2017/04/28 - 2017/04/29
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ぱっしょんKさん
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5月1日メーデー。世界労働者デー。インドも休みです。4月29日から会社は3連休。となれば旅行に行かなくては!!
海外研修社員Y君はこの連休チェンナイ日本人会の人たちとバンガロールにゴルフしに行くとのことで久しぶりのインド国内一人旅行になりました。
候補にあげたのはコナーラクとブッダガヤ。迷って選んだのはブッダガヤ。
ブッダガヤに行く予定を立てて航空チケットを購入したのですが、近くのナーランダーの仏教大学跡が2016年に世界遺産に登録されたことがわかり、行きのチケットをキャンセルして取り直すことにしました。
そうして立てた計画がこんな感じ
★4/28★←この旅行記
チェンナイ22:50→ニューデリー0:40 インディゴ6E704便
★4/29★←この旅行記
ニューデリー6:20→パトナ7:50 ゴーエアG8 135便
パトナ9:15→ナーランダ12:09 ラージギルインターエクスプレス
世界遺産ナーランダ大学見学
ナーランダ→ラージギル バス移動
ラージギルのラクシュミーナーラーヤン寺院(温泉寺院)見学
ガルギーゴータムヴィハールリゾート泊
4/30
ラージギル→ナーランダ バス移動
世界遺産 マハーボディー寺院
印度山日本寺見学
ブッダガヤレジェンシホテル
5/1
ブッダガヤ11:25→コルカタ12:35 エアインディアAI234
コルカタ14:45→チェンナイ17:05 エアインディアAI765
4/29
仕事が終わり、家で夕食を食べた後に地下鉄で空港に移動してデリーに飛びます。
デリーからパトナへの飛行機は朝4:00にチェックインが始まります。そこでデリーに着く一番遅い飛行機を選択。インドの夜便の飛行機は必ず遅れると私、ぱっしょんKは強く、強く信じております。ということはデリーであんまり待たなくては良いのでは。ということでホテルは取らず、空港で時間を潰すことにして旅を出発させました。
思惑通り行くかな!
チェンナイ→ナーランダ(ニューデリー、パトナ経由)の移動と最新世界遺産の見学旅です。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
- 航空会社
- インディゴ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
チェンナイ22:50に飛ぶ予定だったインディゴ6E704便。期待通り1時間遅れで飛んでくれました。これで思惑通りデリーの乗り換え待ち時間が減るはず!
-
ニューデリー着1:45。もうちょっと遅れて欲しかったけど、やっぱインドの夜のフライトは期待を裏切りません(笑)
到着したのはデリー空港第一ターミナル。
乗ってきたのはエアバスA320。 -
到着ロビーに入ったらトランジットの案内板を見つけて行ったら、警備員の人に出発ロビーに行ってくれ!
と言われ、 -
外に一度出て、
-
二階に上がり改めて中に入ります。
入って自動チェックインの機械でチェックインを試しますが、見事に早すぎて弾かれました。
時間は2時10分。 -
仕方がないので椅子に座ろうと思ったらあきがない!
喫茶店ベーカーストリートエクスプレスに入ることに。 -
アッサムティーを注文。140ルピー。
飲み終わったら3時15分。紅茶1杯で粘りましたが、やっぱりこれが限界。
自動チェックインの機械で再挑戦!
そしたらまだ3時台なのにチェックインできちゃいました。 -
安全検査を通ったら、時間は3時45分。
飛行機は6時に離陸しますからまだ搭乗までさえも2時間近くあります。 -
ということでバーに行ってビ~ル!とマサラピーナッツ。
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5時近くになりました。搭乗口に向かいます。
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バーは三階、お店があるのは二階。搭乗口は一階です。
ニューデリー空港第一ターミナルにはボーディングブリッジはありません。すべてバスでの搭乗になります。
簡単に言えば各方面に行く飛行機搭乗口まで行くためのバスターミナルです。 -
ゴーエアーはインドでは小さい航空会社です。色もインド最大のインディゴと同じ青色。
影が薄いです。 -
でもこれだけゴーエアーの飛行機が並ぶとなかなか精悍です。
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これがパトナまで行くゴーエアーG8135便。エアバスA320飛行機です。
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朝最初の飛行機ですから、さすがに遅れはありません。
6時に無事離陸しました。パトナまでの飛行時間は1時間半。
この写真を撮ったら熟睡に入りました。 -
なんと7:35。到着予定時刻よりも15分も早く到着しました。
飛行機から空港ターミナルビルまで歩いて行きます。 -
パトナ空港の外観。
ビハール州の州都の空港としては小さいです。 -
このおっちゃんのタクシーでパトナ駅に移動します。
車はマルチオムニ。スズキのエブリーです。値段は450ルピー。 -
走ること20分。パトナジャンクションに到着です。
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駅前のロータリーに来ました。
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駅前は露店が並びなかなかの活況です。
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乗って来たゴーエアーはLCCで朝食を食べていないので、駅前にあったこのレストランエモーションで朝食をとることにしました。
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注文したのはチーズローティ。
チーズたっぷりでピザのようでした。 -
そしてチャイを一杯。
駅に入ります。 -
パトナジャンクションです。
僕が乗るラージギルインターエクスプレスは9:15発。 -
ところが始発駅にもかかわらず遅れまくってくれました。1時間遅れでようやくラージギルインターエクスプレスが入線して来ました。
さぁ乗り込もうと思ったのですが、買っていたエアコン付きチェアーカーの車両がない!
駅員に聞いたら、ここに乗れ! -
と言われたのが、エアコンなしのスリーパーの車両。
結局この列車にエアコンチェアーカーの車両は繋がっていませんでした。
車掌が来て、スリーパーの席を指定してくれました。金額が安くなるので降りるナーランダ駅で駅員に返金請求をするように言われました。
まぁ305ルピーですから返金されても数十ルピーでしょうからいいや。とは思ったのですが、きっちりやってくれる車掌さんに感謝して返金票を受け取りました。 -
車掌さんはこの写真の一家をどかしてサイドスリーパーの下段を割り当ててくれました。
ごめんね~! -
初めてくるビハール州は緑豊かに映りました。
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緑の多いところを列車は走ります。
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車内販売でキュウリを購入。塩かけていただきました。
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南下すると緑がだんだん少なくなって来ました。
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遅れること1時間50分。
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ようやくナランダー駅に到着です。
まず駅員室に行って返金を試みます。
するとこの列車に乗って次の終点ラージギルまで行ってくれ!とおっしゃる。
馬鹿言うな!ナーランダ大学に行くために降りたのにこのまま行くわけないじゃん!!
もういい。返金しないでいいよ。と行ったら駅員全員に握手を求められました。
なんだかなぁ。 -
駅を出ました。
お腹が空いたのでお昼ご飯を食べたいな。と思い、馬車の運ちゃんが乗れと言うのを無視して大通りまで300メートルくらい歩いて出たのですが、なんもない。 -
と言うわけで馬車でナーランダ大学に向かうことにします。
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スタート!
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駅前の大通りを左に曲がってまっすぐ進みます。
ご飯食べたいけど。。。これじゃあねぇ~。 -
ナーランダの村の中をちょっと走りました。
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馬車で約20分。ナーランダ大学に到着しました。
まずは進んで来た道の右側のナーランダ博物館から見て行きます。
ここは博物館のチケット売り場。 -
チケットを買って奥に進みます。
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中に入ったらレストランがありました。
ちょうどいいので食事をとることにしました。 -
エッグフライドライスとチキンマサラを注文。
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食べ終わったら、改めて博物館に向かいます。
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門をくぐり
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この白い建物の中に入ります。中がナーランダ博物館。
この後行くナーランダ大学などから発掘されてものが展示されていました。
世界遺産ナーランダ大学に向かいます。 -
博物館入口と道を挟んで向かい側、世界遺産ナーランダ大学の入り口があります。
入場料は200ルピー -
ここは5世紀に建設された世界最古の大学の一つの佛教大学です。
-
ナーランダ大学と聞いてなかなか日本人にはピンとこないのですが、西遊記の旅の目的地がここナーランダ大学だと言えば多少わかるんじゃないでしょうか?
三蔵法師こと玄奘が7世紀にここまで旅をし、ここで学び、仏典を唐の都長安に持ち帰りました。 -
この壁の向こうがナーランダ大学の遺跡です。
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入場します。
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5番礼拝所跡。
ここの遺跡は礼拝所と僧院に大別されます。 -
この上には大きな礼拝堂の建物があったんでしょう。
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奥に進みます。
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1番礼拝堂跡。
ここも階段があるから、この上に礼拝堂の建物があったんでしょう。 -
1番礼拝堂から奥に進むと建物跡が残っています。
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煉瓦造り
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細かい部屋が並んでいます。
この突き当たりに -
こんな大きな建物の跡があります。
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礼拝堂院の跡でしょう。
来た通路を戻ります。 -
3番寺院跡。
建物は廃墟になっていますが、 -
釈迦像が
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あちこちに見られますが、
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皆顔が潰されています。
インドの仏教はすでに衰退していましたが、1193年デリースルタン朝のインドのマムルーク朝の侵略で破壊された時の跡です。
イスラムは偶像崇拝禁止ですから、顔が潰されるのはよくあることです。 -
大きな寺院だったのが分かります。
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-
3番寺院跡は裏に廻ることができます。
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裏側に回って来ました。
お寺の後の周りにストゥーパの土台が残っています。 -
裏側に彫刻が残る仏塔がありました。
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一番上のブッダ像は顔が綺麗に残っていました。
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2段目も残ってますが、
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一番下は手が届くところはダメですね。
潰されています。
次に進みます。 -
見た感じここナーランダ大学の中で一番大きな建物の跡です。
第12寺院です。 -
この寺院は二回の時期に建設された寺院。
初期の寺院は壁に派手な装飾がされていましたが、その上に建てた後の時期の建物は外壁は装飾の少ないものになりました。
この写真を見ると一目瞭然!
壁の下は装飾があって、後の時代に追加されて上の部分は装飾無し。 -
入り口がないからこちらは裏側ですね。
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この建物四隅が飛び出している作りです。
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東側に第12寺院への入り口があります。
僧院の後に向かいます。 -
8番僧院跡です。
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この広い資格のスペースは僧院。すなわち学生=修行僧が生活するところです。
左側に学生が生活した小部屋の跡が残っています。
広さは4畳半くらいかなぁ。 -
こちらは9番僧院跡ですが、井戸の跡があります。
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第13番寺院です。
寺院と礼拝所は学生が学んだ校舎の跡でもあります。 -
第10僧院跡の入り口です。
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ここには他の僧院同様学生が生活した個室の跡や集会場の跡などが残る保存状態のいい僧院跡です。が他の僧院と比べて特別な特徴はありません。
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第10僧院の外壁。
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第11僧院跡。
集会場の跡が残っています。 -
まだ発掘中の礼拝所跡。
この森の中にはまだ発掘されていない跡がまだまだ眠っていると言われています。
ナーランダー大学が当時ものすごく活況だったことがわかります。 -
聖廟2
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トカゲ発見!!
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第6僧院跡。
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柱、個室などの残る僧院跡でした。
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広いこのキャンパスを後にいたします。
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出口に向かう途中に第2寺院跡がありました。
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この寺院の土台に彫刻がされています。
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この彫刻はヒンドゥーのそれとは違います。
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かと言って日本や中国の仏像とも違う独特な感じの彫刻です。
ナーランダ大学の見学に使ったのは1時間45分ほど。
この時問題が。。。
軽い熱中症にかかっていました。両足のふくらはぎが何回かつってしまいました。
この後、あんなことになるなんて! -
馬車に乗ろうとした時にふくらはぎがまたつっちゃったんだよね~。
カメラレンズの日除けシェードが馬車の荷台に引っかかったのよね~ -
そしたら、シェードがレンズの一番外の枠を引っこ抜いて飛んで言ってしまいました。
ショック!!
カメラが壊れた方が良かった。。。。
レンズカバーはつけれない。一番上のガラスがカタカタ動くという状態。だけど、撮影はかろうじてできます。これからチェンナイに帰るまでごまかしごまかし撮影しました。
チェンナイに戻ってすぐにアマゾンで輸入購入したので今は新しいレンズで撮影しています。 -
ナーランダー村の中心まで馬車で移動して、ラージギル行きのバスに乗り込みます。
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ラッキなことに空いていました。
レンズ割れてちょっと落ち込み気味でしたが(苦) -
バスに乗ること20分でラージギルバスターミナルに到着です。
時間は5時過ぎ。
ここラージギルも仏教遺跡があるのですが、列車の遅れ、ナーランダ大学の見学時間がちょっと長かったこともあって遺跡を見るのは諦めます。 -
ラージギル駅に向かって歩きます。
目指すのは駅のすぐそばのホテル。 -
歩くこと5分。今日の宿、ガルギーゴータムヴィハールリゾートに到着です。
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ここがフロントです。
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チェックインします。
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この日の部屋はデラックスダブルルーム 1泊3500ルピー。
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トイレとシャワー。
この日は疲れました。前夜まともに寝てないのもありますしね。
結局夕飯も食べずに寝てしまいました。
明日はブッダガヤーに向かいます。
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