エルニド 3歳&8歳子連れ旅(1) ミニロックで秘境カヤックとお魚天国

2017/05/02 - 2017/05/05

娘をカヤックに乗せられる年齢になったら行こうと思っていたエルニド。娘が3歳になる2017年GWの5連休を狙ってのエルニド計画を2016年9月に一緒にキャンプしたさとこさんファミリーに話したところ一緒に行くことになり、夢の4tra二家族旅行が実現したのでした。
ビーチなんてどこにいってもそう変わらないでしょ、と思っていたけれどエルニドは今までとは全く違うビーチの過ごし方をできる大変おもしろい場所でした。
フィリピンの海の素晴らしさとさとこさんファミリーの人柄の良さを見せつけられて200%満足の旅になったのでした。


■スケジュール
2017年5月2日(火)
JAL745 NARITA 17:55 -> MANILA 21:35
Microtel by Wyndham Mall of Asia泊

2017年5月3日(水)
AirSwift T6-126 MANILA 9:55 -> ELNIDO 11:10
ミニロック泊

2017年5月4日(木)
ミニロック泊

2017年5月5日(金)
ミニロック→ラゲンに移動
ラゲン泊

2017年5月6日(土)
ラゲン泊

2017年5月7日(日)
AirSwift T6-111 ELNIDO 8:00 -> MANILA 9:15
JAL742 MANILA 14:25 -> NARIA 19:55

エリア エルニド(フィリピン)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 乳幼児連れ家族旅行
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 船 飛行機
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

旅の始まりは荷詰めから。
マニラからエルニドまでのAirSwiftは10kgまでという制限があるそうなので、必死になって10kg以内に抑えます。

荷物その1は愛用のスーツケース(タイタン)。

荷物その2は軽量化のためにバックパック(グレゴリー)で。
それでもギリギリ。

でもどうやらこんなに頑張ってひとつの荷物を軽量化しなくても、4人合計で40kg超えていなければよかったみたいです。

成田までは今年開通した圏央道でさくっと。

チェックイン後はそそくさとJALラウンジへ向かい、

カレーをたらふくいただきます。

JAL機内食のキッズミールはすっごいかわいい。
にんじんも飛行機の形をしているので娘は真っ先に飛びつきます。

大人の食事もレベル高い。

ホテルへのタクシー代が必要なので、マニラ到着後は空港で3000円両替します。

地球の歩き方にはクーポンタクシーで150ペソぐらいの距離だと書いてあったけれど、いざクーポンタクシーに料金を聞いてみると1600ペソとのこと。明らかにぼったくっているので、フィリピン人で行列になっていたタクシースタンドに並びました。

30分ほど待ってようやくタクシーに乗れましたが、マニラの送迎は頼んだほう安心かもしれません。

メータータクシーは約300ペソでMicrotel by Windham Mall Of Asiaに到着。

クイーンサイズベッドが2つあるのが良くてこのホテルにしたのに、勝手にアップグレードされて2段ベッドになってました。でも子供たちは2段ベッドに大喜び。

マイクロテル バイ ウィンダム モール オブ アジア【マルチユース ホテル】 ホテル

朝ホテルの窓からの眺め。
治安が良さそうな雰囲気です。

ホテルでタクシーを呼んでもらって空港に向かいます。
タクシー番号の控えを書いてもらえました。

途中バラックエリアや、

フィリピン名物ジムニーを眺めながら空港へ。

ターミナル4でチェックインします。
GWだったからか日本人率高し。

待合エリアでAirSwiftのスタッフにお弁当バッグをもらいました。
子供の分にはバナナが入っていて、さすがフィリピンバナナ。とってもおいしかったそうです。

朝食は何も食べていなかったので助かりました。

キッズスペースもありました。

シャトルバスに乗って

搭乗します。

新しい機体でした。

エルニド空港に到着したら抜けるような青空。

歩いて建物に向かいます。

音楽で歓迎され、

宿泊ホテルごとにカートに乗せられて桟橋に連れていかれます。

カートごと桟橋に入り、

ミニロックの宿泊客は緑のライフジャケットを着せられてボートに乗り込みます。

ボートの中でスタッフによる説明。
あの島は～、ど～とかこ～とか～、とかいろいろ説明されましたが、全部忘れてしまいました。

ミニロックが近づいてきました。
乗客はリゾートが近づいて気分が浮き立っているので写真撮りまくりです。(わたしも)

沖で小型のスピードボートに乗り換え、

ミニロックの桟橋に到着。
このボート乗り換えは今後幾度となく繰り返されることになります。

まっすぐレストランへ向かい、

ウェルカムドリンクをいただき、

ウェルカムミュージックです。

口コミではチェックインの時にアクティビティをすべてアレンジするとのことでしたが、アクティビティコーディネーターがこのときいないようで、結局アクティビティコーディネートがやってきたのは夕食の時でした。

ランチを食べた後チェックインを済ませ、

お部屋に案内されます。

今回はSea View Roomの28番。
WebサイトではLast 1 Room Onlyになっていたところをさとこさんファミリーに譲っていただいたありがたいお部屋です。
ありがとうございました～。

クイーンサイズベッド。

ベッドの上にあるものは全部プレゼントだそうですがとうとは知らず、かわいらしかったかごバッグは置いてきてしまいました。

そして子供達大好きならせん階段をのぼると、

2階にはシングルベッドが2つ。
4人家族にはちょうどいいお部屋です。

子供たちはらせん階段がお気に入り。

洗面台に、

シャワー。
高額な宿泊費の割に全体的に素朴な感じですが、水道水は海水から作っているというし、この場所でホテルを維持するのにはお金がかかると思います。

セーフティボックスはちゃんとあります。

Sea View Roomはバルコニーの前が通路になっているので、バルコニーでくつろいでいるとたくさん人が通ります。

Sea View Roomから桟橋を挟んで向こう側が水上コテージ。

水上コテージは部屋からドボンといけるタイプではないようです。

それにしても天国のようなところだ～。

エル 二ド リゾーツ ミニロック アイランド ホテル

ビーチコテージ。設備は新しくて快適そうです。

ジムもあります。

遊具もあります。

バーにあるビリアード。ボーイズが遊んでいました。

ビーチエリア。
ビーチチェアは若干争奪戦です。
あと、どこもそうですが、防波堤より内側の海はあまりきれいではないです。

午後3時過ぎ。
アクティビティコーディネーターが全然やってこないので、自分たちで秘境カヤックに出掛けちゃうことにします。

なんだかんだで海外では何度もカヤックしてるので、カヤックの漕ぎ方は体が覚えていました。スイスイ進みます。

秘境っぽい入り江に到着。

秘境感満載。我々家族以外誰もいません。

ツインギーのような岩山がド迫力。

美しい海と岩肌に囲まれながらの絶景カヤックです。
なにより素晴らしいのが自分たちのペースで勝手に行動できるのが集団行動が苦手な我々にピッタリ。(笑)
本当に最高！

絶景カヤックは次なるポイントを目指して進みます。

おお、コモドドラゴン発見か？
コモドドラゴンにはちょっと小さいけれど、なんだろう。

誰もいないビーチを発見。

私たちだけのプライベートビーチです。
こんなところにカヤックで勝手に来れてしまうなんてすごい！

明日さとこさんファミリーが来たら連れて来ようと心に誓うのでした。

部屋に戻ったらビールで休憩。

娘は爆睡。

息子は宿題してエルニド1日目終了です。

2日目の朝食。

フィリピンの料理は肉肉しいですが、

サラダコーナーで野菜を多めにいただいてヘルシーにいきます。

朝食後はシミズアイランドのシュノーケルツアーに参加。
たまたまツアーボートにはシミズさんという日本人の方が乗船していたようです。
そりゃあツアーに参加しないとだね。

シミズアイランドの近くで小一時間お魚と戯れます。

わお、サンゴがたくさん。

いろんな色のサンゴを楽しめます。

ツアー終了後は再びホテルからカヤックでビッグラグーン方面へ。
近づいてみたもののなんかボートがたくさん停泊していたのでビッグラグーンには入らずに撤退しました。

カヤックから戻ったらハウスリーフでシュノーケル。
これがすごかった。

サンゴのタワー。

イソギンチャクとクマノミ。

何がすごいって、シュノーケルで十分見られる浅さなのにこんなにサンゴが元気なのがすごい。

巨大テーブルサンゴ。

白くてきれいなサンゴ。

すごい、竜宮城みたい。
シミズアイランドよりミニロックのハウスリーフの方が断然いい。

これ、ダイビングではなく軟弱シュノーケラーがライフジャケット付けて海面から見た角度ですよ。

12時過ぎ、1日遅れて到着したさとこさんファミリーを出迎え、一緒に昼食。
昼食も野菜多めでいきます。

昼食後は早速さとこさんファミリーと秘境カヤックに出かけます。

そして昨日目を付けておいた場所に到着。

息子は遊び相手ができて大喜びです。

この海の沖はドロップオフになっていて、さとこさんファミリーの鉄砲娘ならぬ、あいぼん家の鉄砲嫁(=わたし)は一人でドロップオフまでシュノーケルしに行きます。

ドロップオフはどこまでも青い。

吸い込まれそう。この不思議な感覚がたまらない。

気付いたらもう夕方4時。
帰らなきゃ帰らなきゃってことでカヤック集団はホテルに戻ります。

帰らなきゃ帰らなきゃってホテルに戻った割には休むことができず、遊びだおします。
こんな乗り物とか。

さとこさんが乗らずに後悔したというこんな乗り物とか。

子供だけでカヤックの乗らせたり、防波堤がある分ホテルの前の海は安心して子供達だけで遊ばせられます。

翌朝はスモールラグーンビッグラグーンツアーに参加します。

ボートにカヤック結びつけて運ぶようです。

最初にスモールラグーンに到着。

さあて、念願の秘境カヤックの始まりです。

この狭い岩の隙間を通らないとスモールラグーンには入れないので、カヤックでないといけないみたい。

ラグーン内部の水面は鏡みたい。

これはこれで素晴らしかったけれど、昨日のツアーでない自由気ままなカヤックの旅の方が萌えるなぁ。

みな思い思いに限られた時間を楽しみます。

洞窟に入ったりして探検を楽しみました。

スモールラグーンの後はビッグラグーンへ。
ここはカヤックではなくボートでぐるっと回るだけ。
あれだけカヤックに乗っていると、ボートに乗るだけだと物足りなかったです。

ホテルに戻ったら再びシュノーケル。
ちょうど餌付けタイムだったようで、桟橋付近はマグロのような大きな黒い魚がうようよしていました。

マグロ(？)を見た後は昨日サンゴがきれいだったエリアへ向かいます。

お魚天国だ～。

巨大テーブルサンゴ。

ミニロックはこんなにハウスリーフがすごいのならシュノーケルツアーなんかいらないのではないかと思ってしまいます。

ずっと見てて飽きません。

桟橋先から左側の沖に頑張って進むと、隠れビーチがあります。
ミニロックはこの辺りがお魚天国で、休憩できるビーチもあり初心者シュノーケラーに最適です。

桟橋付近に戻ると隠れビーチの存在を知らないシュノーケラー達で桟橋付近はイモ洗い状態でした。

昼食後、ラゲンにボートで向かいます。
子供たちはめんどくさいので水着のまま。

ミニロック→ラゲンへの移動でもスタッフはお別れの歌を歌ってくれました。

次回はラゲン編です。
http://4travel.jp/travelogue/11253799

この旅行記へのコメント （6）

• Mugieさん 2017/06/03 10:14:04

  こんにちは！

  さとこさんの旅行記と読み比べるとなかなか面白いです。
  二人の作家が一つの物語を描く小説を昔読みましたが、同じ場面でも視点が違うとずいぶんと違うものだなと思いました。
  
  カヤック、私も好きです。
  子供のころ、近所の公園でよくボート漕ぎをしてたので、思ったところに進むのは得意なんですけど、海は波があるから体力使いますね。
  
  エルニド、とても素敵な景色なので私も行ってみたくなりました。
  クラビのライレイビーチもすごくよかったので、秘境とか離島とか、しずかなビーチリゾートにはまりそうです。

  あいぼんさん からの返信 2017/06/04 15:52:32

  RE: こんにちは！

  Mugieさん、こんにちは〜。
  
  私の方はさとこさんに比べるとだいぶ文才がないのですが、旅行記読み比べていただいてどうもありがとうございます。
  私もさとこさんの方の旅行記を見て、へえぇ〜、あのときそんな風に思ってたんだと感じたところもありました。本人たちも面白いものですね。
  
  エルニドとクラビってタイプ的に似てる気がします。奇岩があったり秘密のビーチがあったり。ちょっと値段は張りますが、エルニドは絶対気に入ると思いますよ〜。フィリピンは他にも面白いビーチがありそうなので、いろいろ発掘していきたいです。

• さとこさん 2017/05/30 12:08:21

  エピソード満載！

  旅行記待ってました〜！！
  私の日記では語られなかったエピソード満載。
  あの日を思い出しながら楽しく読ませていただきました。
  
  ところで鉄砲嫁は自覚あるんですね（笑）
  あいぼん旦那がうちの旦那に
  「うちは子どもが３人いるから・・・」って語っていて、うちの旦那心の中で爆笑したらしいですよ。
  
  ドロップオフや遠く離れたハウスリーフでのシュノーケル、かなりの距離のカヤックなど、私達家族だけではびびって絶対到達不可な場所まであいぼんさんに連れていってもらって本当に感謝しております。
  
  来夏はオーストラリアに行く方向で現在絶賛調整中です。
  うちの兄ちゃんが部活やら受験やらで動けなくなる前にまた是非どっかご一緒しましょう★
  
  
  

  あいぼんさん からの返信 2017/05/30 21:16:01

  RE: エピソード満載！

  さとこさん、こんばんは。
  
  さとこさんの1/2のペースでようやくミニロック編完成しました〜。
  
  本音をいうともっと無鉄砲になりたいぐらいで、これでもかなり我慢している方です〜。(笑)
  こちらこそ長距離シュノーケルや遭難カヤックについてきてくれたさとこさんに感謝です。
  
  エルニドではやり残したことがたくさんありすぎて大変悔やまれます。
  昼間たくさん遊びすぎて夜飲む元気がなくなってしまったのも計算外でした。
  ちょっと余力を残すべきだったのかなぁ。お酒没収されちゃってすみません。
  
  来夏はオーストラリアで絶賛調整中ですか〜。
  子供達連れて3週間まるまる？！
  我が家は来夏まだ何も計画していないので、休みが合えば一週間ぐらいご一緒できたらいいな〜なんて。
  と、その前に(たぶん)キャンプですね。続きの旅行記も1/2のペースでガンバリマス。
  

• らびたんさん 2017/05/30 10:23:20

  勝手にカヤックw

  あいぼんさん、こんにちはー(⌒▽⌒)
  
  フィリピンは未踏の国で、行くならGWのあたりいいなあと
  密かにフライト検索しちゃってるんです♪
  でも高いんですね…LCCでもレガシーでも変わらないお値段で( ；∀；)
  
  勝手にカヤック、アリなんだ〜と笑いました。
  最高じゃないですか☆
  海の色も、勝手に行った日のほうがきれいw
  
  私は泳げず、シュノーケル嫌い、グラスボート酔う、
  なので海のリゾートはどうしてもダイビングだけになってしまい、
  子供とマンツーでは行けないのでまた一人リゾートになってしまいそうです。。
  
  娘の中耳炎はまったく治る気配がなく、
  飛行機に乗ることも遠い未来になりそうですが、
  何歳くらいから耳抜きってできるようになりますか？
  
  続き、楽しみにしています(^_^)
  
  
  らびたん
  

  あいぼんさん からの返信 2017/05/30 20:57:24

  RE: 勝手にカヤックw

  らびたんさん、書き込みどうもありがとうございます。
  
  そうそう、フィリピンはシーズン的にもGWに狙いたくなりますよね。
  我が家も2年前のGWもフィリピン(ボホール島)でした。
  らびたんさん同様フィリピン航空やセブパシフィックが安いかと思って一応チェックするんですが、GWはあまりお得感がないので、我が家は半年以上前にレガシーキャリアを最安値で抑える作戦でやってます。
  リゾートはマニラからさらに先なので、フィリピンは国際線よりも国内線がかさむイメージです。
  
  結構お高かったですが、勝手にカヤックできるエルニドはほんとさいこ〜でした。
  ダイビングするともっとサンゴとお魚すごいんだろうなあと思います。
  でもらびたんさん、泳げないダイバーって…、ダイビングの方が難易度が高そうなのに〜。
  
  子供の耳抜きって、飛行機ときのことですか？
  0歳1歳のころは気圧で機嫌悪いのかなと思うときはあるけれど、3歳になった今はなんともないみたいです。
  旅行先で中耳炎悪化なんてしたら大変ですもんね。
  日々お仕事家事に育児に大変でしょうから、一人リゾートの方が思う存分息抜きできていいと思いますよ〜。