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暖かくなってきたので久しぶりにロングウォークしたくなり、4月下旬にダイヤモンドトレールを歩いてきました。<br />ダイヤモンドトレールは奈良県の屯鶴峯から大阪府の槙尾山まで、大阪府と奈良/和歌山県境にそって整備された自然歩道。その距離は45kmです。これを3分割して、各パートを日帰りでたずねました。<br />1日目は屯鶴峯から葛城山まで、約14kmの行程です。

ダイヤモンドトレールを歩く1/屯峯から葛城山まで

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2017/04/14 - 2017/04/14

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旅行記グループ ダイヤモンドトレイル2017

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walkingman

walkingmanさん

暖かくなってきたので久しぶりにロングウォークしたくなり、4月下旬にダイヤモンドトレールを歩いてきました。
ダイヤモンドトレールは奈良県の屯鶴峯から大阪府の槙尾山まで、大阪府と奈良/和歌山県境にそって整備された自然歩道。その距離は45kmです。これを3分割して、各パートを日帰りでたずねました。
1日目は屯鶴峯から葛城山まで、約14kmの行程です。

同行者
一人旅
交通手段
私鉄 徒歩

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  • 初日は屯鶴峯から葛城山までのコース。事前に調べたところでは約6時間のコースだそうです。<br /><br />スタート地点の屯鶴峯の最寄駅は近鉄南大阪線の上ノ太子駅。駅から3km強なので45分の距離ですが、道を間違えて1時間強かかってしまいました。“コンビニとかないかなあ”なんて思いながら国道166号線を進んでいたら方角がずれてしまい、遠回りをしてしまいました。ちなみに駅周辺に店はなさそうなので、昼食などは現地入り前に用意するほうがよさそうです。<br />

    初日は屯鶴峯から葛城山までのコース。事前に調べたところでは約6時間のコースだそうです。

    スタート地点の屯鶴峯の最寄駅は近鉄南大阪線の上ノ太子駅。駅から3km強なので45分の距離ですが、道を間違えて1時間強かかってしまいました。“コンビニとかないかなあ”なんて思いながら国道166号線を進んでいたら方角がずれてしまい、遠回りをしてしまいました。ちなみに駅周辺に店はなさそうなので、昼食などは現地入り前に用意するほうがよさそうです。

  • 9時15分、屯鶴峯の入口に到着。

    9時15分、屯鶴峯の入口に到着。

  • 上記立て看板の近くにダイヤモンドトレールの起点を示すプレートを発見。<br />起点の確認ができたので出発してもよいのですが、せっかくなので屯鶴峯を見ておくことに。立て看板の脇にある階段を進むと3分で屯鶴峯です。<br />

    上記立て看板の近くにダイヤモンドトレールの起点を示すプレートを発見。
    起点の確認ができたので出発してもよいのですが、せっかくなので屯鶴峯を見ておくことに。立て看板の脇にある階段を進むと3分で屯鶴峯です。

  • 屯鶴峯は凝灰岩の岩山。大きな石がそのまま隆起したような場所。<br />屯鶴という地名は岩が白くて鶴がたくさんいるように見えたところからつけられたのでしょうか。優雅なネーミングです。<br />もっとも、「どんづるぼう」と濁点が3個もあると言葉の響きとしては美しそうではありませんが。<br />

    屯鶴峯は凝灰岩の岩山。大きな石がそのまま隆起したような場所。
    屯鶴という地名は岩が白くて鶴がたくさんいるように見えたところからつけられたのでしょうか。優雅なネーミングです。
    もっとも、「どんづるぼう」と濁点が3個もあると言葉の響きとしては美しそうではありませんが。

  • 15分程見学してからトレール開始です。<br />駅から歩いて来るときに、途中にトレールの案内板があったのを確認済み。ここから山道に入ります。<br />

    15分程見学してからトレール開始です。
    駅から歩いて来るときに、途中にトレールの案内板があったのを確認済み。ここから山道に入ります。

  • 少し進むと、さっそく僕の嫌いな階段。この先も階段がいっぱいでした。歩き出してしばらくは小刻みな起伏がたくさんあって、その度に階段を上がって下りての繰り返し。ここ数ヶ月歩いていなかったので、足が坂道歩きにうまく対応できない。正直きつかった。手軽なハイキングコースだからと練習せず、舐めていたのを後悔しました。

    少し進むと、さっそく僕の嫌いな階段。この先も階段がいっぱいでした。歩き出してしばらくは小刻みな起伏がたくさんあって、その度に階段を上がって下りての繰り返し。ここ数ヶ月歩いていなかったので、足が坂道歩きにうまく対応できない。正直きつかった。手軽なハイキングコースだからと練習せず、舐めていたのを後悔しました。

  • 道には桜の花びらがいっぱい。でも目立っているのは杉の木で、ピンク色の花をつけた枝はみあたらない。この日(4月14日)ではもう桜の見頃は過ぎていました。

    道には桜の花びらがいっぱい。でも目立っているのは杉の木で、ピンク色の花をつけた枝はみあたらない。この日(4月14日)ではもう桜の見頃は過ぎていました。

  • 二上山付近まで進むとまだ花が残っていました。このあたりは標高が400mを越えているので、花の時期が多少遅いのでしょう。緑の山中に桜色の綿をそっと置いたよう。美しいです。<br /><br />二上山からは竹内峠にむかって下りです。<br />

    二上山付近まで進むとまだ花が残っていました。このあたりは標高が400mを越えているので、花の時期が多少遅いのでしょう。緑の山中に桜色の綿をそっと置いたよう。美しいです。

    二上山からは竹内峠にむかって下りです。

  • 11時30分、竹内街道。竹内街道は現在の国道166号線です。竹内街道は大阪と飛鳥を東西に結んだ古い道。当時は飛鳥が都で栄えていたので東に向かうほうが“のぼり”だったんですね。今とは逆なのが面白い。<br />そばにベンチがあったので小休止。<br />

    11時30分、竹内街道。竹内街道は現在の国道166号線です。竹内街道は大阪と飛鳥を東西に結んだ古い道。当時は飛鳥が都で栄えていたので東に向かうほうが“のぼり”だったんですね。今とは逆なのが面白い。
    そばにベンチがあったので小休止。

  • 竹内街道との交差地点付近は鶯の関という美しい名前がつけられています。でも肝心の説明板がこれじゃあねえ。

    竹内街道との交差地点付近は鶯の関という美しい名前がつけられています。でも肝心の説明板がこれじゃあねえ。

  • 竹内峠からは再び森の中。植林された杉が真っ直ぐのびて美しい。このあたりはゆったりと標高を上げていくコースのようで、前半より起伏がゆるやかです。

    竹内峠からは再び森の中。植林された杉が真っ直ぐのびて美しい。このあたりはゆったりと標高を上げていくコースのようで、前半より起伏がゆるやかです。

  • 12時20分に平石峠。ダイヤモンドトレールの標識が路上に。もともとはめ込まれていた土手が崩れてしまい適当な設置場所に困ったのか、路上にボコッと置かれていました。

    12時20分に平石峠。ダイヤモンドトレールの標識が路上に。もともとはめ込まれていた土手が崩れてしまい適当な設置場所に困ったのか、路上にボコッと置かれていました。

  • 13時10分に岩橋山。トレールロードから少し奥に入れば名所があるみたいです。ちょっと道草。

    13時10分に岩橋山。トレールロードから少し奥に入れば名所があるみたいです。ちょっと道草。

  • 久米の岩橋。見た感想は“これが橋?”。そして、“想像より小さい”。<br />石には人工的に掘った痕があり、わざわざここまで運ばれたよう。でも用途が不明。形状といい大きさといい橋には見えないけれど、どうしてこのネーミングなのでしょうか。<br /><br />久米の岩橋よりさらに奥に入れば胎内くぐりとか人面石とかあるって先程の案内板に書かれていたけれど、これはパスしました。なんかがっかり名所の匂いがするし、久しぶりのトレールで足も疲れているのであまり奥に入って距離をロスしたくないという気持ちがはたらきました。<br />

    久米の岩橋。見た感想は“これが橋?”。そして、“想像より小さい”。
    石には人工的に掘った痕があり、わざわざここまで運ばれたよう。でも用途が不明。形状といい大きさといい橋には見えないけれど、どうしてこのネーミングなのでしょうか。

    久米の岩橋よりさらに奥に入れば胎内くぐりとか人面石とかあるって先程の案内板に書かれていたけれど、これはパスしました。なんかがっかり名所の匂いがするし、久しぶりのトレールで足も疲れているのであまり奥に入って距離をロスしたくないという気持ちがはたらきました。

  • 岩橋そばのお不動様。手をあわせ、トレールの無事を祈りました。

    岩橋そばのお不動様。手をあわせ、トレールの無事を祈りました。

  • ズンズン進んで葛城山を目指します。道はよく整備されていて危険な箇所はありません。ただ、こんな感じの階段道が多くて辟易するけどね。鳥の鳴き声に励まされて頑張って進みます。

    ズンズン進んで葛城山を目指します。道はよく整備されていて危険な箇所はありません。ただ、こんな感じの階段道が多くて辟易するけどね。鳥の鳴き声に励まされて頑張って進みます。

  • 逃げていく蛇をあわてて撮った一枚。1mは超えていたな。

    逃げていく蛇をあわてて撮った一枚。1mは超えていたな。

  • 尾根道は気持ちがよくてテンションあがります。

    尾根道は気持ちがよくてテンションあがります。

  • 15時15分。もう少しでゴールの葛城山頂。山頂まで階段の少ない1.4kmと階段の多い1.0kmの選択。この頃には足が重くてどっちが楽かだけ考えていました。これ、迷うよ。

    15時15分。もう少しでゴールの葛城山頂。山頂まで階段の少ない1.4kmと階段の多い1.0kmの選択。この頃には足が重くてどっちが楽かだけ考えていました。これ、迷うよ。

  • 15時40分、葛城山頂。本日のゴール。

    15時40分、葛城山頂。本日のゴール。

  • 山上には天神社。役行者とも関連があるようで、ここが山岳信仰の地であったことが類推されます。

    山上には天神社。役行者とも関連があるようで、ここが山岳信仰の地であったことが類推されます。

  • 16時10分、神社そばのロープウェイの山上駅へ。次の便は16時30分でその次が17時発の最終便。ロープウェイを降りた登山口から接続するバスが17時15分発なので、どちらに乗車しても乗れるバスは同じ。随分時間がある。<br /><br />切符売り場の方に、歩いて下山するとどれ位時間がかかるのかたずねてみました。すると「1時間15分あれば。でもこれは多少余裕をみての話。1時間あれば可能です。」とのこと。いますぐに歩き出せばぎりぎりバスに間に合うということでしょうか。僕は歩く方を選択しました。夕方になり肌寒さを感じはじめていたので、じっと待っているよりは歩いたほうがいいと判断しました。足はだるいんだけどね。<br /><br />切符売り場の方に歩くと伝えると、イラスト地図をくれました。ロープウェイを利用しない僕にも親切。<br />

    16時10分、神社そばのロープウェイの山上駅へ。次の便は16時30分でその次が17時発の最終便。ロープウェイを降りた登山口から接続するバスが17時15分発なので、どちらに乗車しても乗れるバスは同じ。随分時間がある。

    切符売り場の方に、歩いて下山するとどれ位時間がかかるのかたずねてみました。すると「1時間15分あれば。でもこれは多少余裕をみての話。1時間あれば可能です。」とのこと。いますぐに歩き出せばぎりぎりバスに間に合うということでしょうか。僕は歩く方を選択しました。夕方になり肌寒さを感じはじめていたので、じっと待っているよりは歩いたほうがいいと判断しました。足はだるいんだけどね。

    切符売り場の方に歩くと伝えると、イラスト地図をくれました。ロープウェイを利用しない僕にも親切。

  • 山頂からは長い階段をおります。これ、膝にくる。この階段の先もずっと下り。<br />しかもこの道は階段の段差が大きい。そして所々荒れている。膝がカクカクする。ちゃんとトレッキングポールを持ってきてよかったと感じました。<br />今日歩いたルートの中でいちばん荒れていました。<br />

    山頂からは長い階段をおります。これ、膝にくる。この階段の先もずっと下り。
    しかもこの道は階段の段差が大きい。そして所々荒れている。膝がカクカクする。ちゃんとトレッキングポールを持ってきてよかったと感じました。
    今日歩いたルートの中でいちばん荒れていました。

  • なかにはこんなふうに階段が壊れてしまっているところも。

    なかにはこんなふうに階段が壊れてしまっているところも。

  • 17時5分、葛城ロープウェイ前バス停着。急いで急いで50分だから、いつもの調子で歩いたら1時間かかったと思います。まして上りならもう少しかかっただろうなあ。

    17時5分、葛城ロープウェイ前バス停着。急いで急いで50分だから、いつもの調子で歩いたら1時間かかったと思います。まして上りならもう少しかかっただろうなあ。

  • バスの乗客は僕一人。15分で近鉄御所駅に到着です。

    バスの乗客は僕一人。15分で近鉄御所駅に到着です。

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