2017/05/12 - 2017/05/12
1019位(同エリア1777件中)
杏仁豆腐さん
創建1250年を記念し、西大寺をはじめ一門の各寺院に伝わる彫刻・絵画、工芸品など国宝、重要文化財を含む優れた仏教美術を紹介しています。西大寺と一門の名宝がまとめて公開されるのは、1990年以来、四半世紀ぶりとのことです。
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三井記念美術館の入口。
三井記念美術館は、多数の日本・東洋の優れた美術品を収蔵している三井文庫別館が、三井家及び三井グループに縁の深い日本橋に移転して、平成17年10月に開設した美術館です。 -
日本橋三井タワー1階アトリウムが入口。
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三井本館7階が三井美術館です。
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エレベーターの内部。
重厚な造りです。 -
エレベーターもすばらしい。
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エレベーターの前には彫刻。
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西大寺の歴史などを見ます。
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西大寺は、奈良時代に創建された官大寺を総称する「南都七大寺」の一つに数えられ、2015年に創建1250年を迎えました。
奈良時代、聖武天皇・光明皇后の後を継いだ娘帝の称徳天皇が「鎮護国家」の思いを込めて開創し、東大寺などと並び称される寺格を誇りました。
中世・鎌倉時代には、稀代の高僧・叡尊(えいそん)が出て、密教において戒律を重視した教え(後の”真言律“)を広め、「興法利生(こうぼうりしょう) 」をスローガンに独自の宗教活動を推進しました。
荒廃した西大寺を鎌倉期に再興する中興の祖・叡尊上人(1201~1290)は、若くして真言密教を学び、同寺に入住します。
精力的な活動の傍らで、京都・清凉寺の釈迦如来立像の模刻、愛染明王坐像や大黒天像などを発願し弟子や仏師と共に彫り上げ、現代も続く「光明真言会」や「大茶盛」を始めるなど、西大寺独特の文化をつくり上げました。 -
今回の見所の一つは、愛染明王坐像です。
愛染堂の秘仏本尊です。宝治元年(1247)叡尊と弟子たちは、西大寺に三宝(仏・法・僧)が永く伝えられることを求めて発願・結縁し、仏師善円(善慶と同一人物)が造立しました。
この年は叡尊が僧堂を造営した年に当たり、当初は叡尊が三宝久住の強い願いをこめて僧堂に安置したと考えられています。
朱色が残っていて、鮮やかな印象でした。 -
文殊菩薩騎獅像及び四侍者像も必見です。
この像は叡尊の没後弟子たちが発願して造像されたもので、叡尊の十三回忌に完成し、文殊堂の本尊とされました。現在は本堂西脇間に安置されています。昨年、西大寺に行った時に本堂で拝見しました。
今回は「文殊菩薩坐像」「善財童子立像」「最勝老人立像」を展示してあります。 -
浄瑠璃寺の秘仏「吉祥天立像」は後半の展示なので見ることができませんでした。
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音声ガイドの解説ナレーターは藤村紀子さん。
案内役に市川海老蔵。
二代目海老蔵は、1754年に西大寺様の愛染明王像が江戸で出開帳された際に、その容姿・化粧をかたどった隈取で「矢の根」の曾我五郎を演じて好評を博しました。江戸の人々の人気を得た「矢の根」は後に歌舞伎十八番のひとつとなっています。出開帳終了後には、公演好評の御礼として西大寺様に矢の根の絵馬を奉納しました。 -
ショップで善財童子フィギュアを購入しました。
重要文化財 文殊菩薩騎獅像および四侍者像の中の善財童子立像。
限定100個のフィギュアです。
2014年10月に東京国立博物館で開催された「日本国宝展 祈り、信じる力」
その時に、安倍文殊院の善財童子立像に魅せられました。
http://4travel.jp/travelogue/10944391
善財童子ファンとしては手に入れたいフィギアです。
満足です!!
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