2016/12/29 - 2017/01/09
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本日は2016年の大晦日。
いろいろな旅行サイトとかを見ていると、大晦日のカウントダウンで盛大な花火が打ち上げられたりして華やかなイメージがある場所が世界中にはいくつかある。
ニューヨークのタイムズスクエアとか台湾の台北101とか。
誰もが「一度はこんな花火を見て年越ししたい!」と思ったりするだろう。
モスクワの赤の広場もそんな有名な場所の一つ。カウントダウン花火の写真も結構有名。赤の広場にある あの有名な「玉ねぎ寺院」の後ろで大きく花開く花火は是非一度は見たい風景なのだ。
というわけで、我々はここモスクワでその年越し花火を見に行くことに。
果たして、あんな綺麗な光景は本当に見られるのかっ?!
本家HP
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準備編 ロシアとベラルーシのビザを自分で取りに行ってみた!
http://4travel.jp/travelogue/11226162
Day1・2・3 せっかくヤロズラブリまで行ったのに何にも見れないなんてぇ~!
http://4travel.jp/travelogue/11232310
Day3 本場ロシアバレエの実力とは?(チケット購入方法も)
http://4travel.jp/travelogue/11238884
Day4 赤の広場での大晦日のカウントダウン花火は本当に綺麗なのか?
http://4travel.jp/travelogue/11244027
Day5 本場で見るボリショイサーカスはすごかった(チケット購入情報も)
http://4travel.jp/travelogue/11248433
Day6 入国審査でワインがもらえるジョージア(グルジア)ってどんな国なんだぁ?!
http://4travel.jp/travelogue/11252806
Day7 スターリンってどんな人か?彼の故郷ゴリで学んでみた!(ゴリへの行き方も)
http://4travel.jp/travelogue/11257046
Day8 ウクライナのキエフにあるトイレ博物館で「うんちく」を勉強してみた!
http://4travel.jp/travelogue/11260759
Day9 チェルノブイリの現状はどうなっているのか?を見に行ってみた!
http://4travel.jp/travelogue/11265370
Day10 母なる大地の記念碑の下に何で戦車が?
http://4travel.jp/travelogue/11269756
Day11 極寒のベラルーシ・ミンスクっていったいどんな街なのかっ?!
http://4travel.jp/travelogue/11274958
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
本日は大晦日。
本日の予定は、まず昼間は街のいろんなところをブラブラし、夜はオペラを見て、最後は赤の広場でカウントダウンを迎える予定。
さて、まずは赤の広場付近にある国立歴史博物館に行くために、地下鉄で移動。 -
赤の広場付近の駅から赤の広場へ移動する途中に特別に設置されたと思われる氷の滑り台を発見。 寒い地域特有の催し物だよねと、札幌の雪祭りなんかを思い出す。 多分子供向けに設置されているだろうけど、そんなことは完全に無視で大人(我々)もやる。
こういうのって大人がやっても地味~に楽しいのだ。 -
赤の広場近くの革命広場付近にはマルクス像があった。
マルクスとは「資本論」という本を書いた経済学者。 社会主義思想の基にもなっている思想だ。 経済学部出身の人にとってはお馴染みかも。 -
そんなこんなで、国立歴史博物館に行って見たところ、大晦日ということでやっておらず。 一応事前に開館状況を調べて見たのだが、情報が正しいのかどうか?がかなり微妙。 実際に行ってみて調べるしか方法はないのだ。
残念ながら国立歴史博物館はダメだったのだが、気を取り直して次へ。 続いて向かうは「トレチャコフ美術館」。 まずは地下鉄でノヴォクズネツカヤ駅へ移動。 -
トレチャコフ美術館へ行くにはノヴォクズネツカヤ駅よりもっと近い「トレチャコフスカヤ」という駅があるのだが、ノヴォクズネツカヤ駅の近くには「グラーブリ」という朝からやっている大衆レストランがあるので、ノヴォクズネツカヤ駅へ行く。
グラーブリは駅を出たら目の前の道路を左(南側)へ5分ぐらい歩いたところにある。 -
グラーブリの店内はこんな感じで小洒落た感じで、気軽に入りやすいレストラン。
学食形式のレストランなので、すでに小皿に盛られて並んでいるものを自分で取ったり、指さしで選んで受け取ったらお盆の上に乗せてレジに行き、好きな席で食べられるシステム。 言葉が通じない土地では、観光客にとてもありがたいシステムなのだ。 -
朝からお腹の空いていた我々はこんな感じでがっつり食べる。 こんな朝から食べる人なんてあまりいないだろうなぁ~と思っていたら、店内には結構お客さんがいる。 やはり、一人でも気軽に食べられるのが良いのか、一人のお客さんが多かった気がする。
-
ロシアに来たら絶対に食べたいと思っていたものがあった。 それはこの「カーシャ」という食べ物。
これは蕎麦の実を茹でてあるものなのだが、以前テレビ番組で日本人があまり美味しそうには食べていなかった。 蕎麦好きの自分は「そんな食べ方があるんだぁ~。美味しくなさそうだけど食べてみたい」と思っていた。
んで、実際に食べて見ると、これが予想に反して美味いのだ。 まあ、絶賛するほどではないのだが、口に入れるとふわっと蕎麦の香りが鼻から抜ける。 ご飯とはまた違った感じの食感で適度に味付けられているので、これだけでもパクパクいける。
日本では粉にして麺状にするか、そばがきのようにして食べるかしかないが、なぜこの食べ方をしないんだろう?と不思議。 この食べ方の文化が日本でもメジャーになればいいのになぁ~と思う。 -
お腹が満たされた我々はトレチャコフ美術館へ向かう。
グラーブリの目の前の歩道を西に向かって、まっすぐ5~10分ぐらい歩くとトレチャコフ美術館がある。 -
先ほどのグラーブリのような学食形式のレストランで有名なのが「ムームー」だと思う。 グラーブリのすぐ近くにもムームーがある。 牛のオブジェが目印。
-
そんなこんなでトレチャコフ美術館に到着。 実は我々は、入り口がわからず、一つ南側の建物に入りそうになり、入り口で止められた。
-
美術館内はこんな感じ。 ごくごく普通の美術館なのだが、部屋がいっぱいあって、展示されている作品の数もハンパない。 結構人はたくさんいるのだが、ゆっくりと楽しめない感じは全然なく、人がいる割にはゆったりと鑑賞できる。
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もちろんどのガイド本にも載っているような有名な絵画もちゃんとあって、絵画に対してあまり知識のない素人の我々でも十分に楽しめる。 ゆっくり、じっくりと鑑賞したら、丸一日使ってしまうんぢゃないか?というぐらいの量だ。
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トレチャコフ美術館を楽しんだ我々は、続いて地下鉄でヴェー・デー・エヌ・ハー駅に向かう。 ヴェー・デー・エヌ・ハー駅はモスクワの市街からちょっと離れた北側にある。
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ヴェー・デー・エヌーハー駅を出ると、宇宙飛行士博物館がある。 以前モスクワに来た時にはこの博物館には来たのだが、結構面白くて、今回も時間があればまた行こう!と思っていた。 ところがそこまで時間に余裕はなく、今回は宇宙飛行士博物館には訪れず。
ちなみに、ヴェー・デー・エヌー・ハー駅から宇宙飛行士博物館へ行くには写真左のとんがったオブジェを目指せば、その下が博物館。 かなり大きなオブジェなので見逃す可能性はゼロだ。
宇宙飛行士博物館の周りにはとんがったオブジェの他に、写真右のように、多分宇宙開発に関わった功労者なんだろうと思われる石像が何体もあった。 -
今回の目的はソ連版のスペースシャトル「ブラン」。
それは「全ロシア博覧センター」というところにある。 全ロシア博覧センターとはウィキペディアによれば「常設の博覧会場」となっていて、ソ連時代には「ソ連すごいだろ!」的な国家威信保持のために、最新技術を展示するような場所だったのだが、現在は遊園地とかショッピングセンター等があって、市民の憩いの場となっているようだ。 -
そんな博覧センターにある建物は、ソ連時代からあるものだと思われ、かなり重厚で立派。 見るからに「あ~、ソ連だなぁ~」という感じだ。
-
博覧センターにはレーニン像もある。
ロシアにはレーニン像って至る所にあって、かつては倒された物なんかもあると思う。 ロシア人にとって、レーニンとはどんな存在なのかなぁ~?ともっと詳しく知りたい気もする。 -
そんな全ロシア博覧センターの奥の方にあるのが、このソ連版スペースシャトル「ブラン」。
まさしく我々が見たことのあるスペースシャトルの形をしている。 かつてアメリカとソ連が激しい宇宙競争をしていた頃、実はソ連にもアメリカのスペースシャトルと同じような計画があった。 姿はそっくりなのだが、機構や考え方には多少の違いがあるそうだ。
実際に飛行試験や強度試験などで、6機の試験機が作られているが、ソ連崩壊と共に計画も頓挫した。 試作機として作られた6機のうちの一つがここに展示されているのだ。 -
本日は小雨が降る寒い日だったのだが、このブランのすぐ近くに子供が遊べる場所があり、子供たちはそこで遊ぶ。 子供が遊んでいる間、親たちはブランの機体の下で雨宿りしながら子供を見ていた。
-
ここに展示されているブランは振動試験や宇宙飛行状態での機体へのストレスについてのテスト・研究が行われた機体なのだが、近くで見るとなんだかハリボテみたいな感じだった(失礼な発言だが)
我々はアメリカ・オーランドで本物のスペースシャトルを見たことがあるのだが、質感はブランと全然違う。 スペースシャトルは機体の腹の部分は耐熱レンガで覆われているが、ブランは普通の鉄板のようだった(変えられているのかもしれないが・・・)
最初見たときは「レプリカかぁ~?」と思ったぐらいだったのだ。
まあ、結局のところアメリカもスペースシャトル計画をやめてしまったことだし、考えようによっては、ちょうど良い時にソ連が崩壊してよかったのかもしれない。 -
さてブランが置かれている付近には飛行機やその他のロケットなんかが展示されていたので、行ってみることに。
ロシアは意外と知られていないかもしれないが、戦闘機以外の旅客機なんかも作っていた。 最近は旅客機といえばボーイングかエアバスというイメージがあったが、以前はそれ以外にもソ連製の飛行機が使われた時代もある。
そんなこんなで、飛行機が展示されていた。 現在はロシア国旗のペイントとなっていたが、以前はソ連国旗のペイントがされていたそうだ。 -
そしてロケットの展示もされている。 吊り下げられているところがなんともロシアっぽく感じるのは自分だけだろうか?
ロケットと言えば、日本のように平和な国の出身であれば純粋に宇宙開発と考えてしまいがちがだ、もちろんそういった点もあるかもしれないが、その目的の多くは「大陸間弾道ミサイル」だ。 実は技術の高さを誇示するように見えるが、その裏はおっかないことって結構多い。 ちなみに昔のソ連にあった原子力発電所は発電が目的ではなく、核兵器の燃料を取り出すのが目的だ。
ロシアの宇宙開発は設計は古いものの現在も現役。 NASAの開発は色々と迷走している部分も多いが、今でもしっかりとロケットを打ち上げられる技術がロシアにあるのは、その基礎設計がしっかりしていたんだろうなぁ~と思う。 -
そのほかには戦闘機も展示されている。 ソ連の戦闘機って、それなりに高い技術を持っていたということはよく聞く話だ。
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全ロシア博覧センター内には屋外にスケートリンクもあった。 氷の上に雪が乗ってしまっていたこともあるかもしれないが、現地の人はあまりスケートが上手くないように見えたのは気のせいだろうか?
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モスクワの街を歩いていると、こんな感じの自販機的な無人トイレがある。 あまり使っている人を見かけないのだが、ちょうどトイレに行きたかった妻が使ってみた。
中央にある操作盤で操作してお金を入れるのだが、まあ、予想の範囲内で反応が超悪い。 お金を入れても何度も吐き出されてしまい、なかなか受け付けてくれないのだ。 そのうち周りにいた現地の人が手伝ってくれるのだが、あまり状況が変わらず。 何度も挑戦してなんとか扉が開くという始末。
ちなみに中はものすごい汚いとかいうこともなかったそうだ。 機械自体が正常に動かない可能性が高いので、ホテルやレストランなどの施設でトイレは済ませておいた方が良いと思う。 -
別にイベント会場ではないただの道端で、クリスマスの格好をした人たちが踊ったりしてイベントをやっている。 大晦日ってこともあって街はお祭りムード満開。
-
今日はこの後オペラを観に行く予定。 昨日と同じく、19:00開演なので、終わってから夕飯を食べるとちと遅い。 というわけで、先に夕飯を済ませようと「歩き方」に載っていたベラルーシ料理店に行ってみたところ、今日はもう終了とのこと。 大晦日なので終了時間も早いのかもしれない。
実はこの後、他に狙いをつけたレストランにも行ってみたのだが「あと20分で終了だよ」と言われて、こちらもダメ。 そんなことをしているうちに、赤の広場周辺の道路はどんどん規制線が張られて、中に入れなくなってしまった。 しょうがなく、食べれそうな店は大衆食堂のチェーン店である「ムームー」ぐらいしか無いって状況になり、仕方なく「ムームー」へ。
レストランのスタイルから考えると、値段がちょっとお高めだなあ~と思うのだが、それでも気軽に入れるのは旅行者にとってありがたい。 -
メニューはこんな感じで豊富。 「お~!これ何だろう?美味そうだ~」なんて次々に取っていくと、お盆の上はすぐにいっぱいになってしまうので注意が必要。
気さくな店員さんに当たると「これは○○で、これは○○だよ」みたいな感じで、英語がままならないのに、一生懸命教えてくれたりする。 自分も英語がままならないので、お互いに親近感が湧くし、お互い難しい単語が使えないので、わかりやすい単語ばかりで、英語圏ネイティブの人と話すよりわかりやすかったりするのが不思議。 -
さて、食事が終わってムームーを出ると店の前は規制線が張られていて、目的のボリショイ劇場に行けない状況になっていた。
「どうやって行けばいいんだ?」と困って、そこら辺の警備員に聞くと、「ぐるっと回ってセキュリティーチェックのあるところから入れ」と。 店のすぐ前の道路を歩きたいのに、何ブロック分も大回りして何とか大通りを歩く。 しかも大通りに入るときにはボディーチェックとかもあるセキュリティーチェックゲートを通らなければならない。 多分テロとかと警戒してるんだろうと思われるが「テロで狙われる原因作ってるの自分らぢゃね?」とちょっとブラックなことを思ってしまう。
そんなこんなで、何とか規制線を突破し、オペラを見るためにボリショイ劇場へ向かう。 ボリショイ劇場は赤の広場と昨日バレエを見たダンチェンコ記念音楽劇場とのちょうど中間ぐらいのところにある。 -
ボリショイ劇場は「旧館」と「新館」があって、今日は「新館」の方で行われる。 旧館と新館があることは事前に知っていて、旧館の隣に新館があることも知っていたのだが、旧館の隣には2つの立派な建物があった。
「どっちだろう?」と思ったが、大通りに面している方が有名なボリショイ劇場だろうと勝手に予想して入ったら、そっちは違う劇場だった(図中の「ここは違う」と書いた建物)。 というわけで、新館はちょっと奥まったところにある建物なので注意が必要。 外にある階段を登った先にある建物が新館。 -
さて、ボリショイ劇場で行われるバレエやオペラのチケットってどうやって手配するか?
もちろん日本の旅行会社や現地でバレエチケットの手配を専門にやっているエージェントとかでも手配はできるが、ちょっとお値段がお高めとなってしまう。 ボリショイ劇場のホームページから日本に居ながら手配ができちゃうんで、その方法を少しご紹介。 ちなみにこれはオペラでもバレエでも共通。
まずはボリショイ劇場のホームページ( http://tickets.bolshoi.ru/en/client/registration/ )にアクセスして、アカウント登録をする必要がある。 ページにアクセスすると、E-mail・電話番号・名前を入力する欄があるので入力したら「Save」をクリック。 これで登録完了。 -
すぐに登録したメールアドレスにメールが届くので、そこに書かれているログイン名とパスワードを入力してログインページ( http://tickets.bolshoi.ru/en/orders/ )でログイン。
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すると、こんな感じのページになるので、右上のところから言語を英語に変更する。
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英語になったページに「Plan your visit」という項目があるので、そこをクリックする。
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すると「TICKETS」というページに行くので、そこにある「Buy a ticket」の項目を選択する。
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すると「Suchedule of Performances」というページになって、各日に行われる演目が表示されるので、右側にある「月」が選択できる場所で、目的の月を選択する。
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一応カレンダー形式になっていて、だいたいわかるとは思うが、一番左に日にちが載っている。 んで、その日に行われる演目、右側に開演時間が表示され、一番右にはそのチケットか買えるかどうか?が表示される。 一番右が「Sold out」になっていたら買えないのだが「Buy e-ticket」と青いボタンになっていれば、買うことができる。
目的の演目が買える状態であれば、このボタンをクリックして、座席の選択などの購入処理へ進む。 -
「Buy e-ticket」をクリックすると、こんな感じの座席選択のページに行く。 灰色の席はすでに予約済みの席で、緑色の席は現状で選択できる席だ。
-
自分が見たい席をクリックすると、クリックした場所で値段が表示されるし、左上にも表示される。 場所によって値段が若干違うので注意が必要。 しかし、よっぽど一番端のような辺鄙(へんぴ)な席を選択しない限り、基本的にどこの席でも舞台はちゃんと見えるので心配は無用だ。
2人分とか3人分とかを同時に予約したければ、ここで複数の席を選択すれば良い。
希望の席を選択したら、右側の「Complete your booking」という青いボタンをクリックして支払いに進もう。 -
ページが変わると、こんな感じで現在の選択状況が表示される。 演目の種類や席、金額に問題がなければ「Continue」で次の処理に進む。
-
すると、鑑賞する人の名前を入力する欄が出るので、実際に見に行く人の名前を入力する。 別に買う人と見る人が一致していなくても良く、複数人分を予約する時には、それぞれの人の名前を入力する。 一応、名前に間違いがないように注意。
名前を入力したら「Continue」をクリックして支払いに進む。 -
するとクレジット情報を入力するページに飛ぶので、カード情報を入力。 この辺は普段ネットでお買い物やエアチケットを買っている人だったら迷う心配はないだろう。
-
支払いが終了すると、アカウントの作成時に登録したメールアドレスにe-ticketが表示されるリンク先アドレスが書かれたメールが送られてくるので、そのリンクをクリックして、チケットを表示させる。
あとはこれをプリントアウトして、当日持っていけばOK。 超簡単。 ちなみに、iPhoneやiPadの画面表示ではダメか?という点については実際に確認してないのでわかりません。 我々が実際にボリショイ劇場に行った時にはスマホ画面で入場している人はいなかったので、難しいかもしれませんね。 まあ、 そこはロシアなんで一応紙に印刷していった方が間違いないかと・・・。 -
そんなこんなで予約した席だったのだが、行ってみると4階席の一番前だった。 どの辺の席か?については、行った経験が無いとこんなことになってしまうのはしょうがないことだ。
-
んで、4階席となると全然見えないのか?というと、そんなことは全く無い。 上の席からでも十分見えるし、1階席とはまた違った角度でみられるので、それはそれで楽しい。
ちなみに、自分はバレエもオペラも全然基礎知識が無い。 しかし、本場のバレエやオペラは全然楽しむことができた。 ただ、個人的なアドバイスとして、バレエの場合はセリフとかは無いので、異国で鑑賞しても全然問題ないと思われる。 一方、今回見たオペラについてはセリフがある。 当たり前だがロシア語だ。 当然のごとく我々にはわからない。 ということで、状況や演者が演じているのを見て予測しなければならないことは必須だ。
そこら辺にストレスを感じる人にはオペラはオススメしないかな。 でもいろんなことを予測しながら、演者の演技とかを楽しめることも言っておこう。 -
さて、オペラ鑑賞が終わって、赤の広場方向に歩いてみる。 ボリショイ劇場前の道路は普段はたくさん車が走っているのだが、本日は大晦日ってこともあって、歩行者天国になっていた。 このエリアに入るには各所に設置されたセキュリティーゲートを通らなければならないのがちょっと不便。
-
我々には、「ロシアで年越しをすること」と「赤の広場の花火を見る」という大きな目的があった。 ネットのサイトとかで、世界各国の年越しなんかの写真を載せているページは結構ある。 ニューヨークのタイムズスクエアや、台湾の台北101なんかは有名。
そんな中、モスクワにある赤の広場の花火もかなり綺麗に写っていて「これは絶対に見たい!」と思ったのだ。 では、実際に行って見るとどうなのか?
ここで正直に、包み隠さず言ってしまおう。
まず、赤の広場には入れない。完全にクローズだ。 多分、テロとかを警戒してのことだとは思われるが、数年前は入れたようだが現在は無理。 もう、昼間から入れない。 ということは、あの有名な玉ねぎ寺院であるワリシー寺院越しに花火を見るなんて無理なのだ。
さて、赤の広場で見れないとなると、周辺で見るしかないのだが、花火との距離が若干遠い。 まあ、見えることには見えるのだが、やっぱり遠い感じは否めない。
あと、これは運だと思うのだが、冬のモスクワは天気が悪い日が多い。 もちろん晴れる日もあるのだが、基本的に昼間っからどんよりしている場合がほとんどだ。 日本で言うなら「冬の北陸」なんかを想像してもらうといいと思う。
天気があまり良くない日に花火をあげるとどうなるか? 火薬の煙が結構充満して、花火がぼんやりする。 我々が見たときも見事にそんな感じだった。
結論を言おう。
相当運が良くないと、ネットで流れているような花火を見ることはできない。 よっぽど台北101の花火で年越しをした方がいいんぢゃないか?と思う(自分は見たことないけど…)。 個人的には正直オススメしないかな。
ただ、こたつに入って日本でのんびりと年越しってのもいいけど、異国で右も左もわからない状態で年越しってのも良いもんですよ。 -
もうひとつ気をつけておかなければならないのが、帰りの地下鉄が大渋滞するってこと。 正確に言うと、地下鉄自体は日本の通勤時間帯のような混雑にはならないのだが、駅への入場が規制され、駅の入り口が大渋滞なのだ。
あと、その大渋滞を捌(さば)く警備員は「そんなに要る?」ってぐらいたくさんいるのだが、その警備員をまとめるボスは軍服を着ていて超恐い。 しかも、混雑を緩和するために嘘をつく。
「ここの駅は閉鎖だ!向こうにある隣の駅へ行け!」と言うもんだから「え~!マジかよ~」と思いなが移動し始めると、自分の後ろの方にいた人たちは、我々がもともと乗ろうと思っていた駅に誘導されていた。 なんだ!そりゃ!
と言うわけで、大晦日のカウントダウンを赤の広場付近で過ごそう!と思っている人は、帰りの地下鉄とかのことを考慮しておいた方が良いと思う。
何度も言ったが、ロシアでは新年を迎えてからクリスマスがある。 街中がどちらもお祝いしている感じなのだ。 というわけで大晦日にサンタ帽をかぶって地下鉄ホームを歩く人も結構見かけるのは、日本では絶対に見れない光景なので、なかなか楽しいYo!
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この旅行記へのコメント (2)
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- trat baldさん 2017/05/21 09:11:40
- まさに異文化ですねぇ〜。
- ところで半端無い寒さは本当みたいね!
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- M-koku1さん 2017/05/20 03:28:11
- オペラに字幕はないんですね
- いつもお世話様です
最近 日本のオペラでは 字幕がつくのですが ロシアでは まだついていないんですね!
先進的なことが好きな国なのに
ちょっと意外
ロシア語だから 不要とみなしただけでしょうか
イタリア語のオペラだったら
つくのでしょうか?
どちらにしろ 日本人には
きついですね・・・
いつもとてもためになる旅行記で 凄いなと思ってます
ではまた
Mより
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