友ヶ島へは長蛇の列で臨時便★ GWは1日1ヶ所 ゆったり(？)観光 in 天王寺＋加太＋粉河 〈加太に連泊して出発するの巻〉

2017/05/02 - 2017/05/05

今年のＧＷの目的地は友ヶ島と早々に決めました。
万が一の悪天候による船の欠航等に備えて予備日も設定し、友ヶ島以外の予定は何も入れませんでした。
すると、大阪に居る息子が3日をPHOの為に空けてくれました。
それなら夜行バスで(どうせ青春18きっぷは無いんだし)朝のうちに大阪入りし、息子と食事やら買い物やら観光やらと、あれこれ考えては居たのですが、何と大渋滞にはまり(続けて)、夜行どころか半日潰れ‥。
その旅行記はこちらです。http://4travel.jp/travelogue/11238742

息子に見送られて地下鉄御堂筋線の天王寺から難波へ、南海電鉄に乗り換えて和歌山市、更に加太。
ゴールデンウィークに温泉泊まりなんて贅沢？ってかビジホが無いんだモン。2食付きとは言え、いつもの2倍以上の宿代がかかりました。まぁ、ゴールデンウィークの真っ只中ですし、仕方無いですね。
お世話になったのは、きしだ荘。
その旅行記はこちらです。http://4travel.jp/travelogue/11238786

翌4日、天気に恵まれ、予定通りに友ヶ島観光です。
友ヶ島は最近人気のスポットなんで混雑は必至。
朝8時前から列に並び、1時間待ちで乗船券を手に入れました。
そして順調に友ヶ島をハイキング、と言いたいところですが、最初の砲台跡を見落とすなどドジ踏んでます。
その旅行記はこちらです。http://4travel.jp/travelogue/11241080

更にハイキングは続きます。いったい何処まで歩けば気が済むのやら・・。
途中でツレとは別行動(いつものパターンでは有りますが)となり、またも一瞬迷いかけ(;^_^A
その旅行記はこちらです。http://4travel.jp/travelogue/11242539

此処には友ヶ島から戻って、翌5日に粉河寺へ向かうところまでを載せました

エリア 加太(和歌山)

加太駅から宿へ向かう間に在る唯一の飲食店、店名も判んない★昨日の夕方、学生のグループが入ってくの見てたんです。それで船着き場から直接やって来ました。ついに方向感覚掴めました

各テーブルにドド～ンと鉄板が設置されてるし、メニューも焼きモンがメインらしいんで、お好み焼きを注文。眠そうな爺ちゃんが対応してくれましたが、東京から来たって言うと、いきなり元気になって大盛り上がり♪
和歌山商高から拓大の相撲部へ進み、今は実業団に籍を置く息子さんの写真がお店に飾って有ります。なかなかイケメンなのでした

烏賊と豚肉のミックス。あんまり具がハッキリしないけど

メニューの「ようしょく焼き300円」がどうしても気になって、追加注文してみる事に。と、これでもまたメッチャ盛り上がったんですよ、「昔駄菓子屋で」「紅生姜と青海苔と」「揚げ玉とかキリイカとか」‥。こちらでは現代風に卵入れてるって。東京の下町と和歌山の海辺の町に共通のB級グルメが存在しました☆呼んでた名前は違うけどね

左お好み焼き、右ようしょく焼き。身が詰まってるのはお好み焼き、ふわふわなのはようしょく焼き

左700円、右300円。こうなると、あんま変わらん(笑)

柏槙。

到着した日から気になっていたのですが、その時は既にお寺(常行寺)の門が閉まっていて、塀の外から眺める事しか出来ませんでした。やっぱ下から見上げると、その迫力にホレボレ☆

台風被害で北側は枯死してしまいましたが、南側はまだ緑が残って(葉を繁らせて)います

周知板をお読みください

今日もお腹が空かないうちに夕飯の時間になりそうだったので、散歩です。
昨日は海沿いの道に下りましたが、今日は下りずに北へと歩きました。
丘の上に見える建物は休暇村紀州加太

PHOが見たかったのは高知県の竜串みたいな岩(いっつも岩の事考えてる訳では有りませんが、たまたま見つけた写真の風景が宿からそう遠くないと判明したので、さすがに見逃せないと思って)。
加太海水浴場の一番端っこから、それっぽい地形が見られます

城ヶ崎と言えば、東伊豆の城ヶ崎海岸と遊歩道が有名ですが、加太にも同じ名前を発見。
こちらは文字通り小さな岬(崎)となっています

潮の加減で見えなくなっちゃうんじゃ？と心配しました

日焼けしてかすれちゃってる解説ですが、和泉層群と呼ばれるこの地域の地層は、砂岩と泥岩が交互に積み重なって出来た白亜紀最末期の典型的砂岩泥岩互層(まんま)で、アンモナイトを産する事でも有名です、とかって書かれてるでしょう

万葉歌碑。
「藻刈舟 沖漕ぎ来らし 妹が島 形見の浦に鶴翔ける見ゆ」

藻刈舟が沖を漕いでいる。形見浦には鶴が飛んでいる、と加太の美しい景色を詠んだそうですが？
加太湾を挟んで対の位置となる田倉崎にも、もう1つ歌碑が立ってるそうです

斜めっぷりが素敵☆

階段を下りて波打ち際まで来ました。
誰も居ないので、転んで怪我したり、波に浚われたりしないように、濡れたトコまでは行きません。
欲を言えば、もう少し潮が引いてて欲しかった‥

何気に凄い2トーンの地層。黒が泥岩、白が砂岩です。
砂岩と泥岩は水の侵蝕に対する強度が異なる為、侵蝕を受けやすい泥岩は引っ込み、砂岩が出っ張る凹凸が層状に出来ます(差別侵蝕)。
宮崎の青島の鬼の洗濯板もこうして出来ました

しかも斜め

2泊目の夕食です。
予約の際に、サイコロステーキコースを指定して(標準と言うか、一番安い)ましたが、今日はお鍋です。またも食べ切れない程のボリュームでした。
鯛の兜煮も蛸の唐揚げも美味しくいただきましたが、鶏までは手が廻らず勿体無い

ちまちま飾った懐石などより、シンプルだけど素材が活きてる、そういう料理が好きなので、きしだ荘の夕食はPHOにぴったり☆

でも肉の下の菜っぱはツレにパス(;^_^A

朝ご飯♪
今朝は急ぐ必要が無い為、8時にしてもらいました。
納豆と生卵をご飯にかけて食べられるので、お代わり可能(お子様か！)

よもぎ餅の小嶋一さん。
昨日完売だったので、「8時半からやってるよ」と教えられた通りに再訪。
同じ棟の半分は海鮮モノを扱っています

傾けないようにねと言われて、ちょっと持ち運びは苦労

5個600円ですが、加太駅で買い物した時にもらったハガキを提示して50円引き。
とっても柔らかくて甘過ぎないのが良かったです

よむぎ餅の先田本家。
地元では、よむぎ餅って言うのです。
こちらはお婆ちゃん方が3人ほど買いに来てるの見たのです。実は隠れた名店？
買って食べ比べてみたかったけど、日持ちしないので断念

9:24　加太
9:48　和歌山市
9:53
10:00 和歌山
10:20
10:53　粉河

今日の目的地、粉河寺へはこのスケジュールで。
加太発を1本(29分)遅くすると、粉河到着が丸1時間遅れます。
なので、乗り遅れる訳に行きません。
一生懸命歩いて、発車4分前に到着しました

めでたいでんしゃ
http://www.nankai.co.jp/kada/medetai.html

加太さかな線観光列車「めでたいでんしゃ」が入線していました、って言うか、乗ります！

つり革が魚の形、しかも波打つように高さ変えてるし。窓の日よけも網みたい、そもそもシートは鯛柄

さっきは先頭車を撮りましたが、今度は最後尾(って2両編成なので、すぐに行き来可)

なんて動き回ってるうちにドアが閉まりますの声。
こちらのシートは白地に赤い鯛柄

赤白交互に

和歌山市駅での乗り換えは5分しか有りません。
南海電鉄からJRへの乗り換えなのですが、加太駅ではPASMOで入場した為、紙の切符しか通用しないJRではとっても面倒臭い事に。本来なら、一旦南海の改札を出て、JRの切符を買わないとならないのですが、そんな時間は有りません。
つかさ、此処に切符の販売機在るジャン

和歌山駅です。同じホームに粉河行きが停まってました。
此処では20分もの余裕が有るので、荷物をロッカーに預けようかと思いましたが、和歌山市駅で粉河までの切符を買ってしまった為に、改札外へ出られません。切符買うなんて慣れない事したから調子狂っちゃっいました

粉河行きは2両編成のワンマン列車。
スマホで検索して、発車時刻等は把握してましたが、粉河止まりだとは思わず。だって高野山入口の橋本とか、先に在るのに‥

優先座席のスペースが広い！
1両の3分の1を占めています

運転手さんが乗り込む前だったので、運転席まで行き来自由。とは言え、お邪魔したりはしませんでした。すれば良かったね、独り旅なら多分覗き込んでたと思います

いちご電車が停まってました。
和歌山電鉄貴志川線は2015年のお正月に乗りました。ニタマ駅長に会いに行ったの。
車両の先頭もしくは最後尾の写真は和歌山電鉄のホームからじゃないと撮れない配置(広告板の設置などで)になってるのは相変わらず

時間が無い訳じゃなかったので、粉河までの切符を買っていなければ(ICカードでの乗車なら)、サクッと見学に行けたのに★と思いました。ICカードの便利さを短時間に何度も実感しつつ、切符を目的地粉河を目指します♪