第八回世界盆栽大会を楽しむ。スーパーアリーナ会場では1億円でも成約済みに驚く。

2017/04/28 - 2017/04/28

4月28日～4月30日まで、さいたまスーパーアリーナを中心会場にして第八回世界盆栽大会が開催された。
サブ会場として氷川神社、盆栽村、盆栽美術館などでもいろいろな展示、イベントが行われ、大いに盛り上がっていた。
今回は、大宮駅をスタートし、氷川神社、盆栽村の順で回り、最後にメイン会場のスーパーアリーナへ。
多くの海外からの訪問者と一緒に、日本の伝統文化に触れた一日。

＊盆栽の写真ばかりです。ご承知おきください。

エリア さいたま新都心(埼玉)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JRローカル 徒歩

盆栽といえば松柏盆栽、なかでも黒松でしょう。樹齢100年以上ながらまだまだ生命力にあふれている。
氷川神社会場にて。

花物ではサツキ、これもまた盆栽を代表するもの。

今日のスタートは大宮駅。

大宮駅 駅

コンコースでは、世界盆栽大会記念の紹介イベントが開催されていた。
加賀イチイの銘木。

黒松。

氷川神社。
ここでは、回廊などで盆栽の展示が行われている。

武蔵一宮氷川神社 寺・神社・教会

拝殿。

舞殿。この周囲に盆栽を展示。

真柏。

モミジ。新緑が美しい。

イチイ。

盆栽村。現在六軒の盆栽園がある。
ここは九霞園。園内は写真撮影禁止。

盆栽村 名所・史跡

こちらは蔓青園。
こちらも園内の撮影は禁止だが、門の前に幾鉢か展示していた。

盆栽村 名所・史跡

盆栽園の案内板。

大宮盆栽美術館。
ここも撮影は、ほとんどの場所で禁止。
可能なのは屋外の一部のみ。

いろいろ警備上の問題や、権利などで自由に撮影できない事は理解できるが、多くの海外の人たちには残念に違いない。もっと柔軟な対応はできないのだろうか？

さいたま市大宮盆栽美術館 美術館・博物館

真柏。

ストリートフラッグも盆栽美術館。

大宮盆栽町郵便局。
ここは風景印配置局。
メイン会場のさいたまスーパーアリーナの一角の郵便局のブースでは、小型印の押印を扱っていた。

大宮盆栽町郵便局の風景印と今回の小型印。
小型印に使用した切手は、前回の平成元年の時に発行されたもの。

さいたま新都心駅のコンコース。
ここも盆栽大会協賛イベントとして盆栽の展示が行われていた。

こういう展示もいいが、盆栽というイメージはない。

第八回世界盆栽大会メイン会場のさいたまスーパーアリーナ。
エントランスを入り、最初に目にするのがこの作品。真柏、銘　飛龍。
パンフレットにもなっている。

会場はいくつかのブースに分かれているが、やはり名品が並ぶところがメインでしょう。

さいたまスーパーアリーナ 名所・史跡

石付の真柏。

盆栽園や盆栽美術館で自由に撮影できず、ストレスを感じてたのが、ここではフリー・・・やはりうれしいですね。

中にはこのようにライトアップされていて、撮影を楽しめるところもある。

ただただスゴイの一言。

花物、サツキ。

蝦夷松

ステージでは世界の盆栽師のよるデモンストレーションが行われていた。

そしてこれ！
見にくいですけど・・・わかりますか？
成約済みのステッカーにその金額・・・0が8並ぶ・・・1億円です。

もっとも、三鉢の合計で、樹齢250年以上とすれば、それほどの高額ではないのか？
スゴイですね・・・

目に留まった作品から・・・
真柏。

まだ葉が出ていないブナ。

ちょっと珍しい、ブーゲンビリア。

フジモドキ。

カラスモクレン。

サツキ、玉玲。八重咲。

これは小品。

こちらも。

和のしつらえ

添えの葉物も面白い。

イチイ。

モミジ

ニシキギ。

慶雲庵のブース。
そう、この慶雲庵こそ、1億円で購入した業者・・・

スーパーアリーナを出た後は郵便局巡り。そのあと浦和駅から帰路に。
浦和駅前の商業施設でも盆栽が展示されていた。
これは盆栽村の清香園のもの。

盆栽には興味はあるが、到底無理。
自分にできるのは単なる鉢植え程度か・・・
しかし、海外の方々・・・本当に多いですね～
何はともあれ、日本の伝統文化、大事にしたいですね・・・