2017/04/29 - 2017/04/29
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beanbagさん
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ゴールデンウィークといっても「毎日が日曜日」の年金生活者には関係ありませんが、様々なイベントが開催されるので、好天にも誘われて今年もアメフト早慶戦に出かけました。
もう一つの目的は、昨年末入手したミラーレス機が今ひとつ使いこなせていないので、その練習も兼ねています。
ちなみに、私自身はどちらの大学にも縁がありませんが、アメフト・ロスのこの時期に生の試合が観戦できるので、アクセスの良さもあって時折このゲームを観にいきます。去年に続き2年連続の観戦です。
関東学生の試合は昔からよく観ていますが、近年は両チームともレベルアップし、どちらも優勝を狙えるチームに成長しています。現に早稲田大学は関東二連覇を果たし、押しも押されもせぬ強豪校です。
駒沢陸上競技場のある駒沢公園は、私自身がアメフトに携わっていた時期を含め長年アメフト観戦に訪れている場所ですが、首都圏以外の人たちにはあまり馴染みのないところかもしれないので、この機会にご紹介したいと思います。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
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昼前に自宅出発。駒沢周辺が混んでいるのは予想できたので、最寄駅ショッピングセンターのフードコートで腹ごしらえと思ったもののマックはこの行列。
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丸亀製麺の方が流れが良さそう。代わり映えしないけど‥。釜前やレジはいつものお姉さんでなく、おじさんばかりなのは連休のせいか?
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席を見つけるのも一苦労。急いで完食。かけうどん並にちくわ天、しめて400円。
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最寄駅から25分で駒沢大学駅。
駒沢大学駅 駅
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駒沢公園口出口
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地上に出ると見慣れた風景、246。上は首都高3号線。
3・11の時は、都心からこの辺りまで歩いたな。この先で運よくタクシーを捕まえることができたけど。 -
いつもの裏道。世田谷区は都市計画が後手に回ったので、道路はほとんどが昔の農道です。
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マンションの新緑が美しい。
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細い抜け道です。驚いたことにこんな通りまでストリートビューに収められています。どこまでやるのだGoogle!!
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駅伝で有名な駒澤大学。このあたりの風景はすっかり変わってしまいました。
昔は学生がぞろぞろ歩いていたのに‥。 -
この金網の中は、最近物議を醸している大手広告代理店D社の社宅とグラウンド。これ以上ない立地です。
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このグラウンドでむかし何度かアメフトの試合をやらせてもらいました。
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でも110ヤードしか取れないので、レッドゾーンに入るとボールオンを10ヤード後ろに戻してプレーしていたのが懐かしい。
横幅も余裕がなく、選手が石垣に激突して負傷してからは、アメフトの試合は行われなくなったような‥。 -
駒沢公園の中はいつもの光景。むしろ普段より人が少ない感じです。
みんな旅行に出かけているのかな。都立駒沢オリンピック公園 公園・植物園
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木陰でピクニックする人もちらほら。
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新緑が美しい。試合開始までまだ時間があるので、公園内を回ってみます。
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野球場前の広場はスケートボード場になってるんだ。
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こんな自転車も借りられるようです。
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ここは懐かしい第2球技場。アメフト観戦や審判で数限りなく来ています。
関東のアメリカンフットボールのメッカといえば、富士通スタジアム川崎を筆頭に、こことか大井第二球技場、アミノバイタルフィールドなど。もちろん東京ドーム、横浜スタジアムもあります。昔に比べれば格段に環境は良くなっています。
今はここでアメフトできるのかな? -
この日は高校サッカーの試合でした。
昔は、砂埃舞う土のグラウンドでした。 -
東京朝鮮高校vs関東第一高校。
ミサイルの飛ばないこうした対戦なら大歓迎です。 -
スタンド下。審判控え室などがありました。
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スタンドを望む角度から。
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補助球技場。ここでもたくさん試合をしたので懐かしい。
昔は、こんな建物もなくて、陸上競技場のロッカールームを使っていました。 -
ここも人工芝になっています。
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ちなみに、これが2003年当時の私の勇姿(?)。スタイルは今と違ってニッカボッカです。
もちろん土のグラウンド。 -
この日は、少年ラクロスの試合が終わったばかりでした。
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オリンピック記念塔です。
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陸上競技場も見えて来ましたが、もう少し散策します。
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ツツジが満開。
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日光浴をする外国人もいます。最近多い外人観光客などではありません。このあたりが世田谷区です。
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中央広場ではソウルフードの催しが開かれていました。ここで食べてもよかったんだ(涙)。
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生バンドの演奏も。
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それなりに賑わっています。
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いよいよ陸上競技場に入ります。今風に言えば1964年オリンピック東京大会のレガシーです。
当日券800円。 -
こんな看板がお出迎え。
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とりあえずトイレ。
前回オリンピック当時は、日本もまだスタジアム建設に慣れていないのか、トイレの場所なんかも今では考えられない不便なところにあります。 -
フィールドを覗くとちょうど高校の対戦が終わったばかり。早稲田学院が勝ったようです。
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まだ時間があるので競技場を一周します。
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電光掲示板の上に掲げられた両校の校旗が誇らしげにはためいています。
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バックスタンドは早稲田大学の物販売り場。
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そこそこ観客も入っています。多くはOBや選手の家族。
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早稲田大学応援部吹奏楽団というには少し寂しい。
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スタンドの外には新緑が広がっています。
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ジョギングを楽しむ市民。
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スタイルの良い人がいたのでパチリ。若い人たちと出会えるのがスポーツ観戦の一つの楽しみです。
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メインスタンドは慶應義塾大学の物販。
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スタンドに入ります。試合前練習中。
私はカメラの練習なので順光のメインスタンドに陣取ります。かなり混んでいましたが、幸い40ヤードライン延長線上の好位置を確保。 -
タダとは思えないほど中身の充実したプログラム。
それもそのはず、大手銀行・商社・証券会社などの広告満載、さながらリクルート誌の様相です。わが社も両面見開きの大広告。
さすが名門両校、OBたちがかき集めたのでしょう。こうした会社に就職したいならフットボール部に入るのが近道です。 -
もう65回にもなるんだ!!
こんな素晴らしい環境でプレーできる両校の選手は恵まれています。 -
薫風にユニコーン旗がはためいています。
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まず慶應義塾大学ユニコーンズが入場。
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フィールド中央で円陣、士気を高めます。
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続いて早稲田大学ビッグベアーズ。ビッグベアーとは大熊、もうおわかりですね。
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こちらも円陣。
両校の選手名鑑を見て驚いたのですが、早稲田が選手132人のうち付属校出身者が83人、慶應が選手123人中、付属校出身者が89人。どちらも純血化が凄まじい。それだけ関東ではアメフトを経験できる高校が少ないということで、永年の課題です。 -
試合前のエール交換。両校出身者なら神宮球場などでおなじみの光景でしょう。
アウェイの私にとっては、スポーツに欠かせないライバルリーが遺伝子となっている両校の姿が新鮮です。
とは言っても、関京戦の殺気を孕んだあの雰囲気も捨てがたい。 -
スタンドも全員起立してエールを交換します。
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次は早稲田側のエール交換。
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右腕を高々と振るのが早稲田スタイル。
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試合開始前のセレモニー。
"Referee is always right."
レフェリーとはアメフトでは主審。ポジションによって審判の呼び方は全て違います。 メインスタンドから見て右側に必ず主審(白帽)が立ちます。
アメフトでは審判の判定が絶対です。
早慶戦ではビジターユニフォーム(白)は使用せず、両校ともスクールカラーのユニフォームです。 -
コイントス。
勝った慶応が後半をチョイス、早稲田のレシーブ(攻撃)で始まります。この日は風が強いので、サイドを選べる慶応の選択が正解です。 -
試合前のハドル。
審判も中央に集まって円陣。もっとも緊張する一瞬です。 -
キックオフ
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第1クォーターは早稲田のミスもあって慶応優位に進みます。
「アメフト観戦は難しい」とよく言われます。ルールは確かに複雑ですが、普通に観戦するには野球より実は簡単です。難しいのは、両チームの攻守22人が同時にプレーするのを見極める必要があるからです。サッカーやラグビーはボール周辺のプレーヤーを見てれば分かるので簡単です。アメフトはボールのない場所でのプレーが重要です。このため、選手の配偶者や恋人がアメフトを一番理解していると言われます。なぜなら、彼しか見ていないから。 -
慶応、2本目のフィールドゴールが決まって6-0。
「応援歌 若き血」を合唱。 -
早稲田の応援にも力が入ります。
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第2クォーター。風上に立った早稲田が体勢を立て直し反撃。
タッチダウンが決まって早稲田7 - 6慶応と逆転、前半終了。 -
ハーフタイムは両校チアリーダーの演技。
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昔は応援団の付属品のような立場でしたが、スポーツとしての人気が高まり上手くなったものです。
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続いて早稲田チアリーダー。
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脚も高々と上がります。
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そのあとメインスタンド側でもう一つのチアリーディングチームの演技。
OFUNA ANGELSとあるので、第12回チアコンペティションで優勝した大船エンジェルスのようです。小中学生で構成するチアリーディングチームです。 -
天気予報通り空模様が怪しくなってきました。
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雨が降り出し、メインスタンド側は大屋根の下に観客が移動します。
アメフトは台風の中でも試合するので、この程度の雨は関係ありません。 -
第3クォーターは、両校タッチダウンの応酬。
早稲田がラン攻撃だけでタッチダウンを挙げた後、慶応もタッチダウンで反撃。 -
慶応の2点コンバージョンも成功して14 - 14の同点。この辺りが一番盛り上がりました。
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雨は5分ほどで上がり、晴れ間が‥。
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第4クォーターは地力で勝る早稲田が圧倒。タッチダウン2本とフィールドゴール1本を決めます。
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試合終了。早稲田 31 - 14 慶応で昨年に続き早稲田が勝利しました。
カレッジの試合は社会人に比べディフェンスが弱いので、このような得点になりがち。 -
試合後の表彰式
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競技場を後にします。1日楽しませてもらいました。
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観客の流れに乗って帰途につきます。
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小公園を通ります。来た時とは別の道です。
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元は橋の欄干でしょうか。小公園内に設置されていて珍しいのでパチリ。
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世田谷の道は車道でもこんなに狭いです。
でも、信号待ちでベンツがずらりと並んでいるのが、いかにも世田谷区です。 -
駒沢大学駅の地下道に入ります。
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プラットフォームもいつにない混雑です。
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