2017/04/27 - 2017/04/27
367位(同エリア1514件中)
クッキーさん
昨年の逆うちをきっかけに知人に誘われて四国八十八箇所巡りを始めた夫です。
松山近辺は自分一人で回らなければいけない ということで、夫に懇願されてお四国参りの付き添い?となりました。
この日は、ごく近場での参拝です。
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同じ松山市内だけど、端から端までの距離なので、自宅から1時間近くかかりました。寺の近くは 農道のような細いくねくね道でした。
46番札所・浄瑠璃寺。浄瑠璃町にあります。
木々に囲まれた本堂の周りは神々しい雰囲気が漂っています。 -
本堂。
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境内。
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こんな小さな仏像が好きです。もみ大師だそうです。
背後の木、イブキビャクシンは天然記念物で、樹齢は1000年以上ともいわれています。 -
ご夫婦でお参りする方。
海外からのお遍路さんもいらっしゃいました。 -
新緑のなかの鐘楼。
気持ちの良い季節です。 -
浄瑠璃寺の本尊は薬師如来、本尊の真言は「おん、ころころ、せんだり、まとぅぎ、そわか」
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駐車場の奥の庭には 牡丹が真っ盛り。
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歩き遍路さんも 一時の寛ぎ。
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牡丹の庭から本堂を。
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約1km約5分で 47番札所・八坂寺へ。浄瑠璃町八坂にあります。
浄瑠璃寺から下りてくる位置にあります。
山門の、石段っぽい橋の下には 細い水路のような流れ。 -
駐車場はこの階段の左手にあります。
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手水舎にはお決まりの龍の蛇口。
柄杓の裏に寄贈したお遍路さんの氏名が書かれたものも見られます。
なかには 20回記念という記載も。 -
石段を上がった先にあるのが本堂です。
本尊は阿弥陀如来、本尊の真言は「おん、あみりた、ていせい、からうん」 -
本堂の左が大師堂です。
空海・弘法大師を祭ったお堂です。 -
こちらは権現堂。
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少し高い丘にあるので見晴らし良好で のどかな山里の風景が一望できます。
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約4km、8分程で48番札所・西林寺へ。高井町。
仁王門は堂々とした造り。 -
左から 鐘楼堂、本堂、大師堂。
本尊は十一面観世音菩薩、本尊の真言は「おん、まか、きゃろにきゃ、そわか」 -
本堂の手前にあった水子地蔵は優しい顔立ち。
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納経所の奥は方丈。
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途中 昼食をはさんで 49番札所・浄土寺へ。鷹ノ子町。
松山市街地に近いせいか、駐車料金が必要でした。
国道沿いにある駐車場も、国道から入った仁王門手前の駐車場も同一料金です。
仁王門。 -
歩き遍路のための へんろ道の標識。
この次は石手寺です。 -
お大師様の足跡。
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本堂。
本尊は釈迦如来、本尊の真言は「のぅまく、さんまんだ、ぶだなん、ばく」
皆さん、ただ参拝するだけだとばかり思っていたら・・
般若心経を朗々と唱える方が多く、そうでなくても、般若心経の手本を両手で掲げ
口の中で唱えていらっしゃる方々がほとんど。
気持ちの上で 浮いてしまっている私。 -
大師堂の左には お大師様の像。
帰宅して四国八十八箇所巡りについて調べていたら、
「どのような目的でお越しになられても結構です。観光目的の他、ご親族の供養、いろいろなご祈願、今までの人生の懺悔のため、自分探しのため、健康維持のため、ストレス解消のためなど 目的は、人それぞれです。」とありましたから、カメラを片手にうろついていてもいいんですよね。 -
約2km、10分程。
池の周りは山藤でしょうか。 -
50番札所・繁多寺へ。畑寺町にあります。
この辺り、一昔前に比べて、新興住宅地の雰囲気になっていました。 -
石段の上の山門。
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本堂の背後の森は 深山の趣。
広々とした境内も清々しい雰囲気です。 -
納経所のある方丈の手前にある電話ボックス。
公衆電話があることが珍しい時代になってきています。 -
本堂。
本尊は薬師如来、本尊の真言は「おん、ころころ、せんだり、まとぅぎ、そわか」
ここでも 熱心にお経を唱える人々。
邪魔にならないように 離れた所から一枚。 -
大師像。
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大師堂。
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鐘楼堂。
鐘は自由に撞くことができるそうです。 -
柱の上部には獅子と象。
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天井部には御伽草子の物語に沿った天井画が描かれています。
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10分余りで 51番札所・石手寺へ。石手寺にあります。
ここの駐車料金は200円と高めの設定です。地価に比例しているのかなあ、とは俗人の感想。
二の門の左脇の像。龍の顔が立派。 -
二の門から仁王門に続く通り。
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途中には お食事処や休憩所、お土産屋が点在します。
お遍路さんには優しい作りかもしれないけれど、ここまでのお寺と違って、急に世俗化してません? -
仁王門。
1318年の鎌倉時代に建てられたもので、運慶の傑作と言われているそうです。
しかも国宝ですって。もっとしっかり見ておけばよかった。 -
三重の塔。
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納経所。
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仁王門を振り返って。
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本堂。
本尊は薬師如来、真言は「おん、ころころ、せんだり、まとぅぎ、そわか」 -
この たくさんの石はというと、元気石と云われるもの。
四国遍路の第1号と言われる衛門三郎の罪と再生の伝説にちなみ、石を1つ持って帰って、1年したら改心と復活をし、7つ添えて8つ返すという 七転び八起きの石だそうです。
衛門三郎というのは、傲慢で強欲な大地主。
ある日、屋敷の門に生き倒れそうな薄汚れたお坊さんが来たのだけど、衛門三郎は乱暴に追い払いました。その時に、お坊さんが持っていた鉢が八つに割れたのですが、その後、衛門三郎の八人の息子が相次いで亡くなってしまうのです。 -
慰霊塔。
その僧侶というのが実は、若き日の弘法大師だったのです。
衛門三郎は最愛の息子たちを亡くし、今までの村人への非道な行いを含め、懺悔と謝罪をするべく、弘法大師に会いに四国八十八ヶ所の寺をまわる旅に出ました。
ところが、衛門三郎は八十八ヶ所を20回もまわりますが、弘法大師には会えません。
八十八番札所を逆にまわってみたものの、とうとう第十二番の焼山寺の近くで病に倒れてしまいました。 -
そこへ弘法大師が現れ、過去の非礼を謝る衛門三郎に対し、近くの石を拾って「衛門三郎再生」と書いて、衛門三郎の左手に握らせ、衛門三郎は静かに息を引き取ったといいます。
弘法大師は仏の教えを広める・・とはいえ、こういった類の 罰を当てる、という方法は仏の教えに適うものなんでしょうかねえ? -
石手寺から次の札所の太山寺へ続く へんろ道の標識。
修行のためならともかく、平地を通って行けますから、どうか無理をなさいませんように。
私たちは 車遍路です。 -
左奥が大師堂です。右は護摩堂。
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巡礼路通りだと52番札所である太山寺を先に訪れるべきなのですが、ナビに逆らって、「こちらの方が近いはず」と別の道を行ったら、太山寺へと折れる道を通り越してしまったので、先にこちらの
53番札所・円明寺へ。和気町。
二重の鐘楼門。
手前の山門前に駐車場があり、こちらは無料でした。 -
本堂。本尊は阿弥陀如来、真言は「おん、ありみた、ていせい、からうん」
御三方が朗々と読経されていました。
私はその後姿を 感心して眺めているばかりです。 -
鐘楼門。
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本日最後に、52番札所・太山寺へ。太山寺町。
方丈の脇にある駐車場から山道を上っていきます。
まずは仁王門。モザイク状の組木屋根が見事。 -
何回か訪れたことはあるのですが、こちらの本堂をお参りしたのは初めてです。
本尊は十一面観世音菩薩、真言は「おん、まか、きゃろにきゃ、そわか」 -
太山寺。
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鐘楼堂。
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こちらの本堂も国宝だそうです。
この日に訪れた石手寺に比べて 霊的な雰囲気が感じとれます。 -
本堂。
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こちらのグループの方々は、案内人(四国八十八ヶ所霊場公認先達)の先導で 般若心経を唱和しています。
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石段を上がった所にある大師堂。
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新緑とヤマツツジ。
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思わぬ坂道ですから、けっこう遠く感じました。
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何回か訪れたことがあるのは、方丈のすぐそばにある こちらの茶室でのお茶会だけでした。
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