2015/10/21 - 2015/10/29
1438位(同エリア6869件中)
スーポンドイツさん
- スーポンドイツさんTOP
- 旅行記161冊
- クチコミ16件
- Q&A回答9件
- 501,503アクセス
- フォロワー44人
コロニア・グエルでガウディを堪能したあとは、モンタネールの代表作カタルーニャ音楽堂へ
http://www.palaumusica.cat/en/about-us_1444
そのあと、街歩きを楽しみます。
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- エミレーツ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
10月22日(木)バルセロナのホテル到着後、すぐにでも街歩きをしたいすーぽんでしたが、残りの二人はベッドに寝転がってしまいました。
この時期ガイドツアーは15:30がラスト、もう間に合いません。
予約しておかないでよかった!結局この日の見学は諦め、ひと休みしてから場所だけ確認に出かけます。 -
カタルーニャ音楽堂はリュイス・ドメネク・イ・モンタネールの代表作
19世紀末スペインで開花したモデルニスモの建築で、外壁は朱色のレンガや花模様で美しく飾られています。
ユネスコの世界遺産に登録されている建築の中、世界でただ一つ現役のコンサートホールだそうです。
あいにくこの日夜のプログラムはなし。 -
建物の東角は船の舳先のようになっており、カタルーニャの守護聖人騎士サン・ジョルディの彫刻があります。
サン・ジョルディについてはこちら↓
http://www.ajac.ne.jp/stjordi.html -
そして、翌日10月23日(金)コロニア・グエルからいったんホテルへ戻り、そこから歩いて5分、カタルーニャ音楽堂にやってきました。
この柱の中にいるお姉さんからチケット(ひとり18ユーロ)購入します。 -
カタルーニャ語・スペイン語・フランス語・イタリア語・英語でのガイドツアーがあります。
顔を見て?「English?」と聞かれました。どうも3人分なかった様子でしたが、うち1枚を15:30から15;00に書き換えて渡してくれました。感謝!
それぞれ美しいチケットです。 -
指定された時間まで余裕があったので、周りを歩いてみます。
こちら側は外壁がガラスで覆われています。
子供はどこもかわいい~ -
世界遺産の中で営業しているバル
柱・天井にバラの花が咲いています。 -
見学の所要時間は55分
まずリハーサル室でビデオを20分見ます。
オルフェオ・カタラン合唱団の本拠地ですが、モンセラート・カバリエ、ホセ・カレーラス、カラヤンの映像も映し出されました。 -
中央階段を上り、2階に向かいます。
ねじねじの柱の周りに黄色いガラス、バラの彫刻、隅々まで手が込んでいます。 -
控室には絵画や頭像が置かれています。
パウロ・カザルス
ホワイトハウスでのコンサート「鳥の歌」
https://www.youtube.com/watch?v=qKoX01170l0 -
テラスに出ると、トレンカディス(破砕タイルによるモザイク)で鮮やかに彩られた柱
それぞれ違ったデザインの花が咲いています。 -
シャンデリア
-
ドアが開かれると、「わぉ~」と歓声が沸きます。各国共通!
2200人収容するコンサートホールです。
カタルーニャの伝統音楽を歌う合唱団のために建てられたものなので、ステージは小さめですが、なんて豪華なこと! -
客席の天井には直径7mのステンドグラス
-
美しい曲線と直線
-
正面のパイプオルガン
演奏があったかどうか記憶が薄れました。 -
18体のミューズたちがステージを取り囲んでいます。
上半身だけ立体的なのはなぜかしら?
民族音楽(左)と古典音楽(右)を表しているらしく、それぞれが楽器を演奏しています。 -
ステージ右の柱には、ベートーベンの胸像
上部はワーグナーの楽曲「ワルキューレ」から天上を駆ける馬と騎士の彫刻があり、クラシック音楽を表しています。 -
左の柱には、カタルーニャの作曲家アンセルム・クラーベの胸像と柳の木の下で歌う三人の女性がいて、民族音楽を表しています。
当時の豊かな経済力を背景に、カタルーニャの伝統やアイデンティティへの思いは相当なものです。 -
サン・ジョルディがドラゴンから守った王女にプレゼントしたという薔薇や、ヤシの葉、孔雀のモチーフが溢れています。
細部までこだわった装飾的な空間ですが、音楽堂らしいリズミカルな動きも感じます。 -
太陽をシンボルにしたステンドグラス、外光を取り入れただけとは思えないほどの輝きです。
-
2Fから見るとこんなに立体的
-
ここまでやるかと思うほど豪華絢爛な音楽堂でしたが、建築家モンタネールとカタルーニャを愛する人たちの熱い思いが伝わってきました。
建物の保護のため、外をガラスで覆ったのでしょう。 -
見学を終えて1Fに降りると、どこかの国の民族衣装の美女たち
-
土産物売り場
包み紙が美しいチョコレートのお土産は音楽家の友人に♪ -
ホテルに戻る途中、文具屋のディスプレイの鮮やさに惹かれて立ち寄ります。
-
エル・コルテ・イングレスの食料品売り場をのぞいてみます。
-
なにかスポーツ用品のような生ハム
一般の家庭でも1本買って帰るのでしょうか?スライサーは一家に一台?いったい何日で食べきるのでしょうか? -
デパートにはFCバルセロナのコーナーがあり、バルサのウェアやグッズが充実しています。息子へのお土産にTシャツ23ユーロ、手袋24ユーロ
-
ホテルの近くで生ハムを切っているお兄さんを見つけ、この店で軽く夕食
-
ホテルから西へ向かうとすぐランブラス通りに出ます。
露店にはFCバルセロナグッズのお土産がいっぱい。意外にもレアルマドリードのお店がありましたが、敵地バルセロナでは入りにくいでしょう。 -
しばらく歩くと賑やかなところに出ました。
サン・ジョセップ市場はバルセロナ最大の市場です。 -
魚屋のお姉さん、何をさばいているのでしょう?
-
果物・野菜も色鮮やか
-
ハム・ソーセージ・チーズetc.アイスクリームの種類も豊富です。
地元の人、観光客が入り乱れ、通路は人でいっぱいです。 -
疲れた息子を残して二人で夜のデート
カタルーニャ広場に出ると、バルサグッズやバッグ類を売る怪しげなお兄さん
警官が来そうになると何か合図があるようで、下敷きにしている白い布に商売道具をまとめて担ぎ一目散に逃げだします。 -
地下鉄に乗ってスペイン広場にあるショッピングセンター「アレナス」へ
コロニア・グエルの帰り道に見たところです。
遅い時間なので、内側の店は閉まっていましたが、屋上のレストラン街は賑やかです。 -
1ユーロ支払い、左端のタワーになっている部分のエレベーターに乗り屋上へ
-
レストラン街を一周してからMさんの行かれた「QUINTO QUINTA」
大グループがいて店員は大忙し -
モンジュイックの丘のふもと、カタルーニャ美術館前で繰り広げられる噴水ショー「フェンテ・マヒカ」も遠望できます。
ミロ美術館へも行きたかったなぁ~バルセロナに未練を残し明日はグラナダへ
早朝出発なのでこのへんで・・
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (4)
-
- willyさん 2020/06/05 12:52:38
- 美しいですねぇ~
- すーぽん様
ガウディの偉大さは理解しつつもさほど興味がなく、かつ地域性が強いこともあってバルセロナ方面はいまだ射程距離にないのですが、この美しさには圧倒されました。陰影のある複雑なストレートでない、などと凡人がいくら言葉を連ねてももどかしいですね。どうもスペインの美には陰鬱と寂寞を感じてしまいます。
サン・ジョルディについても知ることができてありがとうございます。本屋さんで見かけても「なんだろな」程度しかなかったです。なるほどでした。
そしてやっとアルハンブラまで戻ってきました。この間2か月、旅行記の旅をさせていただきましてありがとうございました。また新しい旅行記も楽しみにお待ちしています。
(あ、クロアチアなどあと数編未読がありますけど多分今日中・・笑)
willy
- スーポンドイツさん からの返信 2020/06/05 16:30:28
- Re: 美しいですねぇ~
- willyさま
長期にわたりこの時期を活用?してご訪問・コメント・投票をたくさんいただき有難うございました。
「観光客は帰れ!」というデモまであったバルセロナ、とはいえ財源は観光業ですから、7月からもう外国人観光客を受け入れるそうです。
市内のガウディの建築物を全部見ようとすると、×3人で超高額になります。それにあまり興味がなかったので・・。
モンタネール(ムンタネー)の音楽堂は想像以上、息を呑むってこのことかと思いました。
”陰鬱と寂寞”美しい表現ですね。歴史や宗教、そして民族問題の影響大なのかもしれません。
すーぽん
-
- とんちゃん健康一番さん 2017/05/26 07:01:28
- お邪魔しますぅ☆
- スーポンドイツさん♪
ご無沙汰しております!(^^)!
バルセロナの旅行記にお邪魔します☆
カタルーニャ音楽堂♪
素敵ですねぇ☆
表紙のフォト、すごく美しいです。
パイプオルガンの配置場所がすごく良い!!!
そしてステンドグラスが素晴らしい♪
私も見てみたい!(^^)!
スペインに行きたくなりました。
また、ゆっくりお邪魔させて頂きます☆
- スーポンドイツさん からの返信 2017/05/26 07:35:49
- RE: お邪魔しますぅ☆
- とんちゃん、ありがとう♪来てくださって嬉しい〜
ドイツの地方都市をどんどん開拓され、ドイツ語も流暢になられたことでしょう。
今回、個人旅行の大変さと面白さを体験しましたが、とんちゃんご夫妻の行動力に改めてすごい!と感心しています。
> パイプオルガンの配置場所がすごく良い!!!
ドイツの教会で見慣れた光景でしょうが、さすが目の付け所が違う!
これからも健康一番で旅を楽しみたいですね。
すーぽん
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
4
40