2016/09/15 - 2016/09/16
4位(同エリア10件中)
SUR SHANGHAIさん
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コルシカ島西部にあるアジャクシオの街から、中央部のコルテ経由で戻って来た北西部の港町バスティア。
途中から雨が降り始めて気持ちがブルーになったところで、バスティア港とリグリア海を見下ろす高台のシタデル内にあるオテル・ドゥ・グーヴェルヌールにチェック・イン!
このホテルの名のグーヴェルヌールとは、知事とか総督を意味する言葉。
かつてバスティア港を守っていた総督の邸宅を改装したというホテルだけあって、港全体やリグリア海を渡って出入りする船が一望できる立地になっています。
そんな眺めをお部屋のベランダから見下ろした後は、さっきまでのブルーな気持ちも雲散霧消。(((o(*゚▽゚*)o)))
この編では、二泊したそのホテル周辺のシタデル内や、バスティア港のあたりもまとめてご紹介しようと思います。
表紙の画像は、オテル・ドゥ・グーヴェルヌールの自室から見たバスティア港の夜景。
●注: コルシカ島のフランス語名はコルス島。
コルシカ島と言う呼称はイタリア語名になります。
よって、本来ならフランスの旅行記ではコルス島と呼ぶべきですが、日本ではコルシカ島の名の方が一般的なので、この旅行記でもコルシカ島と呼ぶことにします。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
前編でご紹介したコルテの街から、途中の休憩時間を含めて1時間半でアジャクシオの街に到着。
アジャクシオはコルシカ島北東部にある港町で、コルシカ島最大の街。
…と言っても人口は6万足らず。’
今回のコルシカ島の旅の始めに、イタリアのサヴォナからフェリーで着いた街なんですが、その翌日にはすぐカルヴィへ移動したので未知の街。
最初、夜になってから着いた時のビジネス・ホテル的お宿とは一線を画すホテルを予約してあるし、今日明日は街歩きも楽しめそう。(≧▽≦)
ただ気になるのは、コルテを出てから降り始めた雨。
気分はブルー。 -
今日明日泊まるオテル・ドゥ・グーヴェルヌールは、アジャクシオのシタデル内にあるホテル。
ホテル脇まで行く車道は一応あるんですが、土地の人しか分からない込み入った迷路。
車で行く方は、パーク・シタデルと言うシタデルの地下駐車場に一旦車を停め、手荷物だけ持ってチェックインに行きましょう。
この駐車場からホテルまでは徒歩5分程度。
チェックイン後、大きな荷物はスタッフが車を出して取りに行ってくれ、宿泊者はこの駐車場は無料になります。 -
上記の地下駐車場から見えたアジャクシオのシタデルの一画。
要塞だけあって、周囲が見渡せるリグリア海に面した岩の丘に立っています。
あ、ちょっと晴れ間が出て来たね。
この後は、時折サーッと降って来る通り雨に濡れながらオテル・ドゥ・グーヴェルヌールへ。 -
オテル・ドゥ・グーヴェルヌールは数階建て。
ホテルとしては小振りでも、元はバスティア港を守っていた総督の邸宅を改装してあって、ロビー周りも重々しくない程度の風格あり。
右手奥の明るいスペースはカフェ・バー兼朝食会場。
チェック・インも済んで、スタッフおにいさんが上記の駐車場へ荷物を取りに行ってくれるのを待ってからお部屋に行ってみました。オテル デ グベルナール ホテル
-
オテル・ドゥ・グーヴェルヌールでは、シービューのバルコニー付きスーペリア・ルームを予約して行ったSUR SHANGHAIとその旦那。
お部屋自体は広くは無かったんですが、シンプル且つシックにリノベされてあって清潔。
一通りのアメニティ類は揃っていました。
何よりも、この画像で見えているバルコニーからの眺めが抜群なんですよ。
そこからの眺めをご紹介する前に、浴室はどうかと言うと…、オテル デ グベルナール ホテル
-
…ここもシンプルにまとめられた空間で清潔。
浴槽は無く、シャワーブースだったのは別にいいんですが、狭くてお湯がブース外側の床にまではねたのがちょっとマイナス点。
でも、元々ホテルとして建てられた建物ではない点を考慮に入れれば十分よし。オテル デ グベルナール ホテル
-
さて、オテル・ドゥ・グーヴェルヌールのベランダから見える景色はと言うと、まず正面にはリグリア海の水平線。
お天気さえよければ、朝日も拝めます。
左手を見ると…、オテル デ グベルナール ホテル
-
…バスティア港の入り口となる防波堤。
フェリーが出入りする様子もばっちり!
この画像だと、画像左奥に通り雨の雲と雨脚が黒く見えていますが…、 -
イチオシ
…しばらくすると、雲の切れ間から差して来た日の光で、水平線の上に虹の足元だけがくっきり!
何だかとってもシュールな光景。
たまたまベランダに出ていた旦那が気づいてよかった!(^◇^)
これを見た後は、ブルーだった気分も晴れ晴れ。 -
雲の切れ間が移動するに従って、最初は足元だけ見えていた虹が一片の切れ端となってリグリア海上空に。
半円形になった虹もきれいだけど、一部だけ空に架かる姿もいいね。 -
リグリア海の向こうからやって来るフェリーが。
このバスティア港を目指しているみたい。
黄色い船体だから、コルシカ・フェリーだね。
フェリーの上からもあの虹は見えているだろうか。
SUR SHANGHAIたちは、サヴォナ(イタリア)→バスティア→リヴォルノ(イタリア)間でコルシカ・フェリーのシャワー付きキャビンを利用してみたところなかなか良かったです。
コルシカ・フェリーのスケジュールや航路、料金、予約に関しては、下記のフェリー予約サイトでも見てみるといいと思います。
http://www.aferry.jp/corsica-sardinia-ferries-jp.htm (日本語版) -
バスティア港に入港して来たフェリー。
あ、やっぱりコルシカ・フェリーだったね。(o^―^o)
どこからの便だっただろう。
お疲れさま!
オテル・ドゥ・グーヴェルヌールのベランダ付きのお部屋からは、さらに左寄りにある旧港の街並みも見えたんですが、それは夜景でご紹介することにして、ちょっと出かけてみます。 -
バスティアの城壁に囲まれたシタデル内にはオテル・ドゥ・グーヴェルヌールのほか、民家や教会、レストランなどがコチャコチャと建物が立ち並んで一つの小さな町のよう。
このバスティア博物館は、15~18世紀に造られたジェノヴァ人歴代の旧総督の邸宅だったそうですが、この日はもう夕方で閉館。
翌日はバスティアからの日帰りドライブに出かけたので、内部展示が見られなかったのが残念。 -
これは、SUR SHANGHAIたちが泊まったオテル・ドゥ・グーヴェルヌールを城壁内の斜面の下から見た様子。
ホテルとしての規模はごく小さいのがこの画像でよくわかると思います。オテル デ グベルナール ホテル
-
オテル・ドゥ・グーヴェルヌールのベランダから見えたバスティアの旧港沿いの街並みがよかったので、城壁外側に通じる階段を見つけて行ってみます。
これは階段を下りて行く途中で振り向いて見上げた様子。
この階段上のエスカリエ・ロミューという歩道も、バスティア港を見下ろす格好の展望台になってます。
オテル・ドゥ・グーヴェルヌールに泊まらなくても、この辺りは歩いてみる価値あり。 -
バスティアには、大型の国際フェリーが発着する新しい大きな港のほか、その南側にはレジャーボートが多数停泊する旧港が。
ここはテラ・ヴェキアという地区で、この画像で左奥に見える二本の塔を持つ建物はサン・ジャン・バティスト・ド・バスティア聖堂。
ここはオテル・ドゥ・グーヴェルヌールからだと楽々の徒歩圏内。
レストランもたくさん並んでいるので、食事時に来てみては? -
バスティアの旧港があるテラ・ヴェキア地区には、レジャーボートと古びた集合住宅がびっしり。
潮の匂いにボートの塗料や燃料の匂いも混じる港町。 -
バスティアの旧港沿いにはシーフードをメインにしたレストランがずらり。
そろそろ食事時だし、ここで食べて行くのもよさそう!
どこがおいしいかなあ。 -
気軽に入れる雰囲気のあのお店にしてみようか。
COTE MARINEというお店の名前の通りシーフードがメインで…、 -
…最初に頼んでシェアしたサラダも、野菜よりムール貝やタコなどのシーフードの方が多い位。
この日のメインはと言うと…、 -
…これまたシーフード尽くし。(笑)
おいしかったけど、SUR SHANGHAIはパスタはトマト・ソース系が好きだから、メニューにもソースの種類を書いておいてほしかったな。 -
バスティア旧港沿いの街並みにも夜が来た。
港そばのサン・ジャン・バティスト・ド・バスティア聖堂もライトアップされる頃。 -
雨も上がったし、オテル・ドゥ・グーヴェルヌールにはまっすぐ帰らず、シタデル内外を見て回ります。
ここは、この旅行記の出だしに車を停めた地下駐車場上にある広場。
バスティアの街の名の由来は、15~17世紀にジェノヴァ人によって築かれたバスティーリャ(=シタデル)なんだそう。
画像右半分に見えているのがその城壁の一部。
このシタデルがある岩の丘一帯はテラ・ノヴァ地区と言うそうです。 -
夜に入るとライトアップされるバスティアのシタデル。
決して派手ではなく、中世のほの暗さを彷彿とさせる風情あり。 -
イチオシ
バスティアのシタデル内探索。
例によって、古い家並みが入り組んだ路地が迷路のよう。
でも、規模的にはうんと大きくは無いので安心して歩けました。 -
バスティアのシタデル内。
シタデルのほぼ中心にあるこの白い建物はサント・クロワ教会。
この時にはもう夜で閉まっていたんですが、翌朝早く行ってみたところ…、 -
…バスティアのシタデル内にあるサント・クロワ教会は小粒ながら重厚な雰囲気。
出入口を振り返ってみると…、 -
…ちょうどパイプ・オルガンの清掃か調整をしている人がいて、グループで入って来た観光客がそれを見学中でした。
-
バスティアのシタデル内には、秘密めかしたミステリアスな雰囲気の小路も。
-
バスティアのシタデル内。
小さな広場周りには古びた建物が。
これも集合住宅になっているのかな。
ひっそりと明かりが漏れる鎧戸もあった。 -
古色蒼然としたバスティアのシタデルに似つかわしい雰囲気の建物が。
誰かが住んでいるような雰囲気もあった。
これだけ古い家の建物の住み心地はどうだろう。
一度試してみたくなる。 -
バスティア旧港があるテラ・ヴェキア地区を見下ろす小路沿いにはレストランも並んでいたシタデル内。
今日は雨振りの後だったせいかどうか、お客はポツポツ。
晴れた翌日には屋外席にお客がぎっしり! -
シタデルがある丘の上から下に通じる階段もある街並み。
う~ん、いいなこの感じ。 -
シタデル内にあった街路樹のライトアップ。
センスいい演出よね。 -
コルシカ島のシンボル、ムーア人の横顔が描かれた壁の前を通り過ぎて行く人の影までかっこいい。(≧▽≦)
-
イチオシ
シタデル内をぐるぐる見て回っているうちに、オテル・ドゥ・グーヴェルヌールのエントランス前に戻って来ていた。
あれ? いつの間に?オテル デ グベルナール ホテル
-
さて、ここでオテル・ドゥ・グーヴェルヌールの自室から見たバスティア港の夕景・夜景をご紹介。
これは国際フェリーも発着する新港方向の眺め。
この画像ではたまたま黄色い船体のコルシカ・フェリーだけが見えていますが、他会社のフェリーもやって来ます。 -
イチオシ
オテル・ドゥ・グーヴェルヌールの自室からは、バスティアの新港に続いて、旧港があるテラ・ヴェキア地区もバッチリ!
う~ん、夕景だと華やかな感じでロマンチック!
シタデルの城壁沿いからも、これと同じような景色が楽しめる場所がありますよ。
探してみては? -
バスティアの旧港があるテラ・ヴェキア地区の夜景。
華やかな感じだった夕景と比べると、重々しい歴史が感じられる。 -
イチオシ
これもオテル・ドゥ・グーヴェルヌールの自室から見た夜景。
雨も上がった夕暮れには、リグリア海から月がふんわりと昇ってきた。 -
一夜明け、オテル・ドゥ・グーヴェルヌールの自室から見た朝のリグリア海。
水平線の向こうが徐々に赤くなる様子を見たくて、早起きした甲斐があった! -
まだすっかり夜が明けていない時間にもバスティア港に入って来たフェリーがあった。
あれはモビー・ラインズの船。
船体に大きく書かれたMOBYのほか、ポップな絵柄が可愛いのよね。
モビー・ラインズも、コルシカ島とイタリアやフランス本土を結ぶフェリーを出しています。
時刻表+航海情報などは、次のチケット予約サイトのページを見てみるといいですよ。
https://www.aferry.jp/moby-lines-ferries-jp.htm -
オテル・ドゥ・グーヴェルヌールの自室ベランダでコーヒーを楽しんでいるうちにあたりが明るくなってきた。
ああ、いい朝だ!ヾ(*´∀`*)ノ -
オテル・ドゥ・グーヴェルヌールのブッフェ式朝食。
簡単ながら、グルメっぽい品揃えとディスプレイがきれいで、自分のお皿に取り分けるのがちょっと気が引けた。
チーズやハム類がおいしかったな。
どうせなら、バターをもうちょっとグレードアップしたら言うこと無し! -
バスティアの旧港があるテラ・ヴェキア地区上空を金色に染め上げる朝日。
今日もいい日になりますように。
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