奥の細道・須賀川と白河をめぐる

2017/05/05 - 2017/05/05

前日に仙台空港から須賀川まで移動して一泊し、奥の細道に登場する須賀川と白河の名所をめぐる旅をしました。

エリア 福島

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

ホテルを出て最初に訪れたのが十念寺です。
奥の細道で芭蕉は、須賀川の寺社を訪ねて地元の俳人と
俳諧を楽しんだといわれています。

十念寺には芭蕉の句碑があります。

須賀川は特撮の神様・円谷英二さんの出身地であり、
通りにはウルトラマンの像が設置されていました。

こちらはゴモラの像です。

芭蕉は僧・可伸のもとを訪ね、俳句を残しています。
その可伸の庵があった場所です。

可伸庵跡(軒の栗跡) 名所・史跡

朝からかなり暑かったので、タクシーを利用して、
国指定名勝の須賀川牡丹園へやってきました。
早咲きの牡丹が綺麗でした。

須賀川牡丹園 公園・植物園

赤の牡丹とともに、黄色の牡丹も見られました。

須賀川牡丹園には日本庭園もあり、
四季折々の風景を楽しむことができます。

赤チューリップの畑です。

黄色チューリップも満開でした。

帰りはバスを利用して須賀川駅まで行きます。

須賀川駅は観光案内所を兼ねたもので大きな駅舎です。
50分後の黒磯行きの電車に乗って白河まで行きます。

須賀川駅 駅

白河駅は大正ロマンを感じる駅舎でお気に入りです。
駅前からJRバスで南湖公園へ向かいます。

白河駅 駅

南湖公園は1801年に白河藩主・松平定信によって
築造された公園です。
白河を代表するスポットの1つになっています。

南湖公園 公園・植物園

風景を楽しむこと以外に、水田に水を引き込むための
池としての役割もあります。

南湖公園は武士や民衆など、誰もが楽しめることを
理念にして造られたそうです。

東口から出て福島交通のバス停までいき、
白河の関行きのバスに乗ります。

白河の関へ行くバスは1日に2本しかありません。

20分少しで白河の関に到着しました。
白河は奥州の関門として人や物資を監視する、
検問が設けられていました。

白河関跡 名所・史跡

この先には白河神社が建てられています。
空堀、土塁が見られ、ここが白河の関があった場所とされ、
国の史跡に指定されています。

案内に従って進んでいくと、
樹齢800年という二位の杉がありました。

白河の関跡の隣には関の森公園があります。
ここでざるそばを食べて、15:15発のバスで白河駅へ。

白河関の森公園 公園・植物園

17時の電車に乗るので、電車までの時間で小峰城へ。
地震の影響で石垣の一部は修復中でした。

小峰城は南北朝時代に小峰氏の居城として築城され、
初代白河藩主となった丹羽長重は本丸・二の丸を石垣にする
大改修を行い、城下町を整備したそうです。

小峰城 名所・史跡

宇都宮で快速ラビットに乗り換え、久喜へ。
久喜で東武伊勢崎線に乗り換えて羽生まで行きます。

宇都宮駅 駅

羽生駅で秩父鉄道に乗り換えて、今日宿泊する熊谷へ。
次の日は秩父札所めぐりと芝桜の丘へ行きます。

羽生駅 駅