2017/03/17 - 2017/03/21
482位(同エリア2600件中)
kemurさん
- kemurさんTOP
- 旅行記207冊
- クチコミ5件
- Q&A回答0件
- 664,416アクセス
- フォロワー80人
3日目および最終日の記録になります。
「オーストラリアに行けばどこでも見られる。」というちょっと大袈裟な評判をもつワライカワセミを見つけることができました。
カワセミといっても体のボリュームは鳩ほどもありますし、"性格の悪そうな人間の笑い声"に似た鳴き声もかなりのボリュームで、発見するのは割と簡単でした。
カワセミにしてはずんぐりした体型が愛らしいですね。
ヒクイドリについてはMarilynに加えてEttyやBusterと呼ばれる個体も観察できました。
さらにさらに、写真撮影は失敗しましたが亜成体や若いオス成鳥にも出会い、合計5個体に出会えたことになります。
やはりここはヒクイドリのホットスポットに違いなく、ここにフォーカスした3泊4日の滞在は今思い返しても夢のような体験でした。
【行程】
3/17 20;55 JQ16 関西国際空港出発
3/18
5:00 ケアンズ国際空港着
6:30 ケアンズ国際空港からレンタカーでEtty Bayへ。
8:45 途中迷いつつもEtty Bay到着。ヒクイドリ観察。
10:30 移動
11:30 Djiru National Park散策。
14:00 宿泊先のInnisfail accommodation centerにチェックイン。
15:00 再びEtty Bayにてヒクイドリ観察。
19:00 宿に到着。
3/19
6:00 Etty Bay到着。ヒクイドリ観察。
12:00 宿に戻り休憩、昼食
16:00 雨のため宿の近隣のElla Bay周辺でワラビー等を観察。
18:00 宿に到着。
3/20
6:30 Etty Bay到着。ヒクイドリやワライカワセミを観察。
12:00 宿に戻り休憩と昼食。
14:00 Etty Bay再訪。ヒクイドリやワライカワセミを観察するも雨が強くなってきたため撤収。
17:30 宿に到着。
3/21
6:00 Etty Bay到着。ヒクイドリ観察。
8:30 宿に戻りシャワーを浴びて荷造り。
9:00 チェックアウト。ケアンズへ出発。
11:00ケアンズ国際空港着。レンタカー返却。
13:00ケアンズ国際空港発。JQ15
20:15関西国際空港着。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
3日目の早朝。まだ日が昇る前にビーチ手前の道路沿いを歩いているヒクイドリ亜成体を発見。
かなり暗かったこともあり、証拠写真にもならないような写真になってしまいましたが。
カメラの設定をいじっている間にその場を立ち去ってしまいました。
この趣味をやっているとこういうことはよくありますね。 -
ようやく日が差してきたころ、道路沿いの芝生でワライカワセミを発見!
不細工な人工物に留まった写真なので、ざっくりとトリミングしました。
それにしても何という大きさ! -
カワセミの常識を覆されました。
胴体だけで鳩と同じくらいの大きさのように思えます。
頭も丸っこくて大きいので可愛らしいシルエットです。 -
ようやく自然の木に留まってくれました。
まだ光が足らない時間帯ですが頑張って手持ちで撮影しています。 -
遮蔽物がない開けた芝生のため接近することが難しく、20mくらい離れて撮影していたと思います。
頭が大きくふわふわしているので、まるでぬいぐるみのようですね。
カワセミ類はその体型と撮影のしやすさで、人を幸せにする力を秘めています。 -
芝生へダイブしました!
カワセミといえば池に飛び込んで狩りをするイメージが強いですが、アカショウビンやこのワライカワセミは地上で狩りをします。とはいっても、地上での狩りのシーンを見たのはこれが初めてだったのでとても感動しました。
狩りは成功したようで、何か口に咥えてますね。 -
ワライカワセミが飛び去ったので、Etty Bayにやってきました。
今日はまだヒクイドリの姿がありません。 -
割と大きめの鳥が飛んできたなあと思ったら、何とまたワライカワセミでした!
今日はカワセミ運が良いようです。
そしてまた人工物に留まりました。
焦点距離400mmで撮影、ノートリミングです。 -
上の写真をザクッとトリミングしたもの。
-
その後もビーチ沿いをうろうろしてくれました。
カワセミ類はヒタキ類のようにちょこまか動かないのでとても撮影がしやすいです。 -
これも鉄柱に留まったときの写真を鉄柱が入らないようにざっくりとトリミングしたもの。なかなかいい感じの面構えです。
-
鳴き声も初めて聞きましたが、確かに笑い声に似ているかも。
ただかなり性格が悪そうな笑い方に聞こえますけどね。。 -
ヒクイドリ以外の普通種の中では一番観察したかったワライカワセミに出会うことができ、充実感を味わっていた8:00。
ようやくヒクイドリが登場。
Marilynですね。 -
このビーチではご覧の通りシャワーを浴びながらヒクイドリを見られるかもしれません。
-
3泊4日の観察によると、この茂みがMarilynが使っているケモノ道への入り口のようです。
-
いつもせわしなく動き回っていますが、なぜかポーズを決めてくれました。
-
後ろから見ると強力な脚が目立ちますね。
間違いなく毛布より暖かいであろう真黒な羽毛を纏ってこの強烈な直射日光を浴びていてはさぞかし暑いことでしょう。 -
ビーチ沿いのちょっとした茂みに腰かけて休憩しはじめました。
-
頭部のアップを取るなら、腰かけて休憩しているときが一番かもしれません。
もちろん脅かさないよう離れて撮るのが鉄則ですが。 -
いろいろな表情を見せてくれます。
-
イチオシ
むくっと立ち上がって大あくび!!
ちょっと驚きました。
ウルトラマンにこんな怪獣が登場していたような気が。 -
場所を変えて、Marilynのお気に入りと思われるビーチ沿いのブッシュで休憩。
やはり美形です。 -
こちらでも大あくび!
-
正面から見るともの凄い表情。
-
そしてジャングルへ帰っていきました。
-
いつも通り一度宿に戻り、休憩したり昼食を済ませたりして午後から出直しました。
しかしEtty Bayにはヒクイドリの姿はなく、バーベキューの臭いに誘われたレースオオトカゲのみ。
大きさからして一昨日の個体↓とは別の個体と思われます。
http://4travel.jp/travelogue/11227701 -
Etty Bayを離れ、周辺道路脇を探索してみることに。
野生生物観察/撮影という趣味をしているなかで、この"探索"というフェーズが一番わくわくしますね。
早速、樹上にワライカワセミを見つけました。 -
3羽並んでいますがさすがにどのような繋がりなのかわかりません。家族かな?
-
ワライカワセミを観察している間にどしゃ降りになってきました。
カメラとレンズは防塵防滴仕様とはいえ、さすがに雨が強いと撮影が難しくなってきます。
一時、車内へ退避。 -
なかなか雨がやまないので宿に戻ろうかと思っていた矢先の出来事です。
民家を通り過ぎた際、何か黒いものが視界に入ったので気になって戻ってみると・・・何とヒクイドリ!!
玄関先ですよ。 -
お宅は留守のようでしたが、たぶんこの人慣れっぷりだとご在宅中でもお庭に現れるのでしょうね。実に羨ましいお宅です。
さてこの個体ですが、喉の肉垂れがまだ小さいので若い個体だと思われます。
成長しきっていないにも関わらずEtty Bayに現れるオスのBusterとそれほど変わらない大きさなので、メスなのかもしれません。 -
庭から出てきました。
花×ヒクイドリ。
背景の花が植物園っぽいせいか、何となく動物園で飼育されている個体のように見えてしまいますね。 -
また庭に戻りつつ、通過してジャングルに消えていきました。
これで合計5個体を観察したことになります。 -
もしかするとジャングルを抜けてEtty Bayに現れるかもしれないなと思い、引き返しました。戻ると雨の中をBusterがうろうろしていました。
オスはメスより2周りほど小さいのでMarilynを見慣れてしまった後だとかなり小ぶりに感じます。 -
雨が強くて写真にまで雨が写ってしまっているのが残念ですが、運よくビーチに出てくれました!
-
もうちょっと低いアングルで撮影したかったですが、咄嗟のことなので難しかったです。
-
一応、「海をバックに歩くヒクイドリを撮る。」という目標も達成しました。
-
ヒクイドリが真東向きのビーチとブッシュを行った来たりするし、陽射しも強烈、しかも天気も安定していないので予想以上に撮影は難しかったです。
-
歩行中は鳥類特有の頭の動き=前後運動にも悩まされました・・・なかなかオートフォーカスで捉えることができませんでした。
-
時たま立ち止まって縄張りを主張するかのようなパフォーマンスを披露してくれました。
全身を震わせて、鳥というより獣の唸り声に似ていました。 -
一昨日はEttyに威嚇されてすぐ退散していたBusterでしたが、この日はのびのびとビーチを散歩しているようでした。
-
再び雨が強くなってどしゃ降りになったのでここで退散です。
Busterは雨の中、Caravan Parkの駐車場で座り込んでいました。 -
明けて最終日の朝です。
とはいっても13:00ケアンズ空港発の便に乗らなければならないので、自由時間は数時間しかありません。
最終日も6:00にEtty Bayに到着。 -
朝陽が眩しいです。
この迫力ある熱帯雨林を見られるのも今日が最後です。 -
いつの間にかEttyが現れてビーチへ向かったので急いで追いかけました。
何やら岩場でポーズ決めてます。 -
朝陽が強烈すぎます。
-
左右で長さが異なる肉垂れがEttyの特徴です。
-
背景が最悪ですが、立ち止まって固まってしまったEttyです。
ピクリとも動きません。
最初は糞でもしてるのかと思ったのですが、そうではないようです。
ということは、近くに他の個体がいるので警戒しているのかもしれません。 -
噂をすれば、いつものケモノ道からMarilynが現れました!!
しばらく睨み合う両者。 -
結局、Ettyがジャングルへ消えてMarilynの独壇場となりました。
一昨日はEttyに攻撃されてMarilynが一時退散していましたが↓
http://4travel.jp/travelogue/11235806
この日はMarilynの調子が良かったのか、Ettyの調子が悪かったのか・・・ -
貫禄の漂うMarilyn。
最後の最後までこうしてヒクイドリを観察できて自分は幸せ者です。 -
ヒクイドリの保護活動家がコメントを撮影していました。
-
Marilynが道路沿いに移動しはじめたので車で後を追いました。
どうせ帰り道ですしね。 -
ヒクイドリの最大の死亡要因は交通事故らしいのですが、この光景を見れば納得です。
太古からこの熱帯雨林で生活してきた彼らにとっては、人間が熱帯雨林を切り開いて作った道路も生活環境の一部なのです。 -
予定より時間がオーバーしていますが、ここまで来たらシャワーを諦めてでもMarilynが姿を消すまで観察し続けることにしました。
-
芝生を歩くと軽くドスドスと足音がするのがかっこいいですね。
さすがダチョウに次いで世界で2番目に重い鳥。 -
最後にカメラ目線をくれた後、ジャングルへ消えました。
夢のような3泊4日もとうとう終わりです!
まずはこの渡航を許可してくれた家族に感謝です。
そして4日間楽しませてくれたヒクイドリたちとEtty Bayに感謝。
今回は目標がヒクイドリというだけあって(ヒクイドリに対する思い入れはvol.1参照)数年ぶりにとても気合いの入った野生生物観察旅行になりました。
2013年の新婚旅行(ケニアのマサイマラでチーター観察)以来かな? -
急いで宿に戻り、ささっとシャワーを浴びて荷物をまとめバタバタとチェックアウト。
予定通り11:00にはケアンズ国際空港へ到着してレンタカーを返却しました。
次回もし来ることがあれば、ケアンズ周辺~北部で爬虫類観察に特化した旅行を楽しみたいと思っています。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
kemurさんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
ケアンズ(オーストラリア) の人気ホテル
オーストラリアで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
オーストラリア最安
295円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
0
58