今年2度目のバンコク里帰り Part 5 - アンパワー水上マーケット

2015/07/20 - 2015/07/29

日本で入籍を終え、ワイフの本国でも入籍手続きをする。って言う体で休暇を頂戴しタイに飛びます！

ワイフ実家の皆さまも気を使って頂き、観光的な所とかに連れて行ってくれたりしましたが、基本的に里帰りなのであまり旅行記としては面白くない部類になっちゃうかも…。そこは何卒ご容赦を（笑）

【日程表】
7月20日
　成田→伊丹→関空を移動
7月21日
　関空→バンコクを移動
7月22日
　結婚式場の見学
7月23日
　バンコク町ブラ
7月24日
　バンコク町ブラ　←イマココ★
7月25日
　アンパワー水上マーケット　←イマココ★
　ナコンパトム
7月26日
　バンコク町ブラ
7月27日
　バンコク町ブラ
7月28日
　バンコク町ブラ
7月29日
　バンコク→羽田を移動

こうやって見ると完全に町ブラしかしてない（笑）
まぁその分ゆっくりとした時間を満喫していたって言う事で。見れば見るほど「旅行記」と言うより里帰りの日記にしかならん自分の備忘録で傍から見たら面白くない内容になりそうですね…。
まぁいいや、さぁ行ってみよう！

エリア ナコーン・パトム(タイ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

昼過ぎワイフ実家でゴロゴロしていたら皆に「出かけようぜ！」と声を掛けられ、行先もイマイチ解らないままカメラと財布と携帯を持って車に飛び乗ります。

ちなみにこちらはバンコクのクロングプレム刑務所。
残念ながらここのスポット情報はないので、刑務所の真向かいにあるホテルをタグ付け。
調べてみたらこちらのホテルの説明…
「ビジネス出張と観光のどちらにも最適なロケーションです。」「ご宿泊のお客様はクロンプレム刑務所（中略）のような人気観光地へ簡単にアクセスできます。」
とってもカオスなホテルです。

サイアム パラダイス ホテル ホテル

チャオプラヤー川を超えていますのでどうやら西に向かっているようです。
話しを総合するとどうもマーケットに行くらしいのですが、私は助手席、ワイフは最後部に座っているので詳細を聞くに聞けません。
地名のアンパワーと聞いてもピンとこないし、運転している伯父さんはタイ語ジョーク連発で英語全く不可だし…。

どうやらクルワクルームーと言うお店の様です。
Google Mapで現在地を見た時はタイ語でしか店名が出てこないので、ほぼノーヒント。

メークロン川 (メークローン川) 滝・河川・湖

どうやらシーフードを食べさせるお店のようですが、Google Mapでさえタイ語オンリーなお店、英語のメニュー等の便利グッズはないので皆さまにお任せ。
幸い「魚」とか「海老」とかの単語なら解るので、取りあえず頷いていたら大量に出てきました。

特に手前の海老の揚げ物は言わずもがな、その隣のイカがうまい！一番奥にあるのは貝？なんだか解りませんがどれもめちゃめちゃ旨いっす。

「アローイ」（おいしい）と連発しながら食べていたら伯母さんが「Salaamにとって不味いものはないのか」と笑われた。
ええ、基本的にタイ料理はなんでもうまいですよ！

この手前の魚は小骨が多いけどこれまた美味。
そしてその奥はプーパッポンカリー（蟹カレー）だったかプラームックパッポンカリー（烏賊カレー）か…。

バクバク食べていたら足りないと思われたのか追加。
さっきトムヤム的な辛いスープが出てきたばかりなのに、またスープが出てきました。

そりゃタイに来たら毎度体重増加して帰国するわな…。

レストランはメークローン川のほとりにあり、半水上。
河口まで2～3kmなので漁船がひっきりなしに往来しています。
ポンポンポンと音を立てながらずんぐりむっくりした漁船がかわいい。

メークローン…どこかで聞いた事あるなぁ…と思っていたのですが、そうだ思い出した！
線路ギリギリまで品物を並べて汽車が通る時だけ軒先を畳むサイケな市場だ！と思いワクワクしていました。

しかし実際に市場がある場所に来るとご覧の通り。
どうやら線路補修の為にギリギリ線路マーケットは閉鎖中の模様。

マジか…と思っていたらどうやら目的地はここではない様子。
線路を通り越してもどんどん北上します。

メークローン鉄道市場(タラード・ロム・フッブ) 市場

「アンパワーへようこそ！」どうやら到着した模様。

ナビを頼りに目的地まで車を進めますが、どうにもこうにも観光要素のなさそうな道を入り組んでいきます。
地元の方がいたので道を尋ねます。
「ナビを頼りにするとここに出ちゃうんだよね。まぁほとんどの人はもっと手前で何かがおかしいって気づくけどね。はっはっは！」

ってな事で辿り着きました。
アンパワー、なんだか結構活気づいています。
バンコクから100kmほど離れているのにこの活気、どうやら観光客が多そう？

おお！カブトガニ売ってる！
タイの沿岸部では結構見かけるようです。
ワイフ曰く「カブトガニの卵がうまいんだよ。」と。
そして「でも食べた後のオナラはヤバい」そうな。

食べてみたいけどオナラが臭くなるのは勘弁。
代わりにフルーツでも食べましょうか。
ランブータンの山積み。

にぎやかな市場だなぁと思っていたら川に出ました。
なるほど！水上マーケットだったんですね！

水上マーケットと言うと固定した家屋式店舗はないイメージでしたが、実際には運河の両側に多くの店舗が軒を連ねます。
そして、その間を昔ながらのスタイルで物を売る小舟が往来しています。

アムパワー水上マーケット 散歩・街歩き

周辺をグルッと一周してくれる船があるので乗りましょう。
義実家は、って言うかタイは大家族なので一艘貸し切り！

結構なスピードが出るのでなかなかスリリングです。
夫婦そろって、家族総出で大はしゃぎさせて頂きました。

川幅は結構広いですね。細かい支流や運河等々があちこちに張り巡らされている事を考えたらタイでは陸運より水運が主流であった事も納得。

運河の畔に巨大な黒い仏像が現れます。
その容姿から推察するに恐らく仏陀ではなく、近代タイ仏教の高僧であるプラモンコンテープニー師と思われます。
ので正確には仏像じゃなく僧像かな？

ちなみにこの僧侶は今でも多くのタイ人の尊敬を集めていて、お寺や一般家庭でもその写真を飾っている所、多いです。
調べてみたら「ワットバーンカポム」と言うお寺みたいですが、例によってタイ語表記ONLYだったので間違っていたらすいません！

河口近くですからね、漁船も多く停泊しています。
何が獲れるんだろ。
聞きたいけど、ワイフは「そんなの知らないよ」だし、漁師の方々はガチのタイ語ONLYだし、って事で潔く調査は断念。

陽が傾いてまいりました。
なんだか川上でボートに乗りながら夕陽を見る、前の年に行ったブラジル・マナウスでのアマゾン下りを思い出します。

【参考】
http://4travel.jp/travelogue/10899183
宣伝、宣伝（笑）

でもここはアマゾンじゃないから川岸の所で地元の方々は川遊びしております。
陽もだいぶ傾いているけど、飛び込んだりでめっちゃはしゃいでいます。

この他にも民家や外国人向けのホテルとかが川沿いに点在していますが、それぞれ雰囲気が違って面白い。
洗濯？しているオバちゃんがいたり、川遊びしている子供がいたり、ファアラン（白人）がビール飲んでまったりしていたり。

運河を遡って元のアンパワー水上マーケットに戻りましょう。
この辺りはまだ民家色が強い地域ですね。

元の所に戻ってきました。行き交う船も増えて活気に満ち溢れている！
いいね！やはり東南アジアはこのエネルギーがなきゃ！

アムパワー水上マーケット 散歩・街歩き

陸に上がって散策を続けましょう。
おお！水上マーケットっぽい！

炉端焼きとかで見られる掘返べらみたいなのを使って器用に陸上の方とお金や商品の受け渡しをしているのが面白い！
ずっと見ていて飽きませんが、何せすごい人出なのでゆっくり見るには体力が必要（笑）

アムパワー水上マーケット 散歩・街歩き

何も水上マーケットと言う名だから船上からの販売のみではありません。
陸上にも川沿いにも無数の店舗が密集しています。
むしろそっちの店舗数の方が多くてメイン。
カラフルなタイのお弁当箱が可愛いですが、40の声が聞こえるオッサンにパステルカラーの弁当箱は似合いません。

アムパワー水上マーケット 散歩・街歩き

中華系の方が多いのかな？
中国風提灯が飾られている店が多いです。下町っぽさが面白い。

20年ほど前、観光ツアーで別な水上マーケットに行きましたが、そっちは完全に外国人観光客仕様だったのに対して、こっちはタイ人観光客がメインっぽい。そしてある程度地元の人も実際に利用している風。
前言った方は名前が思い出せないですが、来るならこっちの方が面白いかな？

アムパワー水上マーケット 散歩・街歩き

飲食に特化したボート。
流石にこの辺りでは高速で走るボートはないけど、船が往来する度にユラユラ揺れる小舟。その上で器用に揚げ物をするオバちゃん。すげぇな。

アムパワー水上マーケット 散歩・街歩き

この雑然としたゴチャゴチャ感がいいですね！
恐らくタイ人なりの秩序はあるのでしょうが、統一美がすごいヨーロッパの古い町並みもいいですが、この統一感欠落故の美？の方が好きかも。
根っからのアジア人なんですかね、私。

アムパワー水上マーケット 散歩・街歩き

本格的に日も暮れてきたのでそろそろ帰りましょう…。

アムパワー水上マーケット 散歩・街歩き

って思っていたらバンコクじゃない所に到着。
聞けばナコーン・パトムって所だそうで。

やたらデカいパゴダが金色に光り輝きます。
なかなか暗い街の真ん中に突如そびえるパゴダは完全にジャコウ様率いる中央帝都そのものでは…。

ワット パトム チェーディー 寺院・教会

中央帝都と異なるのは電力をジャコウ様が独り占めしているのに対して、こちらでは電力は等しく民に行き渡っている事。
長々と北斗の拳的な例えをしても解らない方からクレームを受けそうなのでここいらで。

タイには5%位の割合でイスラム教徒がいるので、屋台でもハラル食が売られていますね。
クラスメイトに一人か二人はイスラム教徒がいる計算ですが、実際にはバンコクとか中心部より南部の方がイスラム人口は多いです。

ワット パトム チェーディー 寺院・教会

ワット・パトム・チェーディーの麓には大きな夜市街が広がっており、ここがナコーンパトム観光の目玉。
ここの夜市は食べ物系の屋台が大半を占めているのが特徴ですね。

中でも名物なのがアイスクリームを背面投げし、子供にキャッチさせるパフォーマンスをするおっちゃんが大人気。
上手い事説明できないので、困った時のYoutubeに動画をアップしました。

https://www.youtube.com/watch?v=bgAmJvRORBE

日本のたこ焼きみたいな型を使っていますが、中身はココナッツフレーバーの生地。
『カノム・クロック』と言うタイの国民的なお菓子。
ココナッツ味のベビーカステラのしっとりしたの、って感じでしょうか。

帰り際に見つけたタイ建築様式を用いた軽トラ。
家族に置いて行かれては困るので何を売っているかまでは確認できず。

バンコクに戻ってまいりました。
近所のセブンイレブンでビールを買い込みます。

店員さんは金髪にバッチリメイクのギャル。
社員証の顔写真は中学校の頃と思われるが、とっても真面目そうな…少年が写っておりました。

Thailand Only…

パホンヨーティン駅 駅