Chiang Mai生活83（5月）

2017/05/01 - 2017/05/31

５月・・・、例年なら暑期に当たるが、今年はちょっと変だ。

４月からぼつぼつ雨が降り始め、５月になると激しい雨の日も増えてきた。
このまま雨季になるのかと思っていると、今度は４０℃以上の激しい暑さの日がしばらく続いた。
まぁこの暑さが例年の平均的なこの時期の気候なのだろうが、雨が降って涼しい日が続いた後だったので、普段エアコンをつけないで寝る習慣の自分でもエアコン無しには眠れない暑さだった。

下旬になってやっと暑期が峠を越え、はっきりと雨季に入り、緑の鮮やかな季節になった。

エリア チェンマイ(タイ)

近所の食堂の庭に・・・。

軍人の知り合いがいるが、彼が軍で働きながら大学を卒業した。
大学といっても普通の大学と違い、寺が運営している大学らしい。
その卒業式（？）に呼ばれて行って来た。

知り合いもそうだが、卒業生はほぼ社会人で、若い時にいろんな事情で大学に行けなかった人のようだった。

平日は仕事をして、４年間土曜日曜に大学に通い続けてやっと卒業。
両親や親戚、家族に祝福されて記念写真。
とりわけ自分の娘たちに晴れ姿を見せられることは、特別幸せなことに違いない。

知り合いの職場は、チェンマイの鉄道駅近くのカビラ基地。

そこで今年徴兵された若者たちの入隊式があるので見に行った。

普段の服装で連れられてきた若者たち。
これから１～２年間の軍隊生活が始まる。

毎年この時期に咲いてくれる妖艶な花。

ミーチョークプラザというショッピングモールの中にある日本レストランのチャンポン。

チャンポンってみそ味だったっけ？

そのショッピングモールの中のスーパーでコーヒー豆を買う。

普段飲んでいるコーヒーがなかったので、この豆を購入。

山岳民族のアカが作っている。

浅い焙煎のFULL CITYを買ったら、薄くて酸が強く期待はずれだった。
今度はもっと深煎りの豆を買おう。

夜中の３時頃に美しい声で鳴く鳥がいる（写真の鳥とは別）。
鳥は夜明け、空が白々しはじめるころに鳴き始めるのが普通だと思うので、これが夜鳴き鳥かとネット検索で調べてみた。

つぐみとかナイチンゲールとかが夜啼き鳥と言われるそうだが、鳴き声が全く違う。
まるで会話をしているように、あるいは詩を謡っているように鳴くのだ。

６年以上前、貧乏旅行でバンコクのゲストハウスに滞在している時に同じような鳴き声を聴いたことがあるが、最近ここで夜中に美しい鳴き声を聴き、それを思い出した。

我が家の脇には田んぼに通じる用水路があるが、放っておくと植物で溢れ、水の流れが悪くなるので、１年に２度くらいの割で伐採している。

伐採後

羽を広げても２ｃｍほどの小さな蝶（？）

ちょうどそこに光が当たっていた。

１年に一度、車両保険を払いにこの保険会社に来る。

車両保険を払ったあと、陸運局（？）に行って自動車税を払う。

陸運局の近くのショッピングモールでランチを食べた。

そこには大きなスペースで、シンジュクアウトレットという古着屋が入っていた。

３着１００バーツ（３００円）と書いてある。

ブーゲンビリア。
中心にある小さな白や黄色いのが花で、花びらに見える赤いのは花を取り巻く葉（包葉）。

家の近所の日曜日だけ開かれる市。

カエルはご馳走らしい。
食べたことあるけど、鶏のササミのようだった記憶がある。

チェック模様はイサーン地方の一般的標準的な柄。

大好きなドリアンの季節。

去年は中国人に買い占められて（？）値段が高騰したが、今年はそれ程でもないようだ。

雨が続くようになった。

２年前に肩の手術をして以来、腕を中心にリハビリを続けている。

手術をして１年後に一度プールで泳いでみたが、クロールのように肩を目一杯使うと、痛みがぶり返したので、それ以降泳いでいなかった。

暑い日が続き、プールに行きたくなって、もう泳いでも大丈夫だろうと、近所にあるプールに行った。

テニスコートもあるのだが、昼間は暑いので人はいない。

朝の１０時半に行ったが１１時オープン。

平日の昼間は閑散としている。

タイ人は太陽に当たるのを嫌う。
夕方陽が陰ったころから夜にかけて賑わうらしい。

１ヶ月ほど楽しませてもらった、このタイ語でダラアと言うらしい花。
我が家のダラアは直径が１０ｃｍほどのピンク色の花だが、以前メーホンソンで赤いダラアを見たことがある。
それも直径３０ｃｍを越えそうな巨大なダラアだった。

これが６年前のその時の写真。

メーホンソンの山の中の植物園のような公園だった。

花の種類がちがうのか、養分のある土のせいか、光のせいか、
我が家の花とは比べ物にならないくらい強烈な力強さだった。

近所のソムタムショップ。

主人がナコンラチャシーマ出身の人なので、メニューにナコンラチャシーマにあるタイ英雄女性の写真。

豚肉に多少味を付けて焼き、タレにつけて食べる。

シンプルだがとても美味しい。

ソムタムタイ　マイサイピー。

沢蟹と唐辛子を入れないのでパンチが弱そうだが、味の複雑さやパパイアのしゃきしゃき感で、充分美味しい。

朝晩は曇って雨が降ることが多くなってきたが、昼間は陽が射して暑くなる。

雨上がりのプルメリア

この５月に入隊したばかりの新兵の家族や親友は、週に一度基地内で一緒に食事をすることが出来る。

家族が会いに来て、その新兵が挨拶する儀式。

日本人の自分から見ると、タイの家族の結びつきは日本に比べ、非常に強く感じる。

軍隊でさえそれを無視出来ない、というか無視するとかしないとかでなく、当然のことのように行われている。

儀式のあと、ゴザを敷いてピクニックのような食事風景。

３ヶ月ごとに行われる９０日リポート報告にイミグレーションに行った。

朝７時ころ到着したらこんな感じ。

８時半から受付が始まる。

９０日リポートに関しては、簡単な手続きなので朝早く来る人は比較的少ないようだ。
９番目の受付だった。

５年前はイミグレーションの係官は役人根性丸出しで、上から目線での物言いだったが、この５年間で多少サービスということを学習したようだ。

夜明けに雨が降ることが多い。

日々伝えられる日本からのニュースは目に余るものがある。

森友学園問題、加計学園問題、共謀罪法案問題、それらに付随する細々した多くの問題。現在の政権になってから日本がどんどんおかしな方向に向かって突き進んでいるように見える。

たまたまこの時代に自分は日本から離れて暮らしているが、もし日本に暮らしていたらどのような精神状態だろうか、と想像する。

それでなくても息苦しい空気の日本で、共謀罪法案などが成立したら、どうなってしまうのだろう、とても心配だ。