南西フランスのミディ・ピレネーの巡礼の山あいの村、コンク

2017/04/23 - 2017/04/23

コンクは南西フランスのミディ・ピレネーの
サンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼路
（ル・ピュイの道）にある村です。
山の斜面にある小さな村で、
村の中にはサント・フォワ修道院教会、宝物館などがあり
巡礼路の中では唯一の世界遺産に登録されている場所です。

エリア コンク(フランス)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

アルビからコンクへと向かいます。

コンクはサンチアゴ・デ・コンポステラへの
巡礼路にある村です。

フランスには巡礼路は４つの道がありますが、
ル・ピュイ・アン・ヴレイを出発点とする
ル・ピュイの道にあります。

菜の花でしょうか、
山肌には鮮やかな黄色の畑が広がっています。

コンクは南西部フランスの中央山塊にある
カンタル山地にあります。

途中、山あいの集落などを通り過ぎていきます。

コンクの集落です。
中央部の建物はサント・フォワ修道院・教会です。

コンクの集落です。
少し角度を変えて。

コンクの街の入口の地図です。

川沿いに道路があり、そこに開けた村です。

コンクはフランスの美しい小さな村にも
指定されています。

セント・フォア修道院・教会が見えてきました。

木骨組の家があります。

山の斜面の集落なので坂道が多いです。

道標のようです。

セント・フォワ教会です。

４世紀初頭に１２歳で殉教した聖女フォワに
捧げられた教会です。

入口上部の彫刻は
ロマネスク彫刻のひとつです。
１２世紀初めの作品ですが、
作者、正確な制作時期は不明のようです。

向かって左側が天国、右側が地獄を現しています。
天国の側には神の祝福を受ける
聖女フォワの姿が見えます。

アップの中央部のイエスの像です。

教会内です。
ロマネスク様式の建物です。
重厚感を感じます。

正面祭壇です。

ステンドグラスです。

有名な抽象画家の
ピエール・スラージュ氏作品で、
１９９４年に制作されたものです。

ガラスを斜めに配置して、
光の当たり具合でステンドグラスの色彩が変わるようです。

ステンドグラスです。

天井のドームです。

礼拝堂です。

教会の壁にはフレスコ画見られます。

教会を出て、横側の教会の全景です。

教会内から見たステンドグラスです。

教会の横には中庭と回廊です。

回廊です。

回廊の地下に宝物庫があります。

修道院の建物です。
現在は修道士が５名ほどいるそうです。
巡礼の宿泊施設にもなっています。

宝物庫です。

聖女フォワの遺骨が納められた黄金の聖女像があります。
聖女像は５０ｃｍほどの座像で、
金色で宝飾品が飾られた豪華なものです。

館内は撮影禁止です。

宝物室です。
宝物庫とは別棟で、２階建ての家です。

こちらは調度品、タペストリー、教会の備品などが
展示されています。

街なかを歩いてみます。

お土産店です。

村のはずれまで歩いてきました。

村は２００ｍほどの狭さで
３０分程歩けば村は大体見て廻れます。

藤の花がきれいでした。

バラの花も。

街なかで食事です。

前菜。

メイン。

デザート。

谷に降りて行ってコンクの街並みです。

コンクは巡礼路にあたる街ですが、
訪れているときは巡礼の方たちは見かけませんでした。

山あいの村ですが、
サント・フォワ教会、宝物庫などを見ると
その豊かさが感じられます。