秘境ギアナ高地とエンジェルフォール2日目

2014/09/10 - 2014/09/18

１００か国目の観光地としてベネズエラのエンジェルフォールに行くことに決めました。
遊覧飛行と徒歩でエンジェルフォールを見に行くことができました。
滝の高さが世界一、雨季の６月～１２月が雨が多く滝の水も多いという、この時期がいいようだ。遊覧飛行では雨のため滝が見えないことも多いようだがそれはまたそれでよし。
行きに3日、滞在3日、帰りが3日という旅行になります。

成田からNY乗り継ぎマイアミ泊まり

マイアミからベネズエラのバルセロナへ飛行、国内便でプエルトオルダスへ飛行、二泊目。

プエルトオルダスからセスナ機でギアナ高原国立公園カナイマ空港へ、ロッジで3泊。

ギアナ高地の3日間の観光です。エンジェルフォールの滝の下へ向かう、2日目です。

エリア ギアナ高地周辺(ベネズエラ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 50万円 - 100万円
• 交通手段: 船 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

エンジェルフォールとジャングルハイキングです。綺麗にエンジェルフォールが見られるか雲の中に隠れて何も見えないか、一部でも姿を見せてくれるか、神に祈るしかない。
４時半起床、４時５０分まだ薄暗い中トラックバスで出発。リュックサック、軍手、川を歩いて渡るので対応できる靴下や靴、山登りもあるのでそれに合う動きやすい靴、雨具、虫よけ、折たたみの杖、水。
カメラと防水対策のポリ袋など準備して出かける。
まず川を遡上するもーたーぼとに分乗。

夜が明けてきます。
ギアナの特徴あるテーブルマウンテン、テプイという。100個以上あるようです。

モータボートは高速で川を上ります。救命胴衣と雨合羽は必需品。

水しぶきを上げて高速で進みます。

10人乗りです。川は途中に瀬になって岩が出ていて船底を打つ場所もあります。
人を乗せて乗り切るのが危険なところは、下船し歩き、船は空で上流に行ってまた乗船します。

瀬があるため下船し、陸路でも30分以上歩きます。
だいぶ日が高くなってきました。

陸路は平たんなところです。

上流の乗船場で再び同じ船に乗ります。

テプイがたくさん見えます、雨で浸食されて平地のジャングルができました。テプイは堅い岩であり浸食されずに残っているようです。何十億年もの歴史です。

朝食前ですもう少しの辛抱です。

再び乗船してさらに上流の支流に入っていきます。

乗船です。

乗船し再び上流へ、少しして接岸しガイドさんが準備した朝食です。

川の水はコーラ色をしています。透明です、濁っているわけではありません。
両岸に広がるジャングルの樹木の葉っぱが堆積し、その成分が川に流れています、酸性が強く魚は住んでいません。

急流では水しぶきをかぶります。

同僚の船も並走します。

天候が目まぐるしく変わる、晴れてくれそうな予感がする。

テプイがいくつも現れます、エンジェルフォールもこうした一つのテプイにあります、

ようやく朝食のサンドです。

再び乗船しさらに上流に向かいます。午後は大雨になることが多いのでなるべく午前中に展望台まで行きたい。

さらに遡上します。

瀬に差し掛かると船は大きく揺れます。

もうすぐ到着です。

水しぶきを上げてもう少しです。

川幅も狭くなり急流です。

いい天気になってきました。

見えてきました、エンジェルフォールです。

エンジェルフォールだ、上部は雲の中、雨が降っているようだ、雨が降るとすぐ全量が滝となって流れ落ちるから水量が多い滝が見られる。

船を下り、はだしで川を渡り、靴を履き、雨具、軍手、虫よけをつけて熱帯雨林の中を進む、雨具もいつでも出せるようにしておく。

浅瀬のところを渡ります。

熱帯雨林のジャングルを進みます、雨も毎日あるのでぬかっているところもたくさんあります。

熱帯雨林は蒸し暑いです。1時間以上の歩行です。

雨がまだ降っていないので助かります。

途中までは平たんが続きます。

足元は雨に洗われ木の根がむき出しです。

いよいよエンジェルの標識です。
この先が急な登りで約200mの高さの展望台に続く岩場です。

エンジェルフォールが見えてきました。

エンジェルフォールの展望台、ライメ展望台です。

ライメ展望台は狭い岩の上、先は断崖絶壁で足もすくみます。
交代で写真を撮ります。

ライメ展望台、途中の船上では雲がかかっていたエンジェルフォール、お天気おやじには勝てないのか、その姿を見せてくれた。ラッキーです。

暗い内から6時間もかけてここまで来た、苦労した甲斐がありました。

充分見て写真も撮って、下山する。

先ほどまで降っていた雨が今は滝となってその水かさを増し豪快な流れを見せてくれた。

帰り道は同じジャングルを戻る。午後二時ころ船に乗る寸前でスコールに見舞われてしまった。登山口に置いていった荷物置き場で焼き鳥の昼食です。

昼食のご飯です。この後船に乗り急流を猛スピードで下り、暗くなりかかったロッジに戻った。長い一日でした。

ロッジで夕食、メインは今日もスパゲッティです。

スープ、夕食

デザート

これもデザート

この旅行記へのコメント （3）

• マンボウのお城さん 2020/05/16 14:25:33

  私の人生の最後の目標「ギアナ高地のエンジェルフォール」とても羨ましく思いました

  100か国＆晴れたギアナ高地のエンジェルフォール共に、とても羨ましく思いました。
  私はまだ45か国しか行けていないので、100か国はどんなに頑張っても無理ですが、ギアナ高地のエンジェルフォールだけは、死ぬまでに行きたいと思います。
  それだけに、旅行記がとても参考になりました。これからも、ちょくちょく拝見させていただきます。よろしくお願いいたします。
  P.S. 私も晴れ男を自負していますが、私の場合、肝心なところで雨になるので、これもまた日頃の行いの違いなのでしょう…。羨ましすぎます。

  しんちゃんさん からの返信 2020/05/16 14:45:00

  RE: 私の人生の最後の目標「ギアナ高地のエンジェルフォール」とても羨ましく思いました

  > 100か国＆晴れたギアナ高地のエンジェルフォール共に、とても羨ましく思いました。
  > 私はまだ45か国しか行けていないので、100か国はどんなに頑張っても無理ですが、ギアナ高地のエンジェルフォールだけは、死ぬまでに行きたいと思います。
  > それだけに、旅行記がとても参考になりました。これからも、ちょくちょく拝見させていただきます。よろしくお願いいたします。
  > P.S. 私も晴れ男を自負していますが、私の場合、肝心なところで雨になるので、これもまた日頃の行いの違いなのでしょう…。羨ましすぎます。
  
  
  まんぼうのお城さん
  
  写真に沢山のハートをいただきありがとうございます。
  コロナ禍で外国旅行もできないことになってしまい旅好きの方々は悔しいでしょうね。
  コツコツ旅を重ねるうちに100か国で終わりと考え、エンジェルフォールを残しておきました。結果はさらに追加となり、ナミブ砂漠を最後に旅行記を閉じました。120か国です。
  頑張った記録を伸ばしてください。
  しんちゃん

  マンボウのお城さん からの返信 2020/05/16 16:43:05

  Re: 私の人生の最後の目標「ギアナ高地のエンジェルフォール」とても羨ましく思いました

  早速、返信いただき、ありがとうございます。
  4travelの旅先は、117か国ですが、120か国も行かれているんですね。
  凄いことだと思います♪ イモトに対抗できる国数ですね。
  健康で健脚じゃなければ、行けない国数だと思います。
  私も国数を増やすか、世界遺産数を増やすかで悩みましたが、現在は、世界遺産数を増やすことに専念しております。3月の2回目のメキシコ旅行で、合計501の世界遺産を巡りましたが、残念ながら国数は一向に増えません。それだけに、国数を行かれている方をみると本当に羨ましく感じます。それで、何度もおじゃまして、行けていない国の旅行記を拝見させていただいております。
  本当に参考になる旅行記ばかりで、楽しませていただいており、いつも感謝しております。いつまでもお元気で、私たちに旅の楽しさを教えていただければ幸甚です。今後ともよろしくお願いいたします。