕飯。フィンランド滞在中こんなことをしていたので、いつも夕飯が20:00~21:00くらいだった汗
カイサニエミ植物園 テーマパーク・動物園・水族館・植物園
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この公園も静かで良かったです。
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青い春っぽいお花。ここ、中央駅のすぐわきなのですが、こんなところのアパートってめっちゃ高いんだろうな、、、でも公園の前なんてうらやまし、と思ったりしました。
この日は、全体の滞在の中で一番活動が控えめな日でした笑。
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