2017/05/02 - 2017/05/02
152位(同エリア975件中)
ニッキーさん
日頃マンション花壇でガーデニングクラブに所属している私。
昨年初めてネモフィラを植えてみたら、素敵なブルーの花がすべて上を向いてぷっくり咲き、すっかりファンになりました。
ところで、関東のネモフィラ好きなら一度は訪れたい場所があります。
それは茨城県の「国営ひたち海浜公園」。
GWの頃、丘一面がネモフィラでおおわれるのです。
最初、電車で行こうと調べてみたら、ひたち海浜公園までの運賃だけで特急券込み往復6,600円かかることがわかりました。
駅からタクシーを使うと、交通費だけで1万円ぐらいかかりそうです。
それならバスツアーの方が安くて便利。
クラブツーリズムの日帰りバスツアーを見つけ、一人参加でさくっと行って来ました。
茨城県の国営ひたち海浜公園に加え、栃木県のあしかがフラワーパークへも行っちゃうという、花好きにはたまらないツアーです。
本旅行記では、日帰りツアーの前半、国営ひたち海浜公園での花鑑賞の様子を取り上げます。
~*~*~*~*~*~*~*~*~*~
ツアースケジュール(★印は本旅行記で取り上げた場所)
午前8時半 千葉県の地元を出発
↓
★国営ひたち海浜公園(ネモフィラ・チューリップ鑑賞 120分)
↓
あしかがフラワーパーク(藤の花鑑賞 120分)
↓
午後9時(予定より2時間遅れ) 地元着
- 旅行の満足度
- 4.5
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-
ネモフィラや藤の見頃とあって、バスツアーも大盛況。
この日、クラブツーリズムの千葉発ツアーだけでバス4台、175名の参加者です。
私は4号車。
添乗員は若い女性でした。
花を見るツアーだからか、ご夫婦よりも女性の友人同士の参加が多かったです。
もちろん、私のような一人参加の人もいました。
ゴールデンウィーク、あちこちで田植えが始まります。
車窓からは水を張った水田が見えました。
私はこの季節が好きなんです。 -
バスの中から見えた牛久(うしく)大仏。
こうして見るとそんなに大きく思えませんが、高さ120メートルの巨大な像で、ブロンズ像としては世界で一番高いのだそうです。
添乗員さんの話では、奈良の大仏が掌に乗ってしまう大きさだと。
台座の高さは別にして自由の女神像の2倍と言えば、大きさの想像がつくでしょうか。 -
ネモフィラの見頃、しかもゴールデンウィーク中とあって、高速を降りてから国営ひたち海浜公園の駐車場に入るまで渋滞していました。
予定より30分遅れの午前11時半に到着。
それでもこの日は平日だったので、渋滞の程度はずっとましだったようです。
添乗員さんは4月29日(土・祝)にも同じコースで来たそうで、高速のひたちなか出口からひたち海浜公園の駐車場に入るまで1時間かかったと言っていました(この日は30分)。
西口の「翼のゲート」を入ると、広場と池が広がっていました。国営ひたち海浜公園 公園・植物園
-
この公園は総面積350ヘクタール、うち現在は200ヘクタールが開園しているそうです。
ヘクタールなんて言われてもピンと来ないけれど、東京ディズニーランドが51ヘクタール、ディズニーシーが49ヘクタールと聞くと、広さがわかる気がします。
園内マップを見ると、ネモフィラが咲く「みはらしの丘」以外にも砂丘エリアや草原エリア、遊具施設のあるプレジャーガーデン、森林エリアなどがあり、全体を回るにはシーサイドトレインやレンタサイクルを利用するのが便利そうです。
ちなみに、このマップの中央左上の水色の部分がネモフィラが咲く「見晴らしの丘」です。 -
ここでの観光時間は120分。
私たちはトレインには乗らず、添乗員さんに誘導してもらって「みはらしの丘」まで歩きます。
距離にして950メートル、徒歩12分。
添乗員さん、かわいい顔、小柄な体に似合わず、すごく声が大きい。
「私、声だけはでかいんです」と言ってました。
混雑の中でグループを引率するにはこの声の大きさが役立ちました。
途中、チューリップガーデンのそばを通りました。
こりゃすごい~。
ひたち海浜公園は春のネモフィラ、秋のコキアが有名ですが、他にもいろいろあるんですね~。
チューリップは後で見ることにして、まずはネモフィラの丘へ向かいます。 -
人がいっぱい。
ネモフィラを見に、みんな向かう方向は同じです。
やがて前方に青いものが見えて来ました。
ブルーシートを敷き詰めてあるのかと思ったら、あれがネモフィラの丘でした。
人がうようよ登っています。
壮観です。 -
菜の花が辛うじて残っていました。
菜の花とネモフィラの競演。
ここでツアーは一旦解散。
園内を各自自由に回り、西口ゲートを出た所に集合です。 -
イチオシ
ネモフィラが咲き乱れる「みはらしの丘」。
はあ~、圧巻です~。
人も多いですけどね。
一本の木がいい味出してます。 -
うねうねと九十九折りになっている道をみんな上って行きます。
-
ちょっと上ったところで下を見るとこんな感じ。
-
青い空とネモフィラが溶け合うようです。
ここには450万株のネモフィラが植えてあるそうです。
ちなみにうちのマンション花壇のネモフィラは10株ほど。
私が秋に種を蒔いて育てたもので、間引いて30株ぐらい残し花壇に移植したものの、冬の風と霜で多くがだめになってしまいました。
ここでは冬の間覆いをかけて保護するそうです。
そうだろうなぁ。
それぐらいやらないと、この眺めにはならないでしょう。 -
イチオシ
ネモフィラの素晴しいところは色が美しいこと。
そして一つ一つの花がかわいいこと。
しかも、すべての花が上を向いて咲きます。
このネモフィラはインシグニスという品種です。
英語ではベビーブルーアイズ(赤ちゃんの青い瞳)と言うそうです。
なるほどというネーミングですね。 -
丘の下に2軒の古民家が見えます。
350年前の茅葺き古民家を移築・復元して農村の風景を再現しているのだそうです。 -
ネモフィラ越しに民家が見えるように、狙って撮ってみました。
-
海も見えます。
空の青、海の青、ネモフィラの青。
それぞれ違う青さですね。
自然の色の多彩さに感嘆します。
本当は大きく海を入れた写真を撮りたかったのですが、ここの海は工場が建つ殺風景な海。ちょっと角度や高さを変えるとクレーンが入ってしまうので、ちょっぴり海が写るぐらいにしておきました。 -
後でツアーメンバーと話をしたら、両隣の座席の人はいずれもネモフィラを丘の下から見上げただけで満足し、丘の上に上らなかったそうです。
もったいないような気がしますけど、楽しみ方は人それぞれ。
この公園にはネモフィラ以外にも見るものがたくさんありますからね。
この写真でわかるように、向こうの方、見晴らしの丘のてっぺんにはネモフィラが植えられていません。 -
みはらしの丘のてっぺんに立ち、そこからネモフィラを眺めてみました。
みはらしの丘の頂上は標高58メートルで、ひたちなか市の最高地点なのだとか。
こうして上から見ると、ネモフィラが植えられているのが斜面の一部だということがわかります。確かに、上から見るより下から見た方が450万株の迫力が感じられるかもしれませんね。
ネモフィラが途切れる場所には「みはらしの鐘」というのがあり、鳴らすと幸せになれるというので大人気。
ひっきりなしに鐘の音が鳴り響いていました。 -
観覧車が見える辺りは遊園地のようなプレジャーガーデンエリアとなっていて、アトラクションが楽しめる遊具、施設がたくさんあるようです。
林の中にジェットコースターの線路も見えます。 -
ネモフィラを眺めながら、丘を下ります。
-
見れば見るほど、空をバックにしたネモフィラがおもしろい。
人々の列が縁取りになっています。 -
イチオシ
丘を下り、再び菜の花越しに眺めると、すごく不思議な気分になりました。
-
まるで大海原の波間を人々が漂っているよう・・・。
おもしろい眺めです。 -
さらにバックして・・・。
レンゲと菜の花とネモフィラ。
さ、ネモフィラはこれぐらいにして、チューリップを見に行かなければ。
出口まで1キロメートル近くあるので、戻りの時間も考えに入れておかねなければならないのです。 -
これは林の中の散策路です。
気持ち良さそうな道。
トイレが混雑すると聞いていたので早めに林の中のトイレに並びましたが、個室が3つしか無く、15分ぐらい並びました。
トイレ、混雑時には少な過ぎです。
別の場所で行けば良かった。
子どもさん連れは多目的トイレを優先的に使えるよう皆さん配慮してあげていました。 -
広場には美味しそうなものを売る移動販売車が並んでいました。
うわぁ、美味しそう。
私、午後1時を過ぎて、お腹がすいてるんです。
こちらはタコスと厚切りタンの串焼き。
珍しいものを売っていますね。 -
そしてこちらは焼きそば&肉巻き飯と、なんとステーキ&ローストビーフ!
ステーキを売ってるなんて、ますます珍しいですよね~。
食べてみたかったけれど、この後バスの中でお昼のお弁当が出るのでやめておきました。 -
林の散策路にあった、みごとなツツジ。
キリシマツツジ?ヤマツツジ?
あまりにきれいなので、みんなこの前で写真を撮っていました。 -
池の所まで戻って来ました。
池の向こうに見えるのが、西口の「翼のゲート」です。
「屋根が翼を広げたような形をしているから『翼のゲート』と言うんですよ。他にも出口があります。迷いそうになったら、とにかく『翼のゲート』を目指して戻って来てくださいねー」と添乗員さんが言ってました。
わかりやすい説明です。 -
イチオシ
やって来ました。
林の木漏れ日の中に広がるチューリップ畑。
うちの近所ではチューリップはもうほとんど咲き終わっていますが、ここではまだ花盛りです。 -
これはきれい。
すき間なく色ごとにぎっしり植えられたチューリップ。
絵のような色彩の演出がされています。 -
私が住む佐倉市もチューリップフェスタが有名です。
ただ、チューリップがうねに植えてあるため、見た目ちょっと畑のよう。
うねの間に立って写真を撮るにはいいのですけどね。
こんな風にぎっしり植える方がきれいです。 -
2色植えもきれいだな~。
-
ネモフィラも良かったけれど、チューリップもとても良かったです。
来年はうちのマンション花壇もこういう植え方を参考にしたいです。
もっとも、今年マンション花壇に植えたチューリップは150本。
ここのチューリップは27万本だそうで、比べ物になりませんけどね。 -
白いネモフィラを発見!
でも、やっぱりブルーのネモフィラの方がいいですね。
さ、出口へ。 -
入場した時には気づきませんでしたが、園内を一周するトレインとは別に、西口ゲートからネモフィラが咲く「みはらしの丘」までの直行便が出ていました。
13時40分、全員時間どおり集合しました。
この後、バスで2時かけてあしかがフラワーパークへ移動します。 -
私たちのツアーはひたち海浜公園とあしかがフラワーパークで120分ずつの観光時間が取ってあります。
その代わり昼食休憩の時間が無いから、お昼はバス移動中にお弁当を食べます。
配られたのはこれ。
万年屋の「お花見弁当」です。
五目ちらし、豚肉のしぐれ煮、桜餅など。
茨城県産の材料を使っている点は評価しますが、どうってことの無いお弁当でした。
あしかがフラワーパークでは350本の藤と花、花、花・・・。
どの花も完璧に手入れされていて感動。
花好きには120分があっと言う間でした。
その様子は次の旅行記で。
(GWは花を見に<2>へ続きます)
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この旅行記へのコメント (2)
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- めんまさん 2019/04/24 01:10:15
- はじめまして。
- めんまと申します。
ひたち海浜公園のネモフィラは何度か見に行きました。水色の花はとても少ないので私の好きな花の1つでもあります。
空とネモフィラの色が繋がっていて、人の行列がコントラストになり縁取っている様子がよく分かり素敵です。この時期は人が写っていない写真を撮るのは至難の技ですよね(笑)
- ニッキーさん からの返信 2019/04/24 21:57:16
- めんまさん、こんにちは
- めんまさん、こんにちは。
初めまして。
私もネモフィラの美しいブルーの色が好きで、毎年マンション花壇に植えているんですよ。
他にも忘れな草を植えていますが、ネモフィラのブルーは忘れな草のブルーともまた違います。ネモフィラの方が色が明るく透明感のあるブルーです。
それにしてもひたち海浜公園のネモフィラは規模が違いますね〜。
それに斜面に植えてあるため、空とのコントラストが最高です。
一度はこの目で見てみたいと思っていたので、初めて訪れて感激しました。
めんまさんは3度も行ってらっしゃるのですね。
うらやましいです。
この時期人気のスポットとあって人が写っていない写真を撮るのは不可能でしたが、逆に人の行列が波間を漂っているように見えて、とても面白かったです。
ニッキー
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