花の咲く奈良を訪ねて。

2017/05/01 - 2017/05/01

良い天気なので、ちょうど花真っ盛りの奈良までドライブ。京都と違って神社や寺があちこち離れているので車で行くのがおすすめです。でも12300歩も歩いてました。階段も一杯あり良い運動になります。

エリア 飛鳥(奈良)

スタートは橿原神宮から。ちょうど陶器市をやっていました。広くて涼しい風が吹いて新緑が眩しいくらい。その分参道の陶器市はホコリがすごかった。

広い境内にはいろんな衣装を着た巫女さんが何人も歩いています。

今回の目的は花盛りの奈良と御朱印です。まずは橿原神宮の御朱印から。

次は談山神社へ。明日香村の石舞台を見ながら、勾配のキツイ坂道を車で登っていきます。ちょうど石舞台では遠足で子供達がワイワイしてました。ここは駐車場は無料です。あっちこっちに駐車場があったので紅葉の時はすごい人なんだろうなぁ。

談山神社は山の中にあるのでとても静か。恋の道！？どんな御利益が。むすびの岩座は1300年も昔、談山神社の前身の妙楽寺の講堂を建てるときに光る石が発見されそこから祀られているそうです。縁結びとも人間関係の結び神ともされているそうです。

恋の道を行かずに階段を登っていくと通路がこんな風になってる場所がありました。何かわからず。毎年4月29日と11月3日にけまり祭が行われるそうです。そう言えばよくニュースでみます。

本殿は日光東照宮のお手本になったといわれてるそうで、藤の花の盛りの頃、ちょうど今頃、本殿の裏山で中大兄皇子と中臣鎌子が極秘の談合(大化の改新)をしたそうな・・・談山とは、かたらいやまとも読むそうです。

上まで行くとこんないい景色が。紅葉の時は綺麗だろうけどこんなに静かに見られないと思う。誰もいなかった。

隅の方に黄色い花が。山吹？

談山神社と言えばこの木造十三重塔です。鎌倉時代の再建だそうです。ここは多武峰とうのみねと呼ばれる地域ですが、少し離れた所には日本三大文殊の安倍文殊院、フェノロサが仰天した天平仏で名高い聖林寺(ガイドブックに書いてます)などが近くにあります。

シャガの花がひっそりと。

談山神社の御朱印です。

本日三つめは長谷寺。ちょうどぼたん祭りで賑やかでしたが、普段なら一番上の駐車場まで行っても置けるかも。手前から駐車場の呼び込みの声を聞きながら少しでも寺の近くへと車を進ませましたが、結局中途半端な一番高い(1000円)ところへ入れてしまった。この時期だけやってる駐車場は平均500円だったのに〜。

ここへ来るまでにも色々なお店があって面白い。焼きたての草餅を一つ買って食べながら散策。

ホントに牡丹が満開。昔、ぼたんの咲いてない時に来たけど、雰囲気が全く違います。

長谷の舞台というそうです。清水の舞台のような。

どこへ行っても階段階段。

ぼたん

長谷寺の階段の横はこんな感じでぼたんが咲いています。

ぼたん

疲れたのでお茶席でコーヒーと落雁で休憩。

一番きれいだったぼたんの花。

長谷寺の御朱印。ここが一番並んだ。

西国三十三ヶ所番外の法起院でも御朱印をいただきました。スタンプ満載！

最後に室生寺。ここは石楠花で有名です。一年で一番賑わうのがゴールデンウィークだそうです。

室生寺に入る太鼓橋からの風情ある景色。

石楠花がちょうど満開でした。駐車場500円から歩いて行く途中美味しそうなよもぎの回転焼き。思わず５つ買って食べながら帰りました。よもぎは珍しい。

石楠花の中を通り抜けて、日本最小の国宝の五重塔へ。何年か前に木が倒れて屋根が壊れたと言うニュースを見ましたが、きれいに修復されています。

室生寺の御朱印。達筆。

石楠花やら、なんやら咲いてきれいです。

ついつい奥の院まで登ってしまいました。途中で止めようと思いましたが、ちょうど真ん中辺りだったので戻るにも遠く、ぜ〜ぜ〜言いながらなんとか登頂。

たどり着いた所に御朱印があったのでゲット。ありがたい。

いろんな種類のしゃくなげがあります。

きれいなピンク。

なごみます。

春に比べると季節が進むごとに花の色が濃くなってきます。日帰りの忙しい旅でしたが、どこへいっても花がきれいで、いい奈良の旅ができました。