2017/04/04 - 2017/04/04
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じぇんつーさん
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カタクリが満開になったとのことなので平日に会社を休んで母と一緒に城山かたくりの里へ行ってみました。
そこはまさに花の楽園!
カタクリはもとより雪割草や桜やハナモモやイチゲなどがところ狭しと咲き誇っており、花好きにとっては天国でした。写真好きの人にも天国なようで、大きなカメラを構えた人もたくさんいました。
私も感動のあまり写真を撮りまくったので旅行記というよりほとんど花の記録(写真)です。
帰りは草戸山経由で高尾山口駅までハイキング。
簡単なコースなのですが相当ゆっくり歩いたので日没ギリギリに駅に到着しましたが、母は達成感にあふれていました。
今まで何となく行かなかったところですが、本当に素晴らしくて、なんで行かなかったのか後悔です。
とにかくカタクリの里が素晴らしかった!
- 旅行の満足度
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル 私鉄 徒歩
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-
かたくりの里は個人の敷地で、かたくりの花が咲く時期だけ一般開放してくるようです。(有料500円)
また、かたくりの里へはこの時期だけ橋本駅(JR/京王)から直行バスが出ています。それ以外の時期は最寄りのバス停から徒歩20分ほど掛かるので、ありがたいことです。
かたくりの里の入り口ではちょっとした物産市をやっていました。 -
うずらがいました!
子供のころ飼っていたのでものすごくテンションあがります。
うずらは地味な見た目に似合わずきれいな声で鳴きますし、人にもよく懐きます。
うちの子は私の膝の上で丸くなって寝たり、肩によじ登ってきたりとかなり懐いてました。
ああ、かわいい~ -
入口の前にはヒメコブシが咲いていてきれいでした。
入場料は500円です。 -
入口で開花状況を教えてくれます。
珍しい白花カタクリが咲いているとのこと! -
入口を入るとすぐにカタクリ(片栗)の群生地です。
その他にもいろんな山野草がたくさん咲いています。 -
キバナセツブンソウ(黄花節分草)
普通見かけるのは白いものですが、こちらは洋種だそうです。 -
ショウジョウバカマ(猩々袴)
山ではお馴染みです。よく見るとおしべが青っぽい色で、ピンクとの組み合わせがきれいです。 -
リュウキンカ(立金花)かヒメリュウキンカ(姫立金花)?
リュウキンカは水辺に咲くイメージが強いので水辺以外で見かけると不思議な気がしましたが、湿っていればOKなようです。 -
ヒカゲツツジ(日陰躑躅)
淡いクリーム色がきれい -
ボクハンツバキ(卜伴椿)
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雄しべが変形して花びらのようになっています。
初めて見ました。 -
カタクリ群生
満開です! -
カタクリの群生地がこんなに手軽に見れて本当にうれしいです。
これを見ると春になった気がします。 -
とにかく満開!
会社休んだ甲斐がありました。 -
雪割草
いろんな色があってかわいい。
カタクリと共に今回印象に残った花です。 -
雪割草
あんまりかわいかったので写真を撮りまくってしまいました。 -
雪割草
おしべが変形して花びらみたいになっているものもあります。 -
雪割草
これもおしべ変形型 -
雪割草
おしべがカラフル。ピンクと緑がきれい! -
雪割草
淡い色もきれい -
雪割草
紫色もきれい -
雪割草は園内のいろんな所に咲いていて、本当にかわいかったです。
園の外で苗も売っていたのでお土産にも買えます。 -
チャルメルソウ(哨吶草)ユキノシタ科
どうしてこんな形になった?という自然の不思議な造形。
というか漢字があるんだ…これは読めない
名前の由来は、果実が大きく口を開いた姿が中国のラッパであるチャルメルに似ているためとのこと。(Wikipediaより)
母はなぜかこの花を見ると大ウケします。これも不思議。 -
コイワウチワ(小岩団扇)
一見イワカガミ(岩鏡)に似ています。イワカガミもコイワカガミという小型の種類があるところも似ていますね。
イワカガミの葉は鏡のようにつやつやなので見分けるのは簡単です。 -
イワウチワ(岩団扇)
コイワウチワより少し大きいです。ピークになると花が顔を上げるんですね。 -
カタクリ
個体によって色が違います。ピンクと薄紫、どちらもきれい。 -
園内ではこのようにカタクリ、雪割草、黄花セツブンソウ、ショウジョウバカマなんかが入り乱れて咲いています。
-
カタクリと雪割草
かたくりの里は斜面にあって、かたくりの群生や雪割草などの草花は下の方に、上の方は桜やハナモモなどの樹木が見どころとなります。 -
フクジュソウ(福寿草)
生えてきたての頃の地面から顔を出したところが一番好きなのですが、こいらはだいぶお育ちになって立派でした。 -
エンレイソウ(延齢草)
こちらも山で時々見かけますね。 -
ヒトリシズカ(一人静)
まだ生えてきたばかりで花は咲いてなかったです。 -
ヒュウガミズキ(日向水木)
たくさん咲いていてきれいでした。 -
ヒュウガミズキ満開!
うちの近所でも咲いている花ですがこんなに満開だとすごい -
カタクリのことをスプリング・エフェメラル(春の妖精)
と呼ばれているのを何度か見かけたのですが、「妖精」の単語が無いので気になって調べてみました。
Spring ephemeral
春先に花をつけ、夏まで葉をつけると、あとは地下で過ごす一連の草花の総称とのこと。カタクリ単体のことを指す言葉ではなく、イチリンソウなんかも含まれます。「妖精」は意訳のようですね。
*エフェメラル (Ephemeral)… はかない、短命の、一日限りの、束の間の(Weblioより)
「カタクリ」は英語ではDogtooth violet(犬歯のスミレ)というそうです。 -
ヨウコウザクラ(陽光桜)
ピンクが濃くてきれいでした。 -
バイモ(貝母)
アミガサユリ(編笠百合)ともいうらしいけど、こちらの方がイメージわき易い気がします。花の内側に編み目みたいな模様がありますので。
私の中でなかなか名前が出てこない花のひとつです。 -
ハナモモ(花桃)
色鮮やかできれい -
ミツマタ(三椏、三枝、三又)
枝が三つ又になるので。和紙の原料。
これは赤花ミツマタ。色が濃くてきれいです。 -
ミツマタ
普通のミツマタ。下から見上げると花が浮いているようできれい。
中国の大輪ミツマタも植えられていましたが、そちらはもう終わっていました。 -
アネモネかな?
おしべ変形シリーズでしょうね。 -
ボケ(木瓜)とメジロ
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真剣な眼差しです。
かわいい~ -
ハナモモ
ホウキモモ(箒桃)というらしいです。確かに箒のような木の形。 -
満開まではちょっと早かったです。
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キブシ(木五倍子)
すだれのようになってます。漢字の字数の方が読みより多い… -
スモモ(李、酢桃)
白くて小さい可憐な花です。 -
陽光桜にメジロ
蜜が甘いんだろうなぁ -
青空にピンクの花が映えます。
-
ダンコウバイ(檀香梅)
種子に強い香りが有り檀香梅と書く。葉も揉むとわずかに芳香がある。檀香はビャクダンの漢名で、材に香りがあるためとも言う。クスノキ科クロモジ属(wikipediaより) -
クロモジ(黒文字)
檀香梅と同じくクスノキ科クロモジ属。高級楊枝の材料。
黒文字の名は若枝の表面にでる斑紋を文字に見立てたものといわれる。これを削って楊枝を作る。特に根本に皮を残すのが上品とされる。
黒文字油は枝葉を蒸留して作る。現在はあまり使われないが、香料としてかつては化粧品、石鹸などに盛んに使われ、輸出もされた。(Wikipediaより)
いろいろ使える木なんですね。 -
ウスズミザクラ(薄墨桜)
山高神代桜(山梨)、三春の滝桜(福島)とならぶ日本三大桜のひとつ、根尾谷薄墨桜(岐阜)。
木が若いからか元気がありきれいでした。 -
薄墨桜は、つぼみ~咲初めは淡いピンク色で満開の頃には白くなり、最後は薄墨のようにグレーがかった色になるから名付けられたとのこと。種類としてはエドヒガン。
このくらいの色が私は好きですね。 -
ヒメコブシ
シデコブシ(幣辛夷、四手拳)の別名。モクレン科モクレン属
薄いピンク色できれい -
ベニコブシ(紅辛夷)
シデコブシの色が濃いもの。「べにこぶし」と名札がついていたけれど、ほとんどシデコブシと色が同じな気もします。 -
リョクガクザクラ(緑萼桜)
そのまんま萼が緑色の桜です。 -
ゲンカイツツジ(玄海躑躅)?
名札を写真に撮るのを忘れました。
結構大きな花できれいでした。 -
きれいだわ~
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モクレン(木蓮)
写真では分かりにくいですが、ものすごく大きな花でした。 -
キバナカタクリ(黄花片栗)
北米原産の洋種カタクリ。3000株くらい植えられているらしいのですが、まだ時期では無かったようで、これ一本だけ咲いていました。背丈も大きくて30cm以上はありました。 -
カタクリのアルビノ
遺伝子疾患による色素欠乏で白くなるので、白変種の白花カタクリとは別ものらしいです。 -
ニリンソウ(二輪草)
一輪しか咲かなかったり三輪咲くこともあるようです。この花をみると春って気がします。 -
金魚椿
葉が金魚のような形をしてます。TVで見ましたが実物を見るのは初めて。花は咲いていませんでした。 -
金魚の尾ひれの部分は、元の葉から茎のようなものが伸びてつながっています。
どうしてこうなったのか自然の不思議。 -
ユスラウメ(梅桃、山桜桃梅)
きれいな上に、花の後はさくらんぼのような実がなって美味しいそうです。 -
ムラサキハナナ(紫花菜)
群生していると紫がきれいです。
和名はオオアラセイトウ(大紫羅欄花)と言うそうですが覚えられそうにないです。 -
アズマイチゲ(東一華)
キクザキイチゲと似てますが花びらが少し太くて葉も少し違います。 -
白花カタクリ
数万本に1本の確率で現れるらしい珍しいカタクリとのこと。
アルビノとは違って疾患で色素が無い訳ではなく、正常な状態で白い花を咲かせるそうです。
何にしてもきれいですが、写真撮るのも並ぶ程の人気っぷりでした。 -
キクザキイチゲ(菊咲一華)
紫色があるのは菊咲イチゲだけなんだそうです。
テッセンのようできれい。全然小さいですけど。 -
キクザキイチゲ
こちらは白い花。紫も白もきれいです。 -
ユキワリイチゲ(雪割一華)
何か花の色が違うイチゲだな、と思ったら葉に班が入っていましたので、雪割イチゲでした。 -
シラネアオイ(白根葵)
まだ発芽したところですね… 白根山以外ではあんまり見られない花なので見たかったなぁ -
コシノコバイモ(越の小貝母)
越とつくので北陸地方に多いようです。
バイモ草よりもかなり小さくて10cm位。上に葉が広がっていてかわいいです。 -
山の上からまたカタクリ群生地に戻ってきましたが、午後の日差しがかかって最初とはまた違った感じできれいでした。
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調子に乗って撮りまくりました。
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イチゲとカタクリ
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満開だわ~
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真ん中の模様が何か好きです。
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カタクリ群生エリアは大きなカメラの人がたくさん陣取っていて、いいポイントには近寄れなかったです。平日なのに。
それでも十分楽しめましたが。 -
ヨゴレネコノメ(汚猫の目)
ネコノメソウと言えば裏高尾の日影林道のハナネコノメがきれいだったけれど、こちらも地味ですが春によく見かけるかわいい花です。ヨゴレとか名前に付けてあげないで欲しい… -
白っぽいショウジョウバカマ
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やたら大きかったショウジョウバカマ
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フキノトウ(蕗の薹)
花咲きそう。早春の頃は短い。 -
シキミ(樒、櫁、梻 )
花や葉、実、さらに根から茎にいたるまでの全てが毒成分を含むそうです。身近な植物にも有毒なものって多いです。 -
コブシ(辛夷)
これは園から見えた別の家の木ですが、あまりにも大きくて立派だったので。 -
こんなに満開の辛夷を見られてうれしいです。
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カタクリの里が楽しすぎて気づいたら3時間以上経っていました。
ここからは草戸山経由のハイキングで高尾山口駅まで歩きます。地図によると2時間10分の道のりです。
ハイキングコースの入口へはカタクリの里の出口を出たら目の前の道を渡ってまっすぐ進んだ突き当りです。 -
近くの畑もいろいろ花が咲いています。
これはニワウメ(庭梅)かな? -
カレンデュラ(キンセンカ)
これもたくさん咲いていてかわいかったです。 -
小川(用水路?)に「ほたるの里」の看板が
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ホタル、見てみたいです。
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ここからハイキング入口です。
少し登ります。 -
ハイキング道はこんな感じでなだらか。
広いってほどではないですが歩きやすいです。 -
ときどき城跡の看板があります。
痕跡は見た目に全く分かりません。 -
ウグイスカグラ(鶯神楽)
長いことカグラじゃなくてカズラだと思い込んでました… -
評議原
ベンチがあって休憩所になってます。 -
これから城山湖を超えて草戸山に向かいます。
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山桜が残っていました。
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結構大きな木でした。
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気持ちのいいハイキングコースです。
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何コレ? タケノコ(笹)っぽい…
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と思ったらマムシグサでした。
生えてくる時は笹みたいな感じなんですね。 -
センボンヤリ(千本槍)
ひっそり咲いていました。 -
うわー…すごい階段。
金刀比羅神社の階段です。 -
でも、横に女坂的な斜面があるので、階段嫌いな母はそちらから登ってました。
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金刀比羅神社
草戸山ハイキングコースはここを登らず右側へ進んでダム(城山湖)を渡ります。
女坂的な道から登った場合はそのまま直進です。 -
しかし、よく分からなくてうっかり上に登ってしまいました…
あせび(馬酔木)咲いてる~とか言いながら。 -
景色はよかったです。
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ヤブツバキも咲いていました。
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で、坂を登りきったところにあったのは
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航空神社
太平洋戦争中にこの付近に墜落してしまった戦闘機の搭乗員を慰霊してます。 -
上は展望台のようになっていて城山湖がよく見えました。
が、ここからハイキングコースには降りられないので、道なりに階段下りたら左側に進んで金刀比羅神社まで戻らないといけません。これがよく分からなくてしばらくこの辺りをうろうろしてしまいました。 -
やっとハイキングコースへ。
ダムの上を渡り、道なりに進むとまた山道に入ります。 -
アップダウンを何度か繰り返すと草戸山に到着です。
途中熟年ハイカーに何人かすれ違いました。程よい長さのコースなのであんまり体力無い人にもいいのかも。 -
草戸山の展望台。登ると城山湖の景色がよく見えます。
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途中の分岐
いろんな所へアクセスできる分間違える可能性も高いです。とりあえず四辻方面へ。 -
時々ちょっと急な登りや降りがあります。
うちの母は結構きつそうでした。
城山側から来るより高尾山口から来る方が下りがちょっと急かな、という印象です。
元気な人にはどちらも簡単だと思いますが。 -
さらにアップダウンを何度も繰り返して、四辻に着きました。
ここから高尾山口駅までは1kmきってます。
高尾山口への看板はこの写真では草戸峠のちょうど下に隠れています。高尾駅へ行ってしまうと少し遠いので間違えないように注意。 -
途中道に迷ったのと母の歩みが遅いので、2時間強のコースになんと4時間近くかかりました…
暗くなりそうでヒヤヒヤしましたが無事に駅に着けてよかったです。
薄暗くなった駅前に咲く桜がぼんやりと明るくて、駅に着いた安心感と相まってとてもきれいに感じました。 -
きれいになった高尾山口駅
とにかく無事に到着出来てよかった!
母も歩けたことをとても喜んでいました。
うちの母のように体力無い人の場合は先にカタクリの里に行った方がいいと思います。
疲れ果ててカタクリ見ても楽しさ半減ですし、何時に到着できるか分からないので。
それにしても、かたくりの里は素晴らしかった!!
またぜひ行きたいです。
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