春の花咲く、大和路の名刹へ

2017/04/29 - 2017/04/29

2017年ゴールデンウィーク初日、春の花で有名な大和路のお寺を巡りました。
行き先は藤の子安地蔵寺、ぼたんの金剛寺、シャクナゲの岡寺です。

エリア 奈良

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

京橋から紀州路快速で三国ヶ丘へ。
三国ヶ丘から南海高野線に乗り換えて御幸辻からスタートします。

南海電鉄 高野線 乗り物

駅から歩いて2kmほどのところに子安地蔵寺があります。
入口の藤棚が見ごろを迎えていました。

子安地蔵寺は737年、行基によって開創された。
安産・子育ての守護として信仰を集め、子安の地蔵さんとして親しまれています。
1650年には徳川頼宣によって復興され、紀州徳川家の安産祈願の寺となりました。

易産山 護国院 地蔵寺 (子安地蔵寺) 寺・神社・教会

本堂横の九尺藤が有名です。
年によっては地面に着くほどの長さになるといいます。

御幸辻から南海電車で橋本へ。
橋本からＪＲ和歌山線で五条まで行き、金剛寺をお参りします。
金剛寺は800年前、平重盛の創建によって創建されたと伝えられる古刹です。

金剛寺庭園 寺・神社・教会

金剛寺には唐招提寺の長老が薬草として境内に植えたのが始まりとされる、
ぼたん園があります。
ぼたん園は2000㎡の面積があり、1000株の牡丹が植えられています。

鮮やかなピンクのぼたんです。

赤と白の混ざった鮮やかなぼたんです。

珍しい黄色のぼたんも咲いていました。

こちらもまた珍しい、黄色のモクレンです。

牡丹園の中心には大きなオオデマリの木がありました。

桃色たんぽぽも咲いていました。
こちらも観光客に人気でした。

てっせんの花もきれいです。

五条からＪＲで吉野口へ行き、近鉄に乗り換えて飛鳥へ。
飛鳥駅から奈良交通で岡寺まで行きます。

岡寺前バス停から急な坂道を10分程上ると、仁王門がある。
桃山時代の建築で、国の重要文化財に指定されています。

岡寺 寺・神社・教会

仁王門の先には多くの天竺牡丹（ダリア）が浮かぶ華の池があり、まさに極楽浄土を表しているようです。

ピンク色のダリアです。

赤と白の鮮やかなダリアです。

岡寺は西国7番札所で、日本最初の厄除け寺として知られています。
この日も多くの参拝客でにぎわっていました。

高台に再建された三重塔です。
この日は内部が特別公開されていました。

三重塔をバックにしたシャクナゲです。

岡寺はシャクナゲの寺としても有名です。
境内の道の斜面はシャクナゲが満開で、鮮やかな桃色になっていました。

ピンク色のシャクナゲです。

岡寺前のバス停近くの古い町並みです。
観光案内所や、おしゃれなカフェもあります。

飛鳥駅までバスを利用し、近鉄で帰ることにしました。
この日は多くの春の花を見ることができ、大満足です。